2023/07/23

【まとめ23年7月前半】愛すべきマートルシスターズ!

「公共放送をなんだと思ってるんだ」「夏服の女たち」「80年代の旗手たちが」「安倍氏一周忌」「YMO:アジアのクールのアジテーター」ほか

■7月1日              愛すべきマートルシスターズ!

カナダ・デー、コキットラムのフェスに美人お笑い3姉妹のThe Myrtle Family Band が出る! しかもついにメインステージらしい。やった。キュートでうまいのに信じられないほど無名なバンドで、ファンなんですよと前回メインボーカル・ギターの方に話しかけたら、「マジで?」と驚いていてかわいかったのだ。楽しみ :-)

The Myrtle Family Bandの系統はアンドリュー・シスターズ等の古典4ビートなのだと思うが、自作と思われる歌詞が面白くキュートだった。最前列に子供らを集め語りかけ大ウケしていて、きっと全員ママさんだろうし、仕事はプリスクールの先生とかかもなーと思った。#coquitlam #canadaday

センターのキャンディさんの歌い方、楽器(4弦バリトンウクレレ?)の構え、曲をドライブするストロークのリズム、首や肩の角度やステップのキレには惚れ惚れしてしまう。ほんとカッコいい。バックステージから出ていくときに目が合ったので、手を振りサムアップすると笑ってくれてドキドキしました。

マートルシスターズにライブよかったですよーと写真をシェアしたら、ボーカルのキャンディさんが自分のFBページに投稿してくれた。気に入ってもらえファンとしてうれしい :-) 

毎年カナダデイにこの公園に来るけど、この風景が夏休みって感じでいいなあ。マートルシスターズのFBページを見つけ眺めてみると、夏休みにバンクーバー諸島をめぐるサマーツアー日程がぎっしり入っていた。Youtubeじゃバズってないが、やはり知る人ぞ知る人気はあるみたい。よかった。 

別な場所で友だちとカナダデイを祝っていた娘を駅で拾い、長い夏の日が終わった。9時40分でもまだ空はほの明るい。


■7月3日                    農場の名前が変わる

奥様の畑仕事(マメ用のつる棚づくり)を手伝いに、早朝の市営ガーデンへ。畑仕事は大変だが、終わると自由カメラタイムで何を撮っても楽しいところなので、呼ばれたらいつでも手伝いに行きます。喜んで。 


昨日ちょうどこのテントで先住民Kwikwetlem(コキットラムの語源)の人々を中心に、「コロニーファーム」という名を変更するセレモニーが行われたと今朝ニュースで見た。トゥラハッタムと読むのかな。言われてみれば「入植農場」というのは土地を奪われた側にとって、身勝手な名だったのだろう。

これも昨日たまたまなのだが、俺がいつも自転車で走る自然公園を隣町の人が「わが町は美しい」とツイートしていて、ちょアンタ! と俺は土地を奪われたような憤慨を感じた(笑)。たしかに市境が変なところに引かれそっちに組み込まれているが、うちの町からしか入れないんだからうちの公園だろ!w 


■7月5日         公共放送をなんだと思ってるんだ

#やさしい猫 これは全く逆で、なぜクマさんが在留資格で苦しまねばならぬのかという問題を国民に知らせているのだから、公共放送の番組らしいといえる。一方で例えば国が何をやってるのかをつぶさに知らせないNHKニュースこそ、「国民から受信料もらってつくる番組か」を問われねばならない。全く逆。


■7月6日                  夏服の女たち

今日は30度超え、カナダも暑い。ふー。

暑いけど、夏服の女性たちは美しい。後ろ姿だけでも眼福だ。◆うちの町はクラシックカー乗りが多く、こんな車が普通に走っている。 1975 Buick Electra 225。俺の車はエアコンのガスが抜けて先月ガスを詰め直してもらったが、こんな古い車だと夏は大変だろうね。

■7月7日            コヨーテも来てたのか!

【クマ撃退カメラ】昨夜庭のクマ撃退カメラに、初めてコヨーテが写っていた。録画を見てあっと驚いた。 


■7月7日                        80年代の旗手たちが

あ、パンタが。危篤から復帰と先日発表があったのに。鮎川、ユキヒロ、坂本龍一、パンタ、みんな80年代の旗手たちだった。

渋谷陽一のサウンドストリートだったか、「つれなのふりや」がかかり衝撃を受けたのだった。「マラッカ」アルバム全体はさらにすごかった。◆日本ロック大系その65 『PANTA&HAL』

はてしなくナンセンスな自民政治に続く選挙で自民大勝となると、俺はいつもパンタ『裸にされた街』を思い出す。「なにごともなかったみたいだ/街を行く人の顔は/あれほど深かった傷あとも消して/季節のよろめきに身をまかす」

PANTA&HAL 裸にされた街79' youtu.be/EMTr3Bo6OMI

バンドをやってた若き日々、パンタ「マーラーズパーラー」の音と言葉とそれを解説する親友・橋本治の本に、本当に気持ちを解放されたな。歌を作るということ、飛び抜けた天賦の才がなくとも演奏することが、許された気がしたのだ。俺はロックと文学に救われている。

Pantaライブはカナダに持ってきて、スマホに入れ今も聴いている。「トーキョーナイトライト」のメロディなんか聴くたびにエモーショナルになるな。「朝もやの中の、ルフトハンザから」。ああ、なんてすごい詩人にして、とてつもないメロディメーカーにして魂ゆさぶるシンガーだったんだろう。


■7月8日               小鳥に小枝

バードフィーダーが風で揺れないよう、軒下に小枝をねじ止めしたスタビライザーを装着し格段に安定したのだが、樹上から小枝にまず着地し、周囲をチェックしてから安心して餌皿にダイブできるのでチカディーたちはとても使いやすいようです。よし。 


■7月8日                    充電式扇風機

うちはキッチンの日当たりがよく夏は暑くて大変なんだけど、この小さなUSB充電式ポータブル扇風機を今日店で見かけ、キッチンにこれがあればいいんじゃんと気がついた。これは買ってよかった。こんな小さな扇風機でも、料理中背中や横から直接風が当たると驚くほど涼しく楽になる。

動作時間も1回の充電で4時間稼働と十分。ワイヤレスでスリムなのでこうして窓際に置けば換気扇にもなる。寝室に持ち込んで寝る前の換気もできちゃう。これはアイデア賞であった、見つけた自分を褒めてあげたい、もっと前に買っときゃよかった案件でした。ヨシ。





■7月8日                   安倍氏一周忌

#ニュース7 は「安倍前総理一周忌」と、彼と統一教会派安倍派領袖たちの倫理的な過ちは何も罰せられていないことには触れず「大政治家だった(これを言ったのが立憲泉氏であるヤレヤレ :-(」と報じ、あれほどのことがあっても何も変わりがないのだ、日本政治は手の施しようがなく反倫理的だと思った。

泉氏をはじめとする立憲中道右派と国民民主は政治は是々非々だと常々言ってるわけだが、与党の「非」がなにも罰せられない日本で野党が与党の「是」を肯定することに、国民に対しポジティブな意義なんてなにもない。

Nスペは「暴力の連鎖を断ち切らねば」とまとめた。安倍氏襲撃のとき自民党側とメディアからさかんに言われたのがこの「暴力の連鎖を断ち切る」系のまとめ物言いで、権力の不当な行使というForce=力が発端なのにそこを曖昧にして断ち切れるワケが…と思った。結局断ち切られなかったのである。案の定と言うことすら虚しい。 

NHKは安倍事件を振り返り「日本は安全な国だと思っていたのに」という路上インタビューを拾っていたが、「日本は憲法で政教分離だと思っていたのに」という国民の声も拾ってくるのが報道の使命だろう。信じる心を裏切ったのは社会ではなく国なのだから。


■7月9日              任天堂のアミューズメントパーク

週末、朝から #ティアキン で盛り上がった。空で新しい島を発見し、蚊取り線香みたいなアレを4つも連結し扇風機を装着したガラクタ飛行船を作り、ゲラゲラ笑いながら空を滑空し他の島を探索したのだった。こういう部分はゲームというより、任天堂が用意した世界と物理の中で、ただただ遊ぶ楽しさだなー。 

■7月9日                 やさしい猫

#やさしい猫 3回目にして、自民議員が描いてほしくなくて初回からずっと騒いでいた入管の様子が、描かれた。行政と職員の態度に満ち満ちた理不尽さと説明の欠落。あの議員たちはまたなにか騒いでいるだろうか。

1回2回と正直クマさんの演技クオリティが俺にはきつかったのだが、打ちひしがれている彼の姿には力があった。それよりもさらに、バス停で吉岡秀隆を相手に漏れ出る優香の怒りがすさまじい。確たる理由もなく存在を消される側の憤りを、彼女が強烈に発散している。


■7月10日                  サンデーブランチ

友人を招き、フランスパンにベーコン・チーズ、卵にトマトに果物もという豪華なサンデーブランチをやった。奥様が庭で取ってきた大きな豆を日本風の甘い煮豆にしてくれと渡されて、母に教わった砂糖に塩少々を加える感じで初めて煮詰めてみる。お。うまい。煮豆ってやればうまいのね。 

食べ終わるとTVに写真を映し、奥様のパリ旅行の話を聞く。あの旅は俺だったらもう思い出したくもないくらいなトラブル続きだったのだが、ちょっとでもいい思い出があれば写真を見て振り返られるんだから、性格前向きでえらいな。




■7月10日              YMO:アジアのクールのアジテーター

いま #TVJAPAN でNHK#坂本龍一 芸術は長く、人生は短し」をやってるのだが、ものすごい演奏が次々に出てきてひっくり返っている。なんというエキサイティングな追悼番組なのかこれは。興奮しております。

 細野晴臣の言葉に続き「八重の桜」。この曲が坂本龍一だったか、東北の子供たちと演奏してたのかと連発でじわっとなっていると、娘が部屋から飛び出してきた。「この曲知ってる! 探してたんだよ、誰!?」「坂本龍一だよ、YMOの。先日亡くなったんだけど、すごいわ。あとでこの録画見せるよ」

追悼を見聞きするたびに、彼の耳と指が無から生み出したあの電子音とコード感はほんとに唯一無二だと感じる。ラジオでバラカン氏が「スタジオでの音作りがすごかった」と言ってたのもうなづける。

いやー見終わった「芸術は長く、人生は短し」。やはりYMOのライブはすごい。LAの「Behind The Mask」演奏で映ったアッコちゃんのいなせさ。ボコーダーで歌う坂本の挑発的な目つきと歌い方。英語なのかどうかすら分からずとも、あの音と姿は鳥肌だろ。見せたら娘がキャーいうてました。 


■7月13日            九州豪雨

#ニュース7 では途方に暮れる九州の被災者と、楽しげに外遊する岸田首相とのコントラストが強烈だった。見たことないような笑顔抑えきれぬ首相を見ると、ほんと内政は興味ないんだなと思う。――というか自民統治の内政で、笑顔出るような生産的議論など何もないのか :-(

首相は毎夏やる気のない国会を終えた褒美として外遊するので、いつも豪雨災害と重なる。政治家が希望を与えてくれない国だ。 


■7月13日            一方乾いていくBC

夕方の散歩。春はたっぷりとあった池の水が、まだ初夏なのに干上がって陸地が増えてしまっていた。BCは毎年記録を更新するような干ばつ続きである。雨量がより均等だった昔の気候って、なんてよくできていたんだろうか。 


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