2006/10/08

日記「I'm Not Like Anybody Else(レイ・デイヴィス)」

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■06/09/27(水) □ 英日仏読み書きむすめ
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 今日Mが萌の担任のカリキュラム説明を聞いてきたのだが、音楽を組み入れたカリキュラムが秀逸だと絶賛している。もともと音楽が専門の先生らしい。すばらしい。

そして萌はすでにフランス語で短文を書いている。彼女のフランス語能力は、すでに本学年(グレイド1)読み書き目標に到達しようかという勢いなのだそうだ。担任によると、1つの言語で読み書きができる子は、他の言語もある時点でルールが分かればたちまち理解しできてしまうのだそうだ。たしかに萌はひらがなの書き方がまず最初に来て、やや遅れて読みがき、そして英語の読み書きはあっという間にできるようになったのだが、フレンチでも同じことが起きているということらしい。すごいな。まあそれよりも絵のクリエイティビティと音楽性のよさのほうが俺はうれしいのだが。

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■06/10/01(日) □ ディープインパクトの凱旋門賞
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 ディープインパクトの凱旋門賞を見たくて早起きするが、どこでも放送はなし。Youtube などにアップロードされるのを待ってる間に結果が分かってしまった。ふー。まあ仕方がない。

 やっぱ有馬記念で力を出し切れず負けたことがある馬なので、現地で一度もレースに出ずに本番を迎えたのが失敗だったのだろう。日本の一流馬は世界レベルにあるのはもういろんな馬が証明してくれているのでショックではないが、サンデーサイレンスという名馬の子供が日本から生まれ世界を制すというシーンは、どうしても見てみたかった。

 天才馬は負けるときはこういうアレレなことが多い。オグリキャップらは負けてもものすごい競り合いの上で負けていたのだが、それがディープには、まだないのである。オグリ中田とディープ俊輔という感じでしょう(←安直なたとえ)。

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 などと思っていたら、夜になって映像が見つかる。結果を知っているのに、最終コーナーからゴールまでは体がガチガチに堅くなってしまった。―――あいつがこんなに頑張ったのか。結果だけを文字で知り安易な想像をした俺は馬鹿だ。この映像をリアルタイムで見ていたら、泣いていたかもしれない。悔しい。あいつがこんなに頑張ったのに負けたのか。悔しい。

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■06/10/03(火) □ オシム第1戦・トリニダッドトバゴ戦
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 ピアノレッスン第2回:萌は課題のドリルが退屈であまり熱心にやらなかったのだが、そのドリルから始まった。やっぱりうまく弾けない。もっと課題をちゃんとやらせないと駄目だな。宿題はやれば終わることだが、課題は上手にできるようになること(&そこをパスしてサクサク次に進むこと)が目的であって、一回できれば OK ではないのである。反省。

 次いで「メリーさんのひつじ」。これは萌がすでに弾ける曲だが、正しい指使いでやるとなると話は全く別で難しかろう。俺自身が指使いはテキストでしか分からないので、家でどうして教えてやろうかと考えてしまう。

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 日本から届いたオシム第1戦・トリニダッドトバゴ戦を見る。をを、速い!選手の動きもボールもジーコ時代の 1.5 倍である。長谷部が素晴らしく強く速く正確なグラウンダーを送り、ピタっとトラップした達也がつなげていく。この 1.5 倍速が90分できるとは思えないが、トバゴがこのスピードにまだ対応できていないせいもあって、ありとあらゆるところからチャンスを生んでいくチームになっていた。素晴らしい。2点目が入ってからは日本のスピードが落ちトバゴも対応が定まったようで膠着してジーコ時代と同じになってしまったが、序盤の速さは今までに見たことがない日本代表だった。

 しかし個々の選手を知らないので見分けがつかないというのがあるのかもしれないが、遠めで見ていると全員が敏捷さを誇る似たような感じの選手で、小粒の粒ぞろい、「U-23?」という感じがしなくもない(笑)。全体にセカセカしている。これだけセカセカしていてもちゃんとボールがつながるので、日本にはこんなに速くてうまい選手がたくさんいたのかと驚くが、どこかちょっと味わいが足りない気もする。森島の全盛期をも上回るかと思う達也ら数人を除くと、トルシエ時代で言えば藤本や望月といった、好選手だが代表には定着しなかったレベルの選手が揃っている感がある。セカセカしたゲーム展開ともども、Jリーグ選抜という感じが濃厚にする。それは悪いことではないのだが。

 前代表、前々代表のスター選手たちと彼らとでは、いったい何が違うのだろうと考えながら前半の残りを見ていた。予測をはずすエレガントなプレイがないから見ていて飽きるのかな。みな読みと繊細なボールタッチで敵を交わしボールを奪うのではなくて、駆け引きは省略して常に脚力勝負にかけている感じがする。その動きはアスリートとしては優秀だが、特別なサッカー選手という感じがしないのである。中村を入れてほしいとは思わないが(※)、ここに私のアイドルの彼がいたらどうだったろうなあと思う。
(※)こないだのマンU・セルティックも見たが、点を取ったシーンの前後以外はジーコ時代の中村と特に変わりなしという印象であった。セルティックは想像してたよりもずっと中村を使うチームで常にボールをもらっていたのだが、俊輔自身がマンUの厳しいプレッシャーを避けてハーフライン付近でプレイするので、まったく前に危険なボールを出せなかったのである。T&T戦に関してはアレックスが攻撃的MFとして素晴らしいデキで、彼は前線まで走り抜く走力も守備力もそこそこあるので、中村が代表レギュラーに戻るにはあのマンU戦のFK1発では全然足りない。

 しかしオシム監督は、小手先の技を使わずまずは即断直球勝負で行けという方針なのかもしれないな。トルシエもここまで極端ではなかったがボールを持つ技巧派を嫌っていたのは確かだし、今はわざとジーコの正反対に札を張っているのかもしれない。

 中盤はややペースが落ちたが、交代選手が出始めると皆パリパリに張り切っているのでまたチームのペースが上がり、後半は佐藤寿人のワンタッチを中心にいいプレイがまた続出した。いいではないか。最初の25分が素晴らしくてそれ以後は駄目だったという評が多かったが、後半に作った数々のチャンスだって、ジーコ時代に出ていればうひょーこんなことができるのかと驚くような、見事なオートマティズムだったのは間違いない。時間をかけて、もう少しエレガントさも香る代表に育ててほしいものである。

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■06/10/06(金) □ 「タワーリングインフェルノ」
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 最近古い映画チャンネルを見つけて50~70年代映画をちょくちょく見ているのだが、今日はなつかしの「タワーリングインフェルノ」を見てしまった。何度見ても恐ろしい映画である。2階以上の家には絶対住みたくないと思う。

 しかし調べるとこれは俺が中1の年に公開されている。たしか長野の封切館まで見に行ったのだが、田舎の中学生がこんな映画をわざわざ見に行ったのはけっこう不思議なことだ。少年マガジンかなにかの雑誌で、このタワーのスゴさを知って見に行ったんだよなー。あの頃のマガジン等のマンガ誌は、サブカル情報誌でもあったのである。

 と思っていると夜NHKの趣味の番組「熱中人」に、少年マガジン・キング・ジャンプ・サンデー・チャンピオンを30年分保存しているという人が現れた。ゴダイゴのボーカルの人なのであった。俺が興奮した「タワーリングインフェルノ」特集号も持っているんだろうなあ。

 この番組は毎週最高である。若いアイドルの人が出ていて、この人が毎度毎度「どこが楽しいのか理解できない」という顔をするのが勤めとなっていて無用だが(民度の低い人が他人に無理解なのは仕方がないが、趣味人・無趣味人と極端と極端を並べるのは無粋で趣味が悪い)、どんな趣味の人も幸せそうでいいなあと思う。

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■06/10/07(土) □ 「I'm Not Like Anybody Else」
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 午前中萌とのんびり過ごし、午後は庭仕事を一緒にやり、休憩に入ったところでRBが誘いに来てくれた。よしよし。

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 夜、レイ・ディヴィスのショーがあった。字幕のおかげで歌詞がよくわかりありがたい。キンクスじゃないので名曲はあまりやってくれなかったが、非常にいいライブだった。「I'm Not Like Anybody Else」をやったあとで「Next Door Neighbour」というソロ曲をやったのだが、この歌のメロディと歌詞がすばらしい。レイは、本当に誰とも違うなあと思う。

"Next-Door Neighbour" (Ray Davies)

お隣の Mr.ジョーンズ
もう生まれたときから知ってるみたいだ
しばらく会いませんでしたね
皆さん元気? きれいな奥さんも?
夢をみんな忘れてなけりゃいいんだけど
踏みにじられてなけりゃいいんだけど

健康に気をつけて
お金も大切にね
しっかりしてくださいよ
ジョーンズさん、ぼくのお隣さん

 彼は誰とも違うのだが、みんなと同じ場所にいるのだ。スタジアムコンサートに特化してしまったストーンズ(90年代以降はその反省も見られるけど)、パーティ好きの芸能人と化してしまったその他のロックグレイツとは、作る歌もギターの弾き方もぜんぜん違う。イングランドの曇り空の下、家でギターを練習し歌を書いている光景が目に浮かぶのである。

2006/09/26

日記「ピアノレッスン開始」

「初めてのピアノレッスン」「作曲「China Japan」」ほか。
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■06/09/19(火) □ 初めてのピアノレッスン
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 萌は風邪で学校を休んだのだが、鼻水以外は超元気。俺と同じ夜型ゆえに、体調が上がる午後には学校で使わなかったエネルギーが大幅に余ってしまい、ひゃーひゃーと興奮して大変であった。

 夕方初めてのピアノレッスンへ。これには非常に期待しているのである。萌が望む「千と千尋」などが弾けるようになるようにと、日本人の先生を紹介してもらったのだ。

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 先生はやさしく明るい感じの方で、初日は自己紹介と進め方の説明のみであったが、自分のバンドでビートルズをやることがあるというので、リクエストして「オブラディ・オブラダ」をやってもらう。うぉー素晴らしい。クラシック(?)の方の弾くビートルズミュージックというのは、ギターで弾くロックンロールとはかなり違う。ピアノ用に簡略化されたアレンジなのだと思われるが、レコードを聴いてそのコードとノリだけを大雑把に掴もうとするギター弾きとは、まったく別のアプローチをしておられた。

 それでは来週から本当にレッスンです、お願いします。先生によれば、萌がやりたい音楽がポップスでもクラシックでもスタートに変わりはないとのことだが、望みのジブリ音楽にたどり着くためには、それらの音楽が分かるこうした日本人先生につく道が一番合理的で近道なはずだ。

 しかし近道といっても配布された教材を見るとえらい気の長い道のりで、1年で両手を使って曲を弾くところまではいかない様子である。萌はすでにメロディをかなり弾けるので、ドンブリ勘定ギター野郎的センスでは正しい指使いを覚えつついきなり課題曲習得へとジャンプするのだが、規律正しいピアノ世界ではそうはいかないだろうなあ。

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■06/09/21(木) □ スポーツデイ
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 今日は萌は学校でスポーツデイ。雨が上がって助かった。迎えに行きどうだったと聞くと、お父さん、今日は悪いことばかりだったよと、トクトクと説明し始めた。グラウンドで何度も転んで痛かったし、2人3脚って知ってる? あれでボーイズが私の足を強く縛りすぎて、痛くてブルーズ(あざ)ができちゃったのホラ。それにマス(算数)クイズもあって、当たるとプライズがもらえるんだけど、私はどうしても当たらなかったの。あーあ。

 んなことを言いつつも全然悲しそうじゃなくて、なんか充実した小学生ライフでよいなあと思った。

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■06/09/22(金) □ DI来訪
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 NCがはずせない所用でDIを預かる。DIは両親の離婚その他気の毒な事情でお母さんへの依存が強く、今日もお母さんからなかなか離れがたいという様子であった。しかし友達がきて超うれしい萌が早く早く、なにして遊ぶ? とうまい具合に盛り上げてくれて、二人は元気にトレインで遊び始める。よしよし。

 NCが心配したとおり、DIは偏食でライスと野菜以外何も食べてくれん。「とにかく食べられるものを増やしたいので日本のものを勧めてみてくれ」といわれていたのだが、ダシや海草の入ったフリカケとかおにぎりとかは当然だめであった。ライスにしょうゆをかけて食べたのみ。MKやKVが小さいときや今のSFと同じである。まあ仕方がない。とにかく量だけはたくさん食べたのでよし。カナダ人(英国人もそうだった)は大人でもたまにこういう人がいて、普段食べてない東洋の食べ物に対して恐怖心に近いものを抱いている感じがする。

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■06/09/23(土) □ 作曲「China Japan」
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 天気がいいので萌を連れて久々に公園。うまい具合に5歳くらいの子と一緒になり遊ぶ。昨日DIたちと遊んでいるときにも思ったが、萌は学校生活を通じて子供同士のコミュニケーションが非常にこなれており、誰とでもすぐに仲好くなることができる。よかったよかった。

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 夕方萌がキーボードから音を拾って東洋風のメロディを完成し、自分で曲を作ったといって興奮している。たしかにジャパンの「カントン」に似たなかなかいいメロディだ。チャイナか日本の歌みたいだねというと、「China Japan」というタイトルがつけられ、俺が床を踏んでスティーヴ・ジャンセン風のドラムを入れて録音し完成した。

china_japan.mp3

 最初は黒鍵だけを弾いてるとなんか日本っぽくていい感じのメロディになると作り始めたのだが、弾きたいメロディにするには白鍵も必要になるのでそれをちゃんと入れており、キーからはずれた音は排除している。音に長短があるし、自分で拍子を取って間をきちんと取ってるところなど、曲も演奏もしっかりしている。えらい。ピアノの先生に聞かせてあげようといって盛り上がる。

 俺は小学校から歌は好きだったし、中学でギターを始めてからはメトロノームなんかも導入したが完璧なリズム感はついぞ身につかなかったので、独学(字や絵と同じく俺は萌が詰まったらヘルプするくらいしかしていない)でここまでしっかりした音感とリズム感を持っている萌には驚いてしまう。楽器と歌は間違いなくうまくなるだろうと思う。

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■06/09/26(火) □ ピアノレッスン開始
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 ピアノレッスン:ついに本当のレッスンが始まる。萌は先週と同様無茶苦茶照れているが、レッスンの冒頭に例のオリジナル曲「China Japan」を披露してみせた。上がっているので普段よりリズムが走っているが、きちんと弾けた。先生の反応もよくて、すかさず低音部で伴奏をつけてくれる。そういうところはバンド経験者らしい反応のよさ。よしよし楽しいではないかと、隣の部屋から壁に耳をつけてこっそり聞いてました。

 それが終わると指の名前や音の高低といったピアノの基本の説明、知ってる歌を使っての歌唱、ピアノに合わせてメロディをなぞる声楽的ドリルと、盛り沢山な内容だった。のっけからトトロの歌なんかも歌っている。理想的な展開だわ。この先生を紹介してもらってよかった。30分じゃ短い。もっとやらせてやりたいぜ。

 帰ると萌は、作曲をほめられたことが火をつけたらしくて「China Japan」の続き、つまりサビ部分の作曲に着手する。先生が伴奏をつけたのを意識しているのか、左手で和音のようなものを入れたりしていた。途中で行き詰まってやめたが、サビまで完成したらすごいな。子供の独創性には限りがない。すばらしい。

2006/09/18

日記「放浪者の悲哀」

「ついに萌が終日スクールの日々」「萌の英仏力」ほか。
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■06/09/06(水) □ ついに萌が終日スクールの日々
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 ついに萌が週5日フルタイムでスクールの日々がやってきた。初日はなんか、俺が夏休みになったみたいな気分。とりあえず掃除をし、仕事関連であちらこちらに連絡を取る。PCも絶好調だし頑張ろう。

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 午後萌を迎えに行くと、仲のよかった子の多くと離ればなれらしく、あんまり望み通りとはなっていなかった。だがまあ熱心そうなおばあちゃん先生が担任となり(Mの大学院でのクラスメイトだとのこと!)、それがなによりである。

 帰りに校庭でNCに会い、萌とDIのクラスが離れてしまった残念だという話をし、放課後に遊べるよう話をつける。NCは離婚に伴う引っ越しで、夏休み中は大変だったらしい。いい人なのにほんと気の毒。

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■06/09/07(木) □ 精神の波長
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 萌は学校が始まった前後から英語での物言いがぞんざいになってきていて、特に俺に対してきついことをいう。「萌、おもちゃを片付けな」「No, YOU do it!」という感じ。

 それをとがめて、今のは日本語で言えば『いやだ、お前がやれ!』ということだろうと直訳してやり、「日本語ではそんなイジワルな言い方を絶対にしないじゃん。なんで英語だとイジワルになるのよ」とたしなめる。「ごめん。わかってるんだけど、スクールがあるとエキサイトしちゃって、コントロールできなくなっちゃうんだよ」だそうだ。まあ英語キッズ同士のものの言い方が乱暴なのはそういう文化で仕方がないのだが、萌の精神の波長は新しいことの始まりに、ガタガタゆれているようである。

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■06/09/09(土) □ レガシィ・ラン
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 萌は金曜で毎日学校のペースに心身が慣れたらしく、無駄な高揚が収まりちょうどよくなった。よしよし。去年の今頃は終日学校の水曜は放課後疲れ気味だったのだが、今はさすがに体力的にも問題ないようだ。

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 ディナーに呼ばれSH家へ。着くとま新しい BMW 325 ステーションワゴンが。聞けば3年落ちの中古だが、ディーラーに行って試乗もせずに「これください」と買い、今日納車されたのだそうだ。お金がある家はうらやましい。BMW など欲しくはないが(中身は最高なのだろうがスタイルはうちのレガシィのクラシカルさが勝つ)、俺も燃費のいい車を「これください」と買いたいぜ。

 しかし今日は久々にレガシィの走りを楽しめた。最近乗り心地に不満があるのだが(※)、タイヤが堅くなった分、アウトサイドに必要なだけの荷重をベストなタイミングでかけて曲がるといったコントロールが効く。運転手が下手なのでいつでもできるわけではないのだが、うまくいい姿勢を作ってコーナーに入ると、ボディにピーンとテンションがかかって4輪がビシっとつながり均一に路面を掴む、絶妙の気持ちよさがある。この完全バランス状態が作れると速くコーナーを回っても乗員がラクだし、バイクのコーナリングに近い気持ちよさがある。今後の人生レガシィよりも速い(2.5L よりも大きなエンジンの)車に乗るとは思えないので、今はこの味を楽しみたい。

(※)最近はエア圧を上げていないのにゴツゴツと乗り心地も悪いし、Kumho ECSTA HP4 716 タイヤが2シーズン目にしてすでに劣化が始まり、あの絶品の乗り味が失われてるのだとしか考えられない。初期性能はよくても2年弱で素人にわかるくらい経年劣化があるのでは、歴史のない韓国製の弱さとしか言いようがない。もう1つの美点である対雨雪性能だけは落ちないことを祈るぜ。

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 今日はなぜかSTが俺や萌と話をしたがって、自分が興味のあることや学校のことをペラペラペラと話しまくっていた。俺も適当に相槌を打つのだが、ティーンエイジャーというのはたいてい喋り方がモゴモゴして早口であり、何を言ってるのか半分くらいしかわからない。たまに相槌のタイミングがずれたりして呆れられた。すまんすまん。俺にはティーンエイジガールの扱い方なんてまだわからんのだよ。

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■06/09/11(月) □ 単独大買い物行
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 久々に単独大買い物行を挙行したのだが、いろんな探し物が見つからなかった。カナダには雑貨屋がないので、大手スーパーにないものはどこを探せばいいのかすらわからない。きっと都会に行かないと見つからないのだろうなあ。田舎の買い物は難しい。

 とりあえず買えたのは萌と遊ぶ Silly Putty という粘土と車洗い用のホースをつなげるブラシで、このブラシを試してみると5分で汚れがほとんど取れ、とりあえずワックスがけはもう1月先でいいやという感じのクリーンさになってしまった。しゃがまずに洗えるので膝がラクだし、これは典型的なもっと前に買っておけばよかったシリーズの1つである。

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■06/09/13(水) □ 萌の英仏力
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 学校が始まりグレイド1でついに本格フレンチの書き方を開始した萌が、先生に作ってもらった「今日私はALの家に行きます」という宿題の例文を書き読み上げている。俺にはフレンチはちんぷんかんぷんだが、あの喉にひっかかる音がきれいに出ているのだけは分かる。あれは英語のLと同様ネイティブの人にしか出ない音なので、すごいなあと感嘆する。

 また、フレンチで書けない単語は英語で書いてるのだが、もうスペルを俺に聞いたりせずに「Heart」なんていうややこしい単語をすらすらっと、しかも文頭をちゃんと大文字にして書いてるし。日本語力もすごいが、英仏力もうーんと唸るしかなくなってきた。

 しかし毎日萌は弁当を残しており、聞けば先生に「早く食べ終えて遊びなさい」と急かされるのだそうだ。急かすなよ、体に悪いではないか。プリントにも「15分で食べ終え残りの休み時間を遊びに使う」と明記されており、萌は元々食べるのが遅いので間に合わないのだ。だいたい俺は毎晩手間隙かけて、15分で食べ終わるような弁当など作ってるわけじゃないのである。子供が15分で確実に食い終わるものなんて、ピーナツバターサンドイッチとかの軽食しかないだろう。よそのお母さんはそうしているのかなあ。どういうことなのか先生に聞かねばならぬ。

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■06/09/14(木) □ 日本語学校2年生
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 昨日の夜から雨になり、寒い。ついに電気ストーブを導入し小仕事。

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 午後、日本語学校2年生クラスが始まる。萌のクラスの先生は前に見たことのない女の方であった。KTとYJがいて、萌は興奮しすぎている。別室で Pocket PC で仕事をしながらときおり窓から覗くと、教室の前に出て一人ずつ朗読かなにかをしているようで、なかなか盛り上がっている。よしよし。

 HNも久しぶりに会ったが、意外に問題なくキンダーに行ってるのだそうだ。プリスクールのときは泣いて泣いて大変だったのに、成長しているのであろう。えらい。

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■06/09/17(日) □ 放浪者の悲哀
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 俺の週末の風邪は本格化せず過ぎたのだが、萌が風邪をひいた。夏の始め以来2ヶ月以上ぶり。やっぱり夏の間は風邪をひかないが、寒くなるとてきめんだ。たいしたことはない鼻風邪だが、一日静かに過ごす。最近萌は絵をあまり描かないが、クラフト力が上がっており、まったくの単独で美しいものを作ったりしている。



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 父さん母さんが今日金婚式だというので、久々に電話して、いろいろと近況を聞いた。カナダサカタ家は超平穏無事というか変化がない日々だが、日本の親戚にはいろいろとあるらしい。うーん。うちの親戚はドラマチックだからなあ。

 母さんは、2階に積まれた俺の荷物を整理したいという。とにかく次に帰るとき俺がいらないものを大々的に捨てるから待ってくださいと懇願する。子供の頃から母さんの手にかかると、大事な雑誌などが捨てられて泣いたものなのだ。

 しかし「あたしらが死んだら置いておけないよ」という話になって、そうすねえショボンという感じ。あそこが俺の「実家」なわけで、それがいずれなくなると思うと、心寒い。衣類家財はもうあきらめるとして、本や楽器やテープやレコードやキャンプ道具、日本に残したままのそれら愛したものたちを、将来どうしていいのか実際分からない。これは放浪者の悲哀である。

2006/09/04

日記「PNE乗りまくり」

「Athlon 2000+ マシンに移行」「PoCo 市サマーミュージック連敗続き」「ウォーターパークで歌とハーモニカ」ほか。
 
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■06/08/17(木) □ なんとXPがクラッシュ
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 朝起きるとXPが夜中の Windows Update に失敗しており、なんとシステムがクラッシュしていた。起動不能。こんなことがあるのか。

 とりあえずMのマシンでメールをチェックし仕事がきてないのでほっとしたが、今日は何年かぶりの修復の一日となる。

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 ほかにいろいろ家事があったりディスクが見つからなかったりで夕方まで時間がかかったのだが、結局インストールディスクから修復コンソールに出て CHKDSK をするだけで Windows が正常に起動してしまった。なんだったんだホントに(泣)。

 なにはともあれこうしたときにもっとラクに修復できるよう、レスキューCDを速攻で開始する。Win ドライブそのもののコピーを作るのは相当に難しく時間もかかるゆえこれまで3年放置してあったのだが(XP自体が頑丈なのでこれまで必要もなかったし)、XPディスクよりも手軽に起動できる復旧用CDを作るという PE Builder が推奨されていたのでトライ。

 するとほんとにCDからブートした。これは自分の環境を保存するのではなく臨時の簡易XPを新規に立ち上げるというもので、日本語も使えるしネットもつながる。CDだから起動や動作は遅いが、今後はどんなトラブルが起きてもこの状態をまず立ち上げ、自分のファイルやプログラムを使いネットで情報を調べつつじっくりと修復を行えるのだから、これは実にありがたい。よし。

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■06/08/19(土) □ Athlon 2000+ マシンに移行
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 MKがSHのオフィスから不要となった古PCをもらってきて、これが 1.6Ghz だというので俺がもらうことにした。今週はなぜか偶然PCいじりウィークとなってしまった。1600/1242=1.28 倍なので大幅な向上ではないが、無料なのだからありがたい。

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 XPインストール自体はすぐに終わったのだが、予想以上に元の環境に復帰するのは大変そうだ。各種ドライバはまあ仕方がないとして、重ね書きインストールなのになぜかレジストリの設定が消えているのが散見される。やれやれ、週末でよかった。スピードは Athlon XP 2000+ (1.675 Ghz)。やはりパワーは間違いなくある。ベンチを走らせると計算能力は 1.65 倍見当となっていた。クロック差以上の力が出ている。やっぱり世代の新しいチップはいいわねえ。

 夜になって完成。いままでカクカクしていたビデオがらくらくと見れる。ありがたやと今まで見てなかった寅さん Mpeg 映画を見て涙した。こういうチップがオールインワンのマザーは性能的には低いはずなのだが、やはり製造年度が10年も違うと比較にならない。ビデオもオーディオも USB 2.0 も全部オンボードになって、ケース内に挿すカードはゼロなのである。ガラガラですっきりしてよい。もし新しいマザーを買うことがあったら、絶対こういうのにすることだろう。

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 俺の旧 1.2Ghz は当然Mマシンとなる。Mはこれまで俺の日本/バーナビー時代のパーツで組んだPCを Win 95 で使っていたので、パーツは8~10年も働いたことになる。最後まできっちり役立ち音を上げずえらい奴らであった。Win 95 もこれがおそらく最後の生き残りだったろうなあ。

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■06/08/20(日) □ PoCo 市サマーミュージック連敗続き
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 PCいじりでたまっていた掃除を終わらせ、残り時間萌と公園にまた音楽でも聴きに行こうかという感じ。今日は「ブラジリアンミュージック」ということで、おそらくボサノバだろう。しかし友達と一緒じゃなきゃつまんない、音楽がまた boring(退屈)なんじゃないのと萌は言う。

 そりゃそうなんだが、今日はほかに案もないからさと無理やり連れ出すと、おじいさん6人組のギターとマンドリンとボンゴのセットだった。ヨイヨイなのか単に下手なのか、メインギターのじいさんがチューニングがボロボロに狂ったギターでペンペンと拙くメロディを弾く。下手だがまあこないだみたいに上手くてつまらんよりはいいかと思うも、萌はやはり2曲で飽きた。歌が入らないと確かに飽きるよなあ。なんでこの PoCo 市芸人はみんなインストルメンタルなんだろう。喋りを聞けば明らかにブラジル移民なのだから、ポルトガル語でほいのほいのさ~と歌えば楽しいのに。歌は下手でも楽しいが、楽器は相当うまくても見所がない。

 仕方がなくプレイグラウンドで遊び始めたのだが、ラッキーなことにフレンドリーな兄妹が現れて萌とずっと遊んでくれた。時間が来てさて帰ろうかというとその父親が、「君たちG通りに住んでるだろう」というので驚く。へ? なぜそれを。「うちもG通りなんだよ。君のことを見たことあるよ。君の家から8軒くらい隣の家かな」というのであった。するともしかしたらこの子らと萌は、いつか一緒に遊べる友達になれるかもねとときめくのであった。

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■06/08/21(月) □ 水泳とサッカーでお疲れ様
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 今日は萌の水泳とサッカーが両方ある日。子供にはちとハードかもしれん。午後のサッカーは暑く、そして明らかに現役のサッカー選手によるえらい技術志向な内容で、去年みたいにスポーツ好きなお母さんが盛り上げながらサッカーで遊んでくれるキッズサッカーとは全然違う。今年も一緒のKT少年はいつも通りに一心不乱にやっていたが、萌は終始シラケ気味であった。前の週から連続して取っている大きな子が多くてレベルにも大きな差があり、そのうちの1人が萌の脚を蹴ってボールを奪ったとかで、萌はよりいっそうやる気をなくしていた。まあ仕方がない。

 6歳になってからはどの習い事もこのように、ファンタイムが激減してしまったなあ。学校もそうだが、5歳と6歳クラスの間にはえらい隔絶がある。子供らは変わってないのに、どうしてこう大違いにするのだろうとカナダの学童観への違和感を感じる。

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夜MKの親友LOが、こないだ買ったというスズキのVツイン650というモーターサイクルを見せに来た。おー今はスズキもVツインなんて作ってるのかい。しかしフィンがない自動車みたいなエンジンに仮面ライダーのサイクロンみたいなカウル類がついており、なんというかあまり面白そうなバイクではない。音も聞かせてもらったが、昔のSRXシングルとあまり変わらない、ドローンとしたエンジンらしい。

 しかしこれを眺めていても、全然乗りたい気持ちがわいてこないなあと考えていた。俺にとってバイクは、絶滅した2ストロークエンジンのカナキリ声とともに完結してしまったことなんだなと思う。こうした4ストロークマシンにどれだけ馬力があろうと、2ストロークエンジンがパワーバンドに入る瞬間のめくるめく思いは味わえないだろう。レスポールでテレキャスの音は出ないように。

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■06/08/22(火) □ 親切なアシスタントコーチ
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 サッカー2日目:今日はスイミングがないうえに気温が低く、体力万全で萌の気分が乗っており、さらにアシスタントコーチの女の子が付きっ切りで小さな子にコーチしてくれて、非常にいい感じでレッスンを受けられた。正しいインステップキックの蹴り方レッスンだったのだが、萌はきちんと踏み込みバックスイングを取ってばしっと蹴れるようになり、きれいにキックするたびに俺のほうを見てニカっと笑う。スポーツの楽しみを味わっている。よしよし。

 しかしメインの男性コーチは華麗にリフティングを見せる凄腕プレイヤーだ。きっと市内じゃ名のある選手なのだろうが、両足でボールをドリブルして外足でボールを横に出しつつうまくターンし(DFの足が届かないところにボールを寄せる動き)、インステップでパスを出すなんていう高度なドリルを子供にやらせている。どう考えてもこのレベルの子供たちにはレベルが高すぎ、これはクラブで真剣に上達を目指す子供らにするような指導なのだろうと思う。彼はほんとはこんなキッズサッカーはやりたくないんだろうな。まあアシスタントコーチが今日のように、初心者の手引きをしてくれればよし。

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■06/08/23(水) □ プールで火災警報
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 スイミングレッスンの最終日、達成度チェックをしたあと滑り台で遊ぶというのが恒例のパターンなのだが、チェックの最中にファイアアラームが鳴り響いた。全員建物内から退去となる。どうせカナダでよくある誤警報なのだろうが、チェックが終わるまでは中に戻ることはできない。今日は曇りで気温が低い。俺はタオルと着替えを持っていたので萌をカバーして待ったのだが、半分くらいの子供らはタオルなしに気温18度の中立ち尽くすという気の毒なことになってしまった。まあカナダの子供はそれでも平気なのだが。

 職員は異常を発見できなかったのだが15分ほどして消防車が到着し、そこでレッスンの時間はオーバー。仕方がないのでそのまま帰宅、萌に熱いシャワーをゆっくりと浴びさせた。やれやれ。まあこれは天災みたいなもので仕方なし。

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 サッカーの方も今日はえらい退屈な内容で、ドリブルでコーンを回る練習を2人ずつ延々と30分以上やらされ、個々の子の待ち時間がえらい長くなってしまう。アシスタントコーチも昨日の熱意と親切さはどこへやら消えてしまった。

 後半試合になればボールに触れるのは体が大きくフィジカルコンタクトを恐れない3~4人だけなので、60分でいったい萌たち初心者は何度ボールを蹴れただろうという空しいレッスンであった。昨日とは大違いである。なんだこりゃ。

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■06/08/24(木) □ 萌の怪我4針縫合
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 7時すぎにやっと帰宅。サッカーの帰りに石ころだらけの駐車場で、萌が転んで額に怪我をしてしまったのである。落ちていたボールを習ったばかりの正確なインステップキックで蹴ろうとして脚を振り上げたとたん、軸足がずばっと滑って前のめりに転んでしまったのだ。たいした転び方には見えなかったのだがなんとも悪いことに額が地面についてしまい、右眉のすぐ上がスッパリと1cm切れてしまった。


 傷はかなり深くて縫ってもらう必要があり、病院へ。ER(緊急病棟)はいつものことだがひたすら待つ。急患や見るからに苦しそうな病人がどんどんと運ばれてくるので、怪我はしていても血も止まり元気にしている萌は次々に後回しになる。これはどうしようもなく、ただ待つ待つ待つ。

 結局2時間少々待ってやっと診察室に入り麻酔クリームを塗ってもらい、そこからさらに45分ほども待って縫ってもらえたのであった。痛みに完全に慣れてしまった萌が終始明るくしており、縫っている最中もドクターと話ができるくらいしっかりしていてくれたのが救いであった。4針も縫う怪我であったのだが、えらい。夜麻酔が切れた頃に痛まねばいいが。

 はあ、疲れた。萌は注意深く怪我の少ない子だが、今日のは完全に不可抗力だったし、どれだけ注意してもこれからも怪我はあるのだろう。サッカーなどをしているのも身のこなしの良化を助け怪我を防ぐことに役立つわけで、気をつけつつ暮らしていくしかありません。

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 ちなみに今日のサッカーレッスンは、昨日よりさらに内容が悪くなってしまった。体の大きさも技術レベルも、さらには気の強さもまるで違う集団に、1対1のボール奪取練習なんかやらせてもうまくいくわけがないではないか。昨日のドリブル練習もそうだが、コーチは子供らに何をさせるか思いつかず、クラブサッカーと同じメニューをただやらせているのである。萌やKTはサッカーにおいて相手からボールを奪ってもいいのだということ自体わかっておらず、ボールを持つたびに蹴り飛ばされ、なんてひどいことをするのだという顔でショックを受け唖然としていた。

 途中で萌は興味を失い花を摘んで遊んでいたのだが(レッスン内容が馬鹿ばかしいのでそれでよかった)、KTはアグレッシブで手加減できない子に競り合いで服を掴まれ倒されボールを奪われて、最後は泣いてしまう。今日はMも初めて見に来たのだがなんだこれは単なるシゴキではないかと憤り、こんなものはやめてしまえというのだった。たしかになあ。子供らの熱意は日々変わっているわけではないのに、コーチたちの指導力は加速度的に下がっている。明日は萌の傷が痛むかもしれんし、もうどうでもいいわ。

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■06/08/25(金) □ サッカー最終日
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 萌の傷は全然痛まないそうで、行きたいというので元気にサッカー最終日に向かう。子供の体は不思議だ。あれだけの傷を頭部に負えば、俺だったら今日なんかうんうんうなってるだろうと思う。

最終日の今日は、コーチがもう教えることを完全に投げ出してすぐに試合にしてしまった。KTは「絶対に泣かない」とお父さんと誓ったとかで最後までボールを追って頑張っていたが、萌はただただボールを追うだけの「試合」に飽きて俺のところに来、別グループでやろうと言う。OKといってしばらく一緒にボールを蹴る。こうして遊びにしてやると、萌は楽しげに俺からボールを奪ったりもするのだった。

 こうしてファン組とアグレッシブ組との2つに分けてやるとか、コーチが試合に入って下手な子をアシストするとか、いくらでもやりようがあるのにどうしてトライしないのだろう。それがバイトユースの熱意の限界なのだろうなあ。彼は根っからレイジーだった体操のナマケモノ先生と違って引け目は感じるらしく、ボールに触れない萌たちに時折PKを蹴らせてゴールだすごいぞなんてはやし立てていたが、子供たちもバカではないのでそんなことで喜んだりはせず、全員シラケて無反応なのであった。やれやれ、このサッカーは失敗でありました。

 帰り道、KTは最後まで頑張ったねと声をかけると、「そうさ、俺はもう絶対泣かないって決めたんだフンフンっ!」と、少年はえらい鼻息であった(笑)。

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■06/08/26(土) □ 晩夏のブラスミュージック
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 萌とBRおばあちゃんを図書館に置いて、俺は買い物を済ませてから合流して、この夏最後のシティホールミュージックを聴きに行った。今の夏のコンサートはみんなはずれだったが(踊れるような音楽が皆無だった)、今日のは静かめなブラスのクオルテットで、BRら集まったお年寄りにとってはちょうどなつかしい年代のミュージックだったそうで、晩夏の涼風に合いなかなか快適であった。

 萌の傷は初めて絆創膏を取ったのだが、すでに治癒し始めている。子供の体はすごいなあ。病院で縫う前からMが「スティッチ(縫い目)がついたらみんなに自慢できるわよー」と萌をはやし立てていて、何を言ってるんだこいつは思っていたのだが、萌はそれが効いたのかほんとに鏡で傷を見てうふふと喜んでいる。これがカナダ式精神ケアなのらしい。

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■06/08/27(日) □ PNE行きを楽しみに
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日曜日、萌は自分でDVDをかけたりして静かに過ごしている。明日PNE(遊園地)行きと決まったので、それを楽しみに心静かにいられるらしい。

 工作をしたいというので、久々に一緒にクレイ人形を作った。最近再び家庭内でブームを巻き起こしているムスカ! かなり上手にできたのだが、しかし萌はこのムスカをえらい気に入ったとかで、かわいいかわいいと大切にして、ベッドに寝かせ布団などかけて世話を焼いている。あれれ。




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■06/08/28(月) □ PNE乗りまくり
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 萌が1歳のときから毎年来ているPNE。今年はもう萌がライドにたくさん乗りたいであろうと、乗り放題チケットを買った(最低額のチケットと5ドルくらいしか違わない)。それで萌は回転ブランコ、モーターサイクル、メリーゴーラウンド、縄梯子タワー、ボート、超大型滑り台、トリックハウス、ゴーカート、迷路、象ゴーラウンド、ヘリコプターと、計15回もライドに乗る。去年までは迷路などの見るからにつまらんのはパスしていたのだが、フリーパスがあればもったいなくないのでなんでも乗れ、気に入れば何度でも乗れるわけで、これで正解だった。



 毛布に乗って滑る超大型滑り台が一番楽しかったとのこと。1度目は見ていて怖かったが(上の係員が全然手助けしておらず、毛布からお尻が半分出たまま滑ってしまい、バランスを崩しそうになり顔面がこわばっていた)、2度目はウイーッと声を上げて滑っていた。




 着いて早々のライド乗りまくりで興奮しすぎたせいか、昼飯後しばらく綿あめを買ってくれといって萌がワイニーになり、ベソをかき言うことを聞かなくなり、みなげんなりする。が、ダンスを見たりマーケットをのんびり見て回ったり車にいたずらペイントをしたりといったPNEらしい午後を楽しんでいるうちに機嫌は直り、マジックショーを見て晩飯を食べホースショーに喝采し、最後にもう一度ライドに乗って終了。暗くなり肌寒い中PNEを後にした。お疲れ様でした。PNEはお金がかかるが、やはり欠くべからざる夏の風物詩なり。

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■06/09/01(金) □「フォークの達人」
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 夜、NHK国際で「フォークの達人」という番組があり、なんと遠藤賢司を1時間半もやった。こんなに趣味的な濃い音楽番組を1時間半もやってくれるとは、NHKえらい。カナダにいて鈴木茂のギターが聞けるとは、耳福である。遠藤賢司が好きか嫌いかはともかく(「ワッショイ」と「不滅の男」しか知らない)、非常に面白い番組だった。

 しかしこないだ陽水の特番で同世代のフォーク歌手たちを見たときにもつくづく思ったが、あの頃のミュージシャンはどえらい変人が多い。いまどきの日本のミュージシャンは―――Jポップなんかはまあ音も言葉も凡としかいいようがないがロックミュージシャンでさえも―――、こんなにゴツゴツと変な音を出し、本人にしかわからない心持ちを長々と歌っている人はいないのではないだろうか。

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■06/09/03(日) □ ウォーターパークで歌とハーモニカ
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 向かいのRB一家と午後ウォーターパークへ行く。RBはピュアでシャイなスマイルを持ったいい子なのだが、両親の離婚でバンクーバー住まいになってしまい、父親と過ごす週末しか PoCo に帰ってこないのが非常に残念だ。

 父親RKにいわれてギターを持っていき、子供らを見ながらビートルズセッションをする。彼はがっしりした体躯と低い声に見合った肺活量によってハーモニカがうまいのである。そしてすごいビートルズ好きらしく、リクエストする歌う曲も「レイン」とか「You Gotta Hide Your Love Away」とか、えらいシブイ。

 「レイン」は歌もハモりもバリっと決まり衆目を浴びる。ビートルズネタ切れした後半はサイモン&ガーファンクルをやってくれ、ビリージョエルをやってくれと、まるで俺はカラオケギター屋さんとなってしまったが(「ピアノマン」なんて、流行った25年前にラジオで聞いたことあるという程度でしかないのにそれなりに伴奏できてしまった)、楽しかった。ギターの弦を換えてやらんと。完全に死んでいて張りがゼロです。

2006/08/25

萌の絵本「おばけやしき」



「おばけやしき」表紙。Moay's book "Ghost House"

恐ろしいモンスターが表紙を飾る、おどろおどろしい本の登場。恐ろしいくせに「very funny」という宣伝文句も入っている。


「おばけやしき」1

「誰の足跡かしら」。スティッカーを使って敵(おばけ)の足跡を表しています。おばけは2万歳らしい。デーモン閣下?


「おばけやしき」2

「きちゃだめ わるばか むすめ!」「ばーか」と、のっけから険悪なモンスターと女の子のやりとり。怒ったモンスターが口からなにか嫌なものを吹き出して、女の子は逃げ惑います。


「おばけやしき」3

窮地に陥りえらい長口上で助けを求める女の子。このままではスパイク(とげ)が埋め込まれた罠に落ちてしまう! たすけて。たのむよ(笑)。―――とそのとき!


「おばけやしき」4

タラーン! どこの国の人だお前はという感じの王子が駆けつけて、女の子は無事救われたのでした。めでたしめでたし。(完)





おまけ・ゲームシート「アニマルズ」
"Pick your favorite animal and its name (Moay's game sheet)"

萌が製作したゲームのようなもの。好きな動物と、その名前を選んでくれというのですが、アニマル (animal)、リス (squirrel)、鯨 (whale)、トラ (tiger) といったスペルを知らない言葉をすべて自力で推測して書いているのがえらい。子供のこういう工夫には感動させられます。

2006/08/19

日記「3年ぶりのウィスラー」

「リゾート気分」「スクワミッシュの断崖ランチ」「萌のお使い」ほか。
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■06/08/10(木) □ ウィスラー行きの荷造り
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 週末のウィスラー行きの荷造りをしているのだが、萌がすでに興奮しすぎていてなかなか大変な状態。それに荷造りというのは、何度やっても前日夜にならないとはかどらないものである。

 夜になってようやく本格的に荷造りを始めたところで、翻訳会社からサンプルをくれとの連絡があり、さらに家族が仕事で大阪に行ったきり連絡がつかない助けてくれなどとジャマイカSHのお母さんが相談してきたりで(彼女の持つ番号の大阪の市外局番が間違っていたので、教えてトライさせたらつながり解決した)、えらいドタバタした。だが明日の昼出発なので、ここまでやっておけば大丈夫だろう。

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■06/08/11(金) □ 3年ぶりのウィスラー
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スクアミッシュの岩の壁
16:45 ウィスラー着。休憩込みで3時間半、やはりそれなりに疲れる。特に右足が疲れた。エンジンパワーは十分にあるのだが(燃費もこないだ入れたインジェクションクリーナーのおかげで万全に戻った)、常時右足に力を込めてないと勾配がキツイところで回転が落ちてしまうのである。やはりこれは加齢による全般的なパワーダウンのせいだろう。仕方がない。

 実際うちのレガシィ11歳18万キロは最近トシを感じ、足回りもバタバタしているのだが、今日のワインディング走りはそれなりに楽しめた。やわらかなタイヤにしたおかげで、乗員への揺れや疲れはまったく心配せずベストなステアとアクセル操作に集中できるのである。ポイントポイントで、時折ゾゾゾとモーターサイクル時代を思い出すようなコーナリングを楽しめた。

 着いて簡単な夕食を取り、萌とスパ(ジャグジー)に入る。風が冷たいのでプールは今日は無理だが、そこそこ熱い湯にゆっくりとつかると最高。これが温泉ならもっといいのだが。

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■06/08/12(土) □ リゾート気分
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 あまり熟睡できなかったが、旅先はまあどこでもこんなもので仕方がない。天気は良化しておらず曇り。とりあえず部屋にいても仕方がないので、萌を散歩に連れて行く。このホテルはブラックコームのスキーゲレンデに面して立っているのだった。冬はすごそう。ゲレンデの下にはミニゴルフとかリュージュコースとかの遊び施設がある。萌は花を摘み馬にほし草をやって、とてもハッピーになる。




 昼飯後お日様の出たゲレンデにもう一度出て、みなでミニゴルフその他で遊び、ウィスラーの町をアイスクリームを食べながら一族揃ってそぞろ歩き、ホテルに戻って泳ぎ、ADのインド料理で家族の会食。実に隙なくリゾートっぽい一日を過ごし、みな心地よく疲労する。3年前は萌が小さ過ぎたのと7月で暑過ぎたせいで、俺たちには用のない場所だという印象しかなかったのだが、萌が楽しめることが増えるにつれ、どこへ行ってもなにかしら楽しいことはあるという風に変わってきたなあと思う。



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■06/08/13(日) □ スクワミッシュの断崖ランチ
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15:15 帰宅。チェックアウトが 10 時とウィスラー殿様商売な早さなので起きてすぐさまバタバタと荷造りせざるを得ず、その後萌を馬に乗せてやる。うれしそうであったが 10 分で $16 と実に高かった。いやまあ高かったが実にうれしそうであったというべきか(笑)。


 そのまま殿様商売ウィスラーをそそくさと去り、フリークライミングのメッカ・スクワミッシュでランチを仕入れて、MKがいつも登るという岩山の麓まで 10 分の登山をし、断崖の上で昼食。この断崖がよかった。雪を載せた山と海と川と町が一望できる断崖なのである。最高。この崖が今回の旅で一番よかった。スクワミッシュはビジターセンターなども快適でボランティア少女たちが働き、よさそうな町である。





 しかし自称熟練クライマーMKが超初級者向けの壁というのを見せてくれ、たしかにそれは頑張れば誰でも登れそうな斜度ではあったが、ランチを取った安全な断崖でさえちょっと下を覗き込めばどえらい遠くに下が見え足がすくむわけで、90度の壁をよじ登るフリークライミングというのは想像するだに恐ろしい仕業である(汗)。

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 今日はキャンピングカーよりも遅いという異様なトロ車が前をずっとブロックしてたせいで、ペースが上がらず疲れた。下りは登りよりもコーナーがしっくりこなかったしなあ。登りでは普通に入っていけばコーナーが決まるのに、下りでは荷重が抜けてしまうのである。5人乗りで重くロールが大きい車体では、なかなか完璧にコーナーへ入っていけないというのはあるにしても(※)。

(※)あとから考えると去年パークスヴィルの強風ハイウェイで横風に苦しんだように、Kumho タイヤの横剛性の低さがこうして負荷の大きい高速多人数コーナリングでの腰砕け感につながるのかなとも思う。快適タイヤの弊害ということで。

 まあ、とにもかくにもファミリーカーとして皆が安全快適に走れればそれでよい。買い替えまで故障なしに走ってくれればそれでいい。頼むぞレガシィよ。お疲れさまでした。

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■06/08/14(月) □ カナダの車選びは難しい
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 まだ1~2年はレガを買い換えるつもりはないのだが、車をハイブリッドにしたいというMの訴えからあれこれと調べてみた。ハイブリッドは3万でも届かず、まだまだ無理。フィットだったらシティ+高速で15ほど走るらしいので、燃費を求めて買い換えるならこれが限度だろう。コンパクトカーで昨日のように5人乗って旅行は無理だろうが、家族旅行なら1人を親戚の車に預ければいいわけで、4人ならフィットで問題ないと思う。

 しかしフィットの調査を進めると、ベースモデルはいまどきエアコンもついていないのだと判明した。カナダじゃ年に何度かしかフル稼働しないとはいえ、ないのはつらいのは過去5年で痛感するところなのである。エアコン付きのモデルは素で税込み2万に達してしまう。た、高い。同じプライスレンジに1クラス上の Mazda3 のセダンとかフォーカスが入ってきてしまう(それらはレガシィと燃費に大差なく、環境負荷低減という目標はぜんぜんかなわない)。日本では安くて装備充実の車らしいのに、日本より30万も高くてあれこれ装備が抜けているのも判明。がっくし。カナダの車選びは本当に難しい。日本じゃ5~10台くらい簡単に候補を挙げられるのになあ。やれやれ。

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■06/08/15(火) □ 萌のお使い
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 昼過ぎに小仕事のファイルを終わらせ、さあ萌と遊んでやろうと萌の友達を探したがみな留守。仕方がないので自転車で並んで散歩に出かけた。スーパーまで自走していって切れていたミルクなどの買い物をし、「こんなストアまで自分で来たのは初めてだよ」と萌は喜んでくれた。

 スナックを買って公園で食べる。俺に前夜から遊びスケジュールをアレンジする計画性がない(俺には翌日の飯のために冷凍ものを一晩解凍しておくほどの計画性もないのだ)ゆえなかなか友達と遊ばせてやれなくてすまんという気持ちで一杯だが、こうして公園にいると萌はちゃんと楽しんでくれてありがたい。子供が自転車で町内を安全に走れることもあり、PoCo の暮らしは恵まれている。

 しかし今年は涼しい。今日はうす曇りだったのだが、もうまったく暑くなくなってしまった。去年は8月でも水遊びできたのだがなあ。

 ミルクを持って帰るとMは、「まあ私のベイビーが自転車でお使いにいってくれたのね!」と感激しておられた。そうなんですよお母さん。うれしさに打ち震える娘。よかったよかった。

2006/08/08

日記「Football Manager 2006 日本代表ついにドイツへ」

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■06/07/24(月) □ Football Manager 2006 日本代表ついにドイツへ
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 萌はKTたちと日本語学校のMS先生のベイビーに会いに行った。楽しく遊ばせてもらったらしいが、赤ちゃんのいる家で子供が3人も遊んでいて大丈夫だったのかなあ。お母さんがお疲れにならなかったことを祈る。

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 ◆Football Manager 2006 日本代表:WC前唯一のフレンドリーで、強豪ナイジェリアを迎えついに新しいブラジル式 4-4-2 を試したのだが、ナイジェリアのパス回しが速すぎてボールを奪えず、前半 40/60%とまるでブラジル戦のような試合になってしまった。後半は新しいフォーメーションにチームが慣れたようで支配率 45%くらいまで持ち返し、DFの頑張りで相手のシュートが枠に来なかったのと大久保の1発のおかげで1-1のドローで終えることができたのだが、やはり能力的にワールドクラスが数人しかいないチームなのであって、まともにやればこうなってしまう。

 いったい日本は何がよくて現実では強いチームに対抗できるのかと考えてみると、それは協力してのプレスのかけ方とか全員の走力とかしかありえないよな。WCではそのどちらの持ち味も出ず選手パラメータどおりの結果になってしまったわけだが、チーム全員のスタミナ・ポジショニング・勤勉さといったプレスに関連してくるパラメータを多めにつけてやって、もう一度この試合をやり直してみよう。

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   巻 高原
 中村   中田
  今野 阿部
三都 宮本 闘莉王 加地

 チーム全員のスタミナ/ポジショニング/勤勉さという3つの値を水準以上に揃えて、もう一度ナイジェリアに挑戦。やはり守備時のポジショニングと勤勉さ(ボールに詰める頻度が上がるはず)が効き、DMFに今野阿部という守備が得意な選手を揃えることによってプレスがうまくかかり、前回とはガラリと変わってボールを 53% も支配できた。攻撃は加地と中田がいいところでボールを受けて組み立てチャンスを作るも、FWの力量が足りず無得点。闘莉王が1対1で負けて1点取られて負けたが、これは非常にリアリスティックな日本代表といえる。

 中村と小野を同時に入れるとボールを拾えなくなり相手を押し込めなくなるとか、今野・明神は守備はいいが攻撃量が低下するとか、三都主の守備は当てにはならんがSBがぶち抜かれてもカバーは可能といったあたりも分かり、有意義なテストマッチだった。これでWCドイツを戦おう。相手はポーランド、エクアドル、オランダ。グループもちょうど面白い組み合わせである。

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 ┃ FM 2006 ワールドカップドイツ大会開幕 ┃
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【ポーランド戦】
  久保 柳沢
 小野   稲本
  今野 福西
中コ 中澤 宮本 加地

 なんと中田がイエロー累積で出場停止になっている。イエローは大会前にリセットされるのだが、バグがあった。くー。ここで小野と中村を並べると守備力が足りなすぎるとテストマッチで分かっているので、稲本を起用。これが見事に当たり、PKエリアに強引に飛び込んでボールをキープし、ファウルを誘ってPKゲット! よーし。

 しかし中田コが彼らしい軽いプレイで抜かれ後ろからタックルをしてFKを与え、これをヘッドで決められ同点。やっぱDFとしては低い「集中力」11 がああした軽率なプレイを招くのであろうか。まあ仕方がない。パスをまわしてシュートはこっちのほうが多く打っている。勝てる―――と思っているとすぐさま続けてDFが裏を取られパスを通され1-2。くー中澤ー、何をしておるー。裏を取られるとうちのDFは揃って脚が遅いのだ。

 そして混戦から中澤がヘッドで競り負け1-3。ガーン。これはショックがでかい。監督も呆然としたまま試合終了。支配率は互角でシュート数はこちらのほうが多かったが、最後は個人の力量差で点を取られ、こちらは絶好調の久保ですら点を取れなかった。がっくー。

 攻撃はやはり中田がいないと駄目か。「強さ」の違いなのか、小野でさえもこうしたハイプレッシャーのゲームでは力が出ないらしい。そしてどうしてこんなに守備がもろいのだろう。悩みながら第2戦へ。

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【エクアドル戦】

   久保 高原
   稲本 中田
   今野 福西
三都 闘莉 宮本 加地

 明らかに不調の中沢に代えて闘莉王を起用。前戦よりもさらにボールを持ちいい形で崩し、高原のマグレっぽい1発で先制する。よし。しかし相手FWの見事な反転を闘莉王が止められず失点。それ以外は闘莉王は実によくやってくれたのだが、無念。だが1点は仕方がない。しかしその後は双方とも決め手なく、中田が走り回り奮闘するも1-1ドローとなった。

 惨敗・ドローと続き、勝たねばならない最後の相手は最強オランダと、まるで本当と同じ展開になってしまった(泣)。仕方がない。もう勝つしかないのだ。

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【オランダ戦】

   久保 大久保
   中村 中田
   阿部 福西
中コ 闘莉 宮本 加地

 チーム全員が不退転の覚悟で臨む蘭戦。スターが並ぶ割に相手の攻撃が淡白で、守備をまめなカバーで対応しているとさほど危険なシーンは訪れない。たとえロッベンに突破されてもシュートコースはきちんと抑えているという感じ。いいぞ。

 割合にラクにしのいで前半が終わろうとしたところで超絶大カウンターで久保が抜ける! ―――ゴール! せ、先制してしまった。これまたブラジル戦を思わせる展開である。このまま最後までしのげるとはとても思えないが、もう1点まさかで入れば勝てる可能性がある。ドキドキ。

 げげ! そして後半早々、阿部のFKに大久保がオフサイドトラップを破って飛び出し2点目をゲット! 得点差上このままの点差を保てばベスト16進出! す、すごいことになってきた。大久保が切れまくっている。やはり奴は本調子さえ出ればただものではなかったのだ。

 残り10分、守りきってくれ。―――がものすごい猛攻からヴァンニステロイに決められる。あー―――だがオフサイド! 運はある、逃げ切れ! 相手の圧力を逃がすために柳沢を投入して裏を狙わせる。―――逃げ切った。やっ・た\(;_;)/。

 予想もしなかったことだが見事日本がオランダを倒し、地力で1次を突破してくれたのである。同じフォーメーションでギリギリの勝負を3つ戦ったことで、ついにチームに戦術が根付いたのだろう。ラインを上げコンパクトに戦い皆が走ることで1対1を作らず、工夫で崩す。これが日本のサッカーなのだ。感動。2nd ラウンドの相手はイタリーだ。よーし!

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【イタリー戦】

   久保 大久保
   小野 中田
   今野 稲本
中コ 闘莉 宮本 加地

 さすがにイタリーを相手にボールは持てず、防戦一方になる。要所要所を締めてボールを奪い返し大久保と久保に渡し打開を頼むが、2人がネスタとカンナバーロとの1対1を勝ってシュートに持ち込むのは神頼みに近い。やはりなんとかして中盤を上げ、コンビネーションで崩さないとシュートは打てない。

 無得点のまましのいで後半。戦術を変えよう。縦に速い攻撃は全部カンナバーロにつぶされるので(本当にすごい速さでやってきてびしっとボールを奪っていく!)、中盤からビルドアップしてチーム全体を上げるためにカウンターアタックを禁止する。がそういう指示を出してもガットゥーゾらがボールを奪いに来る勢いがすごいので、どうしても選手は前に蹴り出してしまうのだが。実際双方コンパクトで、中盤はすごいつばぜり合いだ。

 後半なかば、カウンターを禁止し、中盤の4人に収めてボールをキープしろという指示を出し、やっとボールを保持しペースを握れてきた。ここで疲れてきた大久保に替え高原を投入。

 しかしああ85分、中田コがカモラネージの突破を後ろから引っ掛け、2枚目のイエローで退場。実際うちのコレクティブなサッカーもさすがに崩れる兆しが見えていたので、あそこをカモラネージに突破されたら危ないところだった。覚悟のファウルでありこれは責められない、致し方なし。

 あとはとにかく粘ってPK戦に持ち込むべく頑張ったが、カモラネージにまたも突破されトッティに通されジエンド。後から投入されたカモラネージは、俊足でこちらをズタズタにしてくれた。この 4-4-2 は3トップの左右にああして速い選手がいると、当然だがスペースを使われまくるのである。DFがあそこまで頑張ったが、中田を含む攻撃陣はカンナバーロ・ネスタ・ガットゥーゾに手も足も出なかった。おそるべしイタリーDF陣。致し方ない。しかし本物と違い、日本の持てる力を出し尽くしたという充実感のあるWC2006でありました。

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■06/07/25(火) □ フブキフブキ氷の世界
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 猛暑が去り今朝はぐっと気温が下がって、薄着で窓を開けて寝ていたせいで俺は風邪をひいてしまった。ありがちな夏風邪パターンである。とほほ。

 こないだNHKで陽水の「氷の世界」がかかったのだが、一緒にその番組を見てた萌が翌日、「フブキ、フブキ、こおりのせかいー!」と歌い出してたまげた。1回聞いただけで君は覚えてしまったのかい。あの繰り返しメロディのインパクトと「こおりのせかい」というイメージが、萌のハートを直撃したらしい。すごいな。

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■06/07/26(水) □ 萌のニューバイク
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やっと萌の自転車を買った。見つけておいた最もフレームが小さそうな20インチでも、やはり片方のつま先が着くか着かないか。萌は不安そうであまり乗りたがらない。むろんいったん走り出せば乗れるだろうが、当分立ちゴケは避けられん。

 16インチだと現状パーフェクトなサイズなので来年になればやや小さくなりそうで、18インチが理想だがどこにも売っていない。しかし無理なサイズでしばらく乗って残りの年月を適サイズで乗るよりは、最初からフルに楽しめたほうがいいに決まっているよな。楽しみを思えば子供バイクなど安い買い物なのだ。

 というわけで萌が選んだのは16インチのピンクとパープルが美しいバイク。ハンドブレーキはついていないが、子供の握力で効くブレーキがついた子供バイクはカナダにはないというのも調査の現実的結論なのである(※)。
(※)思えば俺が子供の頃最初に乗った自転車は、長い鉄のロッドがレバーからブレーキまで直結されたフリクションのない安直な構造で、ブレーキングに握力はまったく必要ないのだった。ああいうのってもうないんだろうな。中国とかに行けばああいう実用車がまだあるのかもしれないが。

 その完璧サイズと美しいカラーリングのバイクに萌は大ハッピーにまたがり、KTのところへ見せに行きたいとさっそく2台で並んで走る。やはり12インチとは推進力が違い、ペダル1回転でどんどん進むので楽そうである。よしよし。

 サイズが合うバイクではクランク長などの具合がいいのか、クランク逆回転式フットブレーキも前のバイクよりうまく使っている。ハンドブレーキがないことをかなり不安に感じていたのだが、俺も試しに乗ってフットブレーキをやってみるとそれなりのコントロール性はあることがわかり(前の12インチではまたがること自体が不可能で試せなかったが、やってみたら普通のドラムブレーキだった)、「カナダの子供はみんなこれだ」というMの言い分もわかってきた。これで大丈夫なのだろう。

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■06/07/28(金) □ オックスフォードの橋が開通
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 萌と遊んでやりたくてせっかく仕事を1日早く終わらせたのだが、天気が崩れてしまった。外は気温18度あたり、寒い。

 このところ友達と遊ベず萌がかわいそうなので、あちこち電話してALをピックアップし、オックスフォードパークへ。みなで「王様とケーキゲーム」というものを発明して盛り上がった。

 ついにオックスフォードとコーストメリディアン方面をつなぐ橋が開通し、2車線の美麗な道路になっていた。しかしまだコキットラムまでつながってないので市内の1ブロックを通すしか使い道がなく、まったく車が通らずえらい静寂さだ。こんな山の中にこんな立派な利用されない土木施設があるというのは、まるで日本みたいでなんか懐かしい風景である。

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■06/07/29(土) □ KTゲーム大会
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 今日も天気が悪し。寒し。

 レガシィの燃費が上がらない。あれこれチェックしてるのだが、弱ったなあ。今朝燃費のいい小さな車に乗り換える夢を見た。

 そういえばこないだホンダフィットを見たんだよなと調べてみたら、いつの間にかカナダでも売り出していた。しかし高い。$15000。まあスズキスイフトでも同じ値段なので輸入車が割高なのは仕方ないのだろうが、燃費も 1500cc で 12.82L/km と、いいはいいがサイズの割りにはたいしたことはない。それにフィットのミニマムさ(無駄のなさ)はステキだがうちの初代 Civic Shuttle より小さくなってしまうから、旅行にはつらそうだ。やっぱ燃費さえよければレガシィが一番いいのである。はあ。

 しかし、数年前の倍になったこのガソリン価格の差額はどこへ消えているのだろう。うちのように走行距離が少ない家庭でも月に $25 は余分にかかっている。それが全カナダ、全世界規模で発生しているわけで、天文学的な金額といえる。社会経済に明るいMに聞いたのだが、金持ちのところへ流れているだけよという。油田のあるアルバータなんかすごい景気で市民にお金を配ってるらしいわよ。えー、そんな無茶な。この金が貧しい人々を助けるために使われるならまったく我慢できるのだが、そんな馬鹿なことってあるのかい。

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午後KTを呼ぶ。最近は萌とHNのガールズチームが仲良すぎて、うちに来るとKTは手持ち無沙汰だったのだが、今日は萌がまるでお姉さんのように、「ねえKT、KTはこれが好きだったでしょ? これをやったら楽しいんじゃない?」などといって、あれこれ世話を焼いている。

 そしてゲームをやらせてやったのだが、ある程度予期したとはいえKTの興奮ぶりは予想をはるかに超えていて、うぎゃおうぐわあといって立ち上がりジャンプし汗を流しがらプレイするのである。もう俺と萌は腹をかかえて大笑いで盛り上がった。笑いすぎて苦しかった。はー。KTはこの没入度合いのすごさゆえ家にはゲームマシンを導入してないのだそうで、うちでもゲームをやらせすぎないように気をつけないといけません。

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■06/07/31(月) □ 日本ファミリーピクニック
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 スイミング:先週終わった蛙クラスに続きすぐさま次のレベルが始まったのだが、その6歳以上のクラスはもうキッズプールではなく、大プールだけの授業になっている。初回は安全についての座学から始まっていたのだが、萌はそのハキハキした真顔の先生に対してなんとなくひるんで、輪に加わるのをためらっていた。

 みなが水に入ると意を決してクラスにジョインしたのだが、もう泳ぎだけで遊びゼロになってしまっていた。まず各種浮揚と推進技術の確認をして、5mを泳ぐ。ここまでは問題なかったが、続いてプールの横幅一杯15mほどをビート板で泳ぐ。しかもそれを往復。だんだんとバタ足の勢いが落ちるので足にきてるのではないかと心配するが、何度か立って息を継ぎつつ萌もみなも最後まで泳ぎきった。さらにはビート板なしでもう片道。そして最後は仰向けバタ足でもう片道。これはきついというよりバランスを取るのが技術的に難しい。萌は足をつけて息継ぎをしようとし、誤って水を飲んでしまう。のっけからちょっと難しすぎるよなあ。

 帰り道、大変だったね疲れたかと聞く。「疲れたけど、なんで(心配してるの)?」「いや、あの長いのをずっと泳ぐのが疲れるかと思ってさ、大丈夫だった?」「うん」「もしあれをやってすごく足が疲れたら、先生にそう言って休んでいいよ」「....でも、I don't want to give up」―――だそうで、親が心配するほど子供はへこたれてはいないのであった(笑)。

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 午後は PoCo 日本人母子勢揃いの大ピクニックがあった。というか行ってみて10組近くも日本ファミリーが集まっていて驚いた。ほとんどがNRさんのところで見かけたことがある人たちだったと思うが、知らない人もいる。PoCoにこんなに日本人がいたのかと驚き。日本語学校のMS先生もいらしており、2ヶ月のベイビーが小さくて目鼻クッキリでうわーすごいと思う。

 しかし萌はなぜなのか照れていて、グループや友達から離れMS先生とも話さず、グループ外の知らない小さな子やそのお母さんと仲良くなって遊んでいた。あれはどういう心理なのだろうか。まあ俺もお母さん方がこう揃うと、ただ一人のオトコゆえなにか気恥ずかしくて子供らとばかり一緒にいてしまうのだけれども (^_^;;)。

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■06/08/01(火) □ 「ナウシカ」をピアノで弾きたい
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 萌の機嫌が悪いわよと7時半に起こされる。たしかに。昨日プールと風が涼しかった公園で冷え、風邪をひきかけているのだろう。とりあえず今日は映画を見せて静かに過ごそう。

 で機嫌を直させるために朝から「ナウシカ」を久々に見せているのだが、萌の日本語アクセントはこのナウシカの声優の人の影響が大だなあと思う。お父さんしか日本語を喋らないのに萌はどうしてちゃんと女言葉なのとたまに聞かれるが、ジブリ映画のおかげなのです。

 ナウシカを流すと俺も好きなシーンをついつい見てしまう。俺にピアノが弾けたら、萌にこのナウシカの歌を教えてやるのだが。日本にはそういうピアノ先生はいるのだろうか。それとも、ギターではそうした1曲弾けるようになるという教え方が王道なのだが、ピアノでそれは通用しないのだろうか。

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 風邪は本格化しなくてよかったのだが、しかし一日萌を怒鳴りつけていないと物事が運ばず、夜にはげんなりと疲れた。Mには、「あなたがガミガミ言いすぎなのよ」といわれる。「言っとくが、どこの奥さんも旦那にそう言われカチーンと来てるそうだ」とキッと言い返してゲラゲラと笑われた。やれやれ。

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■06/08/04(金) □ モデル表情
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 一日おきに友達と遊べると萌は翌日は心安らかなようで、今日は家でクラフトなどをして過ごす。昼飯後、ベッドルームで何かやってるので見に行くと、「モデル」だといって真顔でクネクネして鏡を見て歩いている。ぶ。萌、モデルってなんだか知ってるの? 「TVとかマガジンに出てる人のことだよ」。そうか。

そういえばこないだNRさんに公園で写真を撮ってもらったときも、そうして真顔でクネってポーズを取ってたよなあ。そんで俺が「萌、(写真を撮るときは)笑って!」と声をかけると、「あの(モデル)表情がいいんじゃないの、お父さんはわかってないわね、ねえ萌ちゃん」と一括されてしまったのであった。その辺は女子ならではの機微なのであろう。

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 TV Japan でスピッツというバンドの「ロビンソン」という曲が流れていた。あ、これはMと日本に住んでるときに町で流れていた曲だ。このバンドの音には、胸がきゅんとするものがある。

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■06/08/06(日) □ カナダ的フォークシンガー
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 強烈に暑い日曜日。パブリックコンサートを見に公園に来たのだが、アコースティックギターおたくが高難度技術のドリルに合わせてブルースコバーンみたいな心象風景をダウナーにボソボソと物語るという感じの音楽を延々とやられ、萌も俺も2曲で飽きた。ギターも歌もうまいのだが、やることがつまらない。

 こういうフォークシンガーは実にカナダ的だ。日本人ならギターがうまければ楽器系統に進み、歌がうまければメロディ歌い上げ野郎になるだろうから、こういうとことん非エンターテインメントな人というのは日本にはいないタイプである。田舎のフリーコンサートにそんなに素晴らしい人材は望めないにしても、もうちょっとなんとかしてくれないかと思う。

 昔キノコ隊長のブルーズバンドが、東村山産業祭りかなんかでハッピを着たおっさんたちを相手に「♪ヘイネグリータ~」なんつーてストーンズをやったことがあって、あれが誰もまじめに聞いてない田舎のフリーコンサートの味わいとしてよかった。アマチュアなんだからああいう風に自己満足でまったくOKなのだが、人前で自己の世界に没入していく今日の人みたいなのは困るのである。

 おかげで満ち足りない気持ちで中途半端な時間になってしまい、午後の残りは裏庭でグダグダと過ごす。萌のためにスペシャルな夏の日にしてやりたかったのだが大失敗という感じがして落ち込んだ。

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 「どっちの料理ショー・しょうが焼き定食対レバニラ炒め」を夜中まで見てしまう。しょうが焼きもレバーも、自分で作っても全然うまく作れないんだよなあ。レバーはこないだ買ってきて試してみたのだが、普通にフライパンで焼いただけでは生臭くて食えん。ショウガは非常に辛く、みりんしょうゆと合わせても全然旨みが出ない。ニラはサイズからして幅 5cm にもなるまったく別の植物で、えぐい。同じ食材の味が日本とカナダではえらい違うのだ。どうしたらいいのだろう。

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■06/08/07(月) □ やっとスペシャル日程
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 ハイドクリークで萌とたっぷり泳いできた。萌とインドアプールで泳ぐのは久々だが、レッスンで本当に上手になっており、フロートからバランスを崩して水に落ちたときなどに、パニックにならずにちゃんと呼吸をコントロールして、水面に上がれるまで息を止めていられるのがすばらしい。

 そのあとSFたち親戚と犬たちも久々にやって来て、今日は昨日の埋め合わせができるスペシャル日程であった。萌はおやつに食べたクリームたっぷりスコーンなどの糖分もありハイになって駆けずり回り、夜はベッドに入るやパタっと寝てくれた。よかったよかった。

2006/07/30

萌の紙芝居「やまのたね」「キッズピクス」



 「やまのたね」
単純絵ながらなかなか味わい深い紙芝居。「ボルケーノ」とは火山のことです。続きが読みたくなる。





「キッズピクス・キッズラブ」
こっちは学校で「キッズピクス」というお絵かきプログラムを使って楽しんでるそうで、その使い方ガイドを作ったもの。「色が選べます」「太描きと細描きが選べます」と、説明がうまくて感心感心。

2006/07/24

日記「サマーフィーリング」

「静岡県田方郡の田舎景色」「FM日本代表の戦い」「オシム氏への違和感」ほか

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■06/07/14(金) □ 静岡県田方郡の田舎景色
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 萌の風邪がやっと抜けたので、今日はLSを呼んで一日遊ばせてやる。久々なので2人とも盛り上がり、LSは帰りがけに泣いてしまった。

 TV Japan で「あいくるしい」というドラマが始まって、寅さん亡きあとはこの人しかないと思う竹中直人を筆頭に芸達者が揃い秀作っぽいが、お母さんが死病という確定路線はつらい。―――という話なのだが、この田舎町の景色が実によい。どこかと調べたら静岡県田方郡、俺もバイクキャンプで縁薄からぬ修善寺あたりでロケされているのであった。うーん、いいよなあやっぱり。日本の田舎景色は最高だ。

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■06/07/15(土) □ 盆地の景色
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 今日はHNを呼ぶ。迎えに来たAKお母さんに、昨日の TV Japan のドラマは故郷の静岡県田方郡でしょと振ると、そうなんですよーあの山とか子供の頃に遊んだ川とか、あの盆地の風景がねー、もー帰りたくなっちゃうわと喜んでおられた。そうか、盆地か。俺がフレイジャーバレーに行くたびに胸がときめくのは、盆地の景色があそこにあるかららしい。長野も盆地だもんなー。

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無理やり作ったサッカーシミュレーション Football Manager 2006 日本代表は、プチ豪州であるカナダとのフレンドリーマッチで意外にも苦戦した。やはりフィジカルが強い相手だと中村・大久保・田中達らが抑え込まれてしまう。アジリティだけでビッグプレイをするのは難しい。選手の能力をいじることなく、戦術で彼らに仕事をさせることができるだろうか。うーむ。

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■06/07/16(日) □ 中田が早くも
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 中田が早くも日本のTVに出てWCの試合分析をしたらしい。シーズン半分くらいは旅に暮らすのだろう、そしてリフレッシュしたらもしや考え直すこともあるのではと思っていたが、こういう風に人前に出てきてしまうということはもはや、意識は完全に引退選手なのだなとがっくりくる。
「一番の問題はボランチ…中盤とディフェンスの間。キューウェルに坪がつくとか、最初から決めちゃったほうがこの試合非常に楽だった」「伸二が入ってディフェンスの方をメインでやってもらって、俺が前に出てってトドメを刺しにいく、と。ただ思った以上に伸ニも前に出てきたんで、みんなの意識が揃ってなかったのかっていう感じがします」「ラインを低く引けば引くほど、もちろん自陣ゴールに近くなるわけで、誰がどう考えても点を取られやすくなる。それは、どんな理屈があろうとも明白!」

 といったように試合分析は非常に興味深かったが、こういうことはWCの前から分かっていて選手が4年間話し合っても直らなかったのだから、「選手同士では結論は出ない、監督がちゃんとやってくれ」とどうして言わなかったのかね青年よとむなしく思うだけだ。

 そして中田は常にこうしてメディア(ネットや書籍を含む)を使った後出しジャンケンをするから代表の同僚のカンに触るのであり、またここでも語っている怪我のことを絶対人には言わないとかそういう無意味なストイックさが、最終的に選手人生最後の3試合を台無しにすることに色濃く影響したのである。プレイヤーとしての中田が好きなだけに、こういうところが残念でならない。―――まあしかし中田と言い合えるのが、話の分かるサラリーマン上司みたいな宮本しかいなかったらしいという不幸もあるけども。

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午後リンカーンパークへ。夏は日陰の多いこの公園に限るのだが、今年から遊具が一新されより快適になっている。カナダのえらいところはこういう児童公園がどこにでもあって、その施設がきちんと更新されているところにある。市民ホールなどのハコ物には億単位の資金をつぎ込みながら、児童公園は俺が子供のときから増えてもなければ遊具が変わってもいない長野などとは全然違う。

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■06/07/18(火) □ FM日本代表の戦い
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 ◆FM 2006 日本代表:カナダに苦戦した悪いイメージのまま、フィジカルの弱い田中達らを当面あきらめて、代表実績のある面々を揃えて我が日本はウズベキスタンとのアジアプレーオフに突入。ホームの初戦は徹底的にボールを回し加持のクロスを小野がボレーで流し久保が決めて先制。ところが松田がGKへのバックパスをかっさわれて同点。1試合に1回は致命的ミスをするこの松田の特徴が、注意力散漫というパラメータを入れるだけで作れてしまった。がくー。

 後半、シュートが枠に飛んでいなかった大久保に替え、悩んだ末FWに巻を投入。これが当たり中田の速いクロスに巻が飛び込んで突き放す。残り10分逃げ切るべしと気合を入れるも、松田がまたも相手のクロスをクリアし損ねて失点。し、信じられん。もう松田は二度と代表に呼べん (^_^;;)。

 ◆アウェイの第2戦、スタメンをどうするか悩む。こうして自分が監督になってみると、日本のDFとFWは実に弱い。中澤以外こういう絶対に落とせない試合に安心して出せるようなDFはいないし、FWは久保の相棒を固定できない。ここは地力の高さに賭けて高原を選ぶ。中村が不調なのでアレックス、右は松井を入れる。

 しかしこの試合もボールは余裕で回せるのだがシュートが枠に行かない。高原がふかす。高原のゴールがオフサイドで取り消される。うー。そうこうしているうちに宮本がシャツキフに振り切られ失点。うー。

 ハーフタイム、先発に抜擢されながらまったく不出来のアレックスと松井を中村・小野のレギュラーに替えると、中村のCKから久保がすぐさまゴール。ほっ。やっぱり中村がいると助かる。しかしドローでは敗退なのだ。残り15分。高原がまたゴールを大きく超えていくフカシをかまし、ここでFW交替。悩みぬいた末ヤナギを投入した。シュート力の弱いヤナギが点を取るとは思えないが、久保のアシストを期待すると見事! 絶妙の反応でクリアボールに反応し右に流れ低いクロス、そしてそれを久保が決めてくれた。ほーっ。さらにもう一度同じ形から中田のゴールも呼び、1-3 で快勝したのであった。いつの時代の代表監督も、ヤナギにはこれを期待してるんだよなー。トップにあれだけボールを引き出してつなぐことがうまい選手がいれば、他の攻撃陣が点を取る可能性が高くなるのである。

 北中米からのプレイオフ相手はなぜかハイチ。これはどう考えても楽勝であろう。よーし、WCが楽しみ。

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そして無事プレイオフを勝ち抜いてWC出場権を得たが、ハイチなどという無名国相手に 1-0、0-1 という薄氷の勝利であって、やはり普通に戦ってWCでいい成績を出せるようなメンバーじゃないんだなあと監督として実感する。粒は揃っているとは思うが、個々の能力ではWCに出てくるどこの国にも勝てそうにない。どういうわけだかこれから本番まで代表の試合は1試合しか組めないらしく、やはり代表監督は難しい。

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■06/07/20(木) □ 萌のピアノ先生を探さねば
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 今日から週末は猛暑の予報。すでに暑い。スイミングレッスンのプールも湿気がすごい。31.5℃で湿度100%、この中は日本の梅雨並みの不快さか。

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朝スイミングがあるとエネルギーを大量に消費するので、その後一日静かに過ごすことができる。昼からはゲームをし、ピアノとギターで合奏をし、庭の木陰にピクニックシートを敷いて涼んだりした。30度でも日陰は快適なカナダでこうして風に吹かれて横になっていると、日本での高原キャンプ時とほとんど同じだと思う。

 萌はピアノが非常にうまくなっていて、驚くのは速いフレーズをラクに弾けるように3フィンガーを使い、自分で指またぎなどの運指を工夫していることだ。これは明らかに楽器をこなす才能をもって生まれている。今日はさらに、右手と左手で同じフレーズをオクターブで弾こうと努力していた。早く先生を見つけてやらねばとあせる。

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■06/07/21(金) □ オシム氏への違和感
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 昨日の熱気が残ったまま朝からさらに強い日差しがさし、猛烈に気温が上がっている。午前中ですでに 33 度、屋内はまだマシだが掃除をしていたらクラクラしてきた。ふー。

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ウォーターパークに行き休憩を挟んでの2度のスイミングを堪能する。萌はもう息をするとき以外は100%水中にいるという感じで、本当に泳ぐことが好きになっている。

 35度の中帰ると家の中も31度まで上がっている。この温度は結局寝るまで落ちなかった。ふー。まあ湿気がないんだから文句は言えない。

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オシム氏のサッカー日本代表監督就任会見があったのだが、1つだけ引っかかるのは彼がドイツでの日本惨敗を妥当である、日本は高望みしすぎたから失望しているだけだと繰り返していることで、これは明らかにレトリックで日本サッカーファンの気持ちをケムに巻いており好ましくない。ファンは1次で敗退したからではなく、4年かけて最終的にまさかのヘボいサッカーにたどりついたことを怒っているのである。そんなことを彼が判らないはずがない。他の監督の仕事は批評しないというポリシーは当然あるのだろうが、だったら単にそういってほしい。日本代表を3年間見てきたはずの彼にあれが妥当であるといわれては、ハイそうですかと納得するわけにはいかない。

 そうして腑に落ちない思いをしていると、マスジマさんのサイトで『新しい代表監督の就任会見で、前の監督への批判を引き出そうとネチネチ絡むマスコミの無礼さ無知さ』にオシム氏は激怒していたのだと判明。なるほど、それは道理である。

>  会見後、川淵キャプテンは、オシム監督と交わした言葉を代弁して説明した。
> 「国民全体を代表しているとでも思って、あんな質問をするのか。そんな間違っ
> た考えでの(失礼な)質問など、私は不愉快だ。まるで日本代表チームがどう
> しようもない状態にあるかのような、そんな単純な言い方はされたくない」と、
> 川淵キャプテンには打ち明けたという。

 オシム氏はこの1月ニッポン低脳マスコミに付きまとわれてウンザリし、ああした切って捨てるコメントしか出していないのかもしれない。

 しかし以前マスジマさんの書くものは科学的合理的ではなくても楽しかったのだが、WC半年ほど前(ジーコインタビュー本を出したあたり?)から彼女はあまりにも川淵ジーコ側の人になってしまったため、いまやライター生命の危機にさらされていると思われる(マスジマさんが川淵の秘書とプライベートで友達だとかの三文雑誌報道が流れている)。しかしそれでもまだこうして彼女だけが、川淵マスジマラインで独占情報を手に入れ流してくる。中田引退に関しても伝記作者だけが「真相を知っていて出版予定」だというまったく同じインサイダー構造があり、こうした情実を利用しうるインサイダーだけが核心に迫っていくという日本スポーツ報道の馬鹿ばかしさ、オシムの怒りをキャッチできず伝えられないスポーツマスコミの低脳さ、そのあたりが実に不愉快だ。

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■06/07/22(土) □ 簡易スプリンクラー遊び
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クソ暑週末に備え、Thrifty Food へハムやサラダのコールドフードを買い出しに行く。昨日に比べれば雲が出たおかげでまだマシだが。

 昨日プールで思い切り遊び、2日続けてこの猛暑なので、今日は萌も落ち着いて静かに遊んでいた。午後から庭に簡易スプリンクラーを設置し、たまたまやってきた近所のSMも交えてみなで盛り上がった。



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◆FM 2006 日本代表:ボランチを2枚置くブラジル・日本式 4-4-2 を作ってみた(※)。ウィング2枚の英式 4-4-2 は基本的にウィングからFWへのフィードでしか点が取れないのだが、ブラ式はパス回しで崩している間にするするっと上がるMFへのラストパスが決まり、実に美しい点が取れる。中盤の密度が高いため4人中3人は前よりFWに近いところでプレイでき、守備力が劣るため現在MFで3番手評価である中田も、出番を得れば持ち味が生きる。これはすばらしい。CM4/5/FM 2006 を通じて初めて中田の持ち味が出るフォーメーションが見つかった。

(※)FM 2006 は英国製のゲームなので昔からボランチを置くシステムはサポートされておらず、自製するしかない。

 しかし強い相手にはMFの横のスペースを使われ、そこへの対応で引き出されるサイドバックの裏を突かれ、DFにとって厳しい戦いになる。英式 4-4-2のサイドバックはほぼ守備専門要員だが、ブラ式はサイドバックによるMF横のスペースの攻守が非常に重要な仕事なので、やることが倍になるのだ。サイドバックが上がって攻撃に加わらざるを得ないシステムなので攻撃力は確実に増すが、守備力は落ちるといえる。サイドバックとセンターDFの能力が低い日本は、かなりこの点を突かれやられてしまうかもしれない。しかしフレンドリーが組めなくて試せない。代表監督の苦悩なり。

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■06/07/23(日) □ サマーフィーリング
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 昨夜は隣家のパーティノイズと暑さに苦しんで、耳せんをして寝た。隣家は毎週金土は必ずパーティをやっている陽気なパーティ一家で、まあ勝手にしてくれればいいのだが、夜中の2時になっても庭のスピーカーで音楽をかけガハハと笑っているあたり、やはりカナダ人は他人の気持ちにズブいといえよう。

 猛暑週末の最終日。今日はまた泳ぎに行こうかな。中1日で。

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結局日曜は誰も誘えないのとあまりに暑いので、庭でのスプリンクラー作戦第2弾でお茶を濁す。隣家からプールでKD兄弟がカナキリ声を上げてけんかをし、それを抑えられない親同士も大声でいさかっている声が聞こえてくる。あのうちはJKもその娘夫婦も来客もみな、精神年齢が幼いよなあと思う。プールに飛び込むのを怖がる子供らに、「カモン、you can do it!」とけしかける大人の声がいつも聞こえてくるのだが、あんな大人でも一部は足がつかないほど深いプールに、救命胴衣を着けてるとはいえ子供が飛び込むのを怖がるのは当然ではないか。それを大人がああしてけしかけるところが、あの家に備わる小学生的な精神文化を感じる。

 カナダでは大人が目を離した隙に子供が家付きのプールでおぼれるという事件がかなりあるらしいが、それは家のプールをああして異様に深く作るのが一因なのは間違いないだろう。ティーンエイジャーから大人が飛び込みをできる深さにしてあるわけだが、小さな子供が安全に遊べることよりもダイビング性を重視するというあたりの感覚がまったくわからない―――などといろいろと庭で考える。

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ひとしきり水で遊んでからピクニックシートに横になり、萌にいろんな夏の思い出を話してやった。弟と海に行き、沖に出過ぎて戻れなくなりパニックになったこと。修善寺のキャンプで強風でテントがあおられ持ち上げられ、全然眠れなかったこと。ARと多摩川をボートで下り釣り人に怒鳴られたこと。MとMKさんと千曲川を下りながら、流れが思ったよりも遅く日が暮れ、あせって真っ暗な川面を必死にこいだこと。車中キャンプで車内に水がもれてきて寝袋がズブ濡れになり、Mとけんかしながらコインランドリーを探したこと。萌が生まれて以後、うちはMが夏期講習の仕事で夏はあまり遊べないので、本当に夏らしい思い出はみんな日本にある。サマーフィーリング。



ベイビーに恋をしたり 友達に恋をしたり無駄な時間に満たされてるときとても許された楽しみ それがサマーフィーリング いま僕の胸にある

水の光 君を誘いよせたり草の匂い 君を寝転がせたりティーンエイジカー ポリスを誘い出したりいつもいつもあり続けているサマーフィーリング 消えることはなく

君がそれをなくした時 取り戻したくなるでしうサマーフィーリング  君ははじめて気づく(タイドプール「サマーフィーリング」)

2006/07/16

日記「誰か中田を止めてくれ」

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■06/06/24(土) □ 1年ぶりのウォーターパーク
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 昨日の時点ではデシャン、オジェック(つまらんサッカーといわれて浦和とケンカ別れしたお方を今さら雇うのか?!)という名前が新聞に挙がっていた次期日本代表監督が、寝て起きたらオシムになっていた(まだOKは出ていないのに、ジーコ批判を交わすために川淵会長が公表してしまった)。「ジーコの流れを絶やさない」と川淵はいうが、ジーコと正反対の走るプレスサッカーではないかとサッカーファンは皆思っていることであろう。

 オシムになったことはめでたいが、2年遅かった。それにこれから4年後を目指すのだから、数年前に心臓疾患だかでジェフをやめたがっていたオシム自身の体が大丈夫なのかと心配だ。それにこういう姑息なことをする川淵会長の下で働いてくれるのだろうか。川淵会長が代表には一切口も手も出さないという条件でオシムが引き受けてくれたらいいな。


 Argentina vs. Mexico:格下メキシコの超ハイペースな立ち上がりから双方一瞬もボールと人が止まらないものすごい展開で5分でメキシコがゴール! 3分後にアルゼンチンがFKから追いつく! これはどえらい試合になった。

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それを見たかったが今日はゴージャスな真夏日。ビデオをまわし萌とHNを連れて、1年ぶりのウォーターパークへ。二人を遊ばせて木陰で眺めていると、実にありがたい人生なりという気分になる。帰りに萌は車の中で、「I think I'm the luckiest girl in the world」と言っていた。「どうして?」「昨日は(学校の)フィールドトリップだったし、今日は友達とウォーターパークで一杯遊べたから」「そうか。夏はいいよね、お母さんにもあとでそう言いな、喜ぶから」。



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 ここまでで最高にきっぱりさっぱり分かりやすい原博実氏のWC日本代表総括 (mp3) が出た。

▼日本からは負けたくないという戦う気持ちが伝わってこなかった。中田だけだった。
▼中村なんか明らかにコンディションが悪いのに出続けているからチームがまとまらない。
▼今野など守備がうまい選手がいれば、豪戦はケーヒルとアロイージをビシッとマークして終わりだった、ジーコ采配は本当にチグハグだった。 
▼FWや中村があれだけ疲れてるのに交替しなかったのは、サブの選手たちは「俺はそこまで信頼されてないのか」とショックだっただろう。
▼日本(ジーコ)はテクニカルなパスの出し手ばかり評価しすぎる。
▼(ブラジル戦)巻がこぼれ球を追いかけてるのが新鮮で、それくらい他の日本選手はこぼれ球を追っていない。
▼中田が孤立してたのは練習を見ても事実だが、チームの気持ちがそうして分裂しているのならば監督が介入し、中田のように全員戦わせるか中田をはずすかすべきだった。

 こんなにきちんと物を言える人の言葉が、スカパーやネットでしか聞けないというのは惜しい。NHKや民放でこれと同じことを話してほしい。

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■06/06/26(月) □ 萌がダブル表彰
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 イタリー豪戦を見るために早起き。イタリーはさすがに全体的には豪の相手ではないが、バイタルエリアでの決定的なプレーがなかなか出ないのはアメリカ戦から続いている。トッティも不調で出ていない。しかしイタリーがボールを支配してはいても、ゴール前で混乱を作られるとこぼれ球から危ないシーンは出てきてしまう。豪のこういうサッカーに日本が負けたのは本当に悔しい。

 双方決定的な仕事が出ないまま、後半マテラッツィが退場。まずい。しかしイタリーにはネスタの次のDFはこのダーティ・マテラッツィしかいないのだろうか。不思議だ。豪の猛攻が延々と続く。まだ 40 分もある。

 デルピエーロに替わりトッティが入る。盛り上がるイタリーファン。ここをしのげば次はスイス/ウクライナなのでクォーターファイナルまではおそらく行けるのだが。この後ヒディンクはFWを投入してくるだろうから、実に厳しい。

 ロスタイム、1人少ない状態でこのフィジカルな相手に延長を戦ったら絶対に持たないというところで、イタリーは起死回生の猛攻からPKを得る。トッティ、これを蹴れるのか。決めた! 同時に試合終了。ふうー。この試合は、チーム全体は駄目でもDFのしつこさとここ一発の攻めの切れでなんとか命をつなげたイタリー、という感じであった。次の試合の相手が比較的ラクだろうから、そこで息を整えQファイナルでアルゼンチンとすごい試合をしてほしい。といってもなんか、セリエAスター軍団という感じでもなくなってきたけどなー。イタリーがビッグクラブのスターだけでスタメンを埋められた時代は過ぎたわけだが、しかしそれくらいが枯れていいサッカーをできるのかもしれない。

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萌が2度目の表彰を受けるのでリコグニションアッセンブリ(生徒集会)へ。「キンダーの水準をはるかに超えたフランス語力」と、こないだ休んで表彰を受け損なったドローイングコンテストの2つを表彰された。時節柄にぴったりなブラジルシャツを着ていったこともあり、「私はまるで学校のスターみたいだったわ」と喜ぶ萌。

 今日は昨日よりさらに気温が上がり、風がないので光化学スモッグ警報が出た。萌は暑さ負けで、帰る頃には機嫌がガタガタになっていた。週末猛暑の中遊び狂ったからなあ。来年から萌は毎日終日学校なので、暑いときなど気をつけないと大変だなあと思う。

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■06/06/27(火) □ フランスの強さが復活
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 風と雲が出て昨日までの3日よりは過ごしやすい夏日。

 ブラジル・ガーナはガーナの猛攻をブラジルがいなしてカウンターでラクをして試合を決め、注目のスペイン・フランスは、なんとフランスの強さが復活してきたのであった。ジダンもなんか長い手足がゆるやかに風に流れジャイアント馬場みたいだけど点を取っちゃって、すごかった。

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■06/06/28(水) □ ライオンズパークで卒業式
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 萌をフィールドトリップでライオンズパークに連れて行ったMから、また車のエンジンがかからないと電話で起こされる。バッテリーのターミナルを締め直すだけのことなのだがなあヘロヘロと、バスに乗ってレスキューへ。

 調べてみると今回はマイナス側に白い粉が吹いていた。こないだ充電したときにターミナルのラバーを噛んで締め付けがゆるく、そこにガスが入り込んで粉を吹いたらしい。つまり俺の責任であった (^_^;;)。

 しかしこの粉を防ぐ方法はないのか帰ってから調べてみると、
そしてもう1つは錆、腐食によるターミナルの接触不良です。バッテリーの周りが、粉がふいているように見えた事はないでしょうか?あれがいわゆる錆、腐食でして、溜まってしまうと通電しなくなりトラブルとなってしまいます。これも上記同様解決策は簡単でして、粉の溜まっているところをお湯とハブラシなんかで清掃してやればきれいになります。あとは、CRC やグリスといった油分をかるく塗ってやれば錆止めになります。

 と、プロはグリスを塗って対策しているのであった。知らなかった。さっそくサンドペーパーできれいに磨いて、WD40 をかけてから締める。WD40 の油分で前よりきちっとネジがしまり、完全にタイトになった感じ。これでときおり締め直してやれば大丈夫であろう。やれやれ。

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 ライオンズパークのフィールドトリップは、卒業式を兼ねていて、1人1人の生徒のいいところを皆でポイントアウトしながら卒業証書と記念品のかわいいペンが与えられた。好天だしさっぱりしていていいよなあ。

 帰って休んでから今度はKT家へ。そして帰りがけにRBとも遊び、ディナーを食べてから庭でサクランボを取り、それから寝るまでジャンピンフラッシュをやって(ついに1順目を終了)、「ちょっと今日はすごかったね、こんなに遊んで」という楽しみ山盛りな一日であった。

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■06/06/30(金) □ 終業日
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 萌の終業日。迎えに行くとまだ「タレントショー」という学芸会をやっていて、少年がドラムを叩いていた。

 それが終わって教室に戻り、レポートカードを渡して全部おしまい。マダムEは感極まっていて、目をこすりこすり一人一人の生徒を抱き締める。萌の番になったときに、Mのアイデアで買っていった花束を渡させたのだが、萌は花束を先生に渡すと何も言わずにくるりと振り返り、俺の肩でうっうっと泣き出してしまった。

 「どうした?」「うっうっ」「さびしいの?」「マダムEと、うっうっ、もう会えないから、うっうっ、悲しいの」「そうか」「うっうっ」。萌を抱き上げてもう一度マダムEのところに挨拶に行く。マダムEも涙をぬぐいながら、「萌はラブリイな子だわ。きっと素晴らしい人生を送るに違いないわ」と言ってくれた。泣き止まない萌をなぐさめながらゆっくりとゆっくりと帰ってきて、残りの一日は家で静かに過ごしました。

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 ジーコのコンディショニング失敗について、このあいだ「7試合を戦う計算で体を準備した」という、コンディション担当コーチの説明があった。つまりブラジルと同じくグループリーグは地力で突破し、ベスト8あたりでピークに来るようにジーコは考えていたらしい。そんな無茶な。まあ今頃分かっても遅い。どうして誰も止められなかったのか、現実感覚の希薄さに泣きたくなる。

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■06/07/01(土) □ 奇跡のフランス
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 イングランドが苦戦している。エクアドルをFKでどうにか破ったイングランドは、オランダを実力で破ったポルトガルの敵ではないという展開が前半から延々と続き、50分でベッカムが怪我でベンチで泣き、まだどちらにもゴールは入っていないのだが終戦ムードが漂っている。

 しかしベッカムに替わって入ったドリブラーがチャンスを作り、そこからゲームが動き始めた。やはり膠着した場面では狭いところに突っ込んでいけるドリブラーが効くという見本のような交替策だ。日本は松井か大久保が必要だった。

 あ、やっと反撃ムードが出てきたところでルーニーがラフプレイで退場。こっれは駄目なり。たとえここを何かの僥倖で勝ち抜いても―――守備だけは堅いので、間違って1点入れば楽々逃げ切れる―――、ルーニーとオーウェンなしでセミファイナルなど戦えるわけがない。心情的にはイングランドに進んでほしいが、そんなセミを見るくらいならデコが戻るポルトガルに進んでもらったほうが当然いい。ポルトガルはこうして常に試合を荒らすダーティなところがあるが、やっているサッカーは素晴らしいのである。

 はあ。英にとってはつまらないWCになったものである。これは試合後フーリガンが暴れるのは間違いない。機能しない1トップを最後まで引っ張った(でオーウェンのサブに結局使えなかった17歳のFWを連れてきた)監督は、ヘボ監督度でジーコに並ぶ。黄金世代台無し度では日本を上回る。英国に批判の嵐が吹く。

 しかし早く息の根を止めてやってくれという祈りも空しく、英DFの堅さと奪ったら攻め上がる不屈の闘志、そしてポルトガルの疲れにより、とうとうPK戦へ。WCのためにはイングランドが勝ってはつまらなくなるが、攻め切れなかったポルトガルもストライカー不足でセミに進むには役不足だなあと思う。そして英国敗退。無念だろうが、うちと同じく監督選びに失敗した協会を恨みなされ。

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 カナダのWC放送でつまらないのは、試合前にフォーメーション図を見せてくれないこともあるが(これも文字より耳を重んじる文化なのか)、最大はこの試合後のエモーショナルな瞬間をきちんと味あわせてくれないことで、日本戦の頃なんかは終わった瞬間にスタジオトークにカメラを切り替えており、ひどかった。中田の10分ベソかきなんてまるっきり見れなかったのである。今日はさすがに優勝候補の敗退ということで、映像はしばらくそのまま見せてくれたが、スタジオからコメントを被せるのがまた興ざめなり。カナダはやはりアウトサイダーだからコメントが他人事&冷静すぎる。それにはっきりいって、解説者もフォレストも言ってることは戦術&サッカー的につまらんしな。試合後は5分くらい現地英国アナウンサー音声のままにして、「なんてことだ」感を伝えてほしかった。

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 午後、Brazil vs. France は、すごい試合だった。自分はいま奇跡を見ているのだと、心拍が上がった。ジダンがピッチに君臨し、あれほどの名手を揃えたブラジルにシュートも打たせずフランスが完勝してしまったのである。スペイン戦で勝負強いフランスが突如復活したのだが、今日のフランスは まるで 2000 年のユーロのときのように強かった。これは間違いなくサッカー史に残るゲームである。

 前回ブラジルはクジ運に恵まれて、というか強豪が全部絶不調で消えたおかげでさほどすごいチームではないまま余裕で勝ち抜いたわけだが、今回もあのときと同様特に印象も残さないゲームを続けており(力尽きた日本をいたぶったあの後半だけが華麗だった)、そこでこの奇跡のフランスという本当に強いチームにぶち当たってしまったのが不運だった。フランス戦の前にもう1試合あったなら、もっと戦えていただろう。

 ジダンの美技がリプレイで再生されまくる一方で、ほとんど何もできずただドリブルで突っかけてはボールを奪われていたロナウジーニョが気の毒だった。ロナウジーニョはシーズンの疲れが抜けていなかったのだろうか。最後のFKをはずしたのは我が俊輔のようであった。バルセロナならばロナウジーニョのために皆が動くのだろうが、そういう彼をフォローするという動きもチームに皆無だった。今日チームで最も有効な武器だったのが太っちょロナウドのドリブルで、他には何もできなかったのだから、ブラジルはこの先勝ち抜けるはずもなかったのかもしれない。

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■06/07/03(月) □ 誰か中田を止めてくれ
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 中田を必要としていないのが明らかなフィオレンティーナ強化担当のコメント報道を数日前に目にし、これは中田が引退してしまうかもしれないとここ数日心配していたのだが、それが現実になってしまった。

 なんてことだろう。ベンゲル監督の

「アーセナルの監督として、私は日本人に常に強い興味を持っている。豊富なスタミナと高いスピード。短距離での機動力。そして、規律正しさを持っている。これらは欧州で成功するために重要な要素だ。すでにアーセナルにはアンリ(仏代表)らアフリカ系のアスリートが多い。彼らの武器であるパワーとスピードは、日本人の長所とミックスすると、チームはより向上すると信じている。弱点はフィジカル的なパワーだが、成熟すれば技術や経験でカバーできるものだ」

 という言葉を読んだときには、フィオやボルトンには必要とされなくても、もしやベンゲルが絶妙な使いどころを用意してくれるのではという、淡い期待も湧いたのだが。

 あと4年ものあいだモーティベーションを維持するのは正直難しいとは思っていたが、中田のいるオシム日本をちょっとだけ味わうことすらできなくなってしまった。なんてことだろう。中田の最後の4年間を、日本代表はこんな形でしか表現できなかったのか。なんてことだろう。

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■06/07/04(火) □ イタリー快勝
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 1日経ち中田引退についての文章が爆発しているかと思ったが、WC開催中でタイミングが悪いせいもあってか、あまりない。「中田英寿が引退!?・・ちょっと待ってくれよ!」という湯浅さんの言葉が、やはりさすがである。サッカー評論家を代表して無駄走りとアグリーの湯浅さんが、選手を代表してカズとデルピエーロ(電話して説得するよと言ってたらしい)が、ファンを代表して武藤文雄さんが、そして再雇用先からベンゲルが、チームを組んで説得に向かってほしい。

 もうあの頃の力がないのは分かっている。だけどジダンだってあの頃の力はないのに、あんなに素晴らしいサッカーをしてブラジルを倒したじゃないか。デルピエーロだってあの頃の力はないのに、もう何年も脇役で頑張ってるじゃないか。あの頃の力なんてなくたって、ちゃんとしたチームで戦えばまだ輝けるに決まっているのである。ちゃんとしてない日本代表じゃ、たとえデコが入っても同じ結果しか出せなかったよ。そんなに一人で絶望しないでほしい。お願いだ。

 これほどの喪失感は、全盛期のカズをWCへ送り込めなかったドーハ時以来だ。ドーハ以来のサッカーのつらさが押し寄せる今日この頃である。

 名波の中田への惜別の言葉が出ていた。思いとどまるよう説得してはくれないのかよ。うう。

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 Germany vs. Italy:イタリーが技術でボールを支配し、ジャーマニーが怒涛のがぶり寄りから怒涛の全員上がりで前へボールを運ぼうとするという熱く面白い試合。

 ピルロとトッティが揃って調子がいいので、伊の攻撃は非常によい。速攻時はトッティが常にワンタッチで裏を狙い、遅攻時はピルロがリズムを整えてくれる。2人のパスが恐るべき正確さでドイツの隙をえぐる。トッティが今大会ワールドステージでついに力を発揮しており、完全に左へ蹴るフォームで右へ長いパスを送ったりしている。ピルロも、あの体格とプレイスタイルで守備がいいわけがなくガットゥーゾとの組み合わせでなければ機能しないのだろうが、あの位置で素晴らしい仕事をする。ユーロの頃はまだ危ないところでボールを奪われたりしていたのだが、そんな危うさは全然なくなっていた。

 最後は攻撃カードを3枚切った伊が押し切った。胸のすくようなゴールが2つ決まる。見事。素晴らしい試合をこれ以上ない形で制して、これは決勝が楽しみである。

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■06/07/05(水) □ Portugal vs. France
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 Portugal vs. France、フランスはブラジル戦に比べたら全然よくなくて、攻めるのは主にポルトガルの役目だったのだが、小兵1トップがかく乱して作った隙にMFが外からシュートを打ちまくるというサッカーでは、フランスは破れないのであった。逆にフランスはビッグチャンスは作れなくても、アンリの超長い足にボールを収めただけで、彼の超絶反転を止めようとしたDFの足がかかってPKをもらえてしまう。

 その後はポルトガルがどんなに攻めても隙を見せずフランスの勝利。つまらなかったが、これはフランスが決勝を控えての省エネ走行状態であろうから(30を超えたメンバーが毎試合ブラジル戦みたいなすごいゲームをできるわけがないし)、決勝ではまた奇跡のフランスが戻ってくれることを祈る。イタリーが攻めて攻めて崩せず老獪なフランスの一発に散るという決勝は、見たくないよなー。

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■06/07/09(日) □ 残念ファイナル
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 決勝開始、1分でアンリが倒れなかば意識を失ってしまった。カンナバーロとぶつかったようだが何が起こったのか誰も分からず。嫌なスタートだ。これが双方のパフォーマンスに響かなければいいが。

 うわ、そしてどちらもまだリズムに乗れないうちにフランスにPK。悪名高いマテラッツィだから取られたという感じの非常に軽いコンタクト(しかもリプレイを見ればマテラッツィは脚を引っ込めている)で無用なPK。大事な決勝でこんなのを取るなよ。この試合が台無しになっていきそうな気配が濃厚に漂う。がっくし。伊にはちゃんと攻撃力はあるが、かっちり守るだけであればフランスはその上を行くだろう。

 そこからは想像通りに伊が攻めては仏が跳ね返すの展開が延々と続く。いかんなーというところでマテラッツィがヘッドで追いつく。ほっ、助かった。ここまではなかったことにして、さあここから試合をリスタートしてくれ。

 アンリらがやる気を出して攻め出すも地力で上回る伊がゲームを支配し、やっと想像されたようなゲームになって来た。しかしややワンサイド過ぎ、あまり面白いゲームではない。ピルロと後方選手たちのボール奪取と回しが素晴らしすぎる。仏は孤立しているアンリ以外は1対1で相手に勝てるプレイヤーがいない。ジダンはピルロとガットゥーゾの間で消されている。2人にはさまれているジダンになんとかしてくれとわざわざボールを渡すフランスチーム自体も、他に打開策を見出せないでいるのは明らかだ。

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 しかし点は入らずハーフ。伊はボール支配率が高すぎて(フランスが上がれず)自然と遅攻になっているので、速攻からクロスのために置かれているデカいトニを下げて、細かいところで仕事をできるFWを入れてほしい。インザーギを入れれば絶対に点は取れるだろう。

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 と思ったら後半はまるで別のゲームになった。アンリの神業が次々に飛び出しフランスに火がついている! すごい圧力! とわー。

 フランスに押し上げる力が出るととアンリとトニでは格が違いすぎ、アンリに渡すだけでチャンスを作れる仏が有利になる。伊は完全にカテナチオ展開になってしまった。ペロッタに替えてイアキンタ、そして前半から全然ゲームに絡んでなかったトッティが下がりデロッシが入る。延長が濃厚なのでもう1枚を切るのは難しく、トッティの不出来は伊にとって誤算だろう。伊は中盤から前はもともとしょぼいのだがもう無名選手だけになってしまった。CLにも出たことのない選手たちがWC決勝で点を取るというシーンは、ちょっとイメージできない。

 残り5分、仏が決めるか延長戦になるか微妙なところ。伊に何かができる気配はゼロ。あ、カモラネーシに替えてデルピエーロ。耐えて3トップに渡し勝負を託すのか。しかし前に持っていけるのか。

 この采配が効いて、伊はややボールをキープできるようになったがそのまま延長へ。ふー。しかしこれ以上は伊は打つ手はない。選手に頑張ってくれというしかない。

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 延長後半、脚が吊っていたアンリが下がる。―――あ、ジダンが退場? なにがあったのだ。あ! マテラッツィに何かを言われて頭突きをしている。あちゃー。こりゃマテラッツィの方が悪評をさらに高めたシーンであった。場内マテラッツィに対するすさまじいブーイング。しかしそれで伊が攻勢に出る力が残っているわけでもなく、94年以来のPK戦となる。残念。

 結局PKでイタリーが勝ち、94年と00年 Euro 決勝の悔しさが晴れたのはよかった。3大会合わせ技で優勝という感じ。フランスはジダンと共に決勝まで来ればそこそこ満足感があるだろう―――という程度の、実にアンチクライマックスな決勝となってしまった。フランスはブラジル戦、イタリーはドイツ戦がクライマックスであった。決勝は90年から5回見て拮抗し白熱した試合はなかったので(94年はバッジョのおかげで最後まで面白かったが)、WCの決勝とはそういうものなのかもしれない。

 しかし前後半でどうしてあんなにもイタリーのデキが違ったのだろう。後半からアンリのスーパープレイが続いてフランスが力を出したのは事実だが不思議だ。単に前半攻勢のうちに飛ばし過ぎたということなんだろうか(※)。フランスだってビエラとアンリが疲労から交替してしまったわけで、支配度にこれほどの大差がつくほどの体力差があったとは思えないのだが。双方体力が落ちると、アフリカ系のフィジカルが優位に立つということなんだろうか。

(※)ドイツ戦の疲れが残っていたのだろうと、後日後藤氏の診立てがあった。たしかにフランスは準決勝を省エネ低調サッカーで乗り切ったが、イタリーはフルパワーで素晴らしい試合をしたからなあ。(※)さらに、デロッシを入れピルロをトップ下に上げたゆえに、相手のマークでピルロが有効にボールを触れなくなったのだという武藤さんの分析を見て、あーなるほどと納得がいった。その辺の戦術オタクな解説は、カナダ放送向けアナウンサーはやってくれんのだよなあ。

 フランスはジダンの退場で後味が悪いだろうが、退場が勝負を左右したとは感じないし、悪役はマテラッツィなのは明白かつ世界中が分かっていることである。あれほど攻められなくなったイタリーにとどめを刺せなかったことが、敗因とは言わないが勝てなかった原因であって、結局アンリが奮闘しているその横にトレゼゲを置けなかったのが残念だった。それはイタリーも同じことで、1試合に数度相手より高い打点でヘッドを打てるというだけ(トーナメントを通じてそうとしか見えなかった)のトニの1トップでは、劣勢を切り崩す力はなかった。伊仏双方とも、WC決勝を勝つだけの力はなかったのだというのが、正直な感想なのであった。やれやれ。

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■06/07/10(月) □ テニスボーイの息切れ
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 今日はWCのためたまっていた用足し日で、モールやスーパーを駆けずり回り、夕方はMS一家に誘われてテニスをやるという活発な一日であった。テニスなど高校の昼休み以来20年ぶりにやったが、ちゃんと打ち返してラリーをやれるので我ながら感心した。しかし2年前のユーロのときにクロアチアの子供とサッカーをやったとき同様、肺活量が足りずヘロヘロになりました。MSさんは毎日20キロを走るという超人なので勝負にならず。

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■06/07/12(水) □ Football Manager 2006 日本代表
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 久々の雨。小仕事をしながら風邪が抜けない萌と静かに遊ぶ。萌は音楽というか楽器にすごく目覚めていて、キーボードは毎日やってるし、今日は俺がギターを弾き萌がスティックで空き缶などを叩いて、「Living Thing」を演奏し盛り上がった。やっぱりピアノレッスンを取らせてやるべきだろうなあ。マジでNRさんに相談してみよう。

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  久保 大久保
俊輔 今野 中田 松井
浩二 中沢 闘莉王 加地
    川口

 Football Manager 2006 で、たとえば↑こういう潜在能力ピカいちだがジーコが試してくれなかったメンバーを揃えて理想の日本代表を作りたいのだが、FM 2006 には日本選手が入っておらず(協会がコナミなどに日本選手名の専売権を売ってしまったのだろう、バカめ)、これをやることができない。うーむ。

 いろいろ考えて、バーレーンの全代表を日本代表選手に書き換えるという無茶をやる。名前を変え能力を 130~135 に揃えただけで細かい能力まではエディットする手間はかけられないのだが、これでアジア予選をやらせてみると華麗なパスサッカーから久保と田中達が決めて、4-0 でトルクメニスタンを破ってしまった。す、すばらしい。

 このスタメンで俺が作ったFWとDF選手には特別な能力は与えていないのだが、もともと(欧州でプレーしているため)ゲームに入っている俊輔・稲本・中田・小野だけで、アジア国など問題にせずパスで崩せてしまい、日本代表クラスのFWでも簡単に点が取れるのであった。やはり黄金の中盤はすごかったのである。これは興奮する。各選手の「速い」「強い」「ポカがある」といった特徴だけを最低限与えて、WCを戦ってみよう。

 と思ったら、プチ豪州であるカナダとのフレンドリーで苦戦。やはりフィジカルが強い相手だと中村・大久保・田中達らが完全に抑え込まれてしまう。アジリティだけでビッグプレイをするのは難しい。選手の能力をいじることなく、戦術で彼らに仕事をさせることができるだろうか。