2017/05/24

【カメラ日記】初夏の農園


(XZ-2)

奥様が借りてる市営農園の草取り手伝いをしてきた。今年は春先の大雨でぬかるみがひどいと言ってたが、行ってみたらぬかるみどころか農園内に池ができてんじゃん! 橋がかかってるスゴイ。



橋がカッコいいと盛り上がってしまい、農作業をサボり橋ばかり渡り写真を撮っていた。農道はぬかるみだらけで一輪車等が通れず、その影響で今年はみな農作業の開始が遅れてるのだそうだ。



去年手伝いに来たときはどこの畑も花が咲いてきれいな写真がたくさん撮れたんだけど、今年は池と橋以外撮るものなし。トリとか撮ってました。ツバメきれいね。



農園は最近持ち歩いてる高性能コンパクトオリンパス XZ-2 で撮ったのだが、写真を PC に吸い上げてみるとだいぶイメージと違った。なにか立体感がなく薄っぺらい感じがする。やっぱりコンデジだからなあ。


(E-PM1, MZ14-42mm)

(E-PM1, MZ14-42mm)
去年マイクロフォーサーズ Pen E-PM1 で撮ったこのファームの写真(↑←)のデキの良かったので、やっぱり M4/3 センサーのキメと深みある画質は今でも恋しい。

E-PM1 の標準ズーム MZ14-42mm が壊れてしまってからは、主にムスメが単焦点 SIGMA 30mm をつけ友だちや自分のポートレートを撮るのに使っているのです。

 このM4/3 のヌメッとしていつつ拡大しても解像している画質を出したくてあとから XZ-2 写真をいじってみると、ソフトフィルタをかけるとその感じが出る。冒頭の写真4枚はソフトフィルタ加工済みで、カラスの写真なんかいい感じになった。XZ-2 はレンズが MZ14-42 以上にカリカリにシャープなので、屋外で解像がいい上にカメラがさらにソフトウェア的なシャープネスをかけると線がガチャガチャして不自然になるのかもしれない。


(XZ-2, sharpness -1)

 ならばとカメラのシャープネス設定を -1 として植物園を撮ってみると、期待通りの絵が出てきた。レンズは開放だがセンターは自然にカリカリで、背景はいい感じに溶けている。絵が全体的に柔らかくなり好ましい。



 一面に花や葉っぱが写った左の1枚でも、XZ-2 で出がちなガチャガチャしたうるさい感じがない。シャープネスを落とすのは正解だな。屋外ではシャープネス-1 で眠い写真になってしまうこともあり、結局標準に戻しました。XZ-2 はデフォルトで撮ってめっちゃいい写真が出るときも多いが、あれっと思うことも多い。納得行かないときはあとからホワイトバランスとソフト修正をかけるといい感じになるというのが結論。



 いい写真をたくさん撮ってくれた PEN E-PM1 の画質は今でも恋しいのだが、便利で絵もそこそこよかった標準ズームがなくなってしまうとやはり使い道が限られてしまうのが厳しい。

 昼間 SIGMA 30mm F2.8 や 40-150mm F4 をつけて中景を撮れば、PEN は今でも圧倒的な絵を撮ってくれる。この雪の写真とか惚れ惚れする。そういう機会があれば PEN を連れ出そう。◆


(E-PM1, MZ 40-150mm F4)

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