2014/02/28

日記「フィギュアの難しさ(男子)」


「携帯最強入力POBOX発見」「氷のハート」「ボーナンザ2P戦研究」「LINE 天国」「決死の LINE 通信」「16年前の長野からずっと」「スノーボード新人類」「冬の散歩道」

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■14/01/24(金) □ 携帯最強入力POBOX発見
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最強日本語予測変換入力ツール、POBOX のアンドロイド用 が見つかった。Palm 時代から POBOX を採用しているソニーは、自社 Android 機 Xperia にも当然搭載しているのだった。知らなかった。なんと指でひらがなをサササと高速に書いて入力でき、そこに超強力予測変換がかかる。これはスゴイ。俺は今これを思いつくままのフルスピードで書いている。漢字は入力できないが、Pocket PC/Windows Mobile のペン入力を超えるひらがな認識の強さと、Google 日本語入力を超える予測変換の強さを兼ね備えている。これは携帯端末史上最強だろう。ありがたやありがたや。

 POBOX@Android が Google 日本語入力より優れているのは、サササと手書き走り書きでストレスフリーに書ける(手書きひらがなはたとえば前を向いて歩きながらでも書ける)ことに加え、入力履歴を学習しユーザーが使う語を高精度で予測してくれることで、例えばこのパラグラフを書いた後は

「に」→「入力」「履歴」「を」「学習し」「入力した」「語の」「次に」「来そう」……

 と、候補を選択するだけで入力せずに同一センテンスを書けてしまう。これは10年以上前の Palm/Pocket PC 時代に完成した快感エンジンで、日本の携帯はおそらくみなこうなってるんだろうが、なんでデスクトップ機ではいつまで経ってもこれが実現しないのかと思う。

 予測エンジンは昔と同じだが、さすがメーカー製で辞書や活用・送り仮名判断が当然賢く速くなっている。POBOX 作者様が個人で作っていた頃は辞書の語彙が少なく、出てこない単語があるたびに個々のユーザーが登録していたのだが、不足単語は見当たらないし活用形もすらすら候補に出てくる。このあたりは日本の携帯で長年使われ鍛えられたのだろう。

 ついに Pocket PC に追いついたなあ。ペン入力が消えた今、この速さで打てる携帯機器は他にないだろう。Android での画面キーボードポチポチではストレスがありすぎて絶対にもの書きは無理で、スマホ移行後は出先で書き物をすることはほとんどしなくなっていたのだが、これで立ったままでもバババと書ける環境が戻ってきたぜ。長い待ちの日々であった。ありがとうございます POBOX 作者様。

【注】ダウンロードできる POBOX は単語登録一括登録にバグがある。一括登録メニューの My Word Japanese と My Word English 選択ボックスが逆になっており、My Word English を選択すると日本単語ファイル JPNUserDict.txt が読み込まれ登録される。さらに JPNUserDict.txt 内で読み書きとも同じ単語が重複していると、何もメッセージを表示せずインポートに失敗する。ここでえらいハマった。


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■14/01/29(水) □ 氷のハート
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 萌中学にしばらく前日本からの転校生があり、萌は張り切って日本語で話しかけていたのだがなぜか彼は照れて日本語を話さなかったらしい。まあとつぜん英語環境に飛び込んでいろいろと複雑な思いがあるのかもねと言っていたのだが、最近ついに日本語で話をしてくれるようになったという。

「それはよかった、萌が彼のフローズンハートを優しさで溶かしたのだよ」
「うーなんか cheesy(安っぽい言い方)!」
「なにいってんだ、Jpop はみんなこうだぞ。フローズンで壊れた彼のハートを素直に桜で翼を広げるんだ!」
「うー gross(キモい)!」


 カナダのティーンは Jpop 系日本ティーンとは正反対に、こういう心あったまる系フィーリングを毛嫌いするらしい。最近はお母さんがマイダーリンとかいってハグしようとすると嫌がるし、ニュージーランドのロードのようなダークな歌を好んで聞き、いい話系のドラマには皮肉なコメントを発する。まあ Jpop にハマられるよりはまだマシだが、いつかは日加の中間点でメンタリティが完成してもらいたいものである。

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■14/01/30(木) □ ボーナンザ2P戦研究
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Mと「ボーナンザ」2人戦をやってみる。2人用の特殊ルールがあるのだが読むと変にめんどくさく、ボーナンザとは全然違うゲームになってるっぽい。一番楽しい交換がなくなり、使用済みの畑カードが畑に戻ったりする。

 評判も悪いしこれはなんか気乗りせんので、最初から3枚畑で始める簡易2人戦ルールでやってみる。初期は双方ともどこも換金できないうちに次の種がきてしまい苦しい農家経営が続いたが、工夫してどうにか交換筋を見い出し窮地を切り抜け、やがて経営を波に乗せていった。畑が2枚2枚2枚くらいになると、もっとも価値の低い畑を破棄することで他の畑を育てられるので、2人でも十分に回る。こうなると農家経営は安定するのだ。実に面白い。

 別なファンサイトで推奨されていた「置き方ルールに合致する限り1ターンに何枚でも置ける」というヴァリアントなども参考にして、うちでは「3畑スタート、最大3枚置き」をハウス2P戦ルールと決めた。これで考えどころも駆け引きもあり、2人でもとても楽しくプレイできる。1ゲーム20分で終わるのでガンガンリプレイできるのもナイス。これは本当にすばらしい家族ゲームである。

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 あとでオフィシャル2P戦ルールを1人2役でやってみたが、交換なしだとフォーカスが薄まりどこが面白いのかよくわからない。不要札を相手に「オファー」するのも捨てた札を操作して点を取るというのも、トレードより面白くは感じない。うちは簡易ルールで十分だな。

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■14/02/01(土) □ LINE 天国
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日本のAちゃんがイトコの萌と LINE したがってるといわれ、日本で大人気らしいがカナダでは誰一人やってないゆえ仕組みがわからんので萌の iPod と俺のアンドロイドに入れテストしてみたら、なんと絵文字がマンガになっている。おーすごい(笑)。

 なるほどこれかー。用事がなくともステッカーを交換するだけでコミュニケーションとして盛り上がる。これは発明ではないか。日本は学校同窓会的な Facebook やパブリックな Twitter じゃなく、こうして笑いをキーにした友達や家族内でのソーシャルへと進化しているのね。なんでこれが世界から無視されてるんだろう。スマホ世界はマンガ素養がない西洋人支配だからだろうか。

 俺はこのスタンプのセットにもう目がくらんで、Aちゃんのお母さんらにも連打してしまった。素晴らしい。これでもう Skype はいらん。アンインストールしよう。

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■14/02/06(木) □ 決死の LINE 通信
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放課後の部活レスリング試合で使うシューズを忘れた萌が学校から LINE してきた。先生に見つかったら iPod を没収されるリスクを負っての決死の通信。どこかに隠れてやっているに違いない(笑)。指示通り探したが見つからず、LINE をつなげたまま家中あちこちを探し、最後に車の中をチェックしてようやく発見。あった。

 最近は顔を合わせているとすぐパパ・ドント・プリーチ(説教親父と娘の対立)状態に入ってしまうので、家でも部屋にこもる萌と LINE で話してるのだが、こうした通信にあの馬鹿スタンプがクッションとなって助かっている。Facebook のいいねとかよりスタンプ一個返すほうがお愛想としても温かみがあるしね。

 それに萌が日本語を読む機会はほとんどないので、日本のイトコたちと LINE メッセージを交わすのは得難い学習機会だ。みなが話す「グループ」での会話を横目で俺が見ていて、萌あてのメッセージで彼女が読めなそうな箇所を、個人メッセージのほうでこそっとささやいてやっている。

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■14/02/08(土) □ 16年前の長野からずっと
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 オリンピックを見ながら、俺も萌も熱の入らぬ日本語ワークショップ。モーグルはカナダ姉妹+上村さんの表彰台という、カナダから見ていて理想的表彰台まであとほんの一歩だった。3位のカーニーがもう1つミスしてくれていたら…。しかし仕方がない。3人と握手を交わしお立ち台からすっと去る愛子さん。お疲れ様でした。

 長野で新星だった上村さんが、こんなにはるか年月が経ってもなお世界トップを目指して滑ったのだから本当にすごいことだ。自分の来し方を振り返るだけでも長野に住んでいた16年前はあまりに遠いところにあり、この長い時間を彼女は戦い続けたのかとぶるぶる胸が震える。

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■14/02/11(火) □ スノーボード新人類
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ソチで絶好調のカナダなのだが、実はモーグル姉妹など活躍してるのはみんなケベック人。「なぜケベックがこんなにすごいのか」と今朝国営ラジオが特集しており、結論は「ケベック州は他州よりずっと多くのお金をアスリートに使っている」という単純なものであった。

 スノーボードでようやく日本にメダル。偉業を成し遂げた2人は飄々としていた。日本から来てBV姉のところでホームステイしていたERのスノボ友だちというのがまさにあんな感じの奴で、小さな声でボソボソ喋るが別に他者や外国人との交流に臆しているわけでも愛想が悪いわけでもないという、俺らおじさんとはちょっと感覚のレイヤーの違う世代だった。ERと今日のメダリストたちが直接知り合いでもまったく不思議はないな。

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■14/02/13(木) □ 冬の散歩道
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寒気が去り気温がやや上がったので、Mに川べりの散歩に連れ出される。久々に標準ズーム MZ14-42 をつけていった。やっぱりズームはいいなあと思うが、しかしやっぱり望遠端の解像はかなり弱い。ピンぼけに見える。それとも風に吹かれてたので手ブレかな。いいときはカチーと写るのに駄目なときも多いレンズで、その法則がいつまで使ってもわからない。SIGMA 19mm は不便な単焦点だが、その分解像が駄目なときはほとんどないわけである。

 花屋の店内写真はなかなかいいが、SIGMA だったらもっとよかっただろうと思う。14-75mm (28-150) F2.8-5.6 くらいがほしいものである。

 MZ14-42@Vivid だと解像が弱くふわっとすることがあるとマウイで感じ、以来ずっと i-Finish 弱という設定にしている。Vivid とナチュラルの中間的な色味になるので、彩度を落とす分エッジが出るかもしれないと期待したのだが、こうして冬の景色を撮ると色味が堅い。特にいい色調とは感じられないので Vivid に戻そう。あるいはナチュラルで画質を作ったほうがいいのかな。

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 フィギュアスケート男子、日本の若い羽生結弦君の曲が、なんと「サラリーマン NEO」の曲だった。セクスィー部長が踊ってるようにしか見えない(笑)。あの曲は「パリの散歩道」というのだそうだ。まさに今日の冬の散歩道ですよ。ビジネスと色恋は一緒になさらぬよう。



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■14/02/14(金) □ フィギュアの難しさ(男子)
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【高橋大輔】演目が終わりに近づく頃、カナダのコメンテーターがつぶやく。「ザ・ロング・アンド・ワインディングロード。それをあなたと共にできたことを私たちはうれしく思うわ。世界に愛されたスケーター、ダイスケタカハシ」。いいスケートでした。

【パトリック・チャン】SPですごい点を叩きだしたユズル君は、意外なことにFPで大失敗。緊張しているようには見えなくてもこれがオリンピックというものなのか。彼がマーベラスなら金メダルを取ってくれてもうれしいけどそうじゃなかったわけで、こうなればただただパトリック・チャンに決めてほしい。頼むから転ばないでくれ、パーフェクトもミラクルもいらん、ただ高橋のように氷に落ちず滑り切ってくれればいい……と願ったのだが、ユズルくんと甲乙つけがたい失敗の連鎖に陥ってしまった。信じられん。

 最初の2つのジャンプを確実に決めたのだから、サッカーだったらあとは失点をせず堅実にプレイし、チャンスがあれば追加点で優勝確定というクルーズ状態だっただろう。それが小さな失敗から一気に悪くなっていくのだからフィギュアは怖い。なんと厳しい競技なのだろうか。こんな形で金銀が決まるとは。

◇

 ユズル君の転びっぷりからして、チャンが堅実にまとめれば逆転は余裕だと思えたのだが、あとからフィギュアファンの解説記事を読むとチャンも高度な技をそれなりに満載したプログラムをクリーンに決めて初めて対抗できるくらいの得点構成だったらしい。つまり簡単な構成をパーフェクトに決めても、羽生くんには勝てなかったかもしれないということである。そういうことはオリンピックしか見ないニワカにはなかなかわからない。なんと厳しい競技なのだろうか。

 演技後息を切らしたパトリック・チャンはそれでも気丈に、「もちろんがっかりしているけれど、たとえ最高のスケーターでも失敗することはあるからね。しかたがないよ」とさびしげに笑ってみせる。いいヤツ(泣)。

彼が「カナダにソーリーって言いたい」と言ったので、「ソーリーいうなー(泣泣泣泣)お前を愛しとるー(泣泣泣泣)」と放送局にツイートが殺到してるとのこと。うう。

2014/02/25

【カメラ日記】今年最後の雪

今年のBCはマイルドな冬で、先週あたりはもう春がきたような気候だったのだが遅い雪が降った。今年はこれがおそらく最後だろうから写真を撮っておこう。やっぱ SIGMA 19mm いいわー。俺自身にしかわからんだろうが、イイ :-)。




このところ俺も娘もモノクロが大好きなので、もうカラーとモノクロを常時同時に撮るよう PEN E-PM1 を設定してしまった。あとから見て好きな方を残す。どちらにもいい味に仕上がったら、両方残してもいいし。

2014/02/23

ソチ観戦日記@ツイッター②浅田さん復活

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■02月17日(月) 新種目について
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ゲーム会から帰り、「疲れたので今夜の晩飯は個々人が適当にやるというのはどうだろう。インディビジュアルで。スキージャンプ・インディビジュアル・ラージヒル葛西みたいな感じで」と言ったら怒られたので今つくってます。

◇

【スノーボードクロス】やってて楽しそうだし乱戦で見ていて盛り上がるというのもわかるが、これの元になったバイクのモトクロスと違ってボーダーは自由に加速減速できないところが、レーススポーツとして物足りない。まあ地面をプッシュして弾みをつけているけれど、先行者を抜く加速力はない。
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加速減速があるからバイクレースではダイナミックなライン取りが生まれ、それによる抜きつ抜かれつが面白いのだが、【スノーボードクロス】ではスピードを乗せそれを殺さない技術しか競うところがないように見える。その技術ならばGと戦いラインをそぎ取るスキーのスーパーG等のほうが、やはり強烈。
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オリンピックでボードよりもスキー競技にシンパシーを感じるのは、ダウンヒルでも回転でもモーグルでも、それが『この山をこのスキーヤーたちよりも速く降りてこられる人間はいない』という究極のものだから。ボードでもスピード系じゃなくトリック系は、体操的な究極を目指していると思うけど。

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■02月18日(火) ジャンプ団体
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【ジャンプ団体】かさい~。ノルウェーも日本清水もいいジャンプ。しかしやっぱりカナダTVアナは清水岡崎応援団がわかっていないw
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【ジャンプ団体】うわ、二本目は下位もくる。全部くる。これはオソロシヤ……。いけ清水! よし! えらい。よくやった。このプレッシャーで独墺が崩れよう。―――独は伸びず。しかし差はわずかしか詰まらなかった。墺は―――清水と同等。うーん、どこも落ちてこない。
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カナダ解説「日本はもちろん"ビッグガン"ノリアキ葛西を持っている。しかしドイツ・オーストリアもそれへのアンサーは用意しているわけだからね」。その通り。2人目3人めでなにかが起きてくれないと。行け竹内。―――よし! よくやった。独墺:でかいの来たー。うーむ。
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3人目、伊東。粛々とソリッドに見事なトップレベルのジャンプ。しかし"ビッグガン"葛西で独墺に届くかどうかは、相手次第である。さあ独墺、どちらも見事。順位変わらず。 日本もベストを見せられたが、これは相手の強さを褒めるしかない。葛西にクリーンに締めてもらおう。
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ポーランドが素晴らしいジャンプ、「しかし葛西の"記念碑的好調"を思えば、これで順位を上げられるとは思えないね」。―――さあ葛西。4年後の個人金に向け、ここはクリーンに銅を。―――よおおおおし、文句なし。おめでとうチームジャパン! 独墺も実にすばらしい競技でした。
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サ:イヤーいい試合でしたね、これ。
柏:よかったよかった
サ:団体メダルも長野以来ですからね、実に長い長い長い不遇の時であった。
柏:皆失敗せずに競い合いましたな。フィギュアでいえば転倒なしw
サ:それを思い出すと腰が砕けるw

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■02月20日(木) フィギュア女子SP
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【フィギュア】団体戦のSPを見た感じ、浅田さんのキレは4年前ほどじゃないような印象を受けた。すべてのジャンプを決めに行くよりは、高橋大輔のようにそれ以外の細部に力を尽くしてくれたらいいんだけど。バンクーバーでも彼女がただ氷上で躍動しまくるエキジビジョンが一番美しく思えたし。
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キム・ヨナ。クラスが違いすぎるなと笑ってしまう。彼女の動きの一つ一つに、写真には写らない東洋的な美がこもっている。カナダ解説は「ミルクのごときその着地! 国際試合に出てないのになんでこれができてしまうのか」と絶賛。恐れ入り微笑むしかありません、拍手。
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4年前は負けたのは順当だったけど「銀河点」が悔しかったので、今回はリプニツカヤさんが「プーチン点」でどきゅーんとヨナさんをぶち抜いてくださるとよろしいかもw
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【村上佳菜子】ああ、終わったあと笑えばよかったのに、無理なのか。素晴らしい出だしだったのだが、あのジャンプ失敗がディズアスター(厄災)であると解説。あれだけで8点も減点なのか。フィギュアのこの得点減点法はちょっと厳しすぎる。サッカー言えば前半15分で自殺点2点くらいの感じ。
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【鈴木明子】しかし日本の選手はみな当たり前に超うまいな。だけどそれでもジャンプは水物で、こうしてミスは出る。そこをミルクのようにしずくもこぼさず着地できるキムヨナはすごいと思うけど、この演技なら点差は一桁にしてほしい。―――14点差か。くわー。厳しいなあ。
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【リプニツカヤ】リプいけー! (アンチ・リプらしい韓国メディアが悔しがるのを見たいだけ)――団体と同じ砂浜プログラムだ。よし、悪くない、ミスは1つだけ。笑っておくれよリプ。よし。悪くない。泣くな。5点差くらいで。ぐー。10点差か。
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【コストナー】コストナーいけー! (ボス敵ヨナにただ立ち向かっていくだけ)――4年前より大人になってますな。ジャンプ決まった。よし。上手にもなっている。完璧なのでは。ただ手足が長い分技のキレは他の選手よりも重く見える。―――どうか? ワウすごい、ヨナに1点差? 素晴らしい!

◇

【浅田真央】真央いけー(ボス敵ヨナにただ立ち向かっていくだけ)――トリプルアクセル、惜しい。それはともかくその後も伸びがない。「序盤のミスがハートをクラッシュすることがある」と解説。「ホームランを狙いに行ったのはわかる。しかしそれで彼女は今大会の競争から落ちてしまった。惜しい」。
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【浅田真央】演技開始前にリンクを回りながらまだジャンプのタイミングを試していたもんなあ。単語帳を必死に見ながら受験会場に入る受験生のようで、とても銀盤の妖精のたたずまいではなかった。フリーではもう点なんか取りに行かずただ美しく滑る妖精に戻り、それを彼女のソチの思い出にしてほしい。
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【浅田真央】浅田さんたちって日本のバラエティによく呼ばれてるんでしょ? Youtubeでそういうのを見かけると浅田さんがニコニコと柔らかく楽しそうに笑っていて、リンクでもそういう彼女を見たいなあと思う。お願いですから最後にひとつ、そういう顔が見れますように。これで最後と。最後と。
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【浅田真央】彼女に聞かせたい「最後にひとつ」by ボ・ガンボス

あふれ出た夢はドレスにつめて 見知らぬ街でひとり歌えば
狭いこの国で心をこめて こんないい子はよそにいないよ
途切れとぎれでも拍手を浴びて 赤いライトに愛を探して
友達の顔を思い浮かべて まるで小鳥のように歌うよ
これで最後と 最後と

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こっちでも歌ってる。古いけどキャンディーズだよw 真央さんが笑ってすべり終えることだけを。 RT @fumofumo..: フモフモコラム : 浅田真央ちゃんに笑顔でソチ五輪を終えてもらうため、感謝を乗せた微笑みがえしを今夜。


◇

娘の小学校時代の親友が、昨日突然「ユズル is soooo cute! kiss kiss」的なテキストをどすどす送ってきたらしい。彼女もネット各所を巡りユズル映像や写真を眺め、うっとりしてるのだそうだ。すごい力だユズーニャ・ハニューシカ。葛西にはうっとりしてないらしい。

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■02月21日(金) フィギュア女子FS
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ひっさ@h2his...
変な空気になってるけど、浅田真央はそんなにヤワじゃないと思う
3回転が8回も入ったもの凄い演技プログラム、普通に楽しみにしてるから

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【浅田真央】ハンカチぐしょぐしょ(涙)★カナダ解説「なんたるカムバック。なんて苦く甘いフィーリング。すごいスコアが出るだろうがもう関係ない、このガッツだよ。オリンピックとは特別なものであるべきで、彼女は今夜一生いい思い出となるものを与えてくれたのだ。自分自身とスケート世界にね」
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真央さんの技術とハートを信じ切ったアナタはエライ! :-) QT @h2his....: ……SP後に悲観と変な同情論が溢れてて「頑張らなくてもいい」とか言う人も現れたけど、「浅田真央を舐めんなよ!」って思ってたから、余韻半端ない
寝れないじゃないか

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朝青龍最高だなあw
QT BON_N..: RT achaco2: 朝青龍が真央を応援しまくってると聞いてツイート読みに行ったら
朝「やった、ロシア転んだ!」
↓
一般人「そういうの良くないと思います」
↓
「うるさい。真央がんばれ」

みたいな炎上発言が多くて笑った。

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【リプニツカヤ】あまりにも完璧なかわいさで、終わったあとに悔しがる顔がまたかわいい。転倒するくらいが未来ある君にはふさわしい。【コストナー】あの長い脚が回りきれるのかと何度も呼吸が止まるような思い。彼女もすばらしいライフタイムメモリーを持って帰れるだろう。
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【ソトニコワ】今日のスケーターたちは、ABBAダンシングクイーン「having the time of your life(人生最高の瞬間を楽しんでる)」というラインを思い起こさせるなあ。みんなすばらしいですよ。もうスコアなんて関係ない。
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【キムヨナ】ミスパーフェクトとしか言いようがない。しかし完璧ながら無敵感はなく、彼女もそれを知っている。これはソトニコワさんだろう。――やはり。異論なし。Skate of lifeを演じたソトニコワとコストナーに栄冠が微笑む、ハッピーエンドな物語でした。めでたしめでたし。

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いまさらながら。真央さんの滑りを見、ハナをすすりながらカナダ解説の言葉を訳したあとは(長いブレイクが入ってくれて助かった)、俺の心は平静に晴れ渡っていた。続くメダリストたちのどの演技も素晴らしいとにこやかに楽しみつつ、今日のチャンピオンはもう決まってるのでと思っていた。
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SPの大失敗を見ていなかったムスメは浅田さんのFSにもらい泣きしつつ、「なんで彼女は泣いてるの?」と聞く。いや、いわく言いがたいな。これほどの滑りをしてもメダルには遠く及ばないけど、これをやるために青春をこのスポーツに打ち込んできたんだ、イエス! という気持ちなんじゃないかな。
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ムスメはその直後の女子ホッケーカナダ優勝にも感動し、「スポーツは皆の気持ちを1つにする。涙が出た」という。そうだね。真央さんの涙を俺はまったく言葉にはできないよ。そんな言葉にできないような感動をスポーツは味あわせてくれる。これほど泣いたのは、オグリキャップの引退レース以来だ。

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下殿るはま芝有
しかし散々あちこちで語られてるとは思うが、ラフマニのピア協2番って、交響曲1番の失敗と酷評の後にそこから復活する作品ではあるのだけれど、何というかそれを地で行く展開になった辺りが浅田真央の魔力ではあったなぁと、しみじみ。


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■02月22日(土) ホッケーカナダ女子優勝
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娘が今日のホッケーを巡りアメリカ人とカナダ人が悪口を応酬するページを発見し呆れている。「唯一得意なスポーツで勝ててよかったじゃんホントwww」「国旗葉っぱだしwww葉っぱwww」とか(苦笑)。日本と韓国もまあそんな感じなのよと話すと驚いていた。隣国同士はどこもこんなもんなのかも。
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娘が見てたのはカナダ国営TVのページで、米ヘイターが「カナダのことなんか世界の誰も気にしてねえよ。メープルシロップ飲んでろwww」と容赦ないのに対し、「まあまあスポーツなんだからそんなに根を持たないでくださいよプリーズ」とカナダ側は紳士的だったそうですw @minkoku98
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まあムスメは米ヘイターの言葉に傷ついてるわけではなく、大喜利として楽しんでいるらしい。
「ソチからスケートでログキャビンに帰って10ヶ月の闇夜を寝て過ごせ」w
「それにトロント市長は、あれはなんだいったいwww」これはカナダ人反論できずw

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■02月23日(日) フィギュアGALA(エキシビジョン)
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【GALAパトリック・チャン】素晴らしいダンスとフットワーク。彼は緊張せず踊ればこんなに素晴らしいんだな。これを本番でやって点を取れるようなルールではないということだよね。ほんとうに素晴らしい、家族一同拍手。
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【GALA】キムヨナは緊張から解放されたような表情で現れ世にも美しい舞いを見せてくれたが、誰もが緊張なくかろやかに跳べるここで、彼女はジャンプをためらい跳べなかった。本番の彼女のあの完璧さは、いかにすさまじい集中のたまものなのかと思う。
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【GALA】羽生くん「悪いけどパトリックのエキシビジョンのほうがずっとよかったわね!」と奥様w まあ羽生くんがパトのように軽妙でユーモアがこもった踊りをここでやるようになるには年季がいるのだろう。普段のかわいい彼を見せたほうが観衆は喜ぶと思うが、彼には中二の気もあるんだろうね。
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【GALA】羽生くんがスピンしながらすーっと移動するという技を見せ解説のカート・ブラウニングが「Wowあれはいいね」と褒め俺もムスメもそこでWowと湧いたが、ああいう技って本番で使うと「レベル4を取れない」とかで点にならないのだろうか。その辺がフィギュアってわからないんだよな。

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ムスメは「韓国ってクリエイティブだよね」という。どういうところがと聞くと知ってるのは実はキムヨナとカンナムスタイルとサムソンだけなのだが、それだけで好印象を作るのに成功しているらしい。その印象に水を差す大人げないことは俺はむろんせんがw、それだけだろと言いたい胸中である。
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だけどサッカーと映画は認めざるをえんな、韓国の力。こないだ飛行機で見た韓国映画「隠密に偉大に」は、同時上映の日本映画「謎解きはディナーのあとで」「真夏の方程式(ガリレオ)」「俺はまだ本気出してないだけ」よりも十倍面白かった。

◇

ここ2週間流れていたツイートを見ていると、フィギュア関連はデマがえらい多い。というか他のスポーツでデマなんてほとんど目にしない。スポーツ面と共に美的思い込みを楽しむ劇場という側面があるのかな。RT really_....: ソチオリンピックフィギュアスケート系デマとかまとめ
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仲良し写真等を見ているとそういう想像が弾んじゃって仕方がないのはよくわかるし、そういう楽しみ方はスバラシーと思うけど、ファンタジーならそうとわかる形でシェアすればいいんだよね。うわあと思ったら虚構かでは味気ない。
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そうか、バンクーバーオリンピック時からそうだったw 学校きっての秀才なんだけど、なんとなく軽く見られている怖くない先輩キャラに今は見える。 RT @mijiyoo..: パトリック・チャンのそこはかとなく漂う非モテ臭がいいね。
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パトリック・チャンが非モテな先輩だと思うと、スケート界は学園モノ漫画かとすぽすぽ腑に落ちる。女子はみんなユナ子、リプ子、ジョニ子と学園ネームで呼ばれてるもんね。
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カナダ国旗は昨夜「葉っぱだしwww」とホッケー敗戦に荒れるアメリカ人にバカにされたわけだが、日本の国旗も退屈だと学校でムスメがいわれたそうだ。「ただのドットだし」。――て、点かよ!
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【エキビジ】最後にパトリック・チャン選手がたどたどしいスピーチをやってくれ、それが不器用な先輩っぽくてよかったなあ。そのあと噂の「チャン選手いつまで経ってもシャツのボタンがはまらず一向に観衆に手を振れず」シーンもよかったw ああ彼に金を取らせてやりたかったよ。
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周回を追うカメラが切り替わってもずっとゴニョゴニョやってて、中央に集合して止まってもまだやってましたね。脚はあんなに器用なのになんちう手先の不器用さ。ああ金を取らせてやりたかったよw

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【閉会式】最後にまたあのクマたちが。こいつかわいくないよなーwwwと娘とバカにしていると彼がポロリと涙をこぼし、「うわああああゴメンすまんかったソオオリィイーー!」となりました。さようならソチ、さようならオリンピック。今年もまた素晴らしかった。君の名を呼ぶ、オリンピックと。
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これを笑う娘に「真面目な歌なんだから」と妻がたしなめる。それもまた違うんだよ。日本人はイデオロギーではなくこの曲が胸にしみるんだ。たぶんオリンピックとかW杯の記憶と結びついてるからだろう。それが国歌だろう。
QT @tomosakata(サカタ@カナダ): 娘が日本国歌を…重い重いヤツで、娘ドン引き
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娘はオリンピック閉幕に感傷的になっており、バンクーバーオリンピックの映像をYoutubeで盛んに見、日本で見たロンドンオリンピックの「風がふーいているー」という歌まで歌っている。北京やトリノの記憶はないようだが、こうしてオリンピックへの気持ちが積み重なっていくんだろうな。

2014/02/19

ソチ観戦日記@ツイッター①葛西にうっとりまで

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■02月09日(日) 【女子モーグル】
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【ソチ・モーグル】カナダから見ていて、カナダ姉妹+上村さんの表彰台という理想的表彰台まであとほんの一歩でした。カーニーがもう1つミスしてくれたら…。しかし仕方がない。3人と握手を交わし去る愛子さん。お疲れ様でした。
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しかし長野で新星だった上村さんが、こんなにはるか年月が経ってもなお世界トップを目指して滑ったのだから、本当にすごいことだ。自分の来し方を振り返るだけでも16年前はあまりに遠いところにあり、この長い時間を彼女は戦い続けたのかと胸が震える。

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バイアスロンを見ているムスメが、「オーディエンスが……ノッてないな」とつぶやく。いやいやいやいやw
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ゴール近くになったらものすごいデッドヒートとなり観客騒然。「あ、ノッてる」。いやいやいやいやw

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■02月11日(火) 【カーリング】
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【GK】ジャイアントキリング27~29巻を読む。椿がU-22代表に招集されピッチに立った時には涙が出てきた。「GK」にはサッカーを追う楽しさのすべてが入っている。昔キャプテン翼が大量のサッカー少年を生んだように、「GK」は多くのJリーグ愛好者を生み出しているんじゃないかなー。

◇

柏サポ氏:さぁさぁカーリング。恐ろしい日韓戦ですよ。
サ:あの日本チームのきれいな人は引退?
柏:マリリンですね。今回は別チームなので出ておりません。
サ:そうか。この日本チームの人も悪くないが、前回のあの人がやはり。
柏:あなたの汚れた目は見るところを間違えている!
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(数時間後)
柏:まだ続いています!
柏:大差で負けました・・
サ:話が違う…
柏:今回のゲーム総評。
韓国のLeeさんはかわいい
韓国のGimさんは下のお名前がなんとUn Chiさん。
韓国のKimさんはあまちゃんの栗原さんに似ている。
サ:やっぱ見てるところは大差ないな。

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【ソチ】で絶好調のカナダなのだが、実はモーグル姉妹など活躍してるのはみんなケベック人。「なぜケベックがこんなにすごいのか」と今朝国営ラジオが特集しており、結論は「ケベック州は他州よりずっと多くのお金をスポーツに使っている」という単純なものであった。

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■02月13日(木)
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ルール改変に泣いてきた男たち。ジャンプラージヒルで原田や船木も泣かせてほしい。
 RT neti..: 本当に20年苦しかったんだな…次晴さん本気で大号泣(´;ω;`)→渡部暁斗 銀メタ?ルに荻原スタシ?オて?大号泣(複合) http://youtu.be/2fMli3XhXIE
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フモさんやUGにも、ぼくらが『自分の小遣いの範囲で広く薄く』金を払える時代がいつか来ると思う。
 RT fumof...: フモフモコラム: 荻原の大号泣を見て、僕も泣くほど喜ぶためもっとスポーツにお金を払いたくなった件。

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■02月15日(土) 【フィギュア男子FS】
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【フィギュア男子】カナダ放送を見てるとパトリック・チャンがいいやつで、彼に金を取らせてやりたくなってしまふ。「パトリックが取るべきよ!日本のあの子は次があるじゃないの、まだ12歳くらいでしょ!」と奥様が叫んでいるw
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【高橋大輔】演目が終わりに近づく頃、カナダのコメンテーターがつぶやく。「ロング・アンド・ワインディングロード。それをあなたと共にできたことを私たちはうれしく思うわ。世界に愛されたスケーター、ダイスケタカハシ」。いいスケートでした。
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ユズル君のあとはただただ、「パトリック転ぶな、パーフェクトもミラクルもいらん、高橋のようにクリーンに滑ってくれればいい!」と願ったのだが……ふー。奥さんは「もうこんなものは見たくないわ、残酷すぎるキーッ!」と嗚咽しつつキッチンへ走り……w……ふう。
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じっさい上位で転ばなかったのは高橋だけでは? 高橋のジャンプがどれも両足着地だったり回転不足だったのはわかるが、転ばれると見てるほうがつらすぎるわけで、オリンピックしか見ない素人は転ばないことをもっと大きな得点にしてほしいものだと思う。

◇

【フィギュア男子】パトリック・チャンは「もちろんがっかりしているけれど、たとえ最高のスケーターでも失敗することはあるからね。しかたがないよ」とにっこり。いいヤツ(泣)!
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【フィギュア男子】パトリック・チャンが「カナダにソーリーって言いたい」と言ったので、「ソーリーいうなー(泣泣泣泣)お前を愛しとるー(泣泣泣泣)」と放送局にツイートが殺到してるとのことw

◇

しかしパトリック・チャンは最初の2つのジャンプを確実に決めたのだから、サッカーだったらあとは堅実にプレイしつつチャンスがあれば追加点で優勝確定というクルーズ状態だっただろう。それが小さな失敗からどんどん悪くなっていくのだから、本当にフィギュアは怖いし難しい。
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ユズル君の転びっぷりからみて、チャンが堅実にまとめれば逆転は余裕だったと思うのだが、コメンテーターの解説から察するとジャンプ種類はすべて申告してあり、その通り飛ばないと加点されないのだろうか。つまり堅実なジャンプで後半をまとめるという選択肢はないのかな。
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私は高橋がいちばんよかった。技の達成度が得点ルールに沿わないのだろうからメダルは無理でも、表彰台の横に踏み台を置いて立っても許されるくらいの演技だったと思う。
 RT izm....: 高橋の滑りをもう一度見て、もう一度ウルウルしてる
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【フィギュア男子】ムスメ中学では携帯を持った子がソチ結果を常時をクラスにアップデートしており、「オーノー、パトリックは銀よ」とクラスがざわっとしたらしい。「…ということは、あの日本ボーイが金?」と娘はややうれしかったようなのだが、どっちも転びまくりだったと後から知って脱力してたw

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■02月16日(日) 【ジャンプラージヒル】
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【ジャンプ】葛西すばらしい! もうここでいい、終わり終わり! ……う抜かれた。二本目をやるべきかどうか銀でよしとするか悩ましい……w。
RT @fumofumocolumn: 今すぐにこい大嵐!二本目中止や!
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清水w 岡崎w カナダのTVは誰だかわかっておらずフツーの明るい日本応援団だと思った様子w
RT @fumo...: 毎日暇で観戦している清水・岡崎コンビきたーーーーー! もう選挙でないのかなーーーー?
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「残り5人のジャンパー。そのうち1人は、41歳のノリアキカサイです」。カナダのTVも葛西に特別のリスペクトを払っている。
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カナダTVアナはもうずーっと「カサイカサイ」言いっぱなしw 「ヒーズマイフェイバリット、ジャンパーたちもみんな彼を愛してるんです。イエス! やった! カサイカサイ! ご覧ください、エブリバディイズ・ハッピー!」。音声がスタジオに戻っても「41歳のカサイやりました!」w

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【パトリック・チャン】がメダルおめでとうインタビューに登場。演技VTRを見ながら解説を求められたのだが、失敗したクワドとトリプルアクセルはただただ無心に「スピードスピード」と考えながら跳んだのだとのこと。あそこをより簡単なものにする選択肢はなかったのかが俺は知りたいのだが、
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【パトリック・チャン】「トリプルアクセルはマジで最近調子よくて行けると思ってた」と解説しただけで、そういう質問は出なかった。やっぱりプログラムというのは体が覚え込んでいて、競技の状況趨勢によって変えられるようなものじゃないのかな。
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轟天..@GoTe..
@tomosakata 基礎点が低くてボーナス加算のチャンと、基礎点が高くてボーナスが低い羽生という構図だったので、基礎点を下げるプログラム選択はギリギリだったんじゃないでしょうか。あくまで想像ですが。
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うーむなるほどー。基礎点を下げたら万全でも……という際どいところだったのかもしれませんね。
QT @GoTen..: プログラムから外れると、例えば回転多すぎても減点対象です。このあたりの戦略はすごくテーブルゲームっぽいので、私には納得できてますw

◇

長野のジャンプ団体を見て泣いたうちの奥さんは、原田たちのことを「フライング・ミルクメン(牛乳配達野郎たち)」としていまだに覚えている。ややイメージ先行勘違いが入ってるがw、スポンサー企業というのは印象いいよね :-)。
RT Consa..: よし、土屋ホームは家を建てたれw
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勝つべきだったチャンの失敗と、それを招いたのかもしれない羽生の成長、そして高橋大輔の惜しさ。これがいま読めてホントよかったです、殿下。殿下の新レンズもほしいです。
【フィギュア男子回顧~複雑ながら、実現した夢を祝いつつ。】

◇

ああ、よかったよかった。今日はしあわせだ。団体でこれ以上もあるかも。
RT @fumo..: フモフモコラム : 絶対にくじけない男・葛西紀明が7度目の五輪でついに自分だけのメダルを手にし、本物のレジェンドとなった件。
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男子フィギュア時ムスメは学校にいて見れなかったのだが、今頃になって「ユズル君ってなんかすごくカッコいい。RPGに出てきそう。カッコよくてかわいくてゴールドメダルで、パーフェクト」とYoutubeで演技をうっとりと眺めている。葛西をうっとりと眺めたりはしていない。
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でも葛西2本目ランディング時は、ムスメも私も奥様も腕を突き上げ「イエス!\(*´∀`*)/うっとり」だったよ。ここまでで最高のカタルシスでした。
QT iz...: RPGに出てきそうは言い得て妙。カナダの青春まっさかりガールならずとも葛西にはうっとりしない!

2014/02/08

【カメラ日記】冬のモノクロ写真部

冬の晴れた寒い日、ムスメが写真を撮ってくるとカメラを持ち1人で散歩に行った。「その黒レンズ(SIGMA 19mm)はズームしなくて嫌いだからズーム(MZ14-42mm)にして」「いやでも SIGMA もシャープでいいレンズなんだよ、暗い時とか強いし」「暗くないから」。





まだ春は浅く風景も色づかず撮るものなんてないだろうと思ったが、草木など最初から眼中になくモノクロでいろんなブツを撮ってきた。やっぱり気持ちいい写真を撮るな。

「ムスメはなにかきれいなものを見つけて撮るというよりも、カメラを使ってなにかはっとするような、サトル(微妙)なビジュアル・センセーションを作るのが好きなんだな。フォーカスとボケを使ってね」と評すと、そうなのだとのこと。高校では写真グラフィック部に入ると張り切っている。

こちらは俺がこないだ散歩時に近所の牧場で撮った写真。子供たちが庭で使うトイハウスが、馬たちの飼葉オケになっていた。かわいい(笑)。これは SIGMA です!

 冬はモノクロ写真がいいみたいだ。モノクロ写真部だ。

2014/02/01

日記「Google Nexus 4 インプレ」

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■14/01/18(土) □ Google NEXUS 4(LG)をゲット
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初代Googleフォン

二代目Googleフォン HTC

三代目ヒラメ型LG Nexus 4
Google フォン Nexus 4(韓国 LG 電子製) を使うことになった。ちょっと試してみると速くて画面が大きい以外、ハード的にはどこもよくなっていない。

 俺が最初に使った初代 Google フォンは前面にハードボタンが5個もついており非常に操作しやすかったのだが、次の Google フォン2 HTC Vision でハード1個+ソフトボタン4個に激減し、この先代機(何代目かは知らない)ではついにハードボタンなし+ソフトボタン3個まで退化してしまった。もはや目のない深海魚である。ヒラメと呼んでも過言ではない。のっぺら。

 「なんでこう無駄にスリークな(しゅっとした)方向に行くのかな。ハードボタンがあったほうが使いやすいに決まってるではないか」と俺が言うと、前持ち主MKも完全に同意する。ハードボタンはブラインドで操作できるが、ソフトボタンは絶対にできない。スマホ自動車事故は全部こうした、画面をガン見しないと電話着信のキャンセルもできないのっぺらスマホが招いているに違いあるまい(※)。

 俺は二代目 Google フォンでおおむね満足しており乗り換えなど考えてなかったが、実機をいじってみると大きな画面で Yucata などの Web サービスが完璧に動作するのがやはりいい。Google フォン2の Web ブラウザではこれができなかったので、ボタンがなくなった操作性にはストレスを感じまくるが移行を決めた次第。地図保存や GPS 等の Android 2.3/HTC の不具合も解消しているかもしれない。画面が大きいのでソフトキーボードローマ字入力もできるかも。

(※)ちなみに Pocket PC(Windows Mobile)は十字ボタンに A/B ボタン、ジョグダイヤルとボイスレコーダ専用ボタンがついて、ブラインド操作性はファミコン並みに万全だった。前を向いて歩きながらのボイスメモ録音なんか楽勝だった。Pocket PC に電話と Wifi がつけば今のどんなスマホより便利なのだが、時代はユーザーに不便を我慢させる方向に進化しており、もうあんな便利な道具は生まれてこないだろう。


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■14/01/20(月) □ 前機 HTC をデチューン
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 新セルフォン Nexus 4 が操作性には超不満(後述)ながら設定が済み安定運転に入ったので、前機 HTC Vision を奥様用にデチューンする。Mは電話など話せればそれでいいという反スマホ主義者なのだが、1日でバッテリーがなくなり操作性も狂ったように悪いサムソンガラケーを捨てるチャンスなのだから、単に電池が長持ちする携帯として HTC を使うべきだと説得したのだ。

 画面ロックなどすると「これだからスマホは嫌だ」と言われるに決まってるのでロックなしに設定したのだが、テストしてみるとこの状態の Android は情報保護性ゼロである。もし紛失したら、拾った奴がMの Gmail を全部見れてしまう。むろんメールなどシンクするつもりもないが、拾った奴がパスワードを知らなくてもシンクをオンにできてしまう。ここにロックがかけられないのだ。Google アカウント側から紛失した電話を切り離すことは可能だが、それまでは情報見られ放題である。

 素人用には Google アカウントなど入れなければ安全なのだが、Android は Google アカウントを登録しないとアプリがインストールできないという身勝手な仕様になっている。SD カードに書かれたものはすべて拾った者の手に渡るわけだし、携帯物として Android のセキュリティってどうかしてると思う。コンピュータに詳しくない人に持たせるには、Android より iPhone のほうが安全なんだろう。

 仕方ないので、結局この電話専用の空アカウントを作った。これで紛失しても物理的な損失だけで済む。やれやれ。

 ともあれ、これで HTC は軽くスッキリして非常にいい状態になった。電池も驚くほど食わない。どうやら前はインストールした多数の小さなアプリたちが知らぬ間にバッテリーをガンガン消費していたようである。

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■14/01/25(土) □ Google Nexus 4 インプレ
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 【Google Nexus 4】セットアップを終え、1週間使った上での感想をまとめて書く。

 Google はどうもアップルっぽくなってきたというか、Apple に対抗してイノベーティブなものを作りたいという欲が勝ちすぎているんじゃないかと感じる。これは Android に限らず Google のサービスが全部そうで、従来の PC 操作法を棄却する方向にシフトしている。Google+とか Google ドライブとか Google フォトとか、使いにくいというかイノベーティブ過ぎて用途すらわからん、意味不明なものが俺のアカウントに勝手につながっているという状態になっている。Android にもその波がキている。

◇

●【ハード的使いにくさ】

ハードとしての Nexus 4(Google+LG) は、Google と韓国人が思うカッコいい→黒くてフラットがまずアカン。真っ黒で上下すらもわからんので、天地を示すためと手探りでホームボタン位置を探す目印として画面下にありあわせのシールをまず貼った。堅い電源ボタンがサイドの押しにくいところについているのも×、ボリュームをいじるときに反対側の電源スイッチに触れ不意に切れてしまう。これはスイッチを使わずに画面オンオフできるユーティリティを入れることで対処した。バッテリーを余分に食うが仕方がない。

●【Menuボタンがなくなった】

 いつでも確実に押せ、電源オン、電話着信の応答、タスク切り替え、文章書き時のカーソル移動となんでもできた Home ハードキーが消え、操作に迷ったら押せば必ず答えがあったメニューボタンが Android 4.x では廃止された。2大汎用ボタンがなくなったのだから、この操作デザイン退化はいまだに信じられない。PC の Windows ホイールマウスがボタン1個の Mac マウスに切り替わったようなもので、ユーザーにもアプリメーカーにも何のメリットもない。

 メニューがなくなったおかげでアプリの設定と操作に統一性がなくなり、設定は右下極小ボタン/右上極小アイコン/どこかに隠れたメニュー的なものをスワイプで探すと3種類の UI がアプリごとに混在している(もちろん最後のやつが操作法としては最悪)。これで迷わず操作できるわけがない。さらにボタンはメイン画面内に UI として描画されているので、アプリによってはホームとバックボタンまで非表示にしてしまう。こうなるともう操作できない。前は少なくとも位置と輝度は一定だった。

 メニューと検索ボタンが削られ代わりにタスクマネージャが入ったが、こんなものは以前からどこのメーカーもホーム長押しで対応していたので、いまさら専用ボタンを与える必要がない。しかもこれがアイコン一覧ではなく縮小画面表示型なので一覧性がまったくなく、バックグラウンド深くに回ったアプリを使うには延々と上にスクロールする必要がある。こんな使いにくいタスクマネージャは見たことがない。

 メニューボタンの欠落、タスクマネージャの使えなさについて対処法を検索すると、変更への怒りとどうやったら元通りにできるのかという開発者の討論(答え=できない)が上位にずらっと並ぶ。これだけ皆が不便に思ってることを抜け抜けとやるところが Google 殿様としか言いようがない。Microsoft /Apple 以上の独断専行だと思う。

●【マスストレージの廃止】

 マスストレージにならないのでファイル転送が面倒になった。PC にはメディアプレイヤーとして接続され、ドライブにならないのでバッチ転送などはもうできない。こうして使い勝手を悪化させた分セキュリティを上げたのかと思ったら、拾った奴がストレージの中身を全部盗めることはマスストレージ時代と変わりない。相変わらず大事なファイルとかは置いておけないのである(それが嫌ならファイル自体を暗号化しろといっている)。

 ファイルシンクはケーブルなど使わずクラウドにしとけというのがいまどきの設計意図なのだろうが、だったらデフォルトで Google ドライブを使ってくださいと USB 接続時に言ってもらいたい。

●【共通エディットコントロールの劣化】

 Android は一応テキストを編集できるエディットコントロールが OS に搭載されていて、どのアプリでも文字選択とコピペはできる。もともと誤動作が多く使いにくいがこれがさらに劣化している。前は長押しして出した文字操作メニューがなくなったせいで、どう押しても「ペースト」しかできない場面が頻発する。操作ロジックはあるのだろうが画面の微妙なタッチで誤動作する。エディットコントロールでの文字選択とコピペはもはや至難の業というか時間の無駄で、コントロールの外に出て専用のコントロールを持つテキストエディタ等で編集しコピペしたほうが早い。

●【通知エリアが見にくい】

 2.3 の灰色に黒字テキストの通知は読みやすかったが、黒地に白は単純に視認性が悪い。ハード外観と同じ配色テーマで、カッコいいムード重視しすぎ。

●【Dialer と Contact が劣化】

2.3 までの連絡先は【ダイヤル/電話履歴/一覧/Fav】と4つのタブですべて用事が済み、例外がなく直感的で一目瞭然だったのだが、4 は Google+風になっており使い方がまったくわからない。しかも2つの別のアプリケーションに分かれいるっぽい。電話帳ごときでこんな使い方がわからないゲテモノの構造をわざわざ学ぶメリットがないので、前のに似ているサードパーティアプリを探してきてインストールした。

◇

Google は何事も最初はシンプルで直感的なものを出しても、すぐに「慣れればこっちの方が便利だし、なにしろ新しい。発想を変えてください今」と奇天烈なものを押し付けてくる。Picasa も Google+も Google Play もそう。

 Android のソフトを PC 側で選択しインストールする Google Play は、初期はもっと軽くて使いやすかったのにどんどん UI 丸入れ替えが行われ、いまやいったんお試しインストールしたアプリはアンストールしても全部「マイアプリ」として一括永久表示というというキ印なページとなって、一覧性皆無になってしまった。これを編集する方法もない(いま調べたら Android 側からのみ「マイアプリ」ページを編集可能)。

 デスクトップの Chrome でもメニューバーを省略し、おかげでユーザーはどこからどう操作するか従来とはまるで違う操作体系を覚えなければならない。それを覚えるメリットがないので俺は Chrome を使っていないが、OS がこうなってしまうと選択の余地がないのである。

 こうしてユーザーの不自由さを毛ほども理解しない Google 様の超越ぶりが、Android 4.x では炸裂している。人間の直感に寄せるのがかつてはコンピュータの進化だったはずだが、今はコンピュータ側に人間が寄せることが強く求められている。たかが電話のために、たかだかネットサービスを使うために、なぜ人間が直感を捻じ曲げ膝を屈し「Google 様の新発想」を学ばねばならんのか。宗教か。フツーに便利に使わせてほしい。

 韓国製ハードと米国製 OS の組み合わせは極めて使いにくい。日本は携帯戦争で負けた負けたと卑下しているが、負けたのは価格競争だけではないか。こういう道具のデザインを米韓にやらせといちゃ駄目なんだよやはり。

2014/01/31

日記「Yucata 新ゲーム学習」

「Yucata 新ゲーム学習」「高校説明会」「『ヴァイキング』は厳しい」

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■14/01/14(火) □ Yucata 新ゲーム学習
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ルールは超簡単だが
なかなか勝てない「マオリ」

「ヴァイキング」
オンラインボードゲームサイト「Yucata」で「マオリ」を覚えた。ほしいタイルを軽い駆け引きで手に入れ、自分の島々を完成させていくのが楽しい。実戦をやってみると、いいタイルを取るためには船が重要だし、船自体が点にもなるのだとわかる。なるほどー。これは新定番とできそう。

 続いてこれも似たゲームの「ヴァイキング」。島タイルを競って取り並べていく。戦闘員コマで島を守らないと海賊にやられるというシステムが楽しいのだが、最終的に全タイルを買わねばならないので、「いいタイルを取り不要タイルを相手に取らせる」という駆け引きがかなり強い。1人2役練習ではうまく島をつくれたのだが、実戦では経験者に手も足も出ずやられた。相手が妙に高いお金を使い遠くの島タイルを買うなあと思っていると、気がつけば俺が地形的に使えるタイルを全部取られていたのである。手番に必要なタイルがなにも取れないというハマり状態に陥る。

「う。俺はドツボにはまっている。使えるタイルがない」
「ソーリー」
「まあ初回なんですべては学習なんだけど、出るタイルはこんなにランダムなの?」
「そう、完全にランダム。だから時には無理して取っておかないと、ヒドイめにあうわけ」
「なるほどー。とにかくできるだけ退屈な対戦相手にならないよう、最後まで頑張りますよ」

 ――てな感じで、勝つには修業が必要そう。うまく人員を配置できれば楽しいが、経験者とやると黒の戦士コマをブロックされ得点機会を大きく逸する。これだけ妨害が効きやすいとややエレガントではなく、自分の島々をデザインする楽しみが削がれるなーと感じる。

◇

 しかし Yucata で「ヴァイキング」「マオリ」といったゆるめのゲームをやってる人は、いい人が多い。こっちが初心者でヘボ手ばかり打ちゲームとしては張り合いないだろうに、コツや注意点を話しながら楽しく親切に遊んでくれる。

 もともと Yucata は非リアルタイム型で手が空いた時だけ少しずつ打てばよいというサイトなので、リアルタイムの BSW や BGA とは比べ物にならんくらい雰囲気がやさしい。BSW や BGA でカルカソンヌなんかやってると、30 秒待たせたら「遅い。早く打ってくれプリーズ」と言われ嫌な感じなのだ。待ち時間なく一気にゲームが進むのはいいし、あちらにしかないゲームも多いのだが、ああして時間を拘束されるサイトではもうやる気がしないな。

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■14/01/16(木) □ 高校説明会
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 萌の行きたいとなり町の高校の説明会に行くと、日本とは違いすぎてびっくりした。楽しげなスクールライフの様子はまあ映画その他から想像の範囲内だが、勉強方面が違う。生徒が迷うくらいカリキュラムの選択がどーんと与えられているし、先生は俺のコースを取ってくれ後悔はさせないよとプレゼンしている。すごいな。

 公立の一般校に受験はないので賢い子もそうでない子も該当学区の高校へ行くわけだが、賢い子は大学に、そうでない子はちゃんと社会に出られるようにすると教師がえらい自信を持っているのがわかる。うちの高校の卒業生は地域の担い手なんだ、卒業生がクラブのコーチなどですごく密接にインボルブしてくれるんだ等々。教師が自信あり気なわりにはどうということはないという経験を小学中学としてるので(カナダの教師は全般的に自己評価高すぎ・笑)、話を全部そのまま飲み込むわけじゃないけども。

 面白かったのはフランス語科の教師で、初めて見る本物のフランス人教師だったのだが、フランス文化へのプライドが言葉の端々から噴き出してきて笑えた。「PI(となり町の進学校)とうちとで迷ってるなら言っておくが、うちのフランス語科のほうが絶対にいい。間違いない。この学校でリーダー的役割を負っている生徒はたいていフランス語科のキッズなんだよ。英語の点が一番いいのもフランス語科の子だ。頭の使い方が違うんだね」だそうな。はは。

 日本の高校でも超進学校だったり、商業・工業高校などならばやることが具体的で、カナダの高校のように生徒の適性を伸ばすと自信を持つ教師もいるのかもしれないが、俺が行ったのは中レベルの普通高校だったので、学業にはまったくなんの特色もなかったな。勉強以外の高校生活は楽しかったけど。

◇

 まあとにかく萌がここに来ればてハッピーなのは間違いない。勉強が大変だという PI よりハッピーになるだろうことも当然。もう1つの地元校よりいいかどうかなんてわからんがーー結局どっちも深く知る人なんていないのでわからないことなのだ――、あっちは電話したら学校秘書がペアレンツ訪問日さえ知らないほどやる気なかったので、そんな学校よりはマシだろう。ウェブサイトからも活気が感じられなかったしな。

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■14/01/17(金) □ 「ヴァイキング」は厳しい
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 Yucata ヴァイキングで、前に「洛陽の門にて」で何度も対戦した赤毛のかわい子ちゃんゲーマー(アイコン写真が非常にかわいいが本当は中身おっさんかもしれない)と久々に当たる。「おいおい僕の戦士をとらないでくれよ」「僕の? LoL」とデレデレしながらプレイしてたのだが、やがて俺が必要なタイルをすべて奪い取る彼女のえげつない攻撃がはじまり、俺は全然点が取れず焦って悪手を打ちまくり、やがて黙りこくってしまった。つ、つよい……。53-97 の惨敗。

 このゲームは面白いが、悪手、つまり黒の取りこぼしがゲーム全体を支配しすぎる。黒を取れなかったら他の色をいくら工夫して配しても得点にならないのだ。多人数戦ならまた違うだろうが、2人戦だと相手にいくつ黒が必要なのかは常に明白で、したがってそれを先取りする技に長けた上級者が圧倒的に優位なゲームとなる。初戦もこのゲームもそうだった。俺にいくつ黒が必要でそこにいくら払えるかが相手には丸わかりなので、一歩先に全部取られてしまうのである。

 美人に無様に負けた負け惜しみだが、こういう競りが主軸のゲームはあまり1対1でやるものではないな。このゲームの場合「いまなら8金で黒を取っても最終的にはペイする」という見通し先が遠いため、経験なしによい重みづけ力を得るのは難しい。遊びがそうした計算で成り立つゲームでは、初心者は砂を噛む修行が続く。ビギナーでも仕組みを理解さえすれば、あとはひらめきや賭けで楽しく戦えるゲームが俺は好きなのだ。「カルカソンヌ」や「洛陽の門にて」がそう。

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 このあと4人戦に入ってみたのだが、なんと経験者相手に僅差の2位となった。1~2ラウンドとも黒を取れないいつもの惨敗パターンだったのだが、他3人が船を取ってくれたので減点ゼロで初回精算なんと首位。3~4Rも残り物を順当に取っていたら船が来ず首位キープ。

 最終精算の食料不足の減点で2位となったが、結局俺のところに海賊は全体で1隻しか来ず、まったくのまぐれでこの好成績となってしまったわけである。2P戦だと徹底的に得点機会を阻止されるが、多人数だとこういうこともあるわけだ。つまりこういうタイル競りゲームの争点は主に阻止のし合いにあり、3人以上になると阻止するための計算量が幾何数的に増えて誰も計算しなくなるので、こういう雑なゲームになってしまうこともあるのだろう。

 同じ早いもの勝ちの競りを主軸にしていても、メカニクスは名作「ストーンエイジ」等のワーカープレイスメントのほうがやはり新しい分、はるかによくできている。たとえ一番ほしいものを取られても、次善の策、三善の策が考えられる。ヴァイキングは黒が取れなければ万事休すとなる。

 「ストーンエイジ」もまあ取得ジレンマと得点機会阻止のゲームではあるので、2人戦だと計算力に優れた上位者が勝つ確率は非常に高い。しかしいいアイデアを思いつき賭けに出てサイコロが決まれば、中級者の俺でもトップランカーに一矢報いることは十分に可能なのだ。そうした戦術の幅が、黒戦士を失った「ヴァイキング」プレイヤーでは見えてこない。

2014/01/26

日記「「ボーナンザは理想のカードゲーム」」

「ユニバーサルタイム無用」「日英「ラブレター」比較」「ボーナンザを検討」「正月庭園」「地元ラジオ発見」「不死身のカシオ」「フォークソングズ」「日本のメロディアス」「やっとボーナンザ」

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■13/12/21(土) □ ユニバーサルタイム無用
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日がなマウイの写真を整理する。写真は楽しい。行った先で撮ることが楽しいし、帰ってきてもおみやげ写真で延々遊べる。TG-630 のオート WB バランスがときどき悪かったのは残念だったが、主力機 PEN E-PM1 の写真はいいクオリティである。

 標準レンズ MZ も遠景での木の葉や人物の分解は SIGMA より弱いが、萌の撮ったレストランの壁飾りだとか近い距離のものは素晴らしい質感で撮れている。白黒だと木の葉も解像するので、MZ で緑を撮るときにはいつもの Vivid より色薄めの Natural にすれば、色飽和が抑えられてもっときりっとするかもしれない。i-Finish の弱が Vivid と Natural の中間っぽくなりいい感じなので、しばらく試してみよう。

 しかし写真に埋め込まれた撮影時間がおかしくなっていて困った。カメラの設定でハワイのタイムゾーンを選んでおいたのだが、帰ってきてその写真を PC で開くと日付が実際の撮影時間と2時間早く表示される。つまり jpeg 内の撮影時間としてユニバーサルタイムが記録されており、それがバンクーバー時間で表示されるので2時間の誤差が出るのだ。このせいで整理中に写真を現地時間順に正しく並べられなくなってしまい、直すのにえらい手間取った。

 Outlook や Google のカレンダーもそうだが、近年コンピュータで主流のこのユニバーサルタイムって、国際ビジネス用途以外には面倒なだけだと思う。入力した飛行機スケジュールは行った先でずれている(あらかじめ現地時間を指定して入力しておかなくてはならない)。写真やファイルはタイムスタンプのズレが起きる。家の PC にあるローカルファイルですら、夏時間と冬時間ではタイムスタンプが1時間ズレて表示される。そんなことに意味はないだろう。

 旅先でカレンダーに行動予定や記録を入力するのは楽しいことだし、なかなかリアルタイムでは書けない日記を後から書き起こすときにも役立つのだが、当然 PC/携帯にセットした現地時間帯で記録されるので帰国するとその時刻はずれて表示され、日本での出来事なら日付まで違って表示されてしまう。これを後から1件1件毒消し(タイムゾーン情報の削除)していかなければ実際の時間で表示されないわけである。

 誰だって出来事はその場の時間で認識しているに決まってるではないか。紙の予定帖にユニバーサルタイムやらグリニッジ標準時やらで事物を書き込む奴はいないのだ。こうして紙のノートとは違ったことにかかずらわされ、直感的には使えないものがコンピュータの世界では昔よりむしろ増えている。Google+ なんか典型的で、Google でちょっとボタンを押し間違えると知らぬ間に加入させられるが、開いても意味がわからない。ナニコレ? としか言いようがない。

 昔 Web ページを素人壁新聞的にレイアウトしていたとき、理系の学生に「サカタさんは Web ページを紙のように使っている。コンピュータを使うのに向いていませんね」と言われたことがあるのだが、近年のコンピュータ界の独善的方向はそういう人々がもたらしてるんだろうと思う。かつては人間の直感に寄せるのがコンピュータの進化だったが、今は人間が直感を捻じ曲げコンピュータ側に寄せることが求められている。

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■13/12/25(水) □ 日英「ラブレター」比較
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 今年もカナダのクリスマスはトゥーマッチ、ベイビーに注がれるおもちゃの洪水に人ごとながらやれやれと思う。その光景を見て萌はもう自分は子供ではないのだ、プレゼントが来ないのだと実感したらしく、しゅんとしていた。叔母さんたちに服はたくさん買ってもらったけどね。


この文字量がぞろぞろ出てくるわけですよ
ゲーマーの姪 SF が出してきたのは【DCコミックス・デッキビルディングゲーム】。ドミニオンを遅くつまらなくするには、カードの効果を複雑化すればよい。ドミ派生ゲームはそんなんばっかだと思うのだが、これは2時間近くかかった。疲れた。

 「手札の中に『装備』がある場合、すべてのプレイヤーの『装備』カードと混ぜてシャッフルし、各1枚ずつ引き捨て札に入れる」みたいな攻撃カードが何十種類もある。これを早口で読まれてもまず意味がわからない。ゲーム慣れした MK が「つまり言い換えると……」とわかる英語に訳してくれてやっと分かる感じ。

 攻撃大好きアメゲーらしくこういう効果が満載されており、その都度おいおい勘弁してくれよとボヤくことができ場はそこそこマイルドに盛り上がるけど、それってゲーム性とは関係ないと思うんだよな。こういう効果って人生ゲームの「振り出しに戻る」的な外れクジじゃん。この手にどれだけのメリット/デメリットがあるかと考えることがドイツゲーム的なゲーム性であって、アメゲーに満載されたこういう操作は場を盛り上げるための罰ゲームに過ぎないと思う。出てくるカードによる振れが大きすぎて、どうやってデッキを加速させようかというゲーム的な思考を放棄させる。

 しかしそのテキスト効果による振れ幅の大きさがアメゲー好きにはウケるようで、姪は攻撃カードの連鎖が決まりまわりへの攻撃がドカンドカンと決まるとえらい喜んでいた。

 そんなわけで俺と萌はまったく盛り上がらず、失礼にならない程度の熱意をキープしたまま、カードを読まずただ買えるものだけ淡々と買っていた。こうしてテキスト満載アメリカンゲーム(ワレスも同類)ばかりがMKのゲーム会に出てくるので、萌は「ボードゲームとは長時間拘束されよくわからないことを延々とやるもの」とネガティブに感じていると思う。カルカソンヌやグレンモアの頃はボードゲームを楽しんでいてくれたのだが。

 うちは Netflix で妻子が映画漬けとなり家ではボドゲを一切やらなくなってしまい、俺はもう長いこと買ってないのだが、ここらでなんとかしないともう限界だわ。テキスト満載アメゲーはもう全部パスしたい。メカニクス明快なドイツの名作を自分で持ち込みたい。

◇

 いろいろボードゲームは用意されており遊びたかったのだが、2時間ものゲームをやるともう他にゲームをやる気が皆から失せる。あとはSFの持ってた「ラブレター」日本語版を3勝ルールでやれただけ。日本語版は英語版より絵が圧倒的にいいが、英語版に慣れていると職業の割り当てがちょっと不自然でプレイしにくい気がした。

【日】        【英】        【効果】
1兵士        Guard         他者の職業を当て追い出す
2道化        Priest         他者のカードを見る
3騎士        Baron         他者と手札を比べ勝負する
4僧侶        Maid        次のターンまで攻撃を受けない
5魔術師    Prince         他者の手札を捨てさせる
6将軍        King         他者と手札を交換する
7大臣        Countess     手札と合わせ12を超えたら→(大臣)脱落(Countess)この札を捨てる
8 姫         Princess    捨てたら脱落


 ああ、不自然というか兵士と姫以外は職名が全部まるきり違うんだ。だから慣れてるはずなのに妙にプレイしにくく感じたのだ。こうして見るとカードの効果から考えれば、どれも日本版のほうが自然である。僧侶は人の手を盗み見るより争い事はやめなさいというほうが自然だし、勝負に出るなら男爵よりも騎士だろう。幻惑して敵の手札を捨てさせるのはプリンスより魔術師の仕事っぽい。英語版の役職名と効果はどれ一つとして整合性がない。絵も役職名もなんでこう不自然な形にリメイクされたのか謎だな。

 大臣/Countess(伯爵夫人) だけは Countess の効果のほうが引っ掛けに使えていいと思うが、大臣を引いた瞬間脱落というのもなかなか笑える展開だったので、これは日本語版が姫2名とプリンスかを選んで使えるように、大臣か Countess を選べるのがしとくのがベストだろう。

 「ラブレター」が日本製カードゲームとして初めて世界的ヒットとなり、英語版は一般のトイショップにもカタン等と並び売られるほど普及してきているのだが、こんなに元と違う形で、日本らしさ皆無で海外ゲーマーに定着してしまうのは残念なことだ。眼鏡プリンセスを海外デビューさせて欲しかった。

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■13/12/28(土) □ ボーナンザを検討
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 朝突然ひどい喉の痛みで目が覚め、昨夜までまったく前兆もなかったのに風邪を引いていた。なぜ? 超キツイ。晩飯まではつくれたが、そこで倒れた。

餅を探していて明日日系センターに行くことになり、ついでにニューウエストのゲーム屋に寄りなにか買おうとショップの在庫カタログを眺めていて「ボーナンザ」を見つけた。豆を作って売るゲームで、すごく面白いと読んだことがある。ルールを読んでみると、必要な豆を交渉してやりくりし、畑で増やし価格を上げて売るというゲーム。畑を拡張もできる。つまりこれは同作者「洛陽の門にて」の原型だ。「洛陽」は面白いがめんどくさくてオンラインでやらなくなってしまったので、その簡易版ならばバッチリではないか。

 頭のなかでゲーム展開をイメージしてもこれは面白い。「ここで畑をリセットしたくない、誰か助けてくれ」というゲームになるんだろう。「洛陽」では自分に足りない作物を手に入れるためにヘルパーカードを駆使して複雑な操作を行う。そこが面白くもめんどくさいところなのだが、そこを「交渉」というただ1つの手段で実装してあるわけである。いや作られた順序は逆なので、交渉なしに作物生産&取引の面白さを出そうと思えば、「洛陽」ほどに複雑で時間のかかるシステムになってしまうということなんだろう。「洛陽」は面白いが重いから人気ないもんな。俺ももうずいぶんやってない。よし買おう。こういうテキストがなく軽いドイツゲームを揃えていこう。

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■14/01/01(水) □ 正月庭園
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年末風邪でダウンし「ボーナンザ」は買いにいけなかったが、MKが正月訪問に来たので「空中庭園」をやる。このゲームはとにかくルールが3つくらいしかないので3分で説明が済み、ゲーム内で起きていることを誰もがすぐに把握でき、「あそこにこう置けば6になる!」的なひらめきと計画と読みを存分に楽しめるところが素晴らしい(詳細はこちら「驚きの発明空中庭園 」)。

 MKはむくっと立ち上がり自分の庭園をさまざまな角度からためつすがめつし、「ぼくがこれを取れば君がこれを取るだろうが、それでもこれが残るから6が作れる、ヨシ!」と計画を楽しみ熱中し、見事初戦勝利。最近MKとゲームをやる機会は多いが、彼がこんなにのめり込むのはパンデミック以来じゃないかと思う。

 「君も今年は長文テキストを使いハプニングや派生の多彩さを誇るアメゲーは買わず、こういうルールの見通しがよく思考やプランニングを楽しめるドイツゲームを買ってくれたまえ。俺も買うから」というメッセージを込めた元旦プレイであった(つもり)。

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■14/01/02(木) □ 地元ラジオ発見
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 マウイで移動中聞いてた地元ラジオがバンクーバーよりもはるかにいい音楽をかけてたので、バ局ももうちょっとどうにかならんかとスキャンしてみたら、他と違う音楽をかけている局が見つかった。80年代のヒューマンリーグとかあの辺の英国臭がする、いまどき売れなそうな曲をかけている。

 やがて「CKPM 98.7FM、……Sound of トライシティ」というジングルが入り、うちの町のローカルラジオだと判明。すごい。局はとなり町にあり、近辺3市に向け放送しているミニ FM 局らしい。インディだ。だからあんな売れなそうなヘンな曲をかけられるんだ。そして道理で音が悪いわけだ。

 当たり外れはあるが――もしかするとバンクーバーのローカルバンドの曲をかけてるのかもしれない――、カナダの他の局はロックもポップもマジでもう百万回聞いたよという曲しかかけないので、違うのは実にありがたい。貴重である。最高だよガンガン知らない曲をかけておくれよ DJ と投書しておいた。

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■14/01/03(金) □ 不死身のカシオ
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腕時計のバンドが切れてハワイに持って行けず往生したのだが、掃除してたら日本でむかーし買った温度計&世界時計付きのカシオが見つかり、これがまだ動いていて驚いた。電池は一度交換した気がするが、20分も狂ってたので相当長い間使わずにいたんだろう。えらいカシオである。

 で日記を検索したら買った日がわかってしまった。1994/01/03、なんと20年前の今日ではないか。Mとの初めての海外旅行から帰り、世界時計が欲しくて吉祥寺で探したのであった。なつかしいなあ、あの三多摩の冬。日向はポカポカしてるんだよね。

 そしてこの時計を腕にはめ、その春にカナダに来たのだ。以来バンドは2度ほど交換したがメカ部は当然何のケアもしてないわけで、20年間当たり前のように動き続けるカシオ製品はすごいなあと思う。

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■14/01/6(月) □ 「ボーナンザ」は理想のカードゲーム
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 ようやく「ボーナンザ」が手に入る。ルールを覚えるために1人2役や1人3役をやってみると、畑2枚でも3人がうまく交渉するとちゃんと回る。「そこまで育った畑をリセットじゃかわいそうだからオレの畑を捨ててその豆をもらってやろうありがたく思え(ト言いつつそれで有利になる)」という感じの密かな喜びが随所にある。手札から不要カードを櫛の歯のように抜いて手番プレイヤー(このゲームでは「敵」という感じがしない)に渡し、自ターンで残ったカードをドンドーンと2連で置けたりすると超気持ちいい。1st デッキが尽きる前に全員畑を購入、2巡めのデッキは驚くほど薄い。

 終了、16-15-13。最後はどこの畑も豊作となってゴキゲンな状態であった。4, 22, 24 と拡張カードが最初から加わり 150 枚と膨大な枚数となる英版ルールは明らかにおかしい(評判も悪い)ので原作ドイツ版の 104 枚ルールでやったのだが、3人でバランスもプレイ時間もばっちりな感じ。これはほんとうに面白い。「出た豆は植えなければならない。植えられないものは人にもらってもらわなければならない」という2つの must ルールだけでメカニクスができている。カルカソンヌ級の画期的シンプルメカニクスだと思う。これだからドイツゲームはすばらしい。

 ほんと【理想のカードゲーム】がやっと見つかった。

①パーティゲームのようにすぐ導入でき、うまくなる楽しさもある
②テキストがなく、誰もが常に交渉に参加できるので待ち時間がほぼゼロ
③ルールに例外が1つもない超シンプルなメカニクスながら深い
④トランプ2組分のコンパクトさ

 家族ボードゲーム導入における最大の障壁であるめんどくささがまったくなく、それでいてコロレットのような単調さがなく飽きにくいはず。このゲームの弱点は、

①シャッフルが大変
②手札が見にくい(要カードホルダー)

 これしか思いつかない。①はセットコレクションゲームなのでゲーム終了時にはカードが揃っており、枚数も多いので相当念入りにシャッフルしないと次のゲームに支障をきたすという問題。電池式のカードシャッフラーを使っても、うちのは安物で左右均一に混ざらないので手でやるより結果が悪い。

 ②は手札がガンガン増える上に並べ替えられないので、見やすく並べることが物理的に難しいという問題。カードホルダーがないとこれはプレイできないだろう。うちには紙製のホルダーがあるが10枚も並べるとカードがオーバーラップし、するとこのゲームはカードの端には判別困難な小さなアイコンしか描いてないので、種別が判読できなくなってしまう。さかさまだとなおさらわからない。これが最大の欠点だろう。トランプのように重ねても数値だけは見えるデザインにしてほしかった。大ヒット作で改版もされてるのになんでそうなってないのかな。

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■14/01/07(火) □ フォークソングズ
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 NHK で坂崎幸之助と所ジョージが下北で遊ぶ番組があり、この人たちってほんとフォーク好きだよなと思う。Youtube であらためて見てみると坂崎は音程は正確だがプロ歌手としてはかなり厳しい声量のなさで、これだからアルフィーのサイドボーカルに甘んじてるのかと再認識した。もし歌えたらあんな趣味と合わなそうなハードロックバンドなどやらず、自分でフォークバンドをやりたいことだろう。



 これに触発されて Youtube フォークソングめぐりをし、「上海帰り(南正人)」を見つけた。高校の時田舎の町のライブハウスに巡業来たセミプロバンドがこの曲をやり、なんていい歌だと市内のアマチュアがこぞってコピーし流行ったのであった。RC SUCCESSIONを初めて聞いた下北沢音楽祭のラジオでも、ボブズフィッシュマーケットというバンドが歌っていた。

―――♪幸せを運んでくるというー 青い小鳥を追い続けー 今宵はいずこ、上海帰り―――

 B'z とかがカバーしたら、「ウルトラソウル」級のカラオケ盛り上がり定番になるのは間違いない。坂崎幸之助はこうした完全に埋もれた 70 年代フォーク/ロックの名曲たちを掘り起こしていただきたい。

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■14/01/11(土) □ 日本のメロディアス
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 久々に萌の日本語勉強会、Aiko「ボーイフレンド」のギターと歌詞を学ぶ。ハワイで萌はこの歌をずっと歌っていたのだ。

Am7      B7
早く逢って言いたい
Em7      Dm7
あなたとの色んな 事
CM7  B♭M7
刻みつけたいくらい
Am7  D7
忘れたくないんだと

……B♭メジャー7……俺も知らん。調べてああこうかと進んで行く。難しいがカッコいいね。

 Aiko のコードをネットで探していくと、コードマニアがやはり彼女の曲を考察している。《「カブトムシ」と「ボーイフレンド」はすごく凝ったコード進行だが、「ほほうこれは珍しい逸品」というコードマニア的な感心を感動が上回る。天才作曲家が人生で2~3回作れるかどうかっていう名曲》と評している人がいた。後段はどうかと思うが、前段はその通り。

 しかし Jpop は超メロディアスなのが全体としての特徴だが、Aiko 級になると英米カ人はメロディ多すぎトゥーマッチと感じるかもしれない。俺も「くちびる」とか聞いてると、いつまでメロディが続くんだ、呼吸が苦しい、早くキメの「あなたのいない世界にはあたしもいない」に行ってラクにしてくれという感覚がある。

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途中萌が教科書を開いて見せてくれたのだが、カナダ中学の世界史副読本の日本の項目にこういう平安貴族の絵巻みたいなのが掲載され、萌ら意識の高い女子たちがこれを見て「これはアジア人蔑視よ! わざと細くてつり目に描いてるのよ!」といきり立っていたという。いやいやいやいや(笑)。

「これが当時はノーブルな美男美女だったらしいのよ」
「へー」
「ここでエンペラーの写真を見てみなされ。ほら、似てるでしょ」
「あーやさしそう」
「プリンスも」
「あー(笑)」
「相撲が好きなその娘さんも」
「あー(笑)」
「つまりいまもこれが日本のノーブルなお顔立ちなのだ」

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■14/01/12(日) □ やっとボーナンザ
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ようやく夜「ボーナンザ」を家族でプレイ。冒頭説明「畑が2つとも使用中で新たな豆を植えられない場合、畑を破棄して新たな豆を植えねばならない」というあたりで、ボドゲ導入の天敵である『ナニコレどこが面白いの感』が忍び寄ってきたのだが(※)トレードが始まると「いらないものと欲しいものを交換する」というのは超直感的なのでバリバリ回り始めた。

※手札をオープンにして数ターン回し、「こういう場合これを植えたくないから、他の人のターンの間に交換で出してしまえばいいのだ」とマネージメントの基本を説明すればいいのだとあとで読んだ。なるほど。


 Mがこのトレード交換がめっちゃ気に入って、自分の番になるとものすごく積極的にトレードをする。「これはいらないわね。2枚あげるからなんでもいいからちょうだい」とバンバンと交換してくれる。カードには明確な価値の上下があるのだが、交換により手札を整え畑を切り回すというオーガナイズ自体が遊びとして楽しいのである。同じ豆を交換すればお互い植えることができるという裏技が可能なこともすぐ気付き(これはルールで許されている)、見事に畑を充実させていく。4枚目の畑まで買おうとして買えないと悔しがる。

 デッキ(オリジナル独ルールの 104 枚)3巡はあっという間に回転し、時間とゲーム性のバランスが非常にいい。最後集計してみると意外や俺の勝ち。豆貨幣価値がまだわかってないのでみな希少な豆でも1対1でどんどん交換し、たまたま俺に6豆がどどっと来て4金取れたのが勝因であった。

 Mは「これはキュートね、皆でヘルプするというのがいいわね」と非常に高評価。でしょー。でも慣れてきたら「いやその豆でこの豆は高すぎる。2枚はもらわないと」てなふうにシビアになるわけよ。これ以前のMのお気に入りゲーム「空中庭園」をプレイした時よりも導入時の反応はよい。Mとのゲームはとにかく彼女のほしいタイルを取るとかの一般的ゲーム競合行為をすると怒るのが問題なのだが(笑)、このゲームならば「空中庭園」よりもさらにケンカになりにくそうだしな。

 萌は終始「まったくやる気ありません友達とテキストするか寝たいんですけど無理強いされて超不快」という顔でやってたのだが、俺とMが「まあいいからこれをもらっておけ」と豆を交換であげたので、最後はけっこう立派な畑ができ点もたくさん取れていた。

 おかげで「やる気はまったくなかったけどたしかにこれはキュートである」と言い捨て部屋にこもっていった。つまりプレイ感はよかった様子。これほどゲームをやる気がないプレイヤーをもゲーム内で自然にアシストできてしまう秀逸なシステムよ。

2014/01/09

日記【マウイ旅行③】雨にけむるジャングルドライブ

「ホテル前でお手軽スノーケル」「照っても降っても楽園の島」

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■13/12/17(火) □ ホテル前でお手軽スノーケル
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【5日め】本日はホテル前の浜で二度目のスノーケリング。一見延々と続く砂浜なのだが、ところどころ海床がいい感じに岩になっている場所があり、そういうところにはスノーケラーが浮いている。マスクをつけ覗き込むとちゃんと魚がたくさんいる。うわー。岩場ほどのバラエティや面白みには欠けるが、ホテルから出てホイで魚ざくざくというお手軽さがありがたい。昨日はカメも一瞬見かけたのだが、さすがにそう簡単には見られないか。

ひとしきり魚を楽しんだあとはそのままプールに移動し、Mも交えてまた水中バカ写真撮影大会で盛り上がった。


◇

 晩飯はMのリクエストでラハイナの炎吹き上げる日本鉄板焼き屋へ。輪切りのオニオンを積んだ中にリキュールを注いで火を着け、ハレアカラ火山だとやっていた(笑)。鉄板焼きはどこもこのファイヤーショーをやるのかと聞かれ、いやこうして火を使うのはアメリカで日本移民が始めたことじゃないかなと話す。

 昔父さんが兄貴と俺を肉屋学問として東京の高級鉄板焼きに連れて行き、神戸牛をこうして食わせてくれたことがあるが、日本の地場ビーフはどこもすでにうまさメーターを振り切ってるので、信州牛と神戸牛の違いなどわからなかったよ。どっちもただひたすらうまいだけ。―――鉄板で焼くとほんとなんでもうまいが、肉は普通の米ビーフであった。まあ当たり前か。


旅のお供にウクレレがほしかった
◇

 夜のラハイナの町を撮っていて、SIGMA 19mm はいいと思った。カメラが遠くの明るいものにフォーカスしがちだが、それに気をつければ 1/20s-ISO1600 くらいで夜の町を自由に撮れる。。夜に遠くを撮りたい場面なんてないのでズームも必要ない。気持ちのいい夜の散歩撮影。




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■13/12/18(水) □ 照っても降っても楽園の島
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こういう岩とサンゴと魚の上をそーっと
泳いでいける。
【6日め】最後のスノーケルは1時間ドライブし、島で一番カメに会える可能性が高いという南端ワイメア近くのウルアビーチへ。15年前に泊まったホテルがワイメアだと思うが、どこだかまったく思い出せない。

 ウルアはコーラルがきれいに波を消してくれるサンゴ礁だった。はるばる来た甲斐あり魚影がこれまでで最も濃い。波が静かなので、サンゴに触らないように気をつけながらそーっとその上を泳いでいくことができる。これは気持ちがいい。

 望んでいたカメは俺とMが姿を見かけただけに終わり、写真は撮れず。海ヘビがいて写真を撮れた。ヘビだと思ったが後で図鑑を見るとウツボだったらしい。スノーケルをやるなら、より岩場の多いハワイ島のほうが向いているのだろう。島の自然はマウイのほうが美しいと俺は思うが。ハワイ島は地質がすごくドライな感じがする。




 昼飯後、別のサンゴ浅瀬に移動しMが潜る。こうして車で移動してのダイビングは、水から上がるたびに砂を落とし体を乾かさないと車に乗れないので、行きはいいが帰りが面倒くさい。車を汚すとレンタカー屋にチャージされるのである。いったん乾いた身体をもう一度濡らすのは気が重いので、俺と萌は水に入らず絵に描いたような南国の浜辺で待つ。

 するとスコールがやってきた。俺は車に逃げ込むが、萌はスコールの下で濡れながらずっとサンゴを拾っていた。雨に濡れながら軽やかに飛び跳ねサンゴを拾う少女。これも南の島らしい美しい光景。照っても降っても楽園の島よ。




 ホテルに戻るとウクレレで歌うおいちゃんが。あのおいちゃんも日系なのかもしれない。明日は帰宅。もう旅は終わりなのかとセンチメンタルな気持ちになり、最後の夕日と夕闇のビーチを撮り続けた。

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■13/12/19(木) □ 雨にけむるジャングルドライブ
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【最終日】夜までに空港に着けばいいという1日なので、あちらこちらと寄りながら移動する。昔ハナドライブの途中で見つけた美しい滝壺にもう一度行きたいとネットで目星をつけ Google マップして車を走らせたのだが、滝は1つも見つからなかった。昔もそうだったがこの道はとにかく道標がなく、ガイドブックを持ってないとどこで車を停めどこまで歩けば滝が見れるのかがわからんのだ。前回見つかったのはたまたまだったのである。今回はついに見つからず引き返す。

 マウイ北側は俺たちがいたドライな南岸とは気候が全然違い完全な熱帯雨林で、途中車が一斉に路肩に止まり雨をやり過ごすほどの豪雨となった。猛烈な雨にけむりどこまでも生い茂るジャングルに声が出る。萌が道中撮った写真に写る雨が美しい。極度に細く極度に曲がりくねり、センターラインを割ってくる対向車が怖い豪雨のハナドライブをそろりそろり走って行くのは、恐ろしくもスペクタキュラーな体験だった。往復2時間、神経とブレーキを踏む右足がクタクタに疲れMに運転を代わってもらう。



◇

そして最後に Iona ニードルマウンテンへ。15年前に来た時よりもいいカメラを持っているので張り切って撮ったが、あとで見ると使った標準ズーム MZ の解像が今ひとつだった。MZ は遠くの有機物を撮ると解像というか色分離が弱い。具体的には葉っぱのわさわさ感が足りない。緑あたりの色が滲んでるのかもしれない。色設定で彩度を若干抑えればもうちょっとよくなるかな。SIGMA もここでトライしておくべきだった。

 しかし距離的には MZ14-42mm(換算 84mm) で足りなくて悔しいような場面は結局なかったな。もう1つ上の望遠レンズ、換算 300mm は子供の運動会とか野鳥撮影専用だろう。つまりもうちょっと背景がボケ(左中はF4/20mm、ぼかしたかったがボケなかった)、もうちょっと遠くがカリッと解像して(左上22mm/F6.3、下35mm/5.2開放、絞るべきだった)もう倍ズームできたら完璧なのだ。換算 28-150mm F2.8-3.5 くらいのレンズが SIGMA あたりから廉価で出てくれたらいいわけである。お願いしますレンズメーカーさん。

【追記】いつも旅先ではレンタカーのインプレを書くのだが、今回の 2013 VW ジェッタ 2.5(ゴルフのセダン)はなにも書くことなし。低速トルクをえらい絞って燃費を稼いでるので 2.5L を積んでる意味ない加速感、どのスイッチが何なのかまったく見当がつかないドイツ車らしい UI。コーナーで攻め込めばガシッと決まる昔ながらのジェッタ味は健在だったが、近年借りたレンタカーで一番乗ってて面白くなかった。これよりは夏に借りたヒュンダイのほうが買いたくなる。VW やフォードフォーカスは日本ではハンドリングの評判がいいのに米加レンタカーで借りるとほとんど特徴なしで、攻め込んでサスを沈めた時だけいい味が出るので、米向け仕様は足回りがふわふわ快適にデチューンしてあるんじゃないかと思う。

◇




はあ、短い旅だったと帰ったバンクーバー空港は10cm 超の大雪となっていた。げげげ。しかも早朝なのでまだ交通がなく、道の雪が融けていない。坂道と高速を避けるため空港からマリンドライブに入ったのだが、バウンダリーに近づくにつれこれは駄目かもしれんねという路面状況になってくる。ラジオは「車が電柱に激突して停電している、マリンドライブからバンクーバーには上がるな」と警告している。えらいところに帰ってきてしまった。

 路側帯に落ちてる車も多数いたのだが、しかし新タイヤファイヤストーンは驚異的な雪性能で、見事完走してくれた。助かった。お疲れさま、ただいま。