2016/09/02

ドラマ「火花」感想

(特にネタバレはないです)





6月28日
@tomosakataサカタ@カナダ@tomosakata

奥様がどこからか評判を聞きつけて来て、「火花 - Spark」の1話を家族で見た。1話は又吉青年の日常をカメラが追う感じでストーリーも特になく、ただ写る日本の風景にみなであーとなつかしさのうめき声をあげる。字幕が非常に読みにくい。漫才のネタをうまく英訳できてもいなかったが、あまり面白くない漫才だというのは伝わってた(笑)。



Netflix「火花」1話はまだそんなに面白くなく、ただ映像(日本の日常風景)と音楽がとてもいい。奥様は花火大会の案内嬢の声に、「イベント案内は日本中必ずあの同じ女の子の声よね」と笑っていた。駅のアナウンスもいつも同じ人だよねと娘。


6月29日

@tomosakata

#火花 第二話、物語がようやくゴトンと動き出す。いい感じになってきた。娘はスローな展開にややじれているのだが、「東京に住みたいな」と言い出した。絵がいいんだよね。あの夢見る若者たちが暮らす吉祥寺や中央沿線のゆるい都会風景が、暮らしてみたいと思わせるのだろう。俺も今でも思うもん。

見てる途中で奥様がポーズして、「日本の若者はカナダの若者より生き易いのではないか」などという議論を始めた。主人公のプライドの持ちどころが北米の青少年とは違うと。控えめ・謙虚・先輩リスペクトがカッコ悪くないのは日本のいいところだと。なるほど。主人公林遣都くん大好評です。

去年日本に行った時に、TVで活躍し本屋にも写真があふれている又吉を娘は日本のコメディアンとして唯一認識し気に入っていたので、このドラマの主人公があの又吉だとわかり喜んでいる。控えめ・謙虚・先輩リスペクトがいいよね。

6月30日


#火花 第三話。この話のテーマはいつ主人公徳永が面白くなるか、つまり覚醒だなと皆で笑う。だって漫才が面白くなってこないんだもん(笑)。クレイジーな師匠との絡みも笑いどころが不明なのだが、門脇麦ちゃんが出てきてそこは一気にいい感じになってきた。

井の頭のアパートに住み、やりたいことをやってしがみつくように東京でバイト暮らしというのは俺のバンド人生と完全に同じなので、このドラマを見ているといろいろと思い出話が出てくる。それを話すと娘と奥様が目を輝かせて聞いてくれる。ウケないライブのあとの気持ちとか、いくらでも話せるんだよな。



ドラマ #火花 は主人公たちにいわく言いがたい妙味があって楽しいが、漫才師という題材は外国人にはわかりにくい。字幕では Manzai artistと訳されており、日本ではミュージシャンと並ぶほどのポップスターなのだと家族に説明しながら見ているが、肝心の漫才が序盤まったく面白くない設定なので人気を説明しにくい(笑)。


7月2日
@tomosakata

#火花 第四話徳永の面白さがじわじわと広がっていく。何かの火花がすぐそこまでやってきている。これまででベストの回。面白くなってきた。途中で止めて、「徳永(又吉)は今でもこんな感じで、ギャグを言ったりするわけではなくそこにいるとなんだか面白いという人なのだ」と家族に説明した。

「去年の夏日本にいた時、芸人が短編映画を作り一般外国人に見せてどれが面白いか選んでもらうという番組があって、それで勝ったのが彼だったんだよ」というと、奥様もそれを覚えていた。「あー! 血だらけのシャツのやつ?」。そうそう。あれが徳永(又吉)だったのだよ。

#火花 には「まれ」の高志が出てくる。吉祥寺の街角にギターケースを置いて歌う彼と主人公との交流がある。高志の歌は音楽というには原始的すぎるが『見てくださいとこれがぼくという鉛筆の芯なんです』みたいな直球なので、字幕の歌詞とともに英語視聴者にも伝わるものがあるなと思った。

この物語全体が鉛筆の芯みたいな話で、徳永の木の軸が少しずつガリガリと削られ芯が顔を覗かせている。そこがとてもスリリングなのだ。



#火花 の映像はとても美しい。気弱で視線泳ぐ徳永の視界に呼応するのか被写界深度が浅く、幻想的。娘もカメラワークが特徴的だと気がついて、「カメラが長回しで人物たちと歩くのがいい」と言っていた。四話でいとしこいしの漫才から連なるシーンは、ぞくぞくするほど美しかった。

7月7日


#火花 五話オーディション、六話単独ライブ。この物語に神谷がいなければ普通に感動的な徳永のサクセスストーリーとなりそうなのに、いつも二人の禅問答に戻ってしまい俺たちは??となる。なので神谷とはいつか何かを徳永に起こす啓示的な存在なのだろうと思っていた。



しかしこのあたりで徳永つまり又吉はわけもなく神谷が好きで、それを描きたかったのだろうと思えてきた。記憶に残るシーンを淡々と描いているんだろう。楽しい記憶も、当人にしか笑えない記憶も、切なさが伝わる記憶もある。そう思うと俺の肩の力が抜け、徳永だけでなく神谷も少し好きになってきた。

いま五話を見返していると娘がやってきて一緒に見始めた。「よく意味わかんないよねこのストーリー」というと、「だけどそこがいい」と言ってました。出てる人がみなかわいいしね。事務所女性(徒歩7分のあの人)が特にいい。この3人最高。



7月12日



#火花 7話。オンエアバトルとは何かを家族に説明しつつ見る。娘は途中で映像を止め「緊張する」と笑う。全員この回には唸りました。神谷への愛とリスペクトが俺の中にも育っていく。音楽がいいなあ、オカモトズなんだテーマソングは。オープニング曲も誰なのか知りたい。


ふと気がつくと、今日本語TVドラマは真田丸と朝ドラしか見ていない。なにか日本ドラマの谷間の時期なんだろうか。数日おきにみんなで「火花」を楽しんでいるけれど。娘は #火花 を見ると「日本へ帰りたくなる」と郷愁をつよく訴える。カナダ育ちの彼女をもそんな気持ちにする映像なんだよね。

7月17日


@tomosakata

#火花 8話。人気者の世界へと泳ぎ出していく徳永と神谷が遠くなっていくというか、分かれていくに決まっている二つの河を無理に交差させようとするような哀しみが描かれる。徳永の表情だけを写した何分にも渡る長回しに、耐え切れず奥様がうめき声を上げた。つらい。

7月31日


#火花 9話。見終わると神谷のような性格の奥様が、「このままだとダウナーやんけ。次見るでー」という。いやちょっと(笑)。俺は徳永みたいな弱々野郎なので、1回1回じっくり消化したい。でないと次を見れない。次は最終回なわけだし。切なし。

オープニングでよくかかるスローなG/C(Am?)曲のインスト版がかかった。ということはこのドラマのオリジナル曲だとクレジットを止め調べた。I See Reflections in Your Eyes 木戸やすひろ。このドラマの映像とセンチメントにピタリと合った、すばらしい曲だ。



8月29日
@tomosakata


俺が長年暮らした井の頭が思いっきり出てきたNetflixドラマ #火花 は、最終回だけを残して見るのをひと月中断している。あれを見るとすごく心が揺れるので、心身ともに整った状態で見たいというか。

9月1日


#火花 10話。ついに今宵、家族全員で満を持して最終回を見る。この回のスパークスの漫才は、字幕を通して味わう奥様をも感動させるデキだった。初期のぎこちなく面白くないやつからこの至高の一本まで、彼らはManzai Artist(漫才師の字幕訳)として見る者の気持ちを揺さぶってくれた。

そして今回も徳永が神谷に、「なにしてんねん」と呆れつぶやく。字幕にWhat are you doingと出る。そうとしか言いようがない神谷という男。



神谷を見つめる徳永の顔に、あの美しいテーマソングが静かに流れる。「この歌、とても好き」と奥様と娘がつぶやいた。初回冒頭から記憶に残るベルベット・アンダーグラウンドのような劇中曲、I See Reflections in Your Eyes。「なぜだか分からない。俺はまたやりすぎちまった」という、神谷の独白のような歌詞。

全体を通して、ジョン・レノン「ダブル・ファンタジー」みたいなドラマだった。神谷はあのアルバムのヨーコの曲みたいな存在である。神谷ヨーコは理解に苦しむが、ジョン徳永の神谷への想いはとても美しく詩的で、心揺さぶられる。それが夜空に光る火花、スパーク。

2016/08/27

踊る夏のレディーズ ‐ スティーブ・ミラー・バンド



毎年恒例、夏の終わりの PNE サマーフェス。園内の演し物は年々劣化し今年は5人組ディキシーランド・ジャズバンドくらいしか楽しめるものはなかった。小さな子連れならばまだ楽しいだろうが、昼間だけなら来る価値ももはや感じない。この熱意ない恐竜展示なんかが典型的な近年の PNE。

だがお目当ては夜のコンサートで、今年は奥様の希望でスティーブ・ミラー・バンドとなった。スティーブ・ミラー・バンドというのは日本じゃそんなにヒットもないと思うが、アメリカ・カナダでの人気はすごかったそうで、クラシックロックラジオ局では毎日彼の曲がかかる。なので俺も半分以上曲を知っていた。観客は全曲歌いまくってました。

この曲なんか日本の人も知ってるんじゃないかと思う。ドゥービー・ブラザーズと同時代な感じの、乾いたギターとバスっとドラムの音、流麗なメロディのアメリカンロックバンド。Oh, oh big ol' jet airliner. Don't carry me too far away. Oh, oh big ol' jet airliner. 'Cause it's here that I've got to stay.

 
スティーブ・ミラー・バンド - Jet Airliner

俺はこういう純正アメリカンロックは乾いていてお肌に合わないのだが、ギターとピアノがうまくていいバンドだった。去年のビーチボーイズは実際はマイク・ラブ爺&腕利きサポーターズだったのだが、あまりにもビーチボーイズの曲がいいので俺は感動した。今年は奥様がそういう状態だったのだと思う。



米カのロッカーはしあわせ者だと俺は思っていた。全盛期にヒット曲があれば、こうしてあちこちのフェスを回って生活していける。そして人を集めるのは往年の懐メロ遺産だが、演奏は遺産ではなく現時点の努力と才能のたまものである。スティーブ・ミラーは声も出るしギタープレイも冴え、キーボードなんかとんでもない凄腕で、こんなうまいメンバーを維持しこのクオリティの音を出しているんだから、現代のハイクオリティプロダクトなのである。いいものを作っていると感じながら暮らしていけるだろう。

うちの娘のように親に連れられやってきてる若者たちも、あー知ってるという感じで体を揺らしていた。ステージ真ん前では熱心なお母様がたビール片手に踊りまくっていて、それをカメラが捉えスクリーンに流していた。髪を振り乱し楽しむ女性たちって、いくつになってもコンサートの華だなと思った。俺は曲はそんなに楽しめなかったが、奥様を含めそういう踊る夏の女性たちを楽しむ夕べでした。

2016/08/16

Googleフォトの謎が解けた

いろいろと実験して【Google フォト】のシェアの概念がやっとわかり、家族用の共有アルバムを作り俺と娘がそれぞれよさげな写真を放り込んで行くことにした。Google フォトというのは写真ブラウザに比べたら快適性に劣るしバックアップとしても非力だが(フォルダ構造を保持してくれないのでクラウド→PC への復元ができない)、これは写真と動画共有に特化したクラウドなわけである。




それぞれのスマホや PC から自動で吸い上げられた写真は、クラウド倉庫に無造作にどさっと置かれている。それをシェアしろと子供らに命じると、彼らのスマホに集積されるばかりでこれまで親の目には入ることはなかったいい写真がズバババと共有アルバムに入ってくるわけ。




こんないい写真があったのに俺たちに送って来なかったのかよと今更ながら呆れるが、いまどきのティーンはメールやLINEのアタッチメン トはめんどくさくてやってくれない。選んで[シェア]だけならやってくれるし、手順としても添付ファイルなんかよりずっとスマートだよな。




というわけで週末親戚とウィスラーに行ったとき娘が撮った写真がもらえました。それをこうして Googleフォトから直でブログに貼り付けることもできる。

さらにもうひとつ。よほど大きな解像度でない限り動画も無限にアップでき、スマホでその動画を Youtube みたいにストリーム視聴できる。これは実にステキな感じがする。いまどき家族で一つの PC を囲み家族写真や動画を見る機会はなかなかないのだが、子供の昔のビデオをほらこんなのがあったよと本人に見せてやれたりするのだ。

あとアップした写真はまめにアルバムを作らない限り時間昇順のベタ表示なので閲覧性が低いのだが、スクロールバーで○年前にとかに飛ぶという操作になるのでランダム性が非常に高く、おかげで何年も目にしてなかった懐かしい写真が目に飛び込んでくる。これも面白い。 (追記:検索ボックスにたとえば 2005 10 と入れると、2005年10月の写真を抽出表示してくれると判明。もれなく全写真がヒットしているかは不明だが)

Google のサービスは変人でオタクな人らが作ってるのでどれも構造と概念が新奇で説明が足りずわかりにくいのだが、意図がわかるとなるほどです。娘がウィスラーに持って行ったカメラは10年落ちのキャノンPowershot A530。まだまだスマホには負けないいい写真を撮ってくる。

しかしまだ完全に仕組みがわかったわけではなく、あちこち動作にバグも多そうで問い合わせ中(友だちの写真を自分の Google フォトにコピーできる [ライブラリに追加] 機能に、小さなサイズでコピーされてしまうという明らかなバグがある)。→【解決】[ライブラリに追加] はいったん小さな解像度で簡易コピーし、あとからオリジナルと同じサイズが生成されると判明。

2016/08/12

【リオ 2016】カナダもオリンピック三昧



【リオ 2016】オリンピック陸上が始まった。ここから後半戦なんだろうな。陸上が始まると、女子中距離や高飛び選手の美しさに目がくらむ。たまたま見かけた高飛びでこの人に目が釘付けになった。美しい。イングランドのカタリナさん。…がんばって…跳んで…イエーイ。




カナダTVの放送はおそらく公式国際英語放送だと思うのだが、どの競技も詳しそうなアナと解説がフェアに格調高く語ってくれていて、美の前にはわれらみな等しく幸福だ的なありがたさを感じて胸が熱くなる。北米で人気がなさそうな競技、たとえば卓球などは解説が英国人なことが多い。英国人のマニアックな気質が、そういうマイナー競技を掘り下げて解説するのに向くのかもなーという気がする。


カタリナさんは2位でした。頑張った。



カナダはかつてオリンピック中継の量が日本よりずっと少なかったんだけど、今回からシステムががらりと変わって、ネットでほとんどの種目が見れるようになった。カナダにきて最初の96年アトランタ五輪はサッカー放送がなく、日本ブラジル戦を求めバイクでバンクーバーのスポーツバー7軒を駆け巡ったのであった。

結局見れず腑抜けのようになって帰りネットの文字だけのオリンピック速報で「日本 1‐ブラジル0」と見た時の気持ちといったらもう、うれしいやら悲しいやら。あれから20年、いい時代になりました。

今回男子サッカー日本代表の試合はそのネットの動画で全部見れたわけである。日本のパスワークは大したものだなと驚いた。4年前は清武たちのオープンなカウンターの速さに驚いたけど、このチームは中盤の混雑からパスで抜け出すアイデアと確実性が光る。攻守切り替えが速く面白いのでブラジルの会場も盛り上がっていた。こんなにいいチームなのにミスでポイントを落とし、勝ち進めなかったのは実にもったいないが、まあ一発勝負なので致し方なし。



体操や柔道もカナダで初めて見れた。【男子体操個人総合】の内村とベルニャエフ選手の得点差が出た瞬間、カナダ解説が「――1/10点差! 信じられない。これはぼくが見た体操個人総合のベストな決勝ですよ。最後の最後の演技で決まるなんて久しく見たことがない。この二人の若者は戦士です。こ のどちらもが、チャンピオンです」とめっちゃ熱くなっていた。すばらしい試合だった。

銅メダルを取った英国の選手は試合直後のフロアインタビューで、「内村の最後のアレ(鉄棒演技)はもうクレイジー(すげえ)としか言いようがない」的なことを言って笑っていた。競技者っていいなあ。柔道の銅メダル選手も笑ってほしい。◆

2016/08/09

【カメラ日記】水面から見た光



うちの奥様は競技用の喫水の浅いマジなボートを毎週に漕ぎに行ってるのですが、娘も仲間に引き入れようと「ティーン用講習」というものを受けさせました。集まったティーン3人がどれもなんだかおしゃれで、マジメにスポーツをやる気なさげ(笑)。みんな親にやってこいと送られてきたのかもしれない。







 ともあれこの講習をパスした娘を奥様が二人用ボートに載せて海へ連れ出すと、ボート漕ぎはあまりやる気がなかった娘ですが光を読み取りいい写真を撮ってきました。奥様が撮ってくる自分と仲間だけニコニコ写ってるセルフィーとは違うな。

2016/08/05

夏休みとオリンピックの思い出

Rio オリンピックが始まるよと、娘がすかさず iPod に公式アプリを入れている。種目だけじゃなく選手名で競技結果等の通知を設定できるそうで、「あの日本女子柔道のすごい人名前なんだっけ」と聞いてきた。 あー、えーと松本薫さんだ。よくあの人のこと覚えてたな。4年前はどこで見たんだっけ、ああ日本のおばあちゃんちだ。

 「そうだ、おばあちゃんのところでジュードー見たんだよね!」



そうだそうだ。4年前の夏を思い出すね。うちは3~4年に一度夏休みに日本へ行くので、W杯やオリンピックと重なることが多い。俺は目覚ましで起きて夜中におばあちゃんとサッカー男子女子を見てたなあ。なつかしい。


関連記事【2012日本滞在記3】思い出が宿る野山

【開会式】自転車さん→ 一輪挿しの草を持った子供→ 選手団→ わてら陽気な楽団ズといろいろおまけがついて、この入場式はカワイイなあ。

サンパウロにいて開会式に出られないカナダサッカー女子代表が、開会式のチームカナダ入場に合わせてホテルの廊下で行進してた(笑)。カナダってほんと無邪気でカワイイ。

カナダオリンピックチームのカワイイは毎回いろいろあって、バンクーバーのときは極秘のうちに製氷係に命じて、ホッケーのリンク中央にカナダ1ドル硬貨をお守りとして埋め込んでいたというのがある。そしてそれを必死に隠していたという。バレてもどうということはないと思う(笑)。

閉会式のときは、カナダオリンピックチームの誰かが必ず巨大なメイプルリーフ国旗を持ち込んでいる。だんだん決まりが厳しくなって持ち物チェックがあったりするので、持ち込みにいろいろ苦労してるとか後から明かされる。バレてもどうということはないと思う(笑)。◆

2016/07/23

子供たちの夏休み




夏休みの旅行、今年は親戚みなでバンクーバー島に行ってきました。うちに長いこと住んでた居候MK青年のガールズはいま5歳と3歳。めっちゃかわいいけれど、おんぶをしたりすねて泣くのをなだめたり、世話をしてるとやはり疲れますね(笑)。しかしそういう感じもなつかしい。



島ではトモ一家がモーテルの2階、直下にMKたちが泊まっていて、ガールズが毎朝娘のところに来襲してきて楽しかったです。寝るときも朝起きてもイトコがそこにいて遊べるうれしさって、俺にも奥様にもそれぞれに覚えのある最高の夏休み体験です。私は子供の頃親戚キッズが夏に宿泊させてもらった信州湯田中の上林温泉ホテルを思い出して、奥様にその思い出を話したりしていました。温水プール、虫取り、釣り堀、ゲームセンター、卓球台…なんでもあったな、あのホテルには。◆




2016/07/18

市民農園のかわいい姉弟



今日市民農園でかわいらしい姉弟を見かけた。二人は英語で話していたが、遠くから聞こえてくるお母さんのやさしそうな声は日本語だった。



農園で奥様の草取り手伝いをしたあとはいつも、ぶらぶら歩いて写真を撮る。ツバメは撮れるのだが、ハミングバードは速くて動きがランダムでまったく補足できない。止まってるところは撮れても、あのブーンブーンという独特の羽音(そのブンブン音をハムという)で飛んでる姿はピンぼけばかり。



花曇りだったのでホワイトバランスを曇にしておいたのだが、帰ってモニターで見ると緑かぶりでひどい色になっていた。編集ソフトでバランスをブルー側に振ると透明感が出て自然になった。オリンパス PEN E-PM1 はもともと赤が膨張しやすいのだが、緑もその傾向がある。カメラのホワイトバランスであらかじめ赤と緑を落としておこう。

2016/07/15

初めての自転車ロードレース撮影



今日なんとうちの地元で自転車レースをやってると知り、カメラを持って見に行ってきた。ロードサイドのお客に聞くとプロが出る州選手権らしい。そんなレースがうちの町に来るとはすごい。カッコいー!



知ってる選手がいるわけでもないので競技としての面白さまではわからなかったけども、望遠レンズの鼻先を自転車が高速でかすめていく自転車レースは実にかっこよかった。憧れる。



しかし何百枚も写真を撮ったのだが、構図・フォーカス等すべてが決まったものは1枚もなく、自分のスポーツ写真才能のなさに笑ってしまった。ブレ防止機構をカットしないと流し撮りはできない(補正がかかりヘロヘロになる)と気づき、ISO を上げてシャッタースピードをあげればいいのだと気づくのに 150 枚くらいかかったです。

周りで写真を撮ってるのはでかいレンズをつけたフルサイズの一眼おじさんばかりで、ファインダーなしミラーレスじゃやっぱりスポーツは厳しいんだろうな。どこにフォーカスが合ってるのか見ながら撮れないもんね。まあこういう試行錯誤だけで十分楽しいからいいのです。

2016/07/06

Japanese as a Second Language


夏休み中何か勉強せよと言われた娘16歳が日本語12(高校4年用)を習うといい、カナダ人向けの日本語なんて簡単すぎるだろプハハと笑いつつ課題を見たら、レベルが高いので衝撃を受けた。カナダの子供は授業だけでこれができるようになるのか!

カリキュラムを見ると日本語は小5~高4(グレード5~12)の8年習うらしい。私たちは高3時点の英語で仮定法を使いこなすこのレベルに達していただろうか。A)達していれば→B)苦労はないですよ。

驚いて教師の奥様に報告すると、「英語圏の外国語教育はESLの膨大な知見を元に作られよくできてるんだろう。ムスメが日本語学校でやってた課題には言語教育学的ベースが感じられなかった」という。たしかに。日本の小学校の国語を週1授業でやってたんだもんな。内容薄く非実際的だった。

漢字ドリルと文章読解が主のカナダ日本語学校では漢字の習得にどえらい時間と労力が消費され、まったく実際的ではないと俺はいつも嘆いていたのだが、ここまで実用性に差があったのか。情けなし。日本の英語教育が遅々として進まないのも根っこは同じで、カリキュラムが純和風だからだろうなあ。◆