2015/09/24

鳴りやまぬサマーフィーリング

夏に吉祥寺でやったジャムセッションからもう1曲。これは廃墟警備員になる少し前、恋をしたり恋に破れたり、仕事に消耗したりバイクや自転車に乗ったりしていた私の東京90年代アンセム第二です。

「Summer Feeling」
ベイビーに恋をしたり 友だちに恋をしたり
無駄な時間に満たされてるとき
とても許された楽しみそれが
サマーフィーリング いま僕の胸にある

当時恋をなくし何もかもダメなりとトボトボ仕事に出かけていくと、会社で仲のよかった女の子が元気ないねと笑いかけてくれた。俺はこの人の顔が見たくて会社に来てるなあ、彼女は俺の会社の恋人だなあと思いました。そのとき友だちが作ったこの歌がぐわーと頭に浮かんだのです。会社でミュージカル状態。



水の光 君を誘いよせたり 草の匂い 君を寝転がせたり  
ティーンエイジカー ポリスを誘い寄せたり
いつもいつもあり続けている
サマーフィーリング 消えることはなく

君がそれをなくした時 取り戻したくなるでしょう
サマーフィーリング 君ははじめて気づく

単純だった君のロマンスも
悲しく乱れくすぶってくる
サマーフィーリング それだけは消えずに

強くもえている緑の中を 走り抜けていく君と僕の影
あの甘いスリルは本物だったんだね
散り散りになって飛び去っていった 
サマーフィーリング それだけを残して

サマーフィーリング 僕をあざけって
サマーフィーリング 僕につきまとい
何故消えないんだ
僕をどこまで連れていくの



録音はこの歌を書いたハチと、今この歌をバンドで歌ってるドラマーテラがハモるというゴージャス版になっている。写真はふるさと長野へ向かう汽車の窓からの風景です。

私がベンベベベンと陽気に弾くギターソロ(リズムがなんかすごい乱れててゴメンみんな!)の終わりを、そっときれいなリフで締めてくれるドッキリさんのギターが素晴らしい。どこでソロに行くのかなんて打ち合わせたわけじゃないのに、出たり引いたりが実にうまくいっている。

最後のソロは借りてたテラさんのギターがきれいにフィードバックした。鳴りやまぬサマーフィーリング。◆

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