2015/09/28

猫サドンリー


奥様が「さあ秘密の場所に行くわよ秘密よ~」と、私と娘をどこかへ連れて行く。動物保護センター? え? 猫飼うの?! いや前から猫を飼おうかしらとは奥様言ってたけどさ、本気にしてなかったのだ。そんなーいいのかな猫を飼うなんて…まあ東京のアパートでは飼ってたけど今はなんか責任あるし…と思いつつ、会ってしまうとたちまち愛着が湧きかわいく離れがたく、即日縁組みしてお持ち帰りとなった。

で帰宅し「さあ今日からここが君の家だ、ようこそourホームへー」とニッコリ笑って箱から出してやると、猫は

「な ん じ ゃ こ り ゃ あ!」

と2枚め顔を見せ、脱兎のごとく物陰に隠れ出てきてくれない。現実は難しい(笑)。



しかし人間のことは好きな猫で、隠れてるベッドの下に手を差し入れてやるとゴロゴロいって喜ぶ。そこでとにかくゆっくりゆっくり時間をかけ、まる1日ベッドの下で背中をなでてやり、ときおりトイレに連れてくこと10回。ようやくそこが砂だと気がつき用を足してくれた。これで自信を得て夜やっと家の探索を始めてくれましたうちの猫。よしよし。

そして昼間ずっと隠れて寝てたので、みんなが寝静まった夜暴れまくる。家中をヒャッハーと駆けまわり、どこを通ったのか頭に蜘蛛の巣を絡めている。ときどき俺のところに来て立ち止まりやがて去っていく。俺はもう寝るよ、あまり騒がず、そして物を壊さないでくれ頼む。

歯を磨いてたら猫が見に来た(笑)。なにもかも珍しいんだろう。だんだん楽しくなってくるなあ :-)

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