2008/09/08

2008 日本旅行記(2)「菅平メモリーロード」

「鬼押し出しの奇観」「軽井沢観光」「長野音楽シーン」ほか。

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■08/08/15(金) □ Mのカレー
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 今日はMがカレーを作り皆さんにふるまった。Mの作るようなインディアン・ベジタブルカレーは旨みがないので日本じゃ人気がないのであり、苦労して作っても喜ばれないだろうと思ったのだが、意外やとてもいい味が出た。いつもカナダで作ってるのと全然違う。なぜなのか不明で、豆缶の銘柄が違ったからかしら。

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 昨日出かけている間に柔道の鈴木があっけなく負けたらしい。信じられん。今日は石井というあのせせこましい柔道をする奴が彼らしい柔道で勝ったが、女子の塚田は攻めに攻めて逆転負け。日本は男女2人ずつしか勝てなかった。柔道は襟の取り合いとかけ逃げが5分間延々と続く、非常にフラストレーションのたまる競技となってしまっている。難しいなあと思う。

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■08/08/17(日) □ 菅平メモリーロード
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 OKO一家に連れられ、群馬の嬬恋でキャンプ。バイクで何度走ったか分からん菅平を、先週に続きOKOの後ろを追走する。菅平・鳥居峠・嬬恋。この道はなつかしすぎる。「いつも東京から長野に帰るのにさ、俺たちバイク乗りは可能な限り曲がった道を求めて、軽井沢から嬬恋に抜け菅平を降りるこの道を帰ってきたのだよ。このコーナーでOKOが転んでさあ」とM萌に説明しながら走る。菅平メモリーロード。

 それにしてもミニバンOKOは速い。あんな背の高いミニバンで飛ばして大丈夫なのかと後でMK奥さんに聞くと、「彼はバイクみたいに上体を傾けて運転しており、乗員は疲れることがある」とのことであった。俺と同じく車内リーンインで曲がっているのだ (^-^;。



 OKO夫妻のキャンプ装備はネット式巨大タープを中心に組まれた壮大なものであった。彼らはキャンプで悪天候にたたられることが多く、それに抗するために巨大タープを導入したとのこと。たしかにこれだけカバーされていればどんな天気でも平気だろう。強風にはつらそうで、着いた直後は風が強くうーむという感じだったが、タープとテントを建てお茶にする頃には幸い風が収まってくれた。風がなければ超快適である。草原のリビングルーム。

(鍋を忘れた責任を一身に負う愚かな弟)  

さてじゃあご飯にしようかというところで、OKOが炊事道具を忘れてきたことが判明。ツーバーナーと鍋がないという。これは致命的かと心配したが、ヒバチと網はあったので焼き肉+焼き魚+生野菜類でダイジョブであった。牛と豚肉は我が実家焼き肉店からの支給で、久々にしびれるほどうまかった。長年にわたるうちのスペシャルティである牛はもちろん、兄貴が推しているという飯山豚も信じられないほどほくほくと柔らかでうまかった。幸せ。

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 ◆22:25 べッドイン。Pocket PC のおかげで、長年夢見たテントでコンピュータが実現しています。バイク時代に Pocket PC があったら、テントの中でさぞや書きまくっていただろう。しかし3人テントに3人は寝づらい。あまりよく眠れそうにない。

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■08/08/18(月) □ 鬼押し出しの奇観
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 やはり3人テントに3人+全荷物は無理があり、皆長い時間眠れず苦しんだ。換気がいまいちで酸素が薄くなり寝苦しい。目が覚め夜中にトイレに起き出すと、外は夜霧が降りびっしょりになっていた。

 朝食後散歩をし、すぐ出ようかと思ったがこの後宿を取った軽井沢までは田舎でろくな飯屋もなさそうなので、ここでもう一泊するOKO一家とともに昼飯もいただく。昼過ぎに軽井沢に向け出発。サインがなく国道まで出るのに苦労したが、R144 に戻ればあとは勝手知ったる道。なつかしい吾妻川沿いの渓谷道をあっという間に抜け、鬼押し出しハイウェイに入る。

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 そしてこれまで何度も通り過ぎたが入ることなど考えたこともなかった鬼押し出し園へ入場。Mは絶対こういうのが好きだろうと目星をつけていたのだが、これが大正解であった。一面溶岩の山の頂にお寺が乗っかっている。




右手にはるか菅平鳥居峠までが見渡せる原野が広がり、左手は曇っていて見れなかったが浅間山が続いている。見渡す限り溶岩の大地というのはやはりすごいものがある。おおと声が出る。普通のカメラではその広大感が映し出せず(ネットで他の人が撮った写真を見ても同じ)、ワイドレンズがほしくなる。麓で「浅間山の湧き水で作った、日本一おいしい」かき氷を買って食べながらゆっくりと登り、奇観を存分に堪能した。



 出発が遅かったのでこれで時間がなくなり、あとはまっすぐ軽井沢の宿へ。R18 に降りる中軽井沢の道は左右の切り返しが延々と続き、バイクだといいトラクションが得られず妙に疲れる道なのだが、車だと割合に疲れもせず快適に走れた。日本の道は車でゆっくり走ってちょうどいいRにできているんだな。懐かしい軽井沢へ続く道。今日はペンションに泊まり、明日は旧軽散歩である。

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■08/08/19(火) □ 軽井沢観光
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軽井沢観光曰。ときおり雨に降られながら旧軽をぶらぶらと歩く。20年ぶりの軽井沢は道以外の全てが変わり、道すらも変わって教会通りが屋根のあるモールになっていた。Mは苔むす軽井沢がかなり気に入ったようである。



 店を物色して歩くのは昔と変わらず楽しいが、高いお茶だのケーキだの有料トイレだので金がどんどん消えていくのにまいる。旧軽に来てる人々は来るだけで地域に大きなお金を落としているんだから、公共トイレなしはないだろう。観光協会からしてトイレを有料にしてるんだから呆れる。こういう人の足元を見る商売は日本の悪いところだ。

 軽井沢はタイ・インド品店がなぜか豊富で、Mが一番買い物に燃えていた。萌もインドのペンダントを自分のお金で購入。俺はあの懐かしい写真屋で、昔買ったジョンの写真を探す。ヨーコに見つかり剥奪されたといううわさを聞いたことがあるが、もう販売はしていないものの店の壁にはまだ貼ってあった。販売だけ差し止めになったのかもしれない。

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 そしてMの旧友に会いに佐久に降りる。仕事ではいろいろと変わりあるようだが、T画伯夫妻は変わりなかった。会えてよかった。

 暗くなり、菅平越えは疲れるのでハイウェイで帰宅。この佐久→須坂の 73.4km の高速代が 1800 円もした。1キロ 24 円である。今の究極高値ガソリン代よりもまだ高い。ふざけるなである。長野→佐久の新幹線代も同等だし、日本の移動費用の高さはむちゃくちゃだ。

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■08/08/21(木) □ 博物館ショップ
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 昨日まで小学校が休みだったが、今日からは萌のイトコたちがみな学校に戻り、うちの家族3人+おばあちゃんだけとなる。今日は中野で買い物という小イベントへ。有名なユニクロというところに俺は初めて行ったが、人々がいいと思うデザインとクオリティを備えているだけでもえらいのに、値段が安いので恐れ入る。こりゃ売れるわけだわ。


 そこからの帰路、「中野の道沿いにMが好きそうな和ダンスが道端に置かれてたわよ」と母さんがいっていた店「アラジンのランプ」が見つかる。わ、たしかに和ダンスが道端のテントの下にある。や、安い。千円二千円の世界。Mはこういう安い家具を買ってカナダへ送るという野望を抱いているのだが、送料が5万やそこらは絶対にかかるだろう、カナダで業者から買ったほうが安いってと俺は必死にいさめている。


なにこの安さ! とほとんど悲鳴を上げる奥様。

 店内はさらにすごかった。こないだの中古雑貨屋よりもさらに年代が古い、戦前戦後あたりの雑貨が並んでいるのである。明治軍人を称えるポスター、天皇ご真影、爆撃後の東京を写した個人の写真帖、軍人が使ったらしき水筒や雑嚢などなど。須坂の「田中本家博物館」に収まっていても不思議はないレベルの雑貨に値段がついて置かれている。俺はそういうものを所有する趣味はないので買うものなどないのだが、興奮してしまった。

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 夜、女子サッカー3位決定戦。2~4年前は最強だったドイツを相手に、パスをつなぎ組織でボールを奪い技術を発揮して、真っ向から勝負し優勢に試合を進める日本。このチームはなんでこんなに素晴らしいサッカーができ、男子はなんでできんのだろう。最後にフィジカル差からこぼれ球を2発押し込まれ不運な敗戦だったのだが、しかし日本はこれでもう、女子サッカー世界の強豪として十分に認められるだろうと思う。ファンタスティックだった。

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■08/08/22(金) □ 松代の古学校
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 まだ行ったことがないというMKさんも誘い、10年ぶりに松代へ。目当ての真田屋敷はなんと4年にも及ぶという修復工事のただ中ということで、庭の池以外見ることができなかった。


 しかし隣の真田藩校は無事見られ、しかも前回の記憶にはないのだが上に上がり、剣術所、弓術所、畳敷きの学問所など美しい校内を自由に見ることができる。MKさんが係の人に聞いた話では、70 年代に今の小学校が完成するまではなんと校舎として使われ、そしてなんと今でも弓道場や剣道場として現役で使用されているのだそうだ。すごい話である。日本のこうした古いものが観光資源となったのはごく近年のことであり、それ以前には価値を認められず壊されてしまったわけだが、松代藩校は使われることで残ったわけである。

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 【代表ウルグアイ戦】タレントの不足で五輪を負けたという印象が強いので、玉田・達也・小野が入ったこの代表メンバーにはわくわくさせられたのだが、試合が始まってみると相手が強かった。達也が元気なうちは何事か起きそうな気配を楽しめたが、ウルグアイが常に日本の上を行く厳しさで戦ってき、やられてしまった。オリンピック女子チームのようにはいかない。そして小野の何もできなさが際立っていた。うまいのだがチームを動かせず、したがって何もできない。本人も悩んでいる表情だった。こうしてうまい選手を揃えチームがある程度機能するならいいが、そうではないのだから岡田監督じゃ駄目なのかと思う。

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■08/08/23(土) □ 長野音楽シーン
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GT家に招かれ、主にオリンピックと地域スポーツの話でのんびりと盛り上がり、夜はTNに連れられちょうどやっていたベテラン長野バンド So-Do のライブを見に行った。焼き鳥デイブでギター1本でボーカルのアクタさんに歌ってもらい感動したことがあるので So-Do には期待していたのだが、長野レゲエ/プログレ/ジャズ的で、ギターソロなどインストルメンタル部分が巨大音で延々5分ほども続く、非常に疲れる世界であった。

 研ぎ澄ました耳と心と指先で音を捉え、張り詰めたテンションで表現するある種の精神活動の現場に立ち会ったという感じ。出ている音のクオリティは確かにすごいのだが、これは演奏者の修行についてこれる人はついてきてくださいというバンドである。その音に呼応し楽しんでいる長野の客の音楽性の高さにはびっくりだが、俺はついていけない。延々と続くインプロバイゼーションでプレイヤーが出す音にも、ときおり入る短い歌にも、飛び込みの客である俺を感動させるものはなかった。
なぜか長野に住み So-Do でパーカッションをやってるゴンタ2号G2(元RCサクセション)が1曲だけキーボードを弾いたのだが、その音が "モノが違う" 類のもので鳥肌が立った。ライブ後に駆け寄り、「G2のキーボードが聞けてうれしかったです」と握手してしまった。

 しかし客層が若くて驚いた。So-Do メンバーより2回りほども若い。TNに尋ねると、So-Do のギターが JFL 昇格を目指すサッカーチーム「AC 長野パルセイロ」の熱烈なサポーターで、また So-Do プロデューサーのTさんが自転車チームを持ち熱く活動しているのだという。そうしたコネクションから若い人々がこの長野音楽サークルに加わってきているらしい。

 だったらなおさら、もうちょっと普通に歌を聞かせてくれればいいのにと思う。アクタさんが昔ギターで歌ってくれたあの「アリとキリギリス」という佳曲を、こんな異常大音量ではないすっきりと抜けた音でやってくれたら、きっとあの若いオーディエンスも楽しめ長野ロックシーンが育っただろう。今日やった曲は1曲も思い出せない。ゴーという音の唸りと疲労感だけが残っている。

2008/09/06

2008 日本旅行記(1)「商店街のお祭り」

「黒姫鱒釣り場」「萌念願のDSをゲット」「中古雑貨屋&盆踊り」ほか。

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■08/08/05(火) □ 無事のフライト
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◆14:54 旅行前としては例外的によく眠れた。チェックインも無事済み 45 分ほど遅れ出発。到着は予定より早い、つまりフライトが短いとのこと。快適だ。

 機内映画はたくさんあり、まず「僕の彼女はサイボーグ」というSFコメディを見た。日本でもこんなにすごい特撮ができるのかと驚くような映像でなかなか面白かったが、ヒロインが犯罪者を討伐するシーンで犯人が炎に包まれたり2階から地面に叩き落とされたりと、ちょっとエグすぎる。これはもしやとパンフレットを見ると、日本映画だが監督は韓国人だった。「少林サッカー」や去年機内で見た韓国映画「美女はつらいよ」でも異様にえぐい味があったし、やっぱり香港韓国人の感覚は日本西洋とやや違うと思う。

 萌が喜んでいた「カンフーパンダ」は、とにかく米国製アニメは全部が全部動物が擬人化されているだけで、一つも見るところはないなという感じ。特にかわいくもないし、面白くもない。

 ◆22:30(日本時間 14:30)到着、ホテルへ移動し即べッドイン。3年前に比べ異例にスムーズだった入国審査も含め、全てがうまくいった。お疲れ。

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■08/08/07(木) □ 成田→須坂
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 ◆01:00(カナダ時間朝9時):できるだけ寝続けようと努力したが、隣室にうるさいバカがいて夜からドタバタとノイズを立てるせいもあり起床。売店で買っておいたオニギリをいただく。日本はいいねと萌が喜ぶ。まったく、こうしてなんでも手近に売ってるから助かるよねえ。

 そして3年前と同じく朝まで時間をつぶし、このホテルの庭を散歩する。朝5時でもセミの鳴き声がわんわんと降り注ぎ素晴らしい。期待通りに暑い。セミの抜け殻もいくつも見つかった。長野行き新幹線が軽井沢まで激混んでいて自由席になり俺が座れなかったのを除けば、最後までごく快調な旅であった。

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 到着したおばあちゃんのところで待っていたAIちゃんは、萌との再会に気持ちが盛り上がりすぎてシャイになりあまり話してくれなかった。TPは去年よりずっと話せるようになっており、その口ぶりがお母さんそっくりなのがかわいいのである。これから一月、ゆっくりと遊ぼう。

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■08/08/08(金) □ MK家訪問
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 MK家訪問。生まれて半年のNHちゃんは、驚くベきパワーのスーパーベイビーであった。半歳児にしてすでに、一緒に遊んで楽しい心身の反応なのである。



 萌はAIちゃんTPと庭のプールで遊ぶ。しかし学校プールで鍛えられ真っ黒に日焼けした2人に比べると萌の肌はあまりにも白く紫外線に敏感で、いきなりこの暑さの中屋外プールに連れて行くのは無理があるなと思う。Mも日向にいれば肌が真っ赤になってしまうし、イトコボーイズを引き連れていくのは屋内プールのほうへしようとMと話す。

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■08/08/10(日) □ 黒姫鱒釣り場
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 おととい蚊とブヨ? に刺され萌の足が水ぶくれで悲惨になってしまった。やっぱ肌が敏感なんだよなあ。これが治るまではプールなど行けない感じ。今日は皆で山の鱒釣り場へ。

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 黒姫に向かい快適に曲がりくねった真夏のR18をOKOの車のテールを追いかけていると、15年前のバイクツーリングのようだった。OKOもそれを感じているのか、ミニバンのくせにハイペースで飛ばしていく。奴の取るラインとコーナースピードが手に取るように分かり、俺は車間を詰め同じリズムとラインで曲がっていく。遅い車は登坂車線まで待って、2台で一気に抜いていく。ほんとにバイク時代のような阿吽の呼吸が心地よい。

 去年も思ったが母さんの古VW(93 年?式 ゴルフのセダン)はハンドリングが絶妙で、公平に見て俺がカーマニアとなって以降乗った車でベストである。15年ほども乗られエンジンはヨボヨボだしサスもギシギシと音をたて動きが悪そうなのだが、ステアを切ると常時100%イメージ通りの姿勢で車体が旋回に入っていく。軽快さではうちのエリオに負け、限界性能ではレガシィに劣ると思うが、家庭平和ペースでのハンドリングの正確さと旋回ラインの落ち着きでは2車に完勝している。元のディメンジョンがよいのだろう。

 やっぱドイツ車はこうなのね、やっぱうちもフォーカス(ドイツ・フォード)にしとけばよかったかなと思う。欧州車はこのVWにもゴマンとある独断不便さに満ちているゆえにフォーカスは避けたのだが、試乗していればこういうコーナー失敗率ゼロの生活を楽しんでいけただろうな。

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 黒姫山麓の鱒釣り場は想像したよりもずっといいところで、小川を区分けし日本庭園のように釣り池が配され、どのサイトも充分に木陰になり快適。ゆっくりのんびりと北信の夏を楽しんだ。




 萌は最初魚を釣ること自体が残酷と感じ顔をしかめていたが、これは釣って食べるのだから、かわいそうだが仕方ないんだよというと納得したようで、自分では結局釣らなかったがしばらくすると慣れてバケツに入れられた魚をいじって遊んでいた。

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 夜オリンピックのナイジェリア戦:香川が下手。あのポジションの選手が勝負どころでボールをコントロールできないのでは勝てない。2試合で一度だけPKボックス内での突破に成功したが、長く速いボールをトップスピードで受けFWに渡すという仕事はついにできなかった。それができるインターナショナルレべルの技術があるのはA代表の安田と内田だけだったわけで、結局このチームはうまい選手が足りなかったのである。足りない分をオーバーエイジで補えばよかろうにそうせず、将来もA代表に入るレべルにはなさそうな選手たちだけで戦ったのだから、このチームのオリンピック参戦にはあまり意味がないというのが2試合の感想である。

 この男子サッカーが負けたことより、柔道の谷さんが負けたことの方がショックだし口惜しい。彼女が負けを避ける消極的柔道をしたのは事実だが、あのほとんど差がない攻防の中、勝つチャンスを一方から事実上奪う裁定はないだろう。柔道での「指導」はサッカーで言えばイエローではなくPKなのである。無念。

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■08/08/12(火) □ 商店街のお祭り
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 昨日は遊べるイトコがおらず終日家で過ごし、萌が退屈に疲れダメダメな日だった。グダグダの夜五輪バドミントンを見ていたら、日本のペアが中国のランキング1位に勝ってしまった。ラケットを落としううとコートにうずくまり感動を噛み締める姿が、日本の運動選手らしくつつましい(笑)。メダルにはまだこの先長いらしいが、見事でした。



 昨日の埋め合わせという感じでAI姉弟が朝から来てくれ、夕方からボーイズも加わり、しかも夜は屋台博物館に商店街のお祭りと、充実した一日となってくれた。




 最近はお宮でお祭りがあってもちっとも屋台が出なくてつまらないと思っていたのだが、この商店街の小さなお祭りにはカキ氷、イカ焼き、金魚すくい、そうめん流しといったお店がちゃんと出ていてくれたおかげで、萌が一通り日本のお祭りを楽しむことができてありがたかった。店はみな町の人がやってるわけだが、つまり屋台のテキ屋なんてものはもう商売にはならないので、プロは田舎の神社のお祭りになんて来ないんだろうな。

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 夜女子サッカーノルウェー・日本。日本のサッカーがあまりに素晴らしく、2点目が入った以降は完全に一皮向けた世界一流のチームになっていた。欧州のトップをチームワークで圧倒するだけでなく、個人勝負でも打ち勝ちゴールしてくれるのだから彼女らは素晴らしい。中田でも個人でクラブレベルでしか為しえなかったような素晴らしい得点の数々だった。

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■08/08/13(水) □ 萌念願のDSをゲット
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 ボーイズを連れて長野の中古ゲーム屋へ。ゲームとオモチャのブックオフというか混沌とした店で、信じがたいほどの品ぞろえ。そのくせ値段はちっとも安くないのだが、去年見つからなかった PS ゲームが簡単に見つかりゲット。Mと萌が退屈してたのでじっくり品探しできなかったが、1人で2時間くらい掘り出しものを探したいところである。

 そして夕方、ついに萌念願のDSをゲット。しかしソフトが高い。萌が欲しかった Nintendogs は中古で \3500 もした。PSなら人気RPG4枚組という値段でありショック。今どきの子供向き機器ゆえ値段は控え目かと期待したが甘かった。

 萌とAIちゃんが一緒にゲームをするのを見ていて、1歳下のAIちゃんが萌よりはるかに早くゲームメッセージを読めることに気がついた。やっぱ萌は喋りは完璧だが、日本語の読み書きは毎日鍛錬を積んでいるネイティブ日本キッズにかなわないのである。そのあたりを支援するためにもDSの日本語プログラムには期待している。漢字練習ソフトウェアは絶対に買って帰ろう。タッチスクリーンで文字認識ができるDSは、最良の国語学習マテリアルなはずである。

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■08/08/14(木) □ 中古雑貨屋&盆踊り
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 早くイベントを入れないとM萌が退屈していかんなと気はあせるが、日々は飛んで過ぎて行く。今日は中古雑貨「サンタの倉庫」へ行く。とても誰かが買うとは思えないガラクタだらけの雑貨屋で、買い取りはさかんにやってるようだしどうしてこれが商売になるのかと不思議だ。おそらく売れないものは海外に流れていくのだろうな。

 ぶらぶら歩いていると、アイヌの木彫り熊だのこけしだの昔うちのおじいちゃんの部屋にあったようなものが、おばあちゃんの部屋にあったような飾り棚に収まり置かれている。懐かしさにしびれる(笑)。海外という末端消費先がもしあるのだとしても、こんなものはどんな国に行っても無価値なのことに変わりはなく、やっぱりこんなものが置かれた店というのは不思議である。なんというか昭和30年代博物館的匂いもするお店なのであった。まったく一切買うものはなかったが、面白かった。

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 夜盆踊り。萌とAIちゃんがいい感じで踊るのを眺め楽しんでいると、焼きもろこしの屋台を出していた八百屋のHDさんが俺たちを見つけ、おおいサカタさんほれほれ持って行けと焼きとうもろこしを俺の手のひらにジカに置いていく。あつ、あつ、熱い、かんべんしてくださいよ。HDさんのおばさんは、うちに来たときに玄関に出た萌の挨拶が姫様のようだったという。そうでしたか。皆が知り合いの小さな町の楽しさかな。

2008/08/03

日記「夏真っ盛りの日本に向けて」

「すでにカナダの真夏は終わり」「夏真っ盛りの日本に向けて 」

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■08/07/22(火) □ すでにカナダの真夏は終わり
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 昨日おとといと晴れたが気温は上がらず、今日は曇って気温が20度。やっぱカナダの短い夏は終わったといえる。今後は散発的に暑い日があるかないかというところだろう。扇風機稼動が正味5日以下だったという感じ。盛り上がらない夏であった。

 TV Japan で「間宮兄弟」という映画を見る。あまり面白い映画ではなかったが、日本っぽい静かな感情のシーンがたくさん入っており味はよい。中島みゆきがお母さん役で出てるのもよかった。びっくりするくらい魅力があり、また彼女演じる田舎の元気なお母さんというのも日本の風景だと思う。

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■08/07/29(火) □ 夏真っ盛りの日本に向けて
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 フリースイミングレッスン。スイミングレッスンは久しぶりだなあ、いつ以来かと考えていて、ニコンを買いこのプールで試し撮りをし、シャッタースピードの低さに愕然とした1年半前以来だと判明。あの頃のレッスンは「深いところへの恐怖克服」みたいなことばかりやっててまともに泳ぐ時間がなく実につまらなかったが、今日は明るい女の先生なので萌は楽しんでいる。あのスイミングレッスンやサッカー、そしてジムナスティックにカラテと、カナダのヤングピープルは子供に興味がなくても単なるアルバイトとして子供の習い事指導をするから困る。愛想の悪いヒトと一緒では、子供はスポーツを楽しめないのだ。

 しかし今日は雨で16度。寒い。もう夏は完璧に終わった。なんと短い夏だったことか。涼しくて快適ではあったがアウトドアプールにすら行きたくならず、サンバレーのプールには1回しか行かなかった。BCの夏は終わったね、しかしこれから行く日本は夏真っ盛りなのだからラッキーだねと萌と話す。海にも行けたらいいのだが、お盆過ぎはクラゲが多すぎて無理なのよね。

 Mに、今年は前回みたいに何もせずぼーっとするのはごめんよと言われてしまった。まあ確かに3年前は何もしなかったが、あれは俺の発熱で身動き取れないというアクシデントがあったからであって....と日記を読み返してみると、やっぱニンジャ村以外何もイベントはしていない。だが今回は夏だから話は違うのだ。キャンプもできるし山に行っても寒くない。釣りにもピクニックにも行きたいしな。

2008/07/21

日記「Fort Langley ファームツアー」

「健康食の罪」「ヤングコリアンズ夢の1月」ほか。

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■08/07/07(月) □ 健康食の罪
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 俺の誕生日、日本行きの準備や掃除等雑事のみで行事は特になし。昨日KT・HNを呼んでケーキを振舞った。

 萌は毎日サマーホリデイを楽しんでいると思うが、TVで見る大ウォーター遊園地のCMを見て興味を示したりしている。ああいうところに連れてってやらないとかわいそうかなあと思う。まあカナダなので水遊びするほど暑い日はあまりないわけだが。日本では当然地元のサマーランドに連れて行ってやれるが、8月の酷暑と田舎町の娯楽の少なさが心配である。

この頃前よりアニメチャンネルを見るようになったので、萌はこうしてCMに影響されているのだが、こないだ「日本に行ったらハニーナッツチェリオ(シリアル)を買ってくれない?」と言ってきた。ハニーナッツチェリオなんてカナダのもので、日本になんか多分売ってないよ。

 しかし萌がなんでこんなことを言うのかは明らかで、萌は健康食主義母が買うオーガニック全粒粉の低糖シリアルを食べなきゃいけないと考えているのである。だけどCMで見るハニーナッツチェリオがどうしても食べたい。そこで「日本に行くときはバケーションだから許されるかも」という理由を思いつき、俺にお願いしてきたわけである。そんないたいけな気を使わずとも、ハニーナッツチェリオなんて今度買ってやるよ。朝は栄養のある全粒粉シリアルにして、ハニーナッツチェリオはスナックに食べればよいではないかと妥協案を打ち出してやると、夢がかなったといって超喜んでいた。

 健康食というのは罪なもので、なんでもかんでもオーガニック全粒粉で作るから、ボソボソの味気ないパンやシリアルやパンケーキができあがる。マルチグレインのパンなんか、まともに噛めば歯が痛むくらいコッチコチの堅い穀物が混ぜてある。あまりの食感の悪さに俺はそういうのは喉に通らない。萌はそれを食べて育っているので普通に食べられるのだが、ときどきかわいそうだなと思うのである。いくら健康にいいといってももう少し美味に作れないものかと思う。

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■08/07/14(月) □ 快適すぎる Poco 市の夏
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 窓から吹く風が気持ちよくてたまらないこの頃。25~26度、日向は肌がジリジリする紫外線地獄だが(紫外線強度は日本の5~7倍とのこと)、Mを迎えにクルマを出せば陽光きらめきながらも風は涼しく、ここは軽井沢かという高原気候だ。

 夕方学校のプレイグラウンドでDIとまた待ち合わせ遊んだ。日向はまだかなり暑かったが、日陰にいれば快適。DIのお母さんとも話したのだが、俺は東京に住んでるときは夏の旅行にすべてを賭けて働いていたのだが、ここに住んでいると夏にどこかへ旅行したいという気持ちがちっとも起こらない。気候が快適すぎるのであろう。まあ雨季の冬は乾いた暑いところへ行きたくなるけれど。

 しかしDIのお母さんはユーコンで育ったという珍しい人なので、こんな環境でもまだ子供たちにとっては自然が足りないわなのだそうだ。そりゃユーコンなんていったら人間よりシロクマと狼の方が多いみたいなところだろうからなあ。

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■08/07/17(木) □ 南洋の風
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 萌は急遽呼ばれてBRのバースデイパーティへ。BRのところは夫婦共働きで大変なんだとずっと思っていたのだが、ピックアップしに行ってみたら普通の家に住み、大家族で面白いおもちゃに囲まれて幸せなお宅なのだった。ビンボーなのかと思ってた (^-^;。

 ガーデンパーティに集まったBRの家族親族が、まあこっちに座れ食べていけと大人数で盛んに招き寄せる。なんかうちの隣家のパーティには顔を出す気がしないのだが、こっちは時間が許せば寄って行きたいなあと思わせる雰囲気があった。BRの家族はフィジーから来てるのだそうだが、その南洋系の大らかさに惹かれるのかしら。

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■08/07/18(金) □ ヤングコリアンズ夢の1月
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仕事を半分終わらせ、MがESLを教えていたカレッジの卒業パーティへ。今回1月短期留学に来ていたのはプサンの大学の生徒たちだったのだが、4年前の日本のM学院大学生とまったく同じだなあと思う。言葉が違うだけで、表情や振る舞いからは見分けが付かない。日韓の若年文化はそっくりで、非常に幼い。必ずしも悪い意味ではなく、おどけた仕草などみんな本当にまだ子供なのだ。見ていてくすぐったくなる。

 英語でのプレゼンテーションの内容がちょうど萌たち小学校低学年と同等だったのだが、たとえ母国語でもそれはあまり変わりなかったんじゃないかと思えるくらいコドモコドモしていた。

 最後にこの1月の思い出をまとめたスライドショーがあったが、たった1月でバンクーバー周辺の名所をくまなく周っていて驚いた。15年住んでる俺たちでも行ったことがないところまでちゃんと行っている。これはこのプチ留学プログラムのコーディネーターがよほど優秀なのだろう。その人が撮ったのであろう写真も実に見事にヤングコリアンズの夢の1月を捉えていて、つくづく楽しそう。各生徒がもらえるらしいこのスライドはこの上ないお土産だ。帰ってからこれを見せれば、お父さんお母さんたちはお金を出してやってよかったと心から思うだろう。それほどに素晴らしい1月だったようである。

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■08/07/19(土) □ Fort Langley ファームツアー
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 Mのハードスケジュール終了記念、Fort Langley ファームツアー。さほど暑くなくほどよい行楽日和である。

最初にホースパークへ。びっくりするほど広大なパークに馬がごそごそいる。こういうところに来ると北海道のノーザンホースパークを思い出すなと、父さんが北海道で有名な馬を乗りこなしめちゃくちゃかっこよかった話をMにしてやる。Mは感動的だわとたいそう喜んで、今日のツアーはおじいちゃんに捧げることにしましょうというのだった。大学の哲学課程でやった仏教・神道的な概念にかぶれているわが妻は、きっとおじいちゃんもあの世から一緒に来てるわよと喜ぶのである。そうだったらいいねえ、父さん。

 しかし屋内馬場でなにかベーシックな引き綱の技術査定のようなことをやっていたが、期待していた飛越競技はやっておらず他に見るものも特にないので、ぐるっと周って次へ移動。おなかが減った。

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 こないだ通り過ぎたときに感嘆した、あの Fort Langley の町に戻りランチ。フロンティア(日本で言うアーリーアメリカン)調のほんとにかわいい町だ。軒を連ねる商店はみな古い建物を改造したもの。生えている樹木もモコモコした、カナダでは他に見ないポプラ等デカ葉樹木で気持ちいい。同じく古い町であるハリファックス同様町のど真ん中に 教会と墓場があり、その墓場までがかわいいのである。

あまりうまそうな食べ物屋はなく、フィッシュ&チップスを買って公園に行く。ここでこの町の問題点が発覚。蚊がすごいのだ。表通りを歩いているときからいるなーと思っていたが、藪に囲まれた場所ではひっきりなしにガンガンとアタックしてくる。ぐわーたまらん。やはりフレイジャーという大河に面した町なので(橋から徒歩 30 秒で町だからな)、淀みや湿地に無数の蚊が生息しているのだろう。気が付けばプロパンガスを使った「モスキート・マグネット」というものを使っている店が多かった。熱でモスキートを吸い寄せるというのだろうか。謎だ。

しかしその蚊問題以外は文句なく気持ちのいい町で、夕方まで散策を楽しんだ。セラミックの巨大キノコを並べたガーデン品店とか、ブリキおもちゃ屋とかステンドグラスショップ、古い駅舎と見張り台に乗れる貨車などなど、普段見かけないものがたくさんある。俺は郊外住宅地の利便性を捨て切れない小市民なのでメルが言うがごとくここに住みたいとまでは思わないが、リゾート訪問は楽しい。

2008/07/05

日記「夏休みのプロジェクト」

「夏休み初日&パークピクニック」「夏の夕暮れ川遊び 」ほか。

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■08/06/27(金) □ 夏休み初日&パークピクニック
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 放っておけば一日 Webkinz などPCゲームをやってそうな萌を叱咤して、他の遊びやピアノをやらせる。コンピュータを使わせないためには、親が一緒に何かをやってやる必要がある。

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 夕方、Mがこの夏久々に英語(ESL)を教えているカレッジのピクニックへ。途中 Lougheed で大渋滞にはまってしまった。事故かと思ったら、単にハイウェイに入ろうとする車の列が Lougheed を堰き止めていたのだった。夏休み最初のウィークエンド、行楽地へ向かう車で地獄のハイウェイとなっているに違いない。このバンクーバー周辺と、車で何時間もかけていく田舎とでさほどの違いがあるようには俺には思えないのだが(気温は内陸に行けばかえって上がるゆえ避暑というわけでもない)、カナダの人々にとってはこの渋滞を抜けた先にある「人のいない場所」に行くことがバケーションなんだろうな。



ピクニックは萌がウォーターバルーン投げやら綱引きやらのゲームで盛り上がるのを眺め、俺は年配の先生たちにギターを弾き歌を歌ってやったりして楽しむ。ゲームが終わるとあちこちで何組ものサッカーが始まり、公園中がサッカー大会という感じになった。

 メインの試合はカレッジESLの生徒たちが大人数でやっていたのだが、UAEとメキシコと韓国から集団で来ている大学生たちで、これがみなうまい。メキシコはボディシェイプがよく、ボールを足元で動かしながら遠くを見パスコースを探し、UAEは高い身体能力と足先のうまさを見せるという試合で、素人サッカーながら見ていて面白い。

 メキシコの若者がサッカーがうまいのは当然という気がするが、UAEもここまでやるとはなあ。WC予選で日本はバーレーンやオマーンに相変わらず苦戦しているが、やっぱアラブ系は東アジア系より身体能力と基本キック力が高いんだなと実感する。韓国大学生たちはUAEとメキシコの間で脇役になっていた。

 UAEはアーセナルのシャツを着た子供が何人かいた。やっぱUAEの国民にとっては、自国の国営会社名を大々的に冠したこのクラブが誇りなのだね。

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■08/06/29(日) □ FM 2008三年目終了
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 ついに真夏日2日目、今年最初の屋外プールへ。プールに入っていると俺と萌はすぐに冷えてしまうのだが、上がっていったん体を温めてからの噴水遊びは非常に盛り上がった。

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 【FM 2008】ローマとリヨンを粉砕し2年連続CLファイナルへ。強い。相手も2年連続アーセナルでうんざりだが、今のうちならば勝てる。一時調子を落としたのは戦術の混乱であった。プレミアは最終盤にマンUが1試合落とし、こっちは大久保の1発によるドローでしのいで、FM 2008三年目にして初めてのタイトルを決めた。よし。

 しかし暑い。室内で29度だが風がないのでもっと暑く感じる。日本に行くまでに暑さに体を慣らさないと大変だ。FM 2008 はPCに負荷を与えるので、CPUもHDD温度もメーター限度を振り切って困っている。ケースを開けているので、これ以上温度を下げる方法がないのだ。日本の八幡ハウスなんかもっと暑かったわけだが、いまのPCはあの頃よりもクロック10倍で熱量も高いのであろう。

 ま、またCL決勝で負けた。今年もまたヴァンペルシーにやられた。がっくし。駄目だ、ここ一番でアーセナルに負け続けるおまえら West Ham の選手たちにもう未練はない。やめてやる。

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 辞任すると、さっそくリバプールから監督オファーがきた。しかしベニテスが阿呆なことに大金を叩きつまらない選手を揃えた上にCL出場権を逃しており、おかげで今年の補強費はわずか2億(絶句)。これではどうしようもない。うーん。......いろいろ考え、初期化して初年度からリバプールに就任することにした。West Ham とは格が違うチーム力をベースに、この3年の経験を生かし安くていい選手を集め、万年4位を脱し最強チームに育てるのだ。よし。

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■08/06/30(月) □ 夏の夕暮れ川遊び
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 電話番号を知ってる友達をリストアップしていってJTが首尾よく遊べることになったのだが、萌とJTはJDがいないとあまり盛り上がらないようで、妙に静かに遊んでいる。覗いてみると萌は本なんか読んでいる。うーん。JTは賢い子なので俺がバカをやって盛り上げるという感じでもないし。まあ庭で静かに話をしながらクッキングをしてるので、いいのか。

夕方は今度は約束していたDI一家と学校裏の小川を散歩した。こっちのほうがどちらかというと夏の夕暮れらしい楽しさがあり盛り上がった。DIは家族にいろいろと問題があり気の毒な子なので、遊んでやれるときにはできるだけ楽しませてやりたい。ゴムロケット打ち合いとかのバカ遊びを喜んでくれてよかった。

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■08/07/02(水) □ カナダ郊外暮らしの利便性
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 エリオのオイル交換でCTへ。問題は何もなく、クルマは安車でいいからとにかくメンテフリーで走ってほしいという期待に応えていてくれる。オイル交換でエンジンが滑らかで静かでパワフルになった。タイヤローテーションもやってもらい、タイヤの減りが均等化され直進性とショックの吸収性が良化した。ちょっとしたケアで走りに気持ちよさがよみがえる。実際この車のエンジンとATは最高で、Lougheed Hiway で3速に入るあたりの加速は1年経った今もゾクゾクするものがある。2ストバイクにはかなわないが、4スト単気筒バイクには圧勝する快感エンジンだ。

オイル交換が予定以上に長く2時間待ちとなったので、公園で1時間遊んだ後マクドナルドに入る。普段ファストフードになんてめったに行かないゆえ、おまけ付きチキンナゲットなんか買えて大喜びする萌を見つつ、まずいアイスコーヒーを飲む。こうして1箇所に生活必要施設がまとめられ、1ポイントで用事が済むようになっているカナダの郊外暮らしは実に合理的で快適であると感心してしまう。公園のボードパークなんかも、実によくできているしなあ。ありがたいありがたい。


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■08/07/03(木) □ 夏休みのプロジェクト
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 こないだから Zimmer Twins というTVアニメのゲームを萌がやっている。フラッシュアニメの用意された動画を選択し台詞をつけショートストーリーを作るという遊びで、絵を描かなくても簡単にアニメが作れてしまうのがすばらしい。しかも面白いストーリーは実際に声優がセリフをつけオンエアしてくれるというのだからすごい。

 萌は夢中になって作っているのだが、8歳の子供がぱっぱっと思い付きで作るストーリーだからやはりガキ的で、元の絵柄につられたありがちな言葉がつき、ちっとも面白くない。まずいことに保存すると作ると同時にパブリッシュされてしまう仕組みになっており、そうして萌が作った不出来なアニメがもう3本もアップロードされていて、「つまらんつまらんつまらん」といったキツいコメントがついて萌は少しがっくりきていた。

 だったら全部消してちゃんと面白いのを1本作ろうと、俺も一緒に考えてみた。萌が自作したジョークが非常にスマートでよいのでこれをベースにして、ボケ役のブラザーが強力にくだらないジョークを返すという日本の漫才風味を加えると破壊力が出る。ここにくだらないジョークを入れてと萌に注文するとまたいいのができて、いいデキのアニメが完成した。アップロードすると即座にポジティブな反応がきて、「間違いなくTVに出るね」とまでいわれ萌は大喜びであった。よおし。この夏 Zimmer Twins で放送されるというのを、萌の夏休みプロジェクトとすべし。

2008/06/26

日記「タレントショーで終業式」

「老人ホーム訪問 」「巨大バーベキューマシン」「子供の習いごとは先生次第」ほか。

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■08/06/12(木) □ 老人ホーム訪問
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 萌は誕生日から金土日のパーティまで行事が続き、行事疲れで週明け風邪をひいてしまったのだが、もう大丈夫。今日はクラスが老人ホームを訪問しバンブーダンスと歌を披露する日で、朝から張り切って出る。

 見に行くと実に立派な高層の看護ホームで、ステージとなる1階ロビーには教会ルームなどもできている。しかしほとんどの入所者が車椅子であり、呼吸器をつけたり認知症のお年寄りも多く、年を取るということはどこの国でも大変だと思う。

萌は学校での発表会でもそうだったが人前で歌や踊りを披露することがうれしくてうれしくて、クラスの中で一番ニコニコと笑いが止まらない。エンターテイナーに向いてるのかもしれない。俺も人前で演奏することはもちろん好きだが、ステージに出る前にはあんなにハッピーでニコニコではいられなかったぜ。

 バンブーダンスの演技とその後の歌は、司会の先生が大きな声で盛り上げても観客がお年寄りすぎて反応が「...ye.a.h....」という感じでか細く(笑)、そのせいで子供らも学校で披露したときよりも元気が足りず、今ひとつだった。だがもちろん十分に喜んでもらえ、最後にお年寄りたちに手を振り握手をして会は終わる。

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 帰る車の中で萌が、泣いてるオールドピープルがたくさんいたよという。「え? 感動して?」「そうだと思う」。そうかー。子供らが歌ったのは "This Land Is Your Land"、ウッディガスリーの歌らしい。調べてみると 1940 年というから、ちょうどお年寄りたちの青春の歌なんだろう。年を取り死ぬ間際に、あんなにキラキラと未来がほとばしり光り出るような子供たちがやってきて歌を歌ってくれたら、俺も泣くかもしれない。

 "This Land Is Your Land" は、「こんなすばらしい国に生まれたことを感謝する歌なの」だそうだ。実際カナダはいい国です。ここで子供を育てられることをいつもありがたく思う。ポップカルチャーがつまらないこと、おいしいものが少ないことその他の不満を我慢して余りある。

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■08/06/14(土) □ 巨大バーベキューマシン
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 親戚2人を迎えて焼き肉というので昨日支度をしたのだが、あとMとBとAの分もねと後からいわれ、総勢8人なんて肉も野菜もヒバチ面積も足りるわけないだろうと喧嘩になる。結局LD家から巨大バーベキューマシンを借りてきた。

こういうバーベキューマシンは使う気がせんのだよなあ。こんなに場所を取り、業務用のごとくでかいガスタンクをスタンドまで運びガスを充填してもらうという手間をかけさせながら、役に立つのは夏に数度のバーベキューだけというのが馬鹿ばかしい。キャンプ用コールマン・ツインバーナーなどお手軽汎用道具の対極にあると思う。

 だいたい小型多機能なものや工夫した使い回しが好きな貧乏性日本人と正反対に、カナダ人はこういうデカ単機能製品を好む傾向が強い。向かいの家の親父が典型的な単機能モノ愛好者で、カナダ郊外親父セット一式(ピックアップトラック、キャンピングカー、モーターボートなどの季節デカもの)はもちろん、落ち葉を突風で飛ばす掃除機の反対みたいな機械まで愛用してるんだよな。落ち葉を数mぶっ飛ばす以外に何の用途もないバカ機械。そいつで何十分もかけ家の前の落ち葉を車道に飛ばしている彼を見ると、あまりの非効率さに人事ながら腹が立ってくる。

 こういうバーベキューマシンは俺ではなくああいう親父にこそ似合うのだ.....と心の中でぼやきつつ、ともあれお客が大人数なので頑張って肉を焼き始めると、MAX にしても火力が弱く思ったほどに焼けない。どうやらふたを閉め内部温度を上げて調理するらしい。そういえばフタに温度計がついているし、つまりこれはオーブンなのだ。今日は一応日本風焼き肉を期待してお客が押し寄せたのだが、出来上がったものは焼き肉風ローストビーフなのでした。

 食べてみるとやっぱうちの小さな炭ヒバチで焼いたほうがずっとうまい。だがもともとカナダの肉なので、ベストな味が出なくてもまあそんなに惜しくもない。みな喜んで食べてくれたのでよし。ビーフよりもポン酢仕立てのチキンのほうが好評で、あっちを大量に用意しておくべきだったかもしれないな。

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■08/06/18(水) □ 子供の習いごとは先生次第
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 カラテ:3代目師範代の毎回40分に及ぶストレッチ&筋トレづくしに腹を立てている。彼は自分が強くなるためにこういう筋トレメニューを組んでやり効果があったのだろうが、生徒はみんな子供なんだぜ。筋力なんてつける時期ではないのである。最近は初期よりさらにエスカレートして正拳腕立てやら指立てまでやらせてるんだから、怪我をしたらどうするのかと思う。指立てなんてまじめにやらんでいいと、俺は萌たちに日本語で声をかけている。2代目の指導も鬼ごっこばかりでカラテの中身は薄く馬鹿ばかしかったが、少なくとも子供らは楽しんおりエアロビクス効果はあったのだ。

 今日は久々に1人1人で型を疲労したのだが、この師範代になってから筋トレばかりやらされ型や基本技をまったくやってないので、全員てきめんに下手になっていた。スピードが落ち体がブレている。結局GL先生が産休に入って5ヶ月、誰も進歩しないまま春夏が過ぎてしまった。子供の習い事は本当に先生に左右される。先生が悪ければどうすることもできず停滞してしまう。

 今後もGL先生が戻るまでは変わりはないだろう。今月末で3ケ月の期間が切れるので当面やめさせるとLS母さんにいうと、彼女も同じ考えで、LSが続けたいなら別流派に入れるとのこと。うちは9月以降GL先生が戻るまで保留としよう。

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 【FM 2008】CL:くじに恵まれガラタサライを 2-0/4-2 で軽く突破し、ベスト4。準決勝レアルを相手にすばらしいパスサッカーで 2-0/2-0 と完勝。1対1では格上のチームから点は取れないが、完成したFWのコンビネーションがあれば点が取れるのだという見本のようなサッカーだった。最初は動きがヘボいと思ったがここまで組織力が上がるとは、FM 2008 のパス創造エンジンはすばらしい。メンバーをある程度固定したほうがコンビネーションが上がるようだ。

 リーグは最終戦裏でマンUがドローとなり、うちがチェルシーを相手に1点差を守り切ればなんと大逆転優勝というところまできたのだが、最後の3分を守り切れず2位で終わった。しかし面白いシーズンだった。

 【CL決勝】は予想通りアーセナル。勝つ確率は 4-6 くらいと見込んだが、だいたいその通りの試合となり、2-3 で負けた。ファンペルシーをサンバが止められなかった。能力差20の違いで負けた。はあ。チームを強化しよう。来シーズン資金は相当にあるはずである。

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■08/06/21(土) □ テコンドーパーティ
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日本語学校終業式。この学校はこれが初年度なわけだが、ノウハウと資産を蓄積していた前の学校時代とボリューム的に変わりがなく、内容的にはある部分前よりクリエイティブで優れたものを、たった2人の先生たちがやったのだから頭が下がる。ご苦労様でした。

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 夕方は萌が好きな男の子ALの誕生会でテコンドージムへ。テコンドー道場はどこもそうだがサービス精神にやたら富んでいて、ストイックな武道っぽさは皆無である。

 萌が空手スキルを発揮できるかなと思ってしばらく見ていたのだが、キックパンチの動作を交えたジム遊びとしか言いようがなく、技術を見せることはできなかった。ミットを蹴るといった空手と同じアクティビティでも、先生がミットを適当な高さにちゃんと構えてないので前蹴りできちんとミートすることができないのである。それを見るだけで、この先生がスポーツマンとしてどれほどのレベルなのかがわかる。萌カラテの今の師範代は筋トレフェチでマジメすぎて馬鹿ばかしいのだが、やっぱテコンドーは逆の意味で馬鹿ばかしい。まあこの道場に入っているスポーツ天才少年ADを見るとテコンドー蹴りがちゃんとできるようになっており、普段の稽古はもっとちゃんとやってるのかもしれないけど。

 あとで萌に聞くと、笑って笑ってパーティはすごく楽しかったけど、別にマーシャルアーツではなかったと冷静な答えだった。そうすね。

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■08/06/26(木) □ タレントショーで終業式
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 年度最後の学校行事タレントショー(習い事などの成果を見せる学芸会)。萌はカラテの型でLSたちと初めて出られることになり、張り切りかつ緊張している。クラス全体で人前に出るのと3人だけでやるのとではやはり違うらしい。

が本番になればきちんと型を決め、3人とも完璧な演技だった。萌たちの前にテコンドーのグループがあったのでテキは派手にやるのかなとLS母さんともども警戒してたのだが、そちらは型も声も意外にショボく、気合いの声が入った分萌たちの方がウケていた。

 タレントショーをフルに見るのは初めてだが、ダンスと歌は見る方もやる方もつらいものが多い。アヴリル・ラヴィーンを歌う子がやはり多いが、カラオケの経験がないからなのかみな声が小さく音程が合わず、そして振りがなく棒立ちゆえ盛り上がりようのない3分間が延々と続いていく。

 こういう発表会ではやっぱり長い歴史の蓄積のあるピアノ学習者が強いと改めて思った。SVのやったソナタなんて、多少失敗しても目の玉飛び出のすばらしさだった。小学生がギターであそこまでうまくなるということはありえないので、ピアノというのはやはり小さい子でもやればやるだけうまくなれるメソッドが開発されている種目なのだろう。萌がやめてしまったのは残念だが、右手と左手を別々に動かす神経はすでにつながっているのが幸いで、俺が教えてやれば彼女は左手でコードを弾き右でメロディを弾けるのである。うらやましい。

 そして最後に今日で学校を去る校長関連のハリウッド風長い長いスピーチがあり、やっと夏休みとなった。お疲れ様でした。

2008/06/11

日記「Webkinz に感心」

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■08/06/01(日) □ これが Webkinz
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 ここ数日、萌が興奮しすぎ眠れないほどになっていたバースデイ・スイミングパーティ。あそこの流水プールは大人でも体が持っていかれるほど流水がきついので、俺は大量キッズの安全責任を感じMKともどもプール内で目を配ったのだが、たまたまなのかパーティだからなのか流水が止められており危険なし。よかった(※)。
(※)水が心配ならば萌のスイミングレッスンを再開しろと言われ、小さな子がいる場所をわざわざ危険にして、大人がついていれば危険ではない、レッスンを取って泳げるようになれば危険ではないとヘリクツを通す考え方がそもそも嫌なのだといってまた喧嘩になった。あれだけの流水に体が持っていかれたら、小学生では足がつかないんだからたとえ大きな危険はなくても恐怖ではないか。なぜ流水を弱めるか、足がつくよう設計しないのか理解できん。


 萌がもらったプレゼントで一番興奮したのは、前からほしがっていた Webkinz (ウェブキンズ) というぬいぐるみ。オンラインゲーム用のコードをつけるだけで、$15 もするやくたいもないぬいぐるみ(実価 $5 くらいか)がバカ売れするのかよと腹を立て、さらにそのコードが登録から1年しか有効ではないと判明して、どこまで子供の血をすするふざけた商売をするつもりかといい加減呆れる。

 が友達がみなハマっており、自分もずっとやりたかったという萌があまりにも興奮しているのでそういう悪感情は抜きにして一緒に始めてみると、オンラインのバーチャル世界は非常によくできている。昔「森川君」という人工知能を飼うというゲームをやって途中で飽きたのだが、こっちは人工知能や3Dポリゴンなどという高望みをしない代わりに、簡素でかわいい方面に作られた美麗なグラフィックを楽しみ、ペットの住環境を改善してやるというファンを追求している。いろんなミニゲームをやってポイントを稼ぎ、それで家具や庭を買い家を快適にしていくという、RPGっぽいコレクションの楽しみに的を絞っているのだ。なるほどこれは子供が夢中になるわけである。俺だってかわいい家具がほしくなる。

だがお金が足りない。家具を2~3個買ったら元金はなくなってしまう。なんか簡単にお金をゲットする方法はないのかと調べてみたが、ミニゲームを地道にやる以外ないみたい。RPGならば萌が寝てる間に経験値とお金を稼いでおいてやれるのだが、ミニゲームはめんどくさい。うーむ。

 その資金面の問題はともあれ、萌が最も興奮しているのはオンラインで友達の部屋に行ったり、自分の部屋に友達を呼ぶことができるという機能らしい。まだJDたちのユーザーネームが不明なのでトライできないのだが、それは俺が聞いてもぞくぞくするようなスンバらしいアイデアだ。

 というわけで当初の憤慨は、1年でアカウントが切れるということと、子供がほしいのはコードでありぬいぐるみ本体は不要である(※)ということ以外はまったく消えてしまった。アカウント問題も萌は Webkinz を3個もらったので、1年ごとにコードを使いリニューしていけば3年使えるようだしな。
(※)これも大手スーパーでは売らないという特殊なマーケティングによって、地域の零細おもちゃ屋を潤わせるという考えがあるとのこと。たしかにコードだけならおもちゃ屋では売りにくいので、ぬいぐるみ本体が必要かもしれない。

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■08/06/03(火) □ Webkinz に感心
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 昨日の夜萌のために Webkinz マネーを稼ぎつつあちこち見ていたら、クラブハウスというところで初めて他のユーザーに出会った。がんがんとメッセージ(出来合いの "how's it going?" とかの挨拶を選択して send する)や対戦ゲームへのお誘いを送ってくる。おそらく相手は子供なんだろうなあ何をやってるんだ俺はと恥ずかしく思いつつ、ドキドキしながら "Hi" と返事を返した (^-^;。クラブハウスは16種類もありそれぞれビリヤード、ボーリングなどを楽しめるようになっている。うーん、これはすごい。

 数日やってみて、これは子供相手でも一切手抜きがなく、素晴らしいなと認めざるを得ない。ミニゲームもちゃんと面白く難しすぎず、さらには買い物に使えるポイントがもらえるのでRPG的よろこびがある。

 ただし大きな家具でもデータに過ぎないのだから、千ドル以上なんて理不尽な価格はつけないでほしい。自宅ボーリング場(!)だとかの動く特別な楽しみがあるもの以外は、子供が教育的クイズを全問答え、ゲームを2~3頑張ったあたり、つまり1日で無理なく稼げる 300 ドルあたりでたいていのグッズが買えるようにしておいてほしかったな。1500 ドルの庭の池なんて、すごくかわいいけどきっと誰も買わないだろう。もったいないのである。

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■08/06/04(水) □ FM 2008 初年度の感想
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 学校のパーキングで萌は、今日はコンピュータデイだからJDとウェブキンズのチャットを成功させなきゃと張り切っている。しかし学校でウェブキンズなんてやっちゃ駄目だろうというと、みんなやってるよと。じゃあ萌だけやるなとはいわんが、先生が駄目だといったらやめなよと送り出す。また先生に呼び出されて怒られそうな気がするが、まあたいしたことではないのでそうなったら一緒に叱られてやろう。

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 【Football Manager 2008】初年度 07/08 シーズンが終了。Aston Villa が気に入らず West Ham に乗り換えリバプールと4位を最後まで争い、最終戦の直接対決でドローを取り、見事CL出場をゲットした。めでたし。俺が作成し全盛期の7割くらいの能力を与え、中盤でしっかりと仕事をさせた中田がなんと12本のプレミアアシスト王。2位はニューカッスルに移籍させた俊輔(データはデフォルトのまま)。やはり日本の中盤は優れているのだ。そういえば俊輔と中田とのマッチアップでは、中田が俊輔に何度もボールを奪われており面白かった。持ち味からすると逆なのだが、157 と 140 という現能力の違いで、ボールの取り合いでは俊輔のほうに有利に出るらしい。このへんも FM 2006 とはぜんぜん違い興味深い。

【FM 2008 初年度の感想】

○プレースピード
 当初強く感じたプレーの遅さは、コンディションとコンビネーションが上がるにつれ解消された。しかしゆるいミドルシュートが入ってしまうことが多いのは、やはり興を殺ぐ。

◎ドリブルとキープ力
 うまい選手のドリブルとキープ力が効くのは最高。前は中盤にはボール狩り者しか置けなかったが、AMFを置いたらちゃんと相手のDFにプレスをかけにいくし、ドリブルで相手への脅威になるところが素晴らしい。FM 2006 とはマッチエンジンが全然違う。

▲ゾーンマークの頭の悪さ
 4-4-2で戦った場合、相手が同じ 4-4-2 じゃないとマークがずれまくり、バイタルエリアでフリーの敵をゴロゴロ許してしまう。ゾーンマークなんだから普通そこまでマークはずれないはずだが、サイドハーフが敵の中盤を放置してサイドバックをケアしていることが多々ある。阿呆か。

◎戦術性の高さ
 FWがシュートを打てなくて戦術調整にはまだまだ苦しんでるのだが、たとえばFWの攻撃メンタリティを上げすぎると守備には関与せず、DFがボールを奪ってもFWが遠くにいすぎてパスが通らず攻撃力がかえって落ちるところなど、戦術は本当にリアルで面白い。すべてがなるほどの世界という感じ。

▲裏へのパスが出ない(通らない)
。俺はサイドバックからピシューとライン際を縦パスが通りFWが走る (Run Onto) する、チェルシー的サッカーが一番好きなのだが、FM 2006 では決まりまくったこの戦術が決まらない。DFにヘッドされるかゴールラインを割るかで、裏へのパスはまず通らない。おそらくこのマッチエンジンではボールの飛びが変わり、DFとGKの間に速いボールを送ることが物理的に難しくなったのだろう。現実的かもしれないが困った。これが現在最大の悩みである。

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■08/06/08(日) □ 船に乗ってフォートラングレー
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 朝俺が起きると待ちかねた萌が、「もう1つの Webkinz をファミリーに入れたの!」と興奮している。3つもらった Webkinz を1年ごとに登録して3年アカウントを維持しようという話だったのだが、まあ3年が2年になっても不都合はないだろう。3年を待たず飽きるかもしれんし。

 黒猫が加わり2シスターズとなったファミリーのために、萌はベッドとガーデンテーブルとチェアを2組揃えてやった。こ、これはかわいい。ペット同士がオートでじゃれるような感じにしてくれると最高だったが、そうはならず。しかしそれ以外は文句ないな。ほんと、カナダ製とは信じがたいほど(笑)手抜きがない。

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 午後Mの同僚のパーティで、フォートラングレーというところへ行く。ラングレーとはまたえらい遠いなと思ったら、ハイウェイじゃなくて Lougheed からフェリーでフレイジャーリバーを渡って行けるのよと、Mと萌が盛り上がっている。フェリーで川を渡るって?


行ってみるとほんとに川辺にフェリー乗り場があり、30台ほどを乗せた小さなフェリーが15分置きに往復している。川幅はわずかなのでこんな面倒をやらず橋をかけりゃよさそうだが、フレイジャーは大きな船が行きかう商業河川なので、橋をかけるならパトゥーロウブリッジみたいな巨大橋が必要になり採算が合わないのだろう。流れがきつい川を小さなフェリーでどどーんと渡っていくのはちょっと緊張する。車止めはただのチェーンだし(笑)。しかし乗ってしまえばすぐに対岸であった。

船から下りるとそこはすぐにフォートラングレーの町。これがまるで知らなかったのだがこれまで見たカナダの町でも有数のかわいい町で、メインストリート1本の小さな町全体が、フロンティア時代の香りに統一されている。アーリーアメリカンのかわいい建物だらけ。町の真ん中に教会や墓地があるところも、ハリファックスと同じで町の古さを感じさせる。おーかわいーとここに住みたいーと皆で叫びながら町を抜け友人宅へ。フレイジャーバレーは、俺たちが住むグレーターバンクーバーとは違うなあといつも思う。生えている木の種類が違うのかなあ。こんもりとしたいい感じの木が多い。見たこともない、葉っぱが花のようにまっ黄色な木があった。



 そして友人宅は広大なファームを見下ろす丘の上に立っていた。こ、これはすごいと感動して景色を見下ろす。長野のどこかにこういう景色があったなあ....と思っていると、「日本ならこの下には田んぼが見えるだろうね」と知らない人から話しかけられた。どうやらカナダの教育者はみな日本で英語教師をやってた経験があるらしい(笑)。それをまさに今考えていたのですよ。

 うーん、これはすばらしい。高級住宅地ホワイトロックの豪邸などなんとも思わないが、こんなかわいい町のこの景色がある家に住む人々が、実にうらやましいと思った。まあ PoCo などの一般住宅地に比べたらなにかと不便で、子育てが終わり悠々自適みたいな人々しか住めないでしょうが。

2008/05/28

日記「Football Manager 2008 に移行」

「花札ざんまい」「カナダの子供アニメ」「FM 2008 エンジンの味わい深さ」ほか。

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■08/05/18(日) □ 日本語学校運動会
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 日本語学校運動会。去年までの学校に比べると人数が少ないのであまり大掛かりな催しはできないだろうと思っていたが、先生たちが頑張って種目が豊富、天気も幸いにすばらしく、みなのんびりと初夏の運動を楽しんだ。

 しかし帰ると萌は頭が痛いという。別に暑くはなかったのだが熱中症かと濡れタオルで冷やすも、喉も痛いと風邪症状となり、昼寝をし起きると久しぶりにべそべそ泣きになってしまった。元気なときはまったく問題ないが、こうして体調を損ねるとやっぱりマミーマミーとMにべったり。萌と2人で日本になんて行けるのだろうかと不安になる。

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■08/05/19(月) □ 花札ざんまい
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 祝日、萌は熱が少しあるので静かにさせる。


 前に日本で買った古いおみやげの中から萌が花札を見つけ、どうやるのと興味を示すので、花合わせという子供のときにやったゲームのルールをネットで探し教えてやる。するとあまりにも簡単ですぐに覚えられ、そしていいカードが取れたときの興奮はなかなか他のゲームにはないものであり、萌は超気に入って何度も何度も対戦していた。俺も子供のとき花札はすごく好きだったのだが、それはこのなんともいえず味のある絵にも魅力があるんだろうな。

 それに『みよしの』『あのよろし』という意味不明の言葉が載っているのも楽しい。意味を聞かれて全然分からないと答えると萌は大笑いしていた。その意味をまた検索したりしつつ(それでも意味はよく分からなかったがまああによろし)、静かに一日を過ごしました。

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■08/05/21(水) □ カナダの子供アニメ
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 今週からMが朝シフトなので俺も毎日早起き。夜、皿洗いを1時間繰り上げ相撲を録画し早く寝なければ、寝不足でもたない。

 朝萌は Teletoon というアニメチャンネルを見ていたのだが、これが日本製とカナダ製アニメを交互にやっていて、クールでパンクでありたくもおトボケになってしまうカナダのティーンライフを描いた「6 Teens」というのが面白い。「彼はキュートなんだけど、キスがものすごく下手で犬になめられてるみたいなのよ!」なんて怒ってる女の子がいるあたりが、ロボット変身ガーンばっかりの日本アニメとものすごく違う。ああそうか、カナダの子供はこういうTVを見てるのねと納得した。こういうのを見てると、カナダのティーンってかわいげがあるなあと思う。萌は前々からラブ・ロマンスに強い憧れを持っているが、こういうのを見てれば当然だよな。

 萌は学校から帰っても晩飯まではなんだかんだと忙しいし、その後はMがTVを使うのでそんなにTVを見てないと思うのだが、朝こうして見てるのが学校での話題になるのね。この時間にアニメだけじゃなく、子供情報番組なんかもやってくれたらいいのにな。

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■08/05/22(木) □ Football Manager 2008 に移行
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 再燃中のFM熱を反映し、ついに【Football Manager 2008】をゲット。第一印象は、新ゲームのスタートとセーブが速い。しかし2年経っても操作性はまったく上がってないし、欲しかった機能は何も加わっていない。俺は97年からこのシリーズをやっているが10年経っても操作性は向上しないのだから、使いにくいということ自体に英国人が気づかないのだろう。これはもう消え行く英国車同様どうしようもないことなのかも。

 試合は選手とボールの動きが遅く、2006 より爽快感に欠ける。立ち止まりゆっくりボールを回しているのがイライラする。パスの出しどころに迷うあたりはリアルだが。結論として初見ではいいのかどうかなんともいえないというところ。まあ FM 2006 も最初は 03/04 よりGKがうますぎて腹が立つなど違和感があったしな。そんなところ。寝よう。

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■08/05/23(金) □ FM 2008 開幕
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 今日は夕方スクールシネマとのことで萌とJDを連れてきてみると、みなパジャマを着スリーピングバッグを持ってきて、暗いジムで音楽をかけ踊り、お菓子を支給され超盛り上がっている。ああなるほど、こういうムービーナイトなのね。こりゃ楽しくてたまらんだろう。しかし映画自体は何年も前のヒットしなかったディズニーCGもの。せっかくの特別な夜なのだからいい映画を選べばよかろうに。非常につまらん。

 萌は今日ブック・キャラクターデイ(仮装で一日スクールデイを過ごす日)、JDを招待しての遊びと手巻きずしディナー、ムービーナイトとあまりに盛りだくさんで、興奮して朝早く目を覚ましすぎたこともあり夜はヘロヘロになった。映画がつまらなかったし、結局バッドデイだったなんていっている。なにを言ってるのかね。

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 【FM 2008】を最新 8.0.2 にアップデートし、まずは慣れ親しんだパレルモでテストプレイ。どのバージョンでも必ず獲得していた中田が引退したのが悲しい。Jリーグの選手が相変わらず入ってないのもやる気を殺ぐ。練習と戦術は 2006 のものが使えるので助かったが、2006 と違いパス回しがえらい遅いので、速いパス回しにトライさせようと戦術的工夫をさっそく始める。

 そして公式戦第1戦、vs パルマ。.....うーん、これは。双方プレスがえらい弱く、ボールを持って何秒も出しどころを探し(守備者はそれをじっくりと見守り)、やがておもむろにえいとスルーパスという攻めが続く。そしてそのスルーパスがFWにおめおめと通ってしまい、シュート&ゴール。こ、こんなシュートが決まってもうれしくもなんともない。結果 4-0 で勝利。うーん、これは。これは Football Manager 2008 は大ハズレなのではと青ざめてます。

 FM 2006 はどこのチームもプレスが非常に速く、それをかいくぐるダイレクトパスの精度の高さがチームの強弱の決め手となり、ぎりぎりで通る速いパスと選手の連動性が美しさを生んでいたのだが、このバージョンではプレスとパス出しが共に遅すぎる。俺が追求していたチェルシー的高速サッカーは消えうせ、こりゃ引退選手のオールスター戦かよというもたもたサッカーになってしまった。

 こんなはずではと次のミランと対戦。今度はこっちが簡単に3点奪われやる気をなくす。このバージョンのGKは相当に能力が低い。なんでそれに触れないのだという単純シュートを決められまくられている。

 しかし呆れつつも眺めていると2点を返し、その2点目がMFがドリブル突破すると見せかけDFを引き付けてからサイドに開き、その折り返しをFWがゴールという美しいものだった。プレスが弱い(ボールを奪われにくい)分ドリブルの効果が大幅に上がっている。これは面白い。今のところ全然期待通りのデキではないバージョンだが、ともかくしばらく戦ってみよう。

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■08/05/24(土) □ FM 2006 と 2008 の比較
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 昨日1日の感触から、FWを補強し戦術をダイレクトプレーに修正して本気でシーズンイン。今度は 2-1 でミランに完勝。FM 2006 で詰めてきた組織力を監督の俺がチームにシステムをもたらしたという感じで、組織が未熟なミランを上回ってしまった。2点ともに組織と個人の力が噛み合った美しい点であり、2日目にして初めてガッツポーズが出る。

 しかし人工知能が賢く意外性のある組み立てをするのは実にうれしいのだが、プレスとタックルが弱くなった分ボールを持ちすぎ試合が遅くダルいし、決定的中長距離パスが出なくなっている。シュートも全体に弱く、軌道に美しさがない。攻守とも選手の美技が出にくくなっているが、GKの拙さで単純なシュートがころっと入るところがげんなりする。

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 FM 2008 に失望して FM 2006 に戻ってみると、プレスの効いたスピーディな試合がやはり心地よい。しかし一度 FM 2008 の微に入り細にいるAIを見てしまうと、スピーディではあるがピンボール的な 2006 のサッカーに、中田が活躍できなかったプレミアリーグっぽい中盤飛ばしの単調さを強く感じてしまう。

 FM 2007 のデモもダウンロードして比較してみると、マッチエンジンは 2006 と同じだった。FM 2006 (2007) はボールを奪える頑強な守備的MFと、DFに競り勝ちイーブンボールをものにしシュートに持ち込めるアスリート系FWが大活躍し、ファンタジスタは中田・中村はおろかカカー・ロナウジーニョですらいい仕事をできなかったのだよなと、2008 を見て改めて 2006 エンジンの欠陥に気づかされる。

 ボールを持っての遅効が増えた FM 2008 では、技術があればMFが攻撃の要になってドリブルし、いいところにパスを送り込むことができる。うーむ、これはもう戻れない。中盤が生きるこのマッチエンジンで、スピードがあり美しいサッカーを実現したい。

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■08/05/25(日) □ FM 2006 日本人データをゲット
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 【FM 2008】シーズンインして10試合を消化し、他チームも組織がしっかりしてきたのか、単に選手のマッチフィットネスが上がりどこも動きがよくなったからなのか、下位チームでも馬鹿げたプレスの弱さはなくなり、凡な得失点が減り試合が厳しく面白くなってきた。ほっ、こういうゲームだったのね。2日であきらめないでよかった。

 せっかくこれまでと違いドリブルが効くゲームなんだからやっぱ大久保を入れたいぜと日本人データを探し、wireframebox という方が作った J-League データを発見。やっ・た。ざっと見たところ細かいパラメータは入力されてないが、ちゃんとポジションと能力値が入力されている。大久保が 145 と評価が甘めすぎるが(――デフォルトで 156 の俊輔は別格だが、他は 140 が日本人最高レベルだろう――)。作者は日本人ではなさそうで、どういうお方か存じませんが感謝します。

 このデータを自力で修正して中田英寿を作り、大久保と共に Aston Villa へ。中村憲剛ら日本代表選手たちもプレミアに移籍させる。このマッチエンジンならば間違いなく、前よりも俊輔・憲剛ら技術系が活躍するに違いない。

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■08/05/27(火) □ FM 2008 エンジンの味わい深さ
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 おとといから大久保&中田入りで始めた Aston Villa は、予算が30億とパレルモとは桁違いに潤沢なところがさすがに景気のいいプレミアリーグという感じだが、予想したよりも弱い。個人技が生きる FM 2008 では1対1で能力差が前よりも激しく出る傾向が強く、ビッグクラブの有名選手は選手たちの頑張りでは抑えようがない。セスクやトレスにDFが翻弄され、簡単にシュートを決められてがっくりくる。もう少し強いチームを探そう。

 しかし技術パラメータの違いが現実的に反映されるのは素晴らしい。前は堅固なMFを並べれば格上チームの攻撃を跳ね返せたのだが、2008 ではMFが守備専門だとボールを奪っても展開力がないのでキープできず、延々と守るばかりになってしまう。中田がいるといないのとではキープ力=攻撃時間量が違うのだ。

 大久保をセンターMFに回してみても、ミドルシュートを打ちすぎ吹かしチャンスを大量に無駄にはしたものの(笑)、MFとしてちゃんとボールを収めキープし出すという仕事が務まった。前はAMFをセンターに置くと守備力がなさすぎてガタガタになったのだが、この辺がリアルで非常によろしい。「うまい選手はボールをキープできる」というところが、FM 2006/2007 との最大の違いなのであろう。

 チェルシー戦、大久保が絶えず裏を狙い、ボールを持てば即打つという彼らしい動きでDFに脅威を与え、MFにスペースを与えMFのミドルからの得点を生む。結果 2-2 でドロー、非常にいい試合だった。よし。

 プレスが弱すぎ、イラっとさせられるヘボ得失点があり、スター選手は抑えようがないなどこのマッチエンジンには不満も多い。最高だとは言い切れない。が、戦術的な味わい深さは間違いなく、歴代最高であろう。

2008/05/17

日記「【FM 2006】スペースの使い方」

「コンパクト布陣の落とし穴」「対チェルシー戦術」ほか。

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■08/05/08(木) □ コンパクト布陣の落とし穴
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 ほぼ1年ぶりの【Football Manager 2006】、中田と大久保を入れ初めてプレミアを戦った Aston Villa は、初年度3位と望外にいい成績だった。最初はチェルシーに 0-5 で粉砕され (^-^;、ニューキャッスル戦でもオーウェンにハットトリックを決められたのだが、戦術を詰めることで最後は4強にも抵抗できるようになった。

 今回わかってきたのだが FM 2006 の戦術のキモは、自軍の並びよりも相手をどう動かすかにある。最初は守りを意識して 3-3-2-2 という感じの岡田監督的コンパクト布陣にしたのだが、これは後ろに厚みがあり相手の攻撃を止めることは安全にできても、ボールを拾った時点で近くに相手選手がわらわらと存在しプレスをかけてくるため、スペースがなくボールを回せなくなってしまう。たちまち自陣でボールを失い、やられてしまうのだ。

 これが機能せず普通の攻撃的 4-4-2 に切り替えると、自軍配置もそれをマークする相手選手の間隔も適度に空き、パスが通りポゼッションサッカーで戦えるようになる。なるほど道理である。サッカーは深い。

 センターで奪い、右で上がる大久保の前にボールを飛ばす攻撃がよく機能する (Use Target Man/Target Man に大久保を選択/Run Onto Ball) 。そこからの単純な折り返しではなかなか点が取れないのだが、相手を崩すきっかけになる。大久保の切れも楽しめる。

 上位には勝てないがともかくCL出場を見事決めたわけで、エディタを使ってCL放映料を15億ほど前借りし(シーズン中放映料が入ったら返す)、いい補強をして2年目を戦おう。

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■08/05/11(日) □ スペースの使い方
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 【FM 2006】LS来訪。俺は2人を遊ばせながら、不調に陥った2年目 Aston Villa の戦術を考えている。不調の原因はあえて言えばシュートが入ってないということだけで、崩して打つところまではできている。FW陣の動きが悪いわけでもないが、ただただ点が入らない。弱った。

 ここまで詰めてきた 4-4-2 では何をやってもダメで、経験上こういうときはいったんフォーメーションを既定値に戻し作り直すしかないと、デフォルトで入っている中からダイヤモンド型 4-4-2(4-4-2 Diamond Attacking v2)を試してみる。するとなんと、突如攻撃陣が爆発した。センターから美しいスルーパスが前に通っていき、能力の高いうちのアタッカーたちが決めまくっている。げげ、なんで?

 攻撃を見ていると、このフォーメーションは DMF と AMF の間のセンターサークル周辺に広大な無人スペースがあるのだが、ここがキモらしい。つまり1年目のコンパクト陣形失敗と同じ理由で、味方がいる場所は敵がマークをしにやってき、いない場所には敵もいないから使うスペースがあるというサッカーの真理がそこにあるのである。センターでMFがいい体勢でボールを持ちパスを通すことができ、普通の 4-4-2 ではまったくなかった中央突破が出てきた。感動。うーん、サッカーは深い。それをここまで見せてくれる FM 2006 もすごいとしか言いようがない。

 相手が強いと反撃も同じスペースを通ってくるだけに速く厳しく、CLのミラン戦・マンU戦ではスコスコと2点取られたが、うちのキレキレの2トップバロシュとザライエッタが、チェルシーのごときカウンターで点を取ってくれる。この2トップに加えAMFのロシア人アルシャヴィンら、素晴らしい選手を持っていることを誇りに思う。クラブのサポーターというのはこういう幸せな気持ちなのだろうな。相手の並びによっても効果は変わるだろうし、これを参考にトライを続けてみよう。人が作った戦術なのが癪に障るが、中央突破ができるのは俺の理想のフットボールだ。

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■08/05/14(水) □ 強くなる稽古はいいが
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 カラテ:最近ウォームアップを見ていて思うのだが、LSは柔軟性が大きく増している。前は特に柔らかいとは思わなかったが、今はひざに額が見事についている。これだけキツいストレッチを週2回やれば、子供には効果絶大らしい。前蹴り横蹴りが高く上がるようなストレッチも教えており、この師範代はやはり自身が求道的なだけあって、強くなるための方法には精通してるなという感じ。子供たちも厳しいウォームアップに慣れて、チャレンジとして楽しみ始めた様子が伺える。

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 しかしこの師範代の放置カオススパーリングは相変わらずで困った。上級者たちのスパーを見ていて思うのだが、痛くなくスピードと技術と気合が入るという正しいスパーをやってるのは厳しかったGL先生に習った生徒で、ダメなのは代理MK先生がスパーを始めさせた生徒なんだよな。その違いは明確である。

 スパーリングが終わると、師範代の助手の人が萌に近寄り、グッジョブだったとほめていた。あの助手の人は師範代よりもやや広範に目が届いているようなので(単に若い師範代よりも子供の気持ちに敏感なのかもしれない)、スパーリング時我を忘れラフになりがちな子にもうちょっと目を配ってくれと相談してみようかな。

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■08/05/17(土) □ 対チェルシー戦術
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 遅い春がとうとう来ないまま終わり、今週から夏になった。家の回りじゅうのタンポポを抜いたが、わずか数時間の作業で大バケツが満タン。タンポポは取っても取っても増えていくモンスターであり、人間の手には負えないとつくづく思う。



 Mと萌は映画を見に行き、帰ると庭でまたバーベキュー。夏に気持ちが盛り上がってます。

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 【FM 2006】うちの Aston Villa はプレミア首位を快走し、CLでもユベントスを 4-5 という派手な点の取り合いで下しベスト8に進んだのだが、プレミア首位決戦のチェルシー戦に完敗した。ここはモンスター軍団である。どうやっても個人能力差で勝てない。はあ。リセット。

 調べてみると過去2年うちはリバプールにも全敗で、マンUとアーセナルには互角に戦っている。どうやら相手が格上で、かつ 4-4-2 じゃないフォーメーションだと、うちは手も足も出ないということらしい。具体的には今のダイヤモンド型フォーメーションはセンターからの攻撃がキモなわけで、相手のシステムにアンカー(マケレレなどの守備的MF)がいるとトップ下がつぶされてしまうのだろう。アンカーの脇を突くにはどうしたらよいのか。

 チェルシーのフォーメーションをさかさまにして、こっちが突きたいスペースと抑えたいスペースを考えてみる。うちは2トップでいきたいので、4-4-2 のウィングを上げた 4-2-2-2 システムを作ってテストしてみる。これでマケレレの両脇を攻略するのだ。

 バロシュの抜け出しで先制、ロッベンのミドルで追いつかれる。コールとボジノフにも叩き込まれ簡単に逆転されたが、前よりは勝負になる。試合中さらに細かい指示を詰め、戦術は完成。リセットし本番へ。これで負けるなら個人能力の差であり、仕方がない。

 あー、FKのマーキングミスでロッベンをフリーにし失点。がー、凡ミス。0-1。だがしかしこっちも点が取れなかったので、この負けは受け入れよう。それ以外はみなよく戦ってくれた。続くリバプール戦も同じシステムで前半守り倒し、後半スペースを攻略して3得点で撃破。完璧だ。守り外を回すサッカーとなってしまい美しさにはやや欠けるが、強敵を相手にした場合は仕方がない。

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 そして2年目にして見事プレミアを制覇。やっ・た。CLもあれほど苦手としたチェルシーにセミファイナルで完勝して決勝へ。これは非常にうれしい。

 決勝はインテル、うちはユベントスと打ち合って勝ったのだと自信を持って戦ったが、あと一歩のところまで追い詰めるもマルティンスの超ミドルにやられた。あれを入れられては守りようがないという、ワールドクラスだけが打てるやつである。あー。まあこの陣容でプレミアを勝てたのだから、いいシーズンであった。

 大久保は2シーズン使ってみたが、やはり Work Rate/Off the Ball の低さゆえかいいところでボールをもらえず、シュートが打てない。大久保ならこれは決めるだろうというシーンでもキーパー真正面に打ったりしている。おそらく Composure(落ち着き)の低さのせいだろう。2年で11ゴール、12アシスト。悪くはないが、大久保はプレミアではここまで止まりだろうな。

 中田も同じく2年で12アシストと物足りないが、武闘派が多いうちのセンターMF陣の中ではひらめきがあり数字には出ない組み立てに貢献しているので、3年目も使ってみたい。やはり昔は能力値が 165 もあり正真正銘のワールドクラスだったのだが、今は 140 という設定なので、決定的な仕事がなかなか出ないのは致し方ない。

2008/05/09

日記「カラテ道場カオス」

「カナダのアイドル」「天皇賞@P2P」「空手ディシプリン問題」ほか。

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■08/04/26(土) □ ライオンズパーク&バーベキュー
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 ドライウォール筋肉痛と共に目が覚める。アイタタタ....。


 BRを駅へ送るついでに萌とライオンズパークへ。暑くなく寒くなく気候は最高である。こんな小さな町でも、公園には素晴らしいスケートボードパークがあるのがうらやましい。俺なんか高校時代銀行横の歩道でしかできなかったもんな。

 公園でバーベキューの煙を見、萌に今日やろうかと振るとやろうやろうと盛り上がり、スーパーで肉と野菜と炭を仕込んで帰宅。急遽庭の桜を見ながらのバーベキューとなった。焼き肉に適当な部位がなくてビーフ・ブレイドという部分を買い味はそこそこであったが、ポン酢と甘ダレをまぜたものにつけた鶏肉が絶品の味で満足であった。

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■08/04/30(水) □ カラテ道場カオス
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 カラテ:萌はいい感じで数人とスパーを消化し、これは今日は万全かと思ったがLSと当たると双方たちまち興奮し、ふざけてバチバチ打ち合い掴み合って転んでしまった。危ないので叱る。しかしLSの前蹴り攻め(※)への対処や横へ逃げる動きはさすがに前回よりできており、あとは萌もLSもとにかく落ち着けということだな。今回は最近で最良のスパーだった。そのことを萌にもいってやる。LSとやったときはふざけてて全然駄目だったけど、それ以外はよかったよ。
(※)LSは相手の攻撃もすべて左足を上げることで牽制・ブロックしており、スタイル的にテコンドーっぽくなっている。このレベル(寸止め組み手)ではテコンドーが有効なことがわかる。

 しかし今日はMK先生が不在で長身師範代が指導していたのだが、武道家らしいかっこいい見た目はいいもののMK先生同様全体に目が届かない人で、スパーリングになると5歳児たちがまた暴走し放題であった。萌は常に語りかけガードを取らせることでハイパーMTをうまく落ち着かせていたのだが、他の子は興奮した彼に軒並み力まかせに叩かれていた。MTらは小さすぎるので危険で反撃できない。難儀したJSとその母親が「落ち着け」と呼びかけてもMTは指示をノーといって拒否するし、DRとは追いかけっこのけんかになっていたし、おとなしいAKもがんがん腕を殴られ困っていた。こういうわが子を放っておいてニンテンドーDSをやっているあの父親がだいたい理解できん。あの父親には萌も気づき呆れていたのである。

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■08/05/02(金) □ カナダのアイドル
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 友達の家に行った萌が、その子がアヴリル・ラヴィーンを歌うCDを聞いたといって感心していた。あのうちもお父さんがギターを弾くらしい。それで萌も "Complicated" を風呂で歌っていたのだが、そのコードが沢尻エリカがドラマでやってた歌にすごく似てるなと気がついた。実際同じようなアイドルなのであろう。そう思うと子供に人気なのも納得がいく。カナダのティーンには恋の気分として「complicated・frustrated」という言葉が響き、日本では「信じる・一緒」(※)といった言葉が好まれるのだろう。
沢尻さんの歌など覚えてなかったが、「沢尻エリカ 歌詞 信じる」でちゃんと目的の曲がヒットしてしまった。JPOP の歌詞は定型すぎ (^_^;。

 萌はクラシックロックと日本音楽は万全だが、アヴリルとかブリトニーなんとかは全然知らんので、話題作りのために聞かせるべきなのかなあと時折考える。まあ本人も今はフィンガー5に夢中でアヴリルにあまり興味はなさそうなんだけど。

 だいたい音楽番組のないカナダの子供は、どうやって新しい音楽を聴くのだろうと不思議だ。音楽に限らず子供が共通で見るTV番組もあまり思いつかない。「昨日あれ見た?」と学校で盛り上がるようなシーンが想像できないのである。

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■08/05/03(土) □ 天皇賞@P2P
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 夜、P2P で初めて日本競馬を生観戦。春の天皇賞である。なつかしい。競馬放送は老齢で亡くなった方以外は15年前と同じ解説者がみな出ているのがおかしい。すばらしくクラシックな社会である。見てる人が多いせいかコマ落ちが激しかったのだが、最後の直線だけは幸いコマが落ちずに競り合いを見ることができた。知らない馬ばかりだが、久々に好きなレースを見れて満足。

 しかしこの Keyhole TV は低いレートですぐ見れるのでお手軽だが、混み合うとコマ落ちするのでは P2P の概念に反するのではないだろうか? 多人数になればなるほどシェアの理論が働きスムーズになるはずでは? P2P はまったく謎に包まれている。しかしともかく日本のスポーツが見れてありがたいとしか言いようがありません。

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■08/05/05(月) □ 空手ディシプリン問題
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 カラテ:2週続けて長身師範代&アシスタントとなる。MK先生はやめたのだろうか。長身師範代はMK先生よりはるかにシリアスな空手家で、ストレッチをえらい入念にやらせている。萌はこの先生が怖いとのこと。たしかにちょっと物腰に武道家のすごみが出すぎているよな。ウォームアップが非常に長く厳しく、途中で疲れ飽きた様子を見せる子には止まったら腕立てだぞと厳しい声を飛ばす。武道家を真剣に目指している(のであろう)自分と同レベルのストイックさを5~10歳の子供に求めるのもどうかと思う。厳しいのが好きなDRのおばあちゃんは大喜びだが(笑)。

 よい点は先生が2人組なので初めて5歳児たちがフルタイムで型を習えたことで、彼らもようやく進歩していた。これまで4ヶ月はほんと、誰にとっても一切技術的進展がなかった日々だと思う。

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 しかしウォームアップは異様に厳しいのに、スパーリングになると自分が楽しんじゃって規律も何もない放置になるのがこの師範代のわからないところだ。道場は先週に続きカオスとなる。萌もBTの腕振り回しゴリ押しに全く対処できずに終わった。反撃しなければ彼を止められないのだが危険で打てない。いったん止めて双方に話したが、空手が何かを知らないBTには何を言っても理解する力はない。まだキンダーだから集団行動自体に未習熟なのである。萌もこれだけ技術に差があるのだから、痛くなく打つことでBTを止められるはずだろうと指示したのだが、苦笑しながら後ずさりするばかりで何もできないのである。双方まったくダメ。はあ。このいかめしく話しづらい先生を相手に、また前と同じ議論(5歳児にフリーでスパーリングは規律的に無理)をせねばならんのかとうんざりする。

 体格と技量がまさるDRがAKを壁に押し付けて打ち込みまくっていたのもよくなかった。あれじゃ単なるイジメである。これも俺が止め、圧倒され呆然としていたAKに「too much だと思ったらストップとかウェイトとか言いな、言っていいんだよ」と言い聞かせる。これも入門1ヶ月の彼女にスパーリングを始めさせたMK先生のせいである。やれやれ。子供スポーツ指導がこれほど難しいものだとは。というか、子供スポーツコーチがこれほど子供に目が届かないものだとは。はあ。