ボブマーリーの隣人愛と団結/風立ちぬ/メイデイパレード/芸人は若者を写す/英国下調べ/反戦の何がおかしいのさ/AIたちの個性/イギリス旅行へ他
■5月2日 ボブマーリーの隣人愛と団結
#未来へのプレイリスト ボブ・マーリー。70年代ロンドンでのレゲエ受容、パンクとの相互影響、弱者の団結と、イギリスの若者だったバラカンさんから見たレゲエ解説が最高に面白い。
ガザの国境なき医師団を取材したせいこうの移動中、運転手がボブ・マーリーをかけてくれたそうだ。「分かるよ、あんたたちの悔しさがと、気持ちが通じ合った」。愛と団結。何度も涙が出そうになった。
ボブ・マーリー「リデンプションソング」がかかると、台所にいた奥様が一緒に歌い出した。「そうだった。君はかつてアフリカに住んでたレゲエ大好きウーマンとして、俺の前に現れたのだった」「That's right baby!」
うちの奥様はアフリカ2ケ国で海外協力隊員として英語教師をしてたえらい人で、日本で初めて会ったとき「ジンバブエでUB40を見たのよ」と、そのTシャツを着ていた。越境する人だすごいと思った。その後俺もカナダへと彼女とともに越境したのである。
宮崎駿『風立ちぬ』を久しぶりに観た。監督の度を越した飛行機と女性への感傷に、横で見ている奥様が引いてるかもとやや心配だったが、「美しい映画ね」と気に入ってくれた。これは実話なのと堀越二郎の英語Wikiを読み出すほどに。俺もWikiなどを読む。軽井沢の部分は堀辰雄モデルだったのか。
『風立ちぬ』公開時、二人の行動や喫煙シーンは批判もされてた気がする。しかし廊下を渡る嫁入りの所作口上など(あれは宮崎駿の創作なんだって!)、やはりこの映画は美しい。 「二人のやむにやまれぬ行動は、君に会いに東京から長野へ通った頃を思い出すよ」と話すと、奥様は笑っていた。
■5月10日 メイデイパレード
町恒例のメイデイパレードを見に行く。見物客を含め写真を撮っているといつも楽しい。
先頭はいつも厳かにバグパイプ隊。すごいお爺さんだ。退役軍人会の方が、俺の背後の特別席に座る礼服の警察官に敬礼していた。なにかを守る公僕同士に通ずるリスペクトがあるんだろうね。
遠くから鳴り物が聞こえてくるとパレードだなあと楽しい。路上の参加者は小さな望遠LUMIX 35-100mm F4.0-5.6で。(OLYMPUS EM10mk)
踊るグループが通るとやっぱり盛り上がる。ダンス教室のガールズと、南インド県人会の人たち。(LUMIX GF10+LM25、GF10色いいわー!)
そしてお店のプロモーション隊や、芸能人みたいな女の子。このキレイな子は何者かまったく分からなかったw
■5月13日 芸人は若者を写す
NHK『お金にまつわる世界の感情』TVはなんでも芸人を招くが、ガーナの金盗掘を見て「日本だと食えないということはないからなあ」とつぶやき、ネパールの反政治家コネ暴動を見て「しかし政治家の親も子供に贅沢させるために頑張ってるわけだからなあ」「そうですよ」と、芸人とはやはり、政治アンテナがパタリと寝たまま起きない日本の若者を写す鏡なのだと感じる。
過酷な海外の事例をこうした政治感度ゼロの芸人に見せ語らせることで、結果的に「日本は恵まれたいい国だ」という結論になってしまう。仕事頑張っておりお金もある彼らには、日本もこのまま貧乏化が続けばああなるよねという危機感は湧いてこない。
ネパールの汚職政権を倒してラッパー首相誕生という結果が流れる。「…でも(汚職政治家の)家を燃やすのは違うからな」と芸人たちは、民衆革命にまったく啓蒙されてはいなかった。「国と感情のかけ合わせは初めて」とヒコロヒーは言った。これが初めての政治感情体験ならば、仕方ないのかもね。
彼らが自民党と電通から重宝されるのも道理だ。ちなみにヒコロヒーはゴールデンラジオに出てるが、これほど賢い人でも政治的にはアンテナ感度ゼロなんだなと毎週思わせる非適役である。
■5月13日 英国下調べ
英国の親戚を訪ねることになり、準備開始した。しかしアメリカも英国も入国税高いな。£20、4300円だよ。旅行者は否応なく払うんだから日本も取ればいいじゃん。旅行者4千万人×4000の1600億を観光問題と文化財維持に使えるじゃん。
日本は出国税1000円だけ航空券に含めており、これを今年3000円に値上げするんだそう。日本人にも払わせんの? ホワアアイJAPANESE GOVERNMENT?!
■5月13日 英国列車が高い!
【英国旅行】いかにコストと労力を抑え移動するかを調べている。イギリスの長距離鉄道は、時間と需要で運賃が激変するダイナミック・プライシングなのだと初めて知った。割安なうちに予約すれば安いが、定額はロンドンからヨークシャーのハルシティ2名で58000円、嘘だろと声が出るほど高い。東京仙台の3倍なのでは。
イングランドに比べたら新幹線って激安なんだなと初めて知った。日本旅行が人気あるワケだ。
とりあえず『二人なら全長距離列車33%引き』という Two Together Railcard £30は購入不可避だ。これを買えばHull往復だけで元が取れる。写真が入るんだ、カワイイ🙂。JRもTwo Together Railcard出してよ。
■5月16日
友人のプロカメラマンが使っていて、ライブハウスの暗がりで撮ると古いセンサーゆえに絶妙な銀塩写真感が出るのでスゴイと思ってましたRICOH GXR。いいなあ🙂 pic.x.com/9rFJJZlAWP x.com/crazydo_camera…
■5月16日 反戦の何がおかしいのさ
#未来へのプレイリスト やはり (What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding が大名曲だった。オリジナル版ニックロウの演奏は初めて聞いた。衆院選で起きた、戦争止めてくるわというムーブメントを笑った人たちに聞かせたい。愛と平和と融和の、どこがそんなに可笑しいのさ。
ラブ&ピースを論じるなら、佐野元春を呼んでほしかったな。ウクライナ戦争に心痛めてる頃、「気取った奢りが果てしない争いを誘うだろう。心が通じない人もいるんだよ」という歌を佐野が5年も前に歌っていたと知り、衝撃を受けた。プーチンのことではないか。悪はいつまで経っても悪であり、詩人の詩は時代を貫くのだ。911の歌も彼は当日作り、自分のHPにアップしていたのだった。ラブ&ピースを歌う日本随一の詩人である。
■5月24日 AIたちの個性
皇室養子案をGrokに聞くと「126代中55代が傍系継承」と、麻生竹田寄りの主張を返す。 GEMINIは「それは男系推進側の言い分で、過去の傍系は兄弟や甥など至近血縁」と答える。 600年前の遠い血統を兄弟や甥と同じ「傍系」の一言にまとめる前者の回答はご飯論法だなあ。Grokの学習とプロパガンダ能力ヤバいよね。
この皇室養子案解説でよく分かるが、GrokとGEMINIは同じAIでもだいぶ違う。Grokは右派の多い日本のXの熱量やトレンドを拾う「時代の空気の鏡」であり、イーロンの意向でさらに反ポリコレにチューンされている。高市政権を批判すると必ず擁護をするので、聞いてみれば分かる。ネトウヨと議論する不毛感と苛立ちを味わえる。
イーロンはXの生データをGrokに独占させ、Googleなど外部AIのスクレイピングをブロックしているそうだ。AI時代、SNSの生きた言葉は天文学的な価値を持つわけである。皆が愛したTwitter連携ツールたちがイーロンに瞬殺されたのは、AI覇権ゲームの伏線だったのだ。
そしてGoogleはRedditと組んだのだという。英語圏の若者はインフルエンサーと悪口が横行するTwitterを離れ、意外や昔ながらのテキスト掲示板Redditに住んでいる。ここは優れた書き込みには「徳」が積まれて上位に上がり、金銭化はされないというシステムが秀逸で、嘘や荒らしが自浄されるのだそうだ。
■5月28日 イギリス旅行へ
【2026イングランド旅行記①】絵本のようなフェリビー村:「城塞都市ヨーク:キリスト教建築と美術のとめどなさはなんなのか」「英国最大級の野鳥景勝」ほか
「イギリスヨークシャーの親戚宅に滞在中。散歩中すごい古い教会が見えてきて仰天すると、ここが親戚の家の教会で、奥様の叔父のお墓があった。奥様は子供の頃遊んでもらったそうで、お参りをする。Mの叔母さんは「あなたが子供の頃の訪問時にこれをくれたのよ」と、思い出の品を出してきた。Mは小さなときから何度も英国に来てたのだ。ここはうちのムスメにとっての日本と同じ、親の母国で特別なつながりの国なんだなと実感した。子供のMにとってこの国のすべてが、憧れだったのだ。」【2026イングランド旅行記②】リゾート古都バース:見られるために歩く都市/「地下に眠るローマンバス」
「バースの駅に降りるやいなや風景の美しさに笑ってしまった。駅自体も古風で美しい。時間が止まった町、フェリーニ『8 1/2』の温泉場世界に来ちゃったじゃん! って感じ。誰も急いでいない、皆が散歩している町。バースは英国のリゾート軽井沢だったんだろうね。」
「憧れの英カントリーロードは狭く恐ろしかった。英国ドライバーうますぎ。悲劇のコーフ城はラピュタのような滅びの美。
「18世紀のイギリス建築はとにかく横に長い。高層建築がない時代は長さが威容、すなわち富と権力の象徴だったのだろう。「見られるために歩く都市バース」において散歩者の背景となり、富を映えさせる舞台装置だったのだ。」
「ヴィクトリア&アルバート博物館。「イングランドが世界の半分を所有してた(M談)」大英帝国ピークのビクトリア女王時代に、女王の夫アルバートが作ったそう。ものすごい物量の美術品と宝物がランダムに並んでいる。めちゃくちゃ面白い。」
『すでに4時間見たが、これは絶対今日中に見終わらないな。V&Aってルーブルと同レベルの規模なんじゃないの、1日で終わらないという意味でとGEMINIに聞く。『ルーブル 約3万8,000点、V&A約6万点、見られるモノの数だけで言えばルーブルを遥かに凌ぐ密度です』
【2026イングランド旅行記⑤】名画とガラス建築の二日間:ザ・ナショナル・ギャラリー/Kew Gardens
「ゴッホ、ロートレック、ゴヤ、ゴーギャン、モネといった近代になると描かれる人々が市井の人たちとなり、ただただ絵として素晴らしい。ドガの踊り子、入浴する女性、髪をすく女は素晴らしいとしか言いようがない。こういうものが見たかった。」
「モネもすごかった。彼は睡蓮でも都市でも光を描いていたんだなと分かる。カメラで風景を撮るのとおんなじだ」
「後で知ったが、Kew Gardensの大温室は、1851年ロンドン万博の「鉄とガラスの画期的建築・水晶宮クリスタル・パレス(V&Aに模型の展示があった)」のプロトタイプとなったそうだ。」
【2026イングランド旅行記(終)】追憶の1993年旅とすばらしき英国のトトロ
【追憶の1993年英国旅行】「泊めてもらった家のギターでデビッドボウイなど英国ロックを俺が弾くとすごくウケて、楽しかった。俺は初めての海外で、ローマ、アテネとカルチャーショックに打ちひしがれていたのだが、イギリスに来ればやっぱり俺のギターも英語も通じるじゃんと気持ちが明るくなった」
【すばらしき英国のトトロ】「ストーリーを完璧に追いつつ、台詞と演技で皆のキャラがアニメより膨んでいるのがイイ。ハキハキの北部英国アクセントで話すサツキ。海外でリライトされた物語として味わいを増し、英国らしさのちゃんとある『となりのトトロ』になっていた」◆






























0 件のコメント:
コメントを投稿