「押し込まれスパーリング」「エリオは軽トラの巻」ほか。
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■08/04/22(火) □ いたずら叱責事件
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萌をピックアップしに行くと先生に教室に呼ばれ、萌が友達の椅子に水をたらしたとのことで、厳しく叱られた。「普段は問題ない萌が、こんなことをするなんて今後が心配だ」などとえらく深刻な顔をする。子供の前で先生に逆らってはまずいので神妙な顔をしてハイハイと聞いていたが、その程度のいたずらで何をそんなに騒いでいるのかとのみ思う。そんなのおならブークッションとかと同じ典型的小学生いたずらではないか。「面白くない、以後やるな」で罰として十分済むことだろう。
きつい叱責に泣くのを必死にこらえる萌の手を引いて車に向かいながら、「萌さ、お父さんは怒ってないよ。そのくらいお父さんだって子供のときやったよ」と声をかけると、わーと彼女は泣いてしまった。
家でMも当然怒りゃせず、静かに話し抱きしめてやり話は済んだのだが、萌がいないところで「実は先生はえらい剣幕だったぜ、なんでこの程度のイタズラであんなに怒られるのだ」と俺が聞くと、わからんがよくあるイジメの手口に見えたんじゃないかという。いま学校はアンチいじめキャンペーンに熱心だからね。―――あ、そういうことか。しかしそんなワケないだろう。過剰反応だぜ。
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萌の気持ちが落ち着くまでひとまず置いておいて、元気いっぱいになった晩飯どきにもう一度話を切り出した。
先生がなんであんなに「心配してる」って言うのか分からなかったからさ、さっきマミーに聞いたのよ。そしたらいじめっ子がああいうイタズラをよくやるんだって。それで「うわーこいつおしっこもらしたー」ってからかったりするんだって。そういうことになったらよくないと先生は心配してたんだよと思うよ。だから萌はさ、友達に恥ずかしい思いをさせるようなことはしないと、それだけ気をつけていればいいわけ。今日怒られたことは気にせんでいいよ、ほんと。
そしてお父さんなんかもっと悪いことをして、鬼みたいな先生にスラップ(ビンタ)されまくったよと笑わせるのであった。まったく教育というのは、子供に与える影響が甚大だな。
こないだ NHK で中国のエリート小学校というドキュメントをやっていて、目を疑うようないびつな教育をそこではやっていた。勉強ができれば国家に益を為す皇帝で、できなければ害となる被差別民という感じに鋭く二分されている。ああした教育を受けた若者が、愛国無罪という極端な二項対立思考で暴走するのは実にわかりやすい。まったく教育というのはデリケートな分野だと思う。
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■08/04/23(水) □ 押し込まれスパーリング
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カラテ:スパーリング。萌は2週間ぶりにLSと当たりついに家での練習が生かされるときだったのだが、実戦はやはり思ったようにはいかず、攻撃も防御も駄目であった。今日は判定のつく試合はなかったのだが、萌はJSとLSとのスパーでかなり押し込まれていた。
練習した半身で試合は始めるのだが、相手の圧力に押し込まれ、下がる一方になるから体が開き防御が難しくなり、壁際に追い込まれてしまう。そこから反撃しても、踏み込んでの攻撃ではないので空を切りまったく効果なし。試合の切れ目に横に回れ、ステップイン・ステップアウトだと声をかけたが、相手の攻撃への防御に必死でまったく練習したことはできなかった。
また週末、今度は横に回りこみ圧力をかわす動きを練習しよう。そしてとにかく攻撃しなければ、ここのところの押し込まれスパーリング状況は改善できない。だいたいLSの前蹴りは、防御しなければお腹に入るくらいの強さでくる。だから相手が自分より大きな男子でも押し込めるわけである。萌もラインが入った子にはブロックする腕に当てるくらいの感覚で打つべきだろう。特に回し蹴りは双方痛くないので、速いのをどんどん打つべし。
はあ。本人は気にしてないが、練習成果が生きず、リアルタイムでコーチングすることもできず、俺はがっくりきた。結果を出せないスポーツコーチの気持ちがわかる(笑)。
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■08/04/25(金) □ エリオは軽トラの巻
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1年前の浸水から庭に積まれたままになっていたドライウォールくずを、ついに片付けることになった。レンタカー屋にピックアップトラックがあったので助かったのだが(前は引っ越し用トラックしかなく、積み込みも掃除も一苦労だった)、濡れて汚れたドライウォールの引き取り手が見つからずたらい回しにされ、予定外に時間がかかり超大変であった。Mも俺ももう腕が上がらない状態です。
しかし0.5トンのドライウォールを下ろし軽くなったトラックで Lougheed を運転していて思ったのだが、実はエリオはこのトラックそっくりのハンドリングとドライビングポジションである(笑)。前にトラックに乗ったときは非常な違和感があり、レガシィに戻ったときにほっとしたものだが、今日はこのトラックのハンドリングが完璧に手の内に入って、PoCo コーナーズなんかで狙ったラインに自在に乗せ爽快なスピードでコーナリングできてしまった。そしてエリオに戻っても、アクセルの軽さ以外まるで違和感なし。つまりエリオはトラックハンドリングだったのである。軽いから軽トラ。
緻密でガチっとしたハンドリングのレガシィに比べ、エリオは全然雑なのに乗ってて面白いのは、つまり長野の豪傑おいちゃんが軽トラのタイヤを鳴かせ志賀高原ロードを味噌配達でかっ飛んでいたのと同じ感覚なのであろう。
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長野聖火も世界各地と同様盛り上がったようだが、中国留学生たちとけんかしたのがチベット活動家ではなく右翼団体だとの報道で、これは恥ずかしい。Mはかつて住んだ町なのでニュースを見て興奮していたが、萌はもみ合いを見て驚く。それでお母さんに詳細な説明を受けておった。あんま子供に複雑な政治状況はいわんでいいというに....(^-^;。
2008/04/28
2008/04/19
日記「カラテレッスン改善討議」
「腹筋運動音楽」「カラテ自宅特訓」「映画・東京タワー」「本山の復活を祈る」ほか。
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■08/04/11(金) □ 腹筋運動音楽
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久々に胃もたれし、そういえば最近まるで腹筋運動をやってないなあ、消化を助けるためにやらねばと思うのだが、腹筋はつらいばかりで楽しみが何もないのでやる気がしない。何か音楽に合わせてやるとかそういう方法はないものか。
そこで考え、リズムマシンで10秒x10セットの腹筋用音源を作ってみた。これにギターでリフをかぶせるとなかなかいい感じの体操BGMになるのだが、音楽は4小節で1セットなので、10カウントで1回の腹筋との相性が悪い。ギター8小節分を10秒に合わせにくいのである。
いろいろ試行錯誤していると、mp3 のキーとテンポを自在に変えるという驚愕ツールが見つかった。ほんとにどんな歌でもキーを変えずにテンポを上下したり、反対にテンポ一定でキーを変えたりできる。すごい。どういう仕組みなんだこれは。何度聞いてみてもその謎はてんでわからないが、ともかくこれで適当な歌の8小節が10秒になるよう微調整し、録音。できた。これに合わせて毎日エクササイズしましょう。
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■08/04/12(土) □ 春一番
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今年一番の暖かい日。Mと萌は半袖でガーデニングにいそしむ。甥MKは屋根掃除。俺も外でランチ。Pocket PC に録音した昨日の音楽に合わせ庭で腹筋もやる。
午後、萌と自転車で近辺の花見ツーリングをする。春になり光線がよくなって、久々に切れのあるいい写真が撮れた。カナダの桜は美しくないが、このマグノリアは素晴らしい。
----------------------
隣家のカーキチ次男坊Mがマツダ RX-8 に乗って里帰りしてきた。げげこれ RX-8でしょ、すごいじゃんと褒めるとえらい喜ぶ。「まあ俺なんかが買える中じゃ最高の車だね」とのことで、たしかにインプレッサもランエボもカナダじゃ高級車価格なうえに見た目はファミリーカーだし、これが若者が買える最速車であろう。ブシャーとすばらしいロータリーサウンドを立てて発進していった。すると続けてADが新しいBMWに乗ってやってきた。前に乗ってた骨董メルセデスの修理費がかさみついに引退させたとのこと。こちらはしゅーと静かに発進。みな好きな車が買えていいなあと思うが、これらの車と並べてもエリオのミニマムさには魅力があるよなと思う。レガシィの快適さを恋しく思う気持ちはあるが、ミドルクラスにはもう乗る気がしないな、ほんと。
----------------------
夜 Sopcast で浦和・鹿島。うーん鹿島はほんとにいいチームだ。浦和は10人で鹿島が12人いるんじゃないかというくらい、常にいいところに選手がいる。レッズはトゥリオのイマジネーション頼みという感じで、これが浦和にとってベストなのかどうかは知らないが、やはり彼はチーム内で飛び抜けたアイデアと決断力がある。彼よりもひらめきと決意に欠ける浦和のMF全員が反省すべきである。
ともかく鹿島がチームとして2枚くらい上な感じがするなあと思っていると、永井が2発決めてしまった。後半終盤のドリブル突破と2点目のゴールは、永井代表復帰確定という感じのものすごさだった。彼のドリブルは馬っぽさがCロナウドに似ている。
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■08/04/13(日) □ カラテ自宅特訓
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週末やろうと思っていた萌のカラテ特訓をする。萌はおかしくて笑ってしまうし、背丈が違いすぎて手合わせが難しいのだが、辛抱強く説明しお互いに左半身での防御を実験してみる。スパーリングのビデオを見て考えた通り半身は効果大で、中段への攻撃は前蹴りでも正拳でも、本能的な体の動き(身をよじりながら左肘でブロック or サイドステップで離れて交わす)で無効化できる。
本能的というところが大事なわけで、ここの流派は古式空手ゆえ建前的な動きが多いのだが(それゆえに「型」は美しい)、そういう「受け」を実戦で使うのは本能にさからい効果も薄く無理なのだ。とっさの体の反応が防御につながらないと意味がないのである。サイドステップで常に距離を取り、ひねりと左腕で防御し、鋭いステップインで反撃する。これの繰り返しを何度もやり、萌もかなり感じをつかめたと思う。
「つまり前蹴りはこう来るからさ、こうすればオートマチックにブロックできるわけよ」と半身の有効性を説明していると、萌は俺に抱きついてきて「お父さんって、いいね」という。ふむ。それはつまり「いい空手の先生だ」ということだね。I think so too。子供はこうして大人が分析し合理的な解を与えてやれば問題を解決できるんだよな。別に俺自身が空手経験者でなくてもいいのである。これで強豪LSに勝てるかどうかはわからないが、それがスポーツというものだ。
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■08/04/14(月) □ 映画「東京タワー」
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先週から始まった「キロメータクラブ」という放課後アクティビティで萌たちが校庭を走る。俺も付き合って走るが、1周が限度であった。しかし少なくとも部屋でインドアバイクに乗るよりは、やっぱり子供と走ったほうが楽しいなと思う。春の到来が遅い今年のBC、まだ風が冷たい。
----------------------
去年父さんを看取りに行く飛行機で見た「東京タワー」が、日本語 TV で放送された。ストーリーがわが旅の目的と被りすぎて飛行機内でつらかったことがつよく印象に残り、その後の自分の体験のほうが大きくて内容は忘れていたが、すごくいい映画だった。みんな同じだ。同じだな。この映画を含めて去年の日本であったことのすべてが、1年経ち甘く感傷的な思い出のパッケージになっている。
「世界の中心~」や韓国ドラマなど、アジア的感動ものは日本語TVでけっこうやってくれるわけだが、この映画は脚本も役者も映像も格がまるで違う。悲劇性や純愛の熱烈度で心を動かそうとする物語は化学調味料みたいな味がし、この映画からはその舌に残る嫌な感じがほとんどしない。何気ないシーンがもう一度見たくて、録画を何度も見直してしまう。しかし日本の映画を見ているとタバコが吸いたくなる。厳しい。
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■08/04/16(水) □ カラテレベル差プロブレム
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カラテ:今日はスパーリング日なのに、体力メニューと鬼ごっこのおかげで時間がなくなってしまった。残り15分あたりでようやく始まったが、時間が短すぎて萌は炎のライバルLSと当たらず、日曜の防御練習成果は発揮できなかった。先生とのスパーでは攻守ともいい感じで、きれいな寸止めキックを何発も決めていたが。
それはとにかく問題は、先生が小さな5歳児までプロテクターをつけさせスパーリングに加えてしまったことである。前の先生は技量に厳格で、萌は1年、LSは2年かけてスパーリングに至ったのに、入門わずか3ヶ月の5歳児が全体スパーリングに加わるのは無理がありすぎる。1人は自分の攻撃が萌に交わされることが不満で「you're too fast」とブーたれる。彼は防御と攻撃が空手だということ自体わかっておらず、キックボクシングごっこがしたいだけなのだ。
もう1人の子は両手を振り回し、うわーと大声を上げノーガードで飛び掛かってくる。上の子はみなブロックし交わしているのだが、なにしろガードせず頭から猪突猛進してくるのだから、反撃したらどうセーブしてもまともに顔かボディに入ってしまい痛い目にあわせてしまうため、攻撃できず逃げるしかない。萌はその子にタックルで倒され苦笑し、3本線のJSはこの一方攻撃の不合理さに明らかに怒っていた。
こんなことをやっていても危ないだけで意味がない。時間がなかったので今日は話せなかったが、来週先生と話そう。
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■08/04/19(土) □ 本山の復活を祈る
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KT・HNが久々に来訪。庭で遊んでいたが、あまりにも風が冷たいのでそこそこに家に入らせる。今年はほんとに春が遅い。昨日は裏山に雪が降ったしな。
来てからずっとゲームをねだるKTに3時を過ぎてから許可したのだが、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の3連ジャンプが体得できず、高いところに登れず憮然としたまま時限を過ぎてしまった。ちと気の毒になりゲーム後「こち亀」を見せてやる。こち亀は初めて見たはずだが、ドリフ・こち亀と続く日本子供ギャグ文化はやはり普遍で大笑い。これでだいぶ機嫌を直して帰っていった (^-^)。
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【鹿島・ガンバ】:かつての天才ドリブラー本山は、やはり本人も言ってるようにドリブル力がなくなってるなあと感じる。ボールを持って突っかけていくかというところで、晩年の中田と同じでボールが足にくっついてこない。仕方なく横に流しておしまいというシーンが何度もあった。晩年スピードが落ちるのはわかるのだが、下手になるのが素人にはよくわからない。スピードと技術は不可分なのだろうか。ブラジルのおっちゃん選手なんか、いつまでもうまいというイメージがあるのだが。天才といわれた日本人で、20代後半も力が落ちてないのは俊輔だけかもしれない。彼はもともとスピードがないから落ちないのだろうけども。
しかしガンバはうまくて遅いというイメージがいつもあったのだが、個々の選手は意外にもファイトもできて、この鹿島を相手に互角に戦っていた。最後は明らかにガンバの引き分け狙いになったのだが、ここで本山がサエないので交代させられ、代わりにボランチ青山という選手が攻撃に上がる。しかし彼はポジション柄決断力と決定的技術がなく、何もできないうちに機を逸してばかり。やっぱ本山がバイタルエリアで仕事をしないと(前半1つ決定的なシュートをアシストしたが)、マルキーニョス・ダニーロ・小笠原がいくら頑張っても攻め手(決定機)が足りないよな。
本山は単に疲れて不調なのだろうか。そう思いたい。別に鹿島を応援しているわけではないが、この機能性に優れミスがなく爽快なチームで、本山が去年のように活躍するシーンを見たいのである。
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■08/04/21(月) □ カラテレッスン改善討議
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カラテ:30分早く行き、考えていたレッスン改善案を先生に話す。彼の師範としての(前の先生とはやや異なる)持論もあったため、かなりの長話となった。
俺が危険だと思う下の子を入れたスパーリングは、レベルが違う相手とやることがコントロールを学ぶ上で有効なのだという予想された答えがくる。それならば双方がコントロールを学ばねば意味がないではないですか、下の子がノーガードのフリーファイトをやってるから彼らが怪我をしそうで危ないといってるのですよ。これで、確かに今のままでは下の子の鼻っぱしらに(アクシデントで)パンチが入るかもしれないなと先生もいい、次回からは下の子たちにもきちんと自制心を持って防御をやらせるということで話がついた。
萌たち上の子がずいぶん前から不満を抱えているレッスンレベルの低さについては、よりセンシティブな問題なので慎重に話す。「レッスンがビギナーに合わせスローなので、萌は集中できないでいる」という言い方をしてみた。クラスを2つに分ける感じでやってくれないか。具体的にはどうしてほしいのか、1人で2つのレベルを見ていては目が届かないと先生は尋ねるので、前の先生は初心者に時間を割く間は、上級者には自習させていたよと説明する。初心者だった萌とLSが個別指導を受けるときは、上級生徒がリーダーとして皆でやったりしていたよというとほうと驚いていた。
とにかく、必要に応じ自習させてくれれば、少なくとも上の子が初心者のレベルに合わせる必要はなく less frustrating なわけですよというと、わかった、そう心がけてみようということでレッスン開始となった。
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後半の型で、この先生になって初めて上級者に「on your own(自習)」の指示が出た。やはり自習になると初心者への指導のためにいちいち全体が止められることがないので皆集中し、いい型ができていた。その間先生は小さな子に個別指導する。こっちのほうがどっちにとってもいいに決まっている。萌は手の動きに自己流の装飾的動きを入れ、くるくると回したりしていた。非常に美しいので俺は文句ないが、武門の型からはやや逸脱しているのでいずれ直されるかもしれない。
最後に武門のワッペンをもらう口頭試験があり、萌は合格し終了。今日はこの先生になってからおそらくベストの内容だった。やっぱこの先生は人物はいいんだよな。もっと前にお願いしておけばよかったな。やれやれ。
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■08/04/11(金) □ 腹筋運動音楽
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久々に胃もたれし、そういえば最近まるで腹筋運動をやってないなあ、消化を助けるためにやらねばと思うのだが、腹筋はつらいばかりで楽しみが何もないのでやる気がしない。何か音楽に合わせてやるとかそういう方法はないものか。
そこで考え、リズムマシンで10秒x10セットの腹筋用音源を作ってみた。これにギターでリフをかぶせるとなかなかいい感じの体操BGMになるのだが、音楽は4小節で1セットなので、10カウントで1回の腹筋との相性が悪い。ギター8小節分を10秒に合わせにくいのである。
いろいろ試行錯誤していると、mp3 のキーとテンポを自在に変えるという驚愕ツールが見つかった。ほんとにどんな歌でもキーを変えずにテンポを上下したり、反対にテンポ一定でキーを変えたりできる。すごい。どういう仕組みなんだこれは。何度聞いてみてもその謎はてんでわからないが、ともかくこれで適当な歌の8小節が10秒になるよう微調整し、録音。できた。これに合わせて毎日エクササイズしましょう。
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■08/04/12(土) □ 春一番
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今年一番の暖かい日。Mと萌は半袖でガーデニングにいそしむ。甥MKは屋根掃除。俺も外でランチ。Pocket PC に録音した昨日の音楽に合わせ庭で腹筋もやる。
午後、萌と自転車で近辺の花見ツーリングをする。春になり光線がよくなって、久々に切れのあるいい写真が撮れた。カナダの桜は美しくないが、このマグノリアは素晴らしい。
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隣家のカーキチ次男坊Mがマツダ RX-8 に乗って里帰りしてきた。げげこれ RX-8でしょ、すごいじゃんと褒めるとえらい喜ぶ。「まあ俺なんかが買える中じゃ最高の車だね」とのことで、たしかにインプレッサもランエボもカナダじゃ高級車価格なうえに見た目はファミリーカーだし、これが若者が買える最速車であろう。ブシャーとすばらしいロータリーサウンドを立てて発進していった。すると続けてADが新しいBMWに乗ってやってきた。前に乗ってた骨董メルセデスの修理費がかさみついに引退させたとのこと。こちらはしゅーと静かに発進。みな好きな車が買えていいなあと思うが、これらの車と並べてもエリオのミニマムさには魅力があるよなと思う。レガシィの快適さを恋しく思う気持ちはあるが、ミドルクラスにはもう乗る気がしないな、ほんと。
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夜 Sopcast で浦和・鹿島。うーん鹿島はほんとにいいチームだ。浦和は10人で鹿島が12人いるんじゃないかというくらい、常にいいところに選手がいる。レッズはトゥリオのイマジネーション頼みという感じで、これが浦和にとってベストなのかどうかは知らないが、やはり彼はチーム内で飛び抜けたアイデアと決断力がある。彼よりもひらめきと決意に欠ける浦和のMF全員が反省すべきである。
ともかく鹿島がチームとして2枚くらい上な感じがするなあと思っていると、永井が2発決めてしまった。後半終盤のドリブル突破と2点目のゴールは、永井代表復帰確定という感じのものすごさだった。彼のドリブルは馬っぽさがCロナウドに似ている。
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■08/04/13(日) □ カラテ自宅特訓
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週末やろうと思っていた萌のカラテ特訓をする。萌はおかしくて笑ってしまうし、背丈が違いすぎて手合わせが難しいのだが、辛抱強く説明しお互いに左半身での防御を実験してみる。スパーリングのビデオを見て考えた通り半身は効果大で、中段への攻撃は前蹴りでも正拳でも、本能的な体の動き(身をよじりながら左肘でブロック or サイドステップで離れて交わす)で無効化できる。
本能的というところが大事なわけで、ここの流派は古式空手ゆえ建前的な動きが多いのだが(それゆえに「型」は美しい)、そういう「受け」を実戦で使うのは本能にさからい効果も薄く無理なのだ。とっさの体の反応が防御につながらないと意味がないのである。サイドステップで常に距離を取り、ひねりと左腕で防御し、鋭いステップインで反撃する。これの繰り返しを何度もやり、萌もかなり感じをつかめたと思う。
「つまり前蹴りはこう来るからさ、こうすればオートマチックにブロックできるわけよ」と半身の有効性を説明していると、萌は俺に抱きついてきて「お父さんって、いいね」という。ふむ。それはつまり「いい空手の先生だ」ということだね。I think so too。子供はこうして大人が分析し合理的な解を与えてやれば問題を解決できるんだよな。別に俺自身が空手経験者でなくてもいいのである。これで強豪LSに勝てるかどうかはわからないが、それがスポーツというものだ。
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■08/04/14(月) □ 映画「東京タワー」
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先週から始まった「キロメータクラブ」という放課後アクティビティで萌たちが校庭を走る。俺も付き合って走るが、1周が限度であった。しかし少なくとも部屋でインドアバイクに乗るよりは、やっぱり子供と走ったほうが楽しいなと思う。春の到来が遅い今年のBC、まだ風が冷たい。
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去年父さんを看取りに行く飛行機で見た「東京タワー」が、日本語 TV で放送された。ストーリーがわが旅の目的と被りすぎて飛行機内でつらかったことがつよく印象に残り、その後の自分の体験のほうが大きくて内容は忘れていたが、すごくいい映画だった。みんな同じだ。同じだな。この映画を含めて去年の日本であったことのすべてが、1年経ち甘く感傷的な思い出のパッケージになっている。「世界の中心~」や韓国ドラマなど、アジア的感動ものは日本語TVでけっこうやってくれるわけだが、この映画は脚本も役者も映像も格がまるで違う。悲劇性や純愛の熱烈度で心を動かそうとする物語は化学調味料みたいな味がし、この映画からはその舌に残る嫌な感じがほとんどしない。何気ないシーンがもう一度見たくて、録画を何度も見直してしまう。しかし日本の映画を見ているとタバコが吸いたくなる。厳しい。
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■08/04/16(水) □ カラテレベル差プロブレム
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カラテ:今日はスパーリング日なのに、体力メニューと鬼ごっこのおかげで時間がなくなってしまった。残り15分あたりでようやく始まったが、時間が短すぎて萌は炎のライバルLSと当たらず、日曜の防御練習成果は発揮できなかった。先生とのスパーでは攻守ともいい感じで、きれいな寸止めキックを何発も決めていたが。
それはとにかく問題は、先生が小さな5歳児までプロテクターをつけさせスパーリングに加えてしまったことである。前の先生は技量に厳格で、萌は1年、LSは2年かけてスパーリングに至ったのに、入門わずか3ヶ月の5歳児が全体スパーリングに加わるのは無理がありすぎる。1人は自分の攻撃が萌に交わされることが不満で「you're too fast」とブーたれる。彼は防御と攻撃が空手だということ自体わかっておらず、キックボクシングごっこがしたいだけなのだ。
もう1人の子は両手を振り回し、うわーと大声を上げノーガードで飛び掛かってくる。上の子はみなブロックし交わしているのだが、なにしろガードせず頭から猪突猛進してくるのだから、反撃したらどうセーブしてもまともに顔かボディに入ってしまい痛い目にあわせてしまうため、攻撃できず逃げるしかない。萌はその子にタックルで倒され苦笑し、3本線のJSはこの一方攻撃の不合理さに明らかに怒っていた。
こんなことをやっていても危ないだけで意味がない。時間がなかったので今日は話せなかったが、来週先生と話そう。
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■08/04/19(土) □ 本山の復活を祈る
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KT・HNが久々に来訪。庭で遊んでいたが、あまりにも風が冷たいのでそこそこに家に入らせる。今年はほんとに春が遅い。昨日は裏山に雪が降ったしな。
来てからずっとゲームをねだるKTに3時を過ぎてから許可したのだが、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の3連ジャンプが体得できず、高いところに登れず憮然としたまま時限を過ぎてしまった。ちと気の毒になりゲーム後「こち亀」を見せてやる。こち亀は初めて見たはずだが、ドリフ・こち亀と続く日本子供ギャグ文化はやはり普遍で大笑い。これでだいぶ機嫌を直して帰っていった (^-^)。
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【鹿島・ガンバ】:かつての天才ドリブラー本山は、やはり本人も言ってるようにドリブル力がなくなってるなあと感じる。ボールを持って突っかけていくかというところで、晩年の中田と同じでボールが足にくっついてこない。仕方なく横に流しておしまいというシーンが何度もあった。晩年スピードが落ちるのはわかるのだが、下手になるのが素人にはよくわからない。スピードと技術は不可分なのだろうか。ブラジルのおっちゃん選手なんか、いつまでもうまいというイメージがあるのだが。天才といわれた日本人で、20代後半も力が落ちてないのは俊輔だけかもしれない。彼はもともとスピードがないから落ちないのだろうけども。
しかしガンバはうまくて遅いというイメージがいつもあったのだが、個々の選手は意外にもファイトもできて、この鹿島を相手に互角に戦っていた。最後は明らかにガンバの引き分け狙いになったのだが、ここで本山がサエないので交代させられ、代わりにボランチ青山という選手が攻撃に上がる。しかし彼はポジション柄決断力と決定的技術がなく、何もできないうちに機を逸してばかり。やっぱ本山がバイタルエリアで仕事をしないと(前半1つ決定的なシュートをアシストしたが)、マルキーニョス・ダニーロ・小笠原がいくら頑張っても攻め手(決定機)が足りないよな。
本山は単に疲れて不調なのだろうか。そう思いたい。別に鹿島を応援しているわけではないが、この機能性に優れミスがなく爽快なチームで、本山が去年のように活躍するシーンを見たいのである。
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■08/04/21(月) □ カラテレッスン改善討議
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カラテ:30分早く行き、考えていたレッスン改善案を先生に話す。彼の師範としての(前の先生とはやや異なる)持論もあったため、かなりの長話となった。
俺が危険だと思う下の子を入れたスパーリングは、レベルが違う相手とやることがコントロールを学ぶ上で有効なのだという予想された答えがくる。それならば双方がコントロールを学ばねば意味がないではないですか、下の子がノーガードのフリーファイトをやってるから彼らが怪我をしそうで危ないといってるのですよ。これで、確かに今のままでは下の子の鼻っぱしらに(アクシデントで)パンチが入るかもしれないなと先生もいい、次回からは下の子たちにもきちんと自制心を持って防御をやらせるということで話がついた。
萌たち上の子がずいぶん前から不満を抱えているレッスンレベルの低さについては、よりセンシティブな問題なので慎重に話す。「レッスンがビギナーに合わせスローなので、萌は集中できないでいる」という言い方をしてみた。クラスを2つに分ける感じでやってくれないか。具体的にはどうしてほしいのか、1人で2つのレベルを見ていては目が届かないと先生は尋ねるので、前の先生は初心者に時間を割く間は、上級者には自習させていたよと説明する。初心者だった萌とLSが個別指導を受けるときは、上級生徒がリーダーとして皆でやったりしていたよというとほうと驚いていた。
とにかく、必要に応じ自習させてくれれば、少なくとも上の子が初心者のレベルに合わせる必要はなく less frustrating なわけですよというと、わかった、そう心がけてみようということでレッスン開始となった。
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後半の型で、この先生になって初めて上級者に「on your own(自習)」の指示が出た。やはり自習になると初心者への指導のためにいちいち全体が止められることがないので皆集中し、いい型ができていた。その間先生は小さな子に個別指導する。こっちのほうがどっちにとってもいいに決まっている。萌は手の動きに自己流の装飾的動きを入れ、くるくると回したりしていた。非常に美しいので俺は文句ないが、武門の型からはやや逸脱しているのでいずれ直されるかもしれない。
最後に武門のワッペンをもらう口頭試験があり、萌は合格し終了。今日はこの先生になってからおそらくベストの内容だった。やっぱこの先生は人物はいいんだよな。もっと前にお願いしておけばよかったな。やれやれ。
2008/04/11
日記「燃えよ拳・炎のライバルの巻」
「漢字かな混じり文は美しい」「親知らず年貢の納め時」「フレンチエマージョンへの思い」ほか。
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■08/04/02(水) □ 漢字かな混じり文は美しい
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萌が先日生まれたイトコのNちゃんのために作った本を送る。久々に作った本だが、マンガと漢字ドリルが合体したすばらしいデキ。


萌は日本語学校で週に5個ほど習う漢字を、実に立派に使いこなしている。知ってる漢字はちゃんと書けてしまうのだ。しかし1つ1つの漢字に意味があることまではまだ理解していないので、「なんとかしま下」などといった誤用は当然ある。そのたびに俺が間違いを正してやるのだが、「せっかく工夫して漢字を使ったのに」と無念そうな顔をしている。これはまったく無理もないことで、漢字圏の子供は気の毒なり。でも漢字は美しいので頑張ってくれ。漢字かな混じり文は、世界で一番美しい文章なのは疑いない。萌が作ったこの本を見てもそれはよくわかる。
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■08/04/05(土) □ 親知らず年貢の納め時
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「ちりとてちん」の落語再現シーン総集篇があった。萌と見て、改めて面白かったねえ、「瞳」はつまらんねえと話す。
師匠が地獄に行きおじいさんと会うシーンで、またも萌はじーんときていた。「おかみさんにも会えればよかったんだけどね」というと、「でもここで会えるんだよ」と萌はいう。いや出てなかったぞと思って見ていると、「おかみさんも三味線構えて待ってますがな」というおじいさんのせりふが入っていた。あーそうか。俺は忘れていたが、萌はこういうディテールをきちんと覚えているのでした。
今日は親知らずを抜く日。日記によると 92 年に最初に出てきたものである。ここ半年は痛んでいないが、ほんとにほんとに年貢の納め時なのだろう。とほほ。
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◆15:40 終わった。正味手術は麻酔後 10 分ほどで痛みはなかったが、身体の一部を引き抜かれていくようないやーな感じは十分に味わえたというかなんというか。ふー。
痛みはまだないが虚脱感で運転する気になれんので、ブレーキだけかっくんとならぬよう運転してくれとお願いして、半年ぶりにMのドライブで後ろに乗る。乗り換え後1年経ち彼女も過敏すぎるエリオのアクセル&ブレーキに慣れていて、非常に丁寧に運転してくれ予想外に快適だった。Mの運転ポジションだと後席膝前などほとんどミニバンといえるほどスペースがあるし、路面の凸凹は伝わってくるが、サスの減衰とシャシーの剛性が十分に効いており、心配した突き上げがない。M速度ではコーナーでのロールも抑えられているし、快適極まりないな。
帰ってからMに、スズキとスバルのどっちが好きかと聞かれた。「スバルのほうが快適だったケド....」と答えると、「私にはスズキの方が快適だ」という。振動とふらつきがあるエリオがフラット王のレガシィより快適ということはないはずなので、自分が運転するときの小ささや軽さ、思ったときにピッと動かせる強力な加速性能がMにいい印象を与えているのだろう。両方あったらスズキに乗って出るなと俺も答える。それが正直な感想なのだ。
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■08/04/09(水) □ 燃えよ拳・炎のライバルの巻
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カラテ:水曜はスパーリング。萌は一月前のLSとの死闘以来スパーでいい感じを掴めてなくて、痛いのも痛くするのも嫌だからと手加減しすぎてスローになり、技にスピードと力感がない。LSは不変のスタイルで圧力ある前蹴りと正拳突きで押しており、それは萌はもちろん3本線のボーイズを相手にしても通用している。ERが「プヒュー! なかなかやるじゃないかLS」みたいな感じで喜んで相手をしている。
最後にジャッジがついての試合で萌は今週もLSに負け、「Yay, I'm a loser」と典型的バッドルーザーになってしまった。その後下のDRには勝ったのだが喜ぶわけでもなく、3週続けて親友のLSに負けたのでふてくされているのである。
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この態度問題はおいおい直していくとして、技術的にどうにかならんかなと前に撮ったビデオを見て考える。負けるのは毎度毎度同じでLSのパンチが萌のボディに入るのであり、これは空手の正拳というよりは鬼ごっこでボディにタッチする動きに近い。至近距離から来るタッチを避けるのは鬼ごっこでも難しいからブロックするしかないのだが、前蹴りや中段突きは直線的に来るのでブロックが物理的に最もしにくいのである。逆に萌の得意とする回し蹴りは腕と肩で簡単にブロックできるので、痛くない爽快スポーツ的なスパーを楽しめるのだが、試合でポイントは取れないのだ。
―――あそうか、萌は押されると正対して後ずさりするのでボディが空き、そこを突かれるのだ。体の左側を相手に向ける半身をきちんと維持すれば、一番の脅威である相手の右前蹴りはお尻で自然にブロックされ、他の攻撃に対し備えることができる(左からの攻撃もおそらく、本能的に交わす同じ体の動きで当たりを弱めることができる)。攻撃の来る角度を的確に読むのは至難の技なので、半身でまず選択肢を減らすことが重要なのだろう。よし、ここを週末家で練習するべし。炎のライバルLSに勝つのは容易なことではないが、燃えよ拳なのである :-)。
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■08/04/11(金) □ フレンチエマージョンへの思い
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萌のフレンチスピーチがある。自分で動物について調べ作文し、その内容を暗誦するというビッグプロジェクトで、例によって意味はわからないのでただただすごいなあと思って見ていた。キンダーから数えて2年半で、よく2分ものフレンチ原稿を書けるものだ。萌は人前で喋ることに非常に緊張していたが、そつなくこなす。
これが英語だったら、子供らがどれだけ進歩してるのかがわかり楽しいのになと毎度思う。他の親御さんたちを見ていてもだいたい俺と同じようで「すごいなあ」と薄笑いを浮かべ見ており、Mのようにオールポジティブにニコニコしてる人はいなかった。Mもフレンチは英検2級といったレベルで内容は断片的にしかわからないと思うが、子供たちの輝かしさに喜んでいるのである。それゆえ子供らはみな、自分の親よりもMを見て勇気付けられ喋っていた。
日本じゃ子供をバイリンガルにするために子供に英語を話す「英語育児」お母さんという人々がいるそうだが、学校で発表会があるたびに俺は、そういう家庭の父親になったみたいな気分がする。この道が、子供の学業を助け味わい関与するという普通の親の喜びを上回るものなのかどうかという気持ちは、2年半たっても変わらない。このフレンチエマージョンがフレンチ習得でベストなのは間違いないが、本人に興味があれば俺のようにたとえ大人になってからでも外国語は学べるわけだし(しかも俺は本と教材だけという、エマージョン《外国語漬け》とは正反対の方法)。もちろん本人がフレンチを楽しんでるのだから、このまま続行することにまったく文句はないが。
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■08/04/02(水) □ 漢字かな混じり文は美しい
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萌が先日生まれたイトコのNちゃんのために作った本を送る。久々に作った本だが、マンガと漢字ドリルが合体したすばらしいデキ。


萌は日本語学校で週に5個ほど習う漢字を、実に立派に使いこなしている。知ってる漢字はちゃんと書けてしまうのだ。しかし1つ1つの漢字に意味があることまではまだ理解していないので、「なんとかしま下」などといった誤用は当然ある。そのたびに俺が間違いを正してやるのだが、「せっかく工夫して漢字を使ったのに」と無念そうな顔をしている。これはまったく無理もないことで、漢字圏の子供は気の毒なり。でも漢字は美しいので頑張ってくれ。漢字かな混じり文は、世界で一番美しい文章なのは疑いない。萌が作ったこの本を見てもそれはよくわかる。
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■08/04/05(土) □ 親知らず年貢の納め時
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「ちりとてちん」の落語再現シーン総集篇があった。萌と見て、改めて面白かったねえ、「瞳」はつまらんねえと話す。
師匠が地獄に行きおじいさんと会うシーンで、またも萌はじーんときていた。「おかみさんにも会えればよかったんだけどね」というと、「でもここで会えるんだよ」と萌はいう。いや出てなかったぞと思って見ていると、「おかみさんも三味線構えて待ってますがな」というおじいさんのせりふが入っていた。あーそうか。俺は忘れていたが、萌はこういうディテールをきちんと覚えているのでした。
今日は親知らずを抜く日。日記によると 92 年に最初に出てきたものである。ここ半年は痛んでいないが、ほんとにほんとに年貢の納め時なのだろう。とほほ。
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◆15:40 終わった。正味手術は麻酔後 10 分ほどで痛みはなかったが、身体の一部を引き抜かれていくようないやーな感じは十分に味わえたというかなんというか。ふー。
痛みはまだないが虚脱感で運転する気になれんので、ブレーキだけかっくんとならぬよう運転してくれとお願いして、半年ぶりにMのドライブで後ろに乗る。乗り換え後1年経ち彼女も過敏すぎるエリオのアクセル&ブレーキに慣れていて、非常に丁寧に運転してくれ予想外に快適だった。Mの運転ポジションだと後席膝前などほとんどミニバンといえるほどスペースがあるし、路面の凸凹は伝わってくるが、サスの減衰とシャシーの剛性が十分に効いており、心配した突き上げがない。M速度ではコーナーでのロールも抑えられているし、快適極まりないな。
帰ってからMに、スズキとスバルのどっちが好きかと聞かれた。「スバルのほうが快適だったケド....」と答えると、「私にはスズキの方が快適だ」という。振動とふらつきがあるエリオがフラット王のレガシィより快適ということはないはずなので、自分が運転するときの小ささや軽さ、思ったときにピッと動かせる強力な加速性能がMにいい印象を与えているのだろう。両方あったらスズキに乗って出るなと俺も答える。それが正直な感想なのだ。
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■08/04/09(水) □ 燃えよ拳・炎のライバルの巻
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カラテ:水曜はスパーリング。萌は一月前のLSとの死闘以来スパーでいい感じを掴めてなくて、痛いのも痛くするのも嫌だからと手加減しすぎてスローになり、技にスピードと力感がない。LSは不変のスタイルで圧力ある前蹴りと正拳突きで押しており、それは萌はもちろん3本線のボーイズを相手にしても通用している。ERが「プヒュー! なかなかやるじゃないかLS」みたいな感じで喜んで相手をしている。
最後にジャッジがついての試合で萌は今週もLSに負け、「Yay, I'm a loser」と典型的バッドルーザーになってしまった。その後下のDRには勝ったのだが喜ぶわけでもなく、3週続けて親友のLSに負けたのでふてくされているのである。
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この態度問題はおいおい直していくとして、技術的にどうにかならんかなと前に撮ったビデオを見て考える。負けるのは毎度毎度同じでLSのパンチが萌のボディに入るのであり、これは空手の正拳というよりは鬼ごっこでボディにタッチする動きに近い。至近距離から来るタッチを避けるのは鬼ごっこでも難しいからブロックするしかないのだが、前蹴りや中段突きは直線的に来るのでブロックが物理的に最もしにくいのである。逆に萌の得意とする回し蹴りは腕と肩で簡単にブロックできるので、痛くない爽快スポーツ的なスパーを楽しめるのだが、試合でポイントは取れないのだ。
―――あそうか、萌は押されると正対して後ずさりするのでボディが空き、そこを突かれるのだ。体の左側を相手に向ける半身をきちんと維持すれば、一番の脅威である相手の右前蹴りはお尻で自然にブロックされ、他の攻撃に対し備えることができる(左からの攻撃もおそらく、本能的に交わす同じ体の動きで当たりを弱めることができる)。攻撃の来る角度を的確に読むのは至難の技なので、半身でまず選択肢を減らすことが重要なのだろう。よし、ここを週末家で練習するべし。炎のライバルLSに勝つのは容易なことではないが、燃えよ拳なのである :-)。
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■08/04/11(金) □ フレンチエマージョンへの思い
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萌のフレンチスピーチがある。自分で動物について調べ作文し、その内容を暗誦するというビッグプロジェクトで、例によって意味はわからないのでただただすごいなあと思って見ていた。キンダーから数えて2年半で、よく2分ものフレンチ原稿を書けるものだ。萌は人前で喋ることに非常に緊張していたが、そつなくこなす。
これが英語だったら、子供らがどれだけ進歩してるのかがわかり楽しいのになと毎度思う。他の親御さんたちを見ていてもだいたい俺と同じようで「すごいなあ」と薄笑いを浮かべ見ており、Mのようにオールポジティブにニコニコしてる人はいなかった。Mもフレンチは英検2級といったレベルで内容は断片的にしかわからないと思うが、子供たちの輝かしさに喜んでいるのである。それゆえ子供らはみな、自分の親よりもMを見て勇気付けられ喋っていた。
日本じゃ子供をバイリンガルにするために子供に英語を話す「英語育児」お母さんという人々がいるそうだが、学校で発表会があるたびに俺は、そういう家庭の父親になったみたいな気分がする。この道が、子供の学業を助け味わい関与するという普通の親の喜びを上回るものなのかどうかという気持ちは、2年半たっても変わらない。このフレンチエマージョンがフレンチ習得でベストなのは間違いないが、本人に興味があれば俺のようにたとえ大人になってからでも外国語は学べるわけだし(しかも俺は本と教材だけという、エマージョン《外国語漬け》とは正反対の方法)。もちろん本人がフレンチを楽しんでるのだから、このまま続行することにまったく文句はないが。
2008/04/03
日記「カラテ2組昇段」
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■08/03/28(金) □「ちりとてちん」終了
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萌と楽しみ続けた「ちりとてちん」が終わった。物語のピークは師匠の復帰と彼が亡くなるまでの弟子たちとの交流にあり、その後は小早々などあまり必要性の感じられない人物が出たりして俺たちの視聴熱は若干冷めていたが、最高だった。しかし視聴率が朝ドラ歴代最低だったと新聞に出る。びっくりして検索するとその理由として、演出がくどいとか妄想シーンがやりすぎだというアンチの人々の意見が見受けられる。
確かにあまりにも毎日泣きシーンがあるので、後になればなるほど台本と役者が頑張っても涙が軽く感じられるようになっていたとは思う。しかし俺と萌は若狭の妄想シーンに現れる少女マンガっぽさと、彼女の表情のコメディエンヌ天才性を非常に楽しんでいたので、あれを嫌がる人々がいるというのは意外だった。うちで NHK 国際が見れるようになって 2004 年の「天花」からここまで、最後まで見た朝ドラは俺はこれが初めてだが、それは彼女が他の主役たちとは次元の違う魅力を持っていたからだ。前の「どんど晴れ」なんてコミカルさ皆無の主人公を一目見て、老舗の旅館で苦労するというクリシェ(ありきたり)なストーリーを知っただけでアホかと1回も見なかったのだが、あれに「ちりとてちん」が視聴率で負けるというのは人ごとながら実に悔しいものがある。日本朝ドラ視聴率は間違っておる。
ともあれ最終回。師匠が一番好きだった萌は師匠が天国で奥さんと会えたかどうかをすごく気にしていて(地獄でキヨミのおじいちゃんと会えたのが非常によかっただけに)、最後にきっと師匠と奥さんが出てくるよと期待し続け、結局出てこなかったので拍子抜けしていた。俺も師匠と奥さんが会うシーンをどこかで見たかった。脚本がそこに思いが至らなかったとも思えないので、やはり他で涙を使いすぎたゆえに、やりすぎのバランスを取ってしまったんじゃないかな。残念。
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■08/03/29(土) □ リッチモンド・ダイソー買い物ツアー
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リッチモンド・ダイソー買い物ツアー。前回感動したトロトロたこ焼きをまた食べる。うまい。萌もエクスタシーという顔をする。去年日本でたこ焼きマシンを仕入れてきたのだが、出来上がりがドライでまずかったためあれきり使っていない。どうしたらこういう中身トロトロのたこ焼きが作れるのか、研究せねばならない。
萌はおしゃれして自分のおこづかいを持っていき、どうしてもプリクラをまたやりたいといって撮影する。前回よりもよくはできたが前回と同様、色白に写すために顔に強烈にライトを当て、コントラストを極限まで下げて印刷されている。これはこのモールにある筐体だけなのか、日本のもみなそうなのかな。萌はそれなりに喜んでいたが、表情がよくわからずいい写真ではない。
買ったのは器、まねき猫、あかすり、急須など。もっとゆっくり買い物をしたかったのだが、BRと萌を待たせていたので心行くまで買うことはできなかった。やっぱあそこに行くときは、1人で気合と予算を決めていくしかない。
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ダイソーのモールにある Beard Papa という日本のシュークリームチェーンがなぜか新聞TVで評判になってるそうで、MKとBRが食べたいというので行列に並びおみやげに買ってきた。普通にうまいが、しかしこんなものは日本ならどこのベーカリーにだって売ってるもので、なんで 21 世紀の現代にこれが全米展開だなんてことになるのだろう。たしかにカナダでシュークリームを売ってるのを見たことはないかもしれんが、全米フレンチ菓子職人は何をやってるのだろう。ようかんやアンパンが人気爆発というなら「あの味がついに西洋に浸透してきたか」というような感慨もわくが、実に妙な流行であると思う。
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■08/03/31(月) □ カラテ「2組」昇段
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カラテ:昇段テストをやるやるといって一向にやってくれず子供らがじれているので、早くやってくれないかと先生にいうと、そうだね、じゃ「2組(白帯に2本線)」と「1組」試験を今日やろうとなった。頼むぜ。
MK先生ははっきりとしたテスト手順を決めてないようで、技の名前をランダムにいって技量を確かめ、ゆっくりと進む。萌の単発技と型は万全。ちょっと力みがあってぴしっと止まらず揺れることがあるが、文句なく美しい。
これだけだと「1組」のときと同じ試験内容なのだが、次に「ブンカイ(分解?)」のテストがある。マスターした型に合わせてパートナーが攻撃するもので、萌とLSはすでに通しでちゃんとできるのだが、これの手順が教わったのと違い口頭で技名をいいながらやれというので、2人は混乱しのろのろと続く。
えらい時間がかかり、テストというよりも技名の復習という感じになってしまい2人は全然うまくもできなかったのだが、やっとそれが終わったところで「では帯をはずして」と合格通知となった。なんか「1組」のときの達成感は全然なかったのだが、まあよし。おめでとう。
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昇格のお祝いというのではないが、最近萌もスパーリングに燃えており、道具面で皆と対等でないのはかわいそうなので、みんなと同じ空手専用ハンド&フットパッドを発注することにした。今使っているタイコンドー用では、攻めも受けも効果が落ちるのである。これほど真剣にやっており進歩しているのだから、she deserves it。
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■08/04/01(火) □ ティニクリン・ダンス
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萌がここ1月学校で夢中になってやっていた、フィリピンのバンブーダンス「ティニクリン」が無事終わった。萌は演じる前からうれしさにずっとニコニコで、ダンスももちろんだがその表情が実によかった。
■08/03/28(金) □「ちりとてちん」終了
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萌と楽しみ続けた「ちりとてちん」が終わった。物語のピークは師匠の復帰と彼が亡くなるまでの弟子たちとの交流にあり、その後は小早々などあまり必要性の感じられない人物が出たりして俺たちの視聴熱は若干冷めていたが、最高だった。しかし視聴率が朝ドラ歴代最低だったと新聞に出る。びっくりして検索するとその理由として、演出がくどいとか妄想シーンがやりすぎだというアンチの人々の意見が見受けられる。
確かにあまりにも毎日泣きシーンがあるので、後になればなるほど台本と役者が頑張っても涙が軽く感じられるようになっていたとは思う。しかし俺と萌は若狭の妄想シーンに現れる少女マンガっぽさと、彼女の表情のコメディエンヌ天才性を非常に楽しんでいたので、あれを嫌がる人々がいるというのは意外だった。うちで NHK 国際が見れるようになって 2004 年の「天花」からここまで、最後まで見た朝ドラは俺はこれが初めてだが、それは彼女が他の主役たちとは次元の違う魅力を持っていたからだ。前の「どんど晴れ」なんてコミカルさ皆無の主人公を一目見て、老舗の旅館で苦労するというクリシェ(ありきたり)なストーリーを知っただけでアホかと1回も見なかったのだが、あれに「ちりとてちん」が視聴率で負けるというのは人ごとながら実に悔しいものがある。日本朝ドラ視聴率は間違っておる。
ともあれ最終回。師匠が一番好きだった萌は師匠が天国で奥さんと会えたかどうかをすごく気にしていて(地獄でキヨミのおじいちゃんと会えたのが非常によかっただけに)、最後にきっと師匠と奥さんが出てくるよと期待し続け、結局出てこなかったので拍子抜けしていた。俺も師匠と奥さんが会うシーンをどこかで見たかった。脚本がそこに思いが至らなかったとも思えないので、やはり他で涙を使いすぎたゆえに、やりすぎのバランスを取ってしまったんじゃないかな。残念。
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■08/03/29(土) □ リッチモンド・ダイソー買い物ツアー
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リッチモンド・ダイソー買い物ツアー。前回感動したトロトロたこ焼きをまた食べる。うまい。萌もエクスタシーという顔をする。去年日本でたこ焼きマシンを仕入れてきたのだが、出来上がりがドライでまずかったためあれきり使っていない。どうしたらこういう中身トロトロのたこ焼きが作れるのか、研究せねばならない。
萌はおしゃれして自分のおこづかいを持っていき、どうしてもプリクラをまたやりたいといって撮影する。前回よりもよくはできたが前回と同様、色白に写すために顔に強烈にライトを当て、コントラストを極限まで下げて印刷されている。これはこのモールにある筐体だけなのか、日本のもみなそうなのかな。萌はそれなりに喜んでいたが、表情がよくわからずいい写真ではない。
買ったのは器、まねき猫、あかすり、急須など。もっとゆっくり買い物をしたかったのだが、BRと萌を待たせていたので心行くまで買うことはできなかった。やっぱあそこに行くときは、1人で気合と予算を決めていくしかない。
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ダイソーのモールにある Beard Papa という日本のシュークリームチェーンがなぜか新聞TVで評判になってるそうで、MKとBRが食べたいというので行列に並びおみやげに買ってきた。普通にうまいが、しかしこんなものは日本ならどこのベーカリーにだって売ってるもので、なんで 21 世紀の現代にこれが全米展開だなんてことになるのだろう。たしかにカナダでシュークリームを売ってるのを見たことはないかもしれんが、全米フレンチ菓子職人は何をやってるのだろう。ようかんやアンパンが人気爆発というなら「あの味がついに西洋に浸透してきたか」というような感慨もわくが、実に妙な流行であると思う。
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■08/03/31(月) □ カラテ「2組」昇段
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カラテ:昇段テストをやるやるといって一向にやってくれず子供らがじれているので、早くやってくれないかと先生にいうと、そうだね、じゃ「2組(白帯に2本線)」と「1組」試験を今日やろうとなった。頼むぜ。
MK先生ははっきりとしたテスト手順を決めてないようで、技の名前をランダムにいって技量を確かめ、ゆっくりと進む。萌の単発技と型は万全。ちょっと力みがあってぴしっと止まらず揺れることがあるが、文句なく美しい。
これだけだと「1組」のときと同じ試験内容なのだが、次に「ブンカイ(分解?)」のテストがある。マスターした型に合わせてパートナーが攻撃するもので、萌とLSはすでに通しでちゃんとできるのだが、これの手順が教わったのと違い口頭で技名をいいながらやれというので、2人は混乱しのろのろと続く。
えらい時間がかかり、テストというよりも技名の復習という感じになってしまい2人は全然うまくもできなかったのだが、やっとそれが終わったところで「では帯をはずして」と合格通知となった。なんか「1組」のときの達成感は全然なかったのだが、まあよし。おめでとう。
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昇格のお祝いというのではないが、最近萌もスパーリングに燃えており、道具面で皆と対等でないのはかわいそうなので、みんなと同じ空手専用ハンド&フットパッドを発注することにした。今使っているタイコンドー用では、攻めも受けも効果が落ちるのである。これほど真剣にやっており進歩しているのだから、she deserves it。
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■08/04/01(火) □ ティニクリン・ダンス
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萌がここ1月学校で夢中になってやっていた、フィリピンのバンブーダンス「ティニクリン」が無事終わった。萌は演じる前からうれしさにずっとニコニコで、ダンスももちろんだがその表情が実によかった。
2008/03/28
日記「まさかの岡田合宿成果」
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■08/03/25(火) □ バーレーン戦への期待
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オシム監督の退院メッセージが発表された。ロマンティックな言葉である。日本サッカーに関わり、深く強くコミットしてくれる外国の人々は、こうした「未開の国をあるべき方向に導く」みたいなロマンティックな面が震わされ心が燃えるのだろうと思う。
バーレーン戦は韓国戦に続きまた P2P で見られそうだし、相手がかなり強いらしく盛り上がっている。高原が怪我だそうで、ならば玉田田代の2トップに大久保トップ下が夢だが、機能しないだろうな。この辺は好きな選手が揃ってきて、全員を一度には見れないという楽しい悩ましさも出てきた。まあともかく楽しみだ。玉田・大久保も万全の状態ではなさそうで、見たいは見たいがまず怪我をしないでもらいたい。
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■08/03/26(水) □ まさかの岡田合宿成果
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【バーレーン:日本】意外にも田代ではなく巻、内田ではなく駒野が出ている。序盤は日本が支配する。中盤のプレスがすばらしく相手に攻撃させていない。勝負エリアでバーレーンの守備が厳しくくるのでシュートまでいけていないが(大久保がガツンとぶっ飛ばされており手術明けの脚が心配)、アウェイの試合としてまずは万全な展開という感じ。
しかし日本がそのペースを維持して攻撃をビルドアップすることはできず、バーレーンが前へボールを飛ばしフィジカルの優位さでこぼれ球を取り、どちらも決定機はないまま一進一退となってきた。日本はボールを低いところで拾い長い距離を運ぶため、ゴールに近づくほど攻撃スピードが落ち、単純なクロスかロングパスでボールを失うの繰り返し。ここまで冒頭のプレスが効いていたときを含め、まったくフィニッシュできていない。
30 分:ロングボールでバーレーンが押し気味となってきた。セットプレイも徐々に効いてくる。ボールをキープして交わしてほしいのだが、さほど厳しく詰められていない場面でも日本は前に飛ばし無為に失っている。相手はアーセナルじゃないんだからつないでくれよ。35 分、ようやく日本らしいつなぎが出て駒野のミドルにつながる。なんとこれが日本の初シュート。とにかくつながなくては。大久保は相変わらずファウルで厳しくつぶされ、裏に抜けるボールも出てこないため(バーレーンはロングボール戦法ゆえ最終ラインが上がらない)、2トップは何もできず憮然としている。
ファウルが頻発し日本選手が倒れるシーンが増えてきた。セットプレイのときだけ前線に十分な人数が上がり日本らしいつなぎが出るが、がっちり下がって守られシュートが打てないままハーフ終了。うーむ。ときおり決まるプレス守備以外チームとしてまったく見るところがない。バーレーンがやりたいフィジカルな戦いから抜け出せず不機嫌そうな岡田監督が映る。この流れを彼は後半変えることができるのだろうか。
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後半:変更はなし。展開も変わりなし。いきなり川口が弾き損ねたボールを打たれ、やられたと思ったが枠を打つ。ぷー。川口ぃ。10 分:山瀬→遠藤、これでリズムを作り直せるか。憲剛が前に急ぎすぎているので、遅攻のうまい遠藤が落ち着かせればいいと解説は期待している。
20 分すぎ:遠藤を後ろに残し憲剛が飛び出し、流れるパス回しから決定的なシーンが続けて出る。憲剛→駒野→大久保のクロスは非常に惜しかった(しかしこのシーン以外の駒野の突破力のなさにも驚いた。内田重視も当然なのだった)。そうか、このチームは遠藤と憲剛というパッサーがポジションチェンジしてフリーに動けなければ、ボールが機能的に回らないのだ。先発MF3人のコンビネーションが―――というか、1週間合宿してそんな肝心なところがカラッキシできていないとは。ここに至り怒りがわいてきた。結局オシム時代から残ったこのコンビネーションしかここで役立つものはないのか? 個人が蓄積したコンビネーションしかないならばジーコと同じではないか。ぶっつけ本番の前試合までとは違うのだ。ここにきてこれほど停滞したチームが出来上がるとは。まさかの岡田合宿成果である。
32 分、川口がまたも弾き損ねたボールを押し込まれる。川口は相手が強いと美技の割合が増え、そうでないと逆という選手なのであり昔から変わりはないのだが、もうドイツ豪戦で彼の役割は終わっているだろうと思う。それに阿部・今野とも代表でDFとして出るたびに致命的ミスに絡んでおり、もう本人もストッパーはやりたくないだろう。本職の守備的MFをやらせろと主張する気はないのだろうか。失点後、憲剛が行くと決めた瞬間にチームにスイッチが入り、阿部がフルスピードで駆け上がったシーンには一流のスピード感があった。あれをもっと見たいではないか。
37 分:玉田がようやく準備。相手DFの足は止まっているが、リードして守りに入った相手がスピードで振り切るようなスペースを与えてくれるわけがない。阿部に替わり玉田はトップ下に入り、これが意外に彼の器用さで機能し最後は 4-3-1-2 で猛攻するが、守り切られ終了。選手1人1人は攻めも守りも必死にやっているのが伝わってきたし、プレーの切れは韓国戦よりもあったのだが、彼らの空回りする努力を 90 分の間にオーガナイズし効果あるものにする力は、岡田監督にはなかったという結果が出た。
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考えてみれば3バック&巻で存分に得点機が作れるはずもないので、岡田監督は戦前の「いくらでもやりようはある」といった大口に反し、こういう膠着したゲームからポイントを拾うと想定して合宿してきたのだろう。つまり負けないゲームを選択していながら負けたわけである。
試合後、「まだ時間があるからなんとかなる」としか言えない監督が、「時間以外に『やっていける』と考える根拠は?」と厳しく突っ込まれ、そして答えられなかった。この会見を読んで、今後チームがたとえよくなったとしても、もう心から彼を信頼することなど難しいなと思う。
こんな日本攻略術のテキストみたいな試合をやられてしまっては、もう中東チームはどこも日本を恐れないだろう。アジアの 4.5 枠に入れるのかどうかわからなくなってしまった。10 年前の加茂岡田崩壊時代に戻った感が強烈にする。そういえば憲剛があの切れとスキルをつながらないパスに浪費するあたりも、加茂岡田崩壊時代の中田の空回りに似ている(チーム全体の無為な拙攻はWC豪戦にそっくり・ため息)。東アジア杯で俺がふくらませた岡田ジャパンへの期待は、はれほろひれと一気に冷めた。普通の監督がいい選手を揃え普通にやれば楽しいサッカーになるだなんて、単に日本が誇れるうまい選手が選ばれ喜んでただけの能天気ファン(俺)の幻想であった。腹が立つ。この怒りを糧に家事掃除をしよう。
■08/03/25(火) □ バーレーン戦への期待
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私個人はこれからもリハビリトレーニングを続けてまいりますので、今後ともご支援をお願いします。 FIFA ワールドカップ 2010 年大会の予選、北京オリンピックでの健闘と幸運を祈ります。日本サッカーの進歩は常に私の関心事ですから。応援しています。 また、みなさまには次のようにお願いします。 スタジアムに足を運び、選手たちに大いにプレッシャーをかけて下さい。もっと走れ、もっとプレースピードを速くしろと。そして選手たちが良いプレーをした時には大きな拍手を与えて下さるように。
オシム監督の退院メッセージが発表された。ロマンティックな言葉である。日本サッカーに関わり、深く強くコミットしてくれる外国の人々は、こうした「未開の国をあるべき方向に導く」みたいなロマンティックな面が震わされ心が燃えるのだろうと思う。
バーレーン戦は韓国戦に続きまた P2P で見られそうだし、相手がかなり強いらしく盛り上がっている。高原が怪我だそうで、ならば玉田田代の2トップに大久保トップ下が夢だが、機能しないだろうな。この辺は好きな選手が揃ってきて、全員を一度には見れないという楽しい悩ましさも出てきた。まあともかく楽しみだ。玉田・大久保も万全の状態ではなさそうで、見たいは見たいがまず怪我をしないでもらいたい。
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■08/03/26(水) □ まさかの岡田合宿成果
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【バーレーン:日本】意外にも田代ではなく巻、内田ではなく駒野が出ている。序盤は日本が支配する。中盤のプレスがすばらしく相手に攻撃させていない。勝負エリアでバーレーンの守備が厳しくくるのでシュートまでいけていないが(大久保がガツンとぶっ飛ばされており手術明けの脚が心配)、アウェイの試合としてまずは万全な展開という感じ。
しかし日本がそのペースを維持して攻撃をビルドアップすることはできず、バーレーンが前へボールを飛ばしフィジカルの優位さでこぼれ球を取り、どちらも決定機はないまま一進一退となってきた。日本はボールを低いところで拾い長い距離を運ぶため、ゴールに近づくほど攻撃スピードが落ち、単純なクロスかロングパスでボールを失うの繰り返し。ここまで冒頭のプレスが効いていたときを含め、まったくフィニッシュできていない。
30 分:ロングボールでバーレーンが押し気味となってきた。セットプレイも徐々に効いてくる。ボールをキープして交わしてほしいのだが、さほど厳しく詰められていない場面でも日本は前に飛ばし無為に失っている。相手はアーセナルじゃないんだからつないでくれよ。35 分、ようやく日本らしいつなぎが出て駒野のミドルにつながる。なんとこれが日本の初シュート。とにかくつながなくては。大久保は相変わらずファウルで厳しくつぶされ、裏に抜けるボールも出てこないため(バーレーンはロングボール戦法ゆえ最終ラインが上がらない)、2トップは何もできず憮然としている。
ファウルが頻発し日本選手が倒れるシーンが増えてきた。セットプレイのときだけ前線に十分な人数が上がり日本らしいつなぎが出るが、がっちり下がって守られシュートが打てないままハーフ終了。うーむ。ときおり決まるプレス守備以外チームとしてまったく見るところがない。バーレーンがやりたいフィジカルな戦いから抜け出せず不機嫌そうな岡田監督が映る。この流れを彼は後半変えることができるのだろうか。
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後半:変更はなし。展開も変わりなし。いきなり川口が弾き損ねたボールを打たれ、やられたと思ったが枠を打つ。ぷー。川口ぃ。10 分:山瀬→遠藤、これでリズムを作り直せるか。憲剛が前に急ぎすぎているので、遅攻のうまい遠藤が落ち着かせればいいと解説は期待している。
20 分すぎ:遠藤を後ろに残し憲剛が飛び出し、流れるパス回しから決定的なシーンが続けて出る。憲剛→駒野→大久保のクロスは非常に惜しかった(しかしこのシーン以外の駒野の突破力のなさにも驚いた。内田重視も当然なのだった)。そうか、このチームは遠藤と憲剛というパッサーがポジションチェンジしてフリーに動けなければ、ボールが機能的に回らないのだ。先発MF3人のコンビネーションが―――というか、1週間合宿してそんな肝心なところがカラッキシできていないとは。ここに至り怒りがわいてきた。結局オシム時代から残ったこのコンビネーションしかここで役立つものはないのか? 個人が蓄積したコンビネーションしかないならばジーコと同じではないか。ぶっつけ本番の前試合までとは違うのだ。ここにきてこれほど停滞したチームが出来上がるとは。まさかの岡田合宿成果である。
32 分、川口がまたも弾き損ねたボールを押し込まれる。川口は相手が強いと美技の割合が増え、そうでないと逆という選手なのであり昔から変わりはないのだが、もうドイツ豪戦で彼の役割は終わっているだろうと思う。それに阿部・今野とも代表でDFとして出るたびに致命的ミスに絡んでおり、もう本人もストッパーはやりたくないだろう。本職の守備的MFをやらせろと主張する気はないのだろうか。失点後、憲剛が行くと決めた瞬間にチームにスイッチが入り、阿部がフルスピードで駆け上がったシーンには一流のスピード感があった。あれをもっと見たいではないか。
37 分:玉田がようやく準備。相手DFの足は止まっているが、リードして守りに入った相手がスピードで振り切るようなスペースを与えてくれるわけがない。阿部に替わり玉田はトップ下に入り、これが意外に彼の器用さで機能し最後は 4-3-1-2 で猛攻するが、守り切られ終了。選手1人1人は攻めも守りも必死にやっているのが伝わってきたし、プレーの切れは韓国戦よりもあったのだが、彼らの空回りする努力を 90 分の間にオーガナイズし効果あるものにする力は、岡田監督にはなかったという結果が出た。
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考えてみれば3バック&巻で存分に得点機が作れるはずもないので、岡田監督は戦前の「いくらでもやりようはある」といった大口に反し、こういう膠着したゲームからポイントを拾うと想定して合宿してきたのだろう。つまり負けないゲームを選択していながら負けたわけである。
試合後、「まだ時間があるからなんとかなる」としか言えない監督が、「時間以外に『やっていける』と考える根拠は?」と厳しく突っ込まれ、そして答えられなかった。この会見を読んで、今後チームがたとえよくなったとしても、もう心から彼を信頼することなど難しいなと思う。
こんな日本攻略術のテキストみたいな試合をやられてしまっては、もう中東チームはどこも日本を恐れないだろう。アジアの 4.5 枠に入れるのかどうかわからなくなってしまった。10 年前の加茂岡田崩壊時代に戻った感が強烈にする。そういえば憲剛があの切れとスキルをつながらないパスに浪費するあたりも、加茂岡田崩壊時代の中田の空回りに似ている(チーム全体の無為な拙攻はWC豪戦にそっくり・ため息)。東アジア杯で俺がふくらませた岡田ジャパンへの期待は、はれほろひれと一気に冷めた。普通の監督がいい選手を揃え普通にやれば楽しいサッカーになるだなんて、単に日本が誇れるうまい選手が選ばれ喜んでただけの能天気ファン(俺)の幻想であった。腹が立つ。この怒りを糧に家事掃除をしよう。
2008/03/24
日記「プルコギ大成功」
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■08/03/19(水) □ プルコギ大成功
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スライス用に牛肉の塊をついに買ってきた。BRがローストビーフに使うプライムリブを買っておけば間違いはないのだろうがスライサに合う手頃なブロックは見当たらず、Eye of Round (外モモの赤身肉) という部位を買ってきた。100 グラム \135 だから、牛価格の違いから見て日本で買う \300 輸入肉あたりの味は狙えるのではないか。
LSお母さんに教わった手順に従い、肉を4時間ほど冷凍した状態でスライサにかける。この状態ではまだ外側しか凍っていないのだが、この凍った部分がものの見事に薄切りになる。おー、やっ・た。皿が透けて見えるくらいの薄さ。全部この調子で切るのはさすがに無理で、まだ凍ってない中心部は牛コマ化しがちではあるが、それでも6割以上はスライスと呼べるものが作れた。よし。
3等分して2個をフリーズし、1つを韓国製プルコギソースに漬け込み、たまねぎと一緒にさっと焼く。でけた。ぱく、う、うまい。このソースで肉野菜炒めを作ると甘すぎて非常にまずいのだが、プルコギだとソースのこげ味がまじって絶妙の味になる。だいたいコリアン焼き肉は肉の質など問わず、この甘じょっぱさと食感がおいしいんだよな。これははっきりいって近所の韓国レストランよりもうまい。大満足なり。スライスと後の掃除はウルトラ面倒くさいが(※)、いっぺんブロックを切ればこの味が3回(うちはビーフをあまり食わんので一月分くらい)味わえるのだから我慢できるのである。
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カラテ:俺が天才少女と見たパープルベルトのMGがメダルを2つぶらさげて凱旋来場してきた。おお、それはもしや! と聞くと、地域の空手大会で型で銀、組手で銅メダルを取ったとのこと。さすがワシが見込んだだけのことはある。でかしたぞMG。
今日はオレンジのキッズがゲスト参加しており、萌とスパーリングがある。始まる前に先週萌が度を越して痛がっていた件を先生に話し、気をつけてくれるよう頼む。オレンジベルトの子は年上&上級なのでやさしくスローモーションで相手をしてくれるのだが、萌は先週の痛かった記憶があるせいで打つのも受けるのもためらっており、ちゃんとしたスパーリングにならない。まあ今日はいつもの相方LSもいないし、仕方がないな。
次に先生と手を合わせる。先生の突きや蹴りを受け反撃というコンビネーションを、もっと速く、もっと強くと何度もやっているうちに、だんだんと寸止めの感覚が飲み込めてきたらしい。次の相手のDRは格下であることもありリラックスし、いい感じでバシバシと強く速く打ちつつ、当たるのは双方のプロテクター同士で痛さゼロというちょうどいい按配になった。よしよし。常に安定してこういうスパーをやれるようになってくれ。
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■08/03/20(木) □ HNがスリープオーバー
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HNが久しぶりに来訪。萌は興奮して今自分が燃えていることを紹介しまくっている。夕方、子供らの希望でHNが初のステイオーバーとなる。萌ももちろんステイオーバーゲストを持つのは初めてで、2人とも大興奮。今夜は眠れず困りそうだ。お風呂にも一緒に入り、萌は初体験づくしである。
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22:38 意外や9時半には2人とも早々と眠ってくれたのだが、HNが布団が暑かったのか目を覚ましてしまった。呆然とするHN。帰りたかったら電話するよというとうなづいているが、今どうしたらいいのかなんてわからんのだろう。
もう一度眠れればよしとMが布団を替え本を読んでやり、今度はちゃんと眠れたのであった。マザーはいつでも頼りになる。
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■08/03/23(日) □ 驕るカナダホンダ
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引っ越した人から猫を引き取ったので遊ばないかと呼ばれて、夕方LD家へ。しかし極端に愛嬌のない猫で寝てばかりおり、手を出せば引っかくとのことで遊ぶどころではない。こんな猫を人に託して引っ越す人もいかがなものかと思う。まあLDは活動的で全然家にいないので、こういう人の愛情をまったく求めない猫のほうが扱いやすいかもしれんが。
LDはホンダフィットを買うと決めたそうで、新車見積もりを取っていた。しかし車体価格だけで2万ドル(1型 1.5L MT フル装備)! たっけえなあ。燃費はエリオより大幅によさそうでうらやましいがハイブリッドじゃあるまいし、日本じゃ百万そこそこのフィットにこれほどの値段をつけるなんて、常に Consumer Report に絶賛され黙っていても車が売れまくるカナダホンダは、驕っていると思うのである。
■08/03/19(水) □ プルコギ大成功
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スライス用に牛肉の塊をついに買ってきた。BRがローストビーフに使うプライムリブを買っておけば間違いはないのだろうがスライサに合う手頃なブロックは見当たらず、Eye of Round (外モモの赤身肉) という部位を買ってきた。100 グラム \135 だから、牛価格の違いから見て日本で買う \300 輸入肉あたりの味は狙えるのではないか。
LSお母さんに教わった手順に従い、肉を4時間ほど冷凍した状態でスライサにかける。この状態ではまだ外側しか凍っていないのだが、この凍った部分がものの見事に薄切りになる。おー、やっ・た。皿が透けて見えるくらいの薄さ。全部この調子で切るのはさすがに無理で、まだ凍ってない中心部は牛コマ化しがちではあるが、それでも6割以上はスライスと呼べるものが作れた。よし。
3等分して2個をフリーズし、1つを韓国製プルコギソースに漬け込み、たまねぎと一緒にさっと焼く。でけた。ぱく、う、うまい。このソースで肉野菜炒めを作ると甘すぎて非常にまずいのだが、プルコギだとソースのこげ味がまじって絶妙の味になる。だいたいコリアン焼き肉は肉の質など問わず、この甘じょっぱさと食感がおいしいんだよな。これははっきりいって近所の韓国レストランよりもうまい。大満足なり。スライスと後の掃除はウルトラ面倒くさいが(※)、いっぺんブロックを切ればこの味が3回(うちはビーフをあまり食わんので一月分くらい)味わえるのだから我慢できるのである。
(※)スライス後は肉汁がテーブル上にたれ悲惨な状態になる。分解してモーター以外はお湯と洗剤で洗い、水洗いできない部分はアルコールを吹いたペーパータオルで拭くという面倒さ。
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カラテ:俺が天才少女と見たパープルベルトのMGがメダルを2つぶらさげて凱旋来場してきた。おお、それはもしや! と聞くと、地域の空手大会で型で銀、組手で銅メダルを取ったとのこと。さすがワシが見込んだだけのことはある。でかしたぞMG。
今日はオレンジのキッズがゲスト参加しており、萌とスパーリングがある。始まる前に先週萌が度を越して痛がっていた件を先生に話し、気をつけてくれるよう頼む。オレンジベルトの子は年上&上級なのでやさしくスローモーションで相手をしてくれるのだが、萌は先週の痛かった記憶があるせいで打つのも受けるのもためらっており、ちゃんとしたスパーリングにならない。まあ今日はいつもの相方LSもいないし、仕方がないな。
次に先生と手を合わせる。先生の突きや蹴りを受け反撃というコンビネーションを、もっと速く、もっと強くと何度もやっているうちに、だんだんと寸止めの感覚が飲み込めてきたらしい。次の相手のDRは格下であることもありリラックスし、いい感じでバシバシと強く速く打ちつつ、当たるのは双方のプロテクター同士で痛さゼロというちょうどいい按配になった。よしよし。常に安定してこういうスパーをやれるようになってくれ。
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■08/03/20(木) □ HNがスリープオーバー
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HNが久しぶりに来訪。萌は興奮して今自分が燃えていることを紹介しまくっている。夕方、子供らの希望でHNが初のステイオーバーとなる。萌ももちろんステイオーバーゲストを持つのは初めてで、2人とも大興奮。今夜は眠れず困りそうだ。お風呂にも一緒に入り、萌は初体験づくしである。
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22:38 意外や9時半には2人とも早々と眠ってくれたのだが、HNが布団が暑かったのか目を覚ましてしまった。呆然とするHN。帰りたかったら電話するよというとうなづいているが、今どうしたらいいのかなんてわからんのだろう。
もう一度眠れればよしとMが布団を替え本を読んでやり、今度はちゃんと眠れたのであった。マザーはいつでも頼りになる。
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■08/03/23(日) □ 驕るカナダホンダ
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引っ越した人から猫を引き取ったので遊ばないかと呼ばれて、夕方LD家へ。しかし極端に愛嬌のない猫で寝てばかりおり、手を出せば引っかくとのことで遊ぶどころではない。こんな猫を人に託して引っ越す人もいかがなものかと思う。まあLDは活動的で全然家にいないので、こういう人の愛情をまったく求めない猫のほうが扱いやすいかもしれんが。
LDはホンダフィットを買うと決めたそうで、新車見積もりを取っていた。しかし車体価格だけで2万ドル(1型 1.5L MT フル装備)! たっけえなあ。燃費はエリオより大幅によさそうでうらやましいがハイブリッドじゃあるまいし、日本じゃ百万そこそこのフィットにこれほどの値段をつけるなんて、常に Consumer Report に絶賛され黙っていても車が売れまくるカナダホンダは、驕っていると思うのである。
2008/03/18
日記「自前ミートスライサー」
「スパーリング・アップセット」「日加ポップ音楽事情」「カナダの九九」ほか。
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■08/03/11(火) □「魔法使いサリーちゃん」の歌
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萌は今日一日中「魔法使いサリーちゃん」の歌を歌っていた。TV Japan のヒカワキヨシのショーで誰かが歌っていたのに萌が興味を示したので Youtube で見つけたのだが、なんとも不思議な味のある60年代?日本メロディがひどく気に入ったらしい。その他にもキヨシショーつながりで、「ガッチャマンのテーマ」やどんとが歌う「また逢う日まで」やらを萌は気に入り歌っている。やっぱ流行歌の力というのは時代も国境もないんだなあ。
Youtube でどんとの「また逢う日まで」と「最後にひとつ」を見て、彼の異様な風体と破壊的歌唱法に萌は驚くので、「やっぱさ、歌は下手なほうがかっこいいんだよ。わかる?」と真のロック教育も忘れずに施しておいた。「お父さんも下手だよね」「そうなんだよ」。
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■08/03/12(水) □ スパーリング・アップセット
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カラテ:今日もボーイズは現れず。あの2人は低レベルに飽いてやめた気配が濃厚だ。実際先週から15分にもおよぶ鬼ごっこがレギュラー体力メニューに加わり、もはやこのクラスはカラテというよりもキックパンチを交えた幼児体育クラスのようである。すでに数年の経験を持ち技を磨きたい子供に、これでモーティベーションを保てというほうが無理である。萌とて今はスパーリング以外ひどく退屈している。
そしてお待ちかねのスパーリング。直前に萌の友達が見学に来たのだが、それで張り切りすぎたのか萌とLSが強烈に打ち合い、あ、効いてるなと思う数発がお互いに入り、最後は萌が疲労困憊で涙目になってしまった。親が稽古を止めるのもナンだし先生止めてくれよと思っているうちに時間が終わる。
「いやーお疲れ、すごかったね」と2人に声をかけ、最後に一発痛いのが入ったねと萌にささやくと、「一発じゃないよ! 全部痛かったよ!」と非常にアップセット(動転)している。
その場ではLSも他の子もいたので帰りに話を聞くと、2人とも気合が入りすぎ全然寸止めになっていなかったらしく、蹴りも突きもボディに入りえらい痛くて、俺に目でサインを送っていたのに止めてくれなかったからと怒っていたらしい。
「しかし痛いかどうかはお父さんにはわからんしさ、痛いと思ったら自分で止めるか先生に言わないと。今日はお互い強く当てすぎたんだよ、LSだって萌のキックでウッてなってたし」。ずいぶんヘコんでいたのでその辺説明したうえで、じゃかわいそうだったからと家でアイスクリームを食べつつ「こち亀」を見、ベッドで耕野裕子さんの残りを読むというフルコースでハッピーになっていただいた。「花のお庭」第2話、新人マンガ家が編集者に理不尽に振り回されるが最後は友情と恋のおかげでハッピーエンドというお話は、最高級によかったようです。
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■08/03/14(金) □ 日加ポップ音楽事情
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WC予選メンバーに玉田と稲本が選ばれた。国が持つ才能を生かす普通の代表監督オカーダの目が光る。憲剛稲本&前に行くFWたちとで戦ってくれ。あとは本山にもチャンスを与えてくれないかな。
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今日で終業、明日からは萌の春休み。クラスのJDを招き、前々から萌とJDが盛り上がっていたオニギリパーティをやる。JDは驚いたことに日本食マニアで、きゅうり巻きや味噌汁を注文するので驚きつつ作ってあげた。
音楽が大好きだという彼女が「こないだアヴリル・ラヴィーンのコンサートを見に行った、最高」というので、そういえばその名前は聞いたことがあるなとみなで2曲 Youtube で聞いてみる。モールにいるような女の子が稚拙なポップパンクをやっていて、えーカナダの子供はこんなのを聞いてるのかいと驚く。そういえばこの娘は前に TV Japan の歌番組でも見たことがあるような気もするな(内容はまったく記憶にない)。
実はいまどきの小学生が好きな曲をさっとギターで弾いて喜ばせてやろうという魂胆で俺は尋ねたのだが、つまらぬコードがひらめきなく展開するだけでいいメロディがほとんどないので、フルコーラス聞いて2番になっても曲が覚えられなかった。「英語で喋らないと」に出てくるアメリカ人ギタリストが、メロディが素晴らしいとJポップを絶賛する理由がよくわかった。俺の日本音楽ソースは TV Japan(NHK 国際その他)だけだが、このチャンネルだけでも萌と俺がはっと耳を奪われるメロディが、いつも流れてくる。
Mになんであんなのが子供に人気なのだと聞くと、何を言ってるのだ日本に住んでたら萌はJポップのウフフを好きになってるに決まってるんだぞといわれる。ロック王道教育が行き届いた我が娘に限りそんなことはないと思うが、まあ確かにJポップとアヴリルさんのくだらなさに甲乙をつけるのも無理だな。しかしこんなのに比べたら萌が好きな大塚愛のほうが100倍才能があると思うし、初期 Puffy の方が300倍いいとしか言いようがない。
夕方2人は盛り上がりきって、「今日はJDが泊まっていいでしょ!」と熱烈に願望し、今日は駄目だというとベソをかく。JDは「It's not fair」といい押し入れにこもってシクシクと泣き、萌は「見てよお父さん、JDは泣いてるんだよ!」と、大変なことになったと声を震わせ俺に訴えるのである。いやあのね、まあ落ち着きなさいキミたち ....。
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■08/03/15(土) □ 祝玉田復活
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おひなを片付けて浦和・名古屋戦。新監督ストイコビッチ名古屋のサッカーが驚くほどいい。激しいプレスからバランスの取れたパス回しでポゼッションを高め、早々に先制。玉田が評判通り素晴らしい体の切れで、体をぶつける以外止められない状態。アジアカップのときのようだ。復活してくれて本当に良かった。速い上に瞬間的にブレーキをかけ相手を行かせてから逆に交わすというクレバーな味が、他の代表FWにないと思う。代表への楽しみが素直に増してくる。
浦和のサッカーはもはや論外。やってることは去年と変わりなく個々のトライ頼みなのであって、独力で事態を打開するポンテとワシントンがいなくなったのだけが違いなのだろう。ドイツに行って以降の高原は、失敗を恐れないアナーキーさがなくなってしまった。若い頃は久保みたいにあっと思うタイミングでシュートを打ち決めていたのだが、今はいい位置を取り確率を高めようという動きがまずあるので、DFは能力差がない限り落ち着いてシュートコースを消し対応できてしまう。同じ活躍したアジアカップでも玉田のゴールは際立っていたが、高原のゴールは相手のヘボさのほうが目に付いた。
しかしバランスよく配された労働者たちを玉田とマギヌンが従え(なぜ川崎はこんないい選手を手離したのか、高給が払えなかったのか)、名古屋はほんとに面白いサッカーをやっており、こりゃファンになってしまうな。システム(選手の配置とプレス)を整えただけでこれほどきれいにパスがつながるはずがないので、練習法も浦和より優れているのだろう。選手の角度のあるボールさばきにストイコの香りがあるし。意外やストイコビッチ、ユーゴ協会前会長は単なる名誉職ではなかったのね。
結局後半浦和が猛反撃するも噛み合わずそのまま負けたのだが、一晩経ってオジェック解任だって。遅いっつーの。
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■08/03/16(日) □ カナダの九九
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春休み、萌の宿題の掛け算カードをやってみた。すると 3 x 4 = 12 を「Three TIMES four EQUALS tweleve」とそのまんま文章として覚えねばならんらしく、語呂が悪すぎて音が暗記できない。この九九がない世界は効率が悪いのではないかと疑う。
ネットで軽く調査してもこのカナダ式と日本式のどちらがいいのかはよくわからず、とにかく一応「九九の歌」なるものをダウンロードして萌に聞かせ、日本じゃこういう風にリズムをつけて覚えるんだよと教えてやった。まあラップミュージックみたいなものよね。日本語がわかり九九を暗記可能なのはアドバンテージに違いないと思うが、やりたいかどうかは本人に任せよう。
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最近萌が「こち亀」のお下劣さをヨロコビすぎてまずいので、今日はクリスマスにもらった椋鳩十「マヤの一生」というのを格調高く読んでみた。なぜにこんな地味な戦後児童文学書をイトコKNは送ってきたのだろうかとあまり期待してなかったのだが、動物3匹が兄弟のようにけんかをしまた助け合うという内容で面白い。最初のエピソードをとても楽しめた。
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■08/03/17(月) □ 自前ミートスライサー
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LSのお母さんがフードスライサーをガレージセールで買ってきてくれ、今日もらってきた。これがうまくいけば、薄切り肉が手に入らない問題はカナダ14年にしてついに解消である。
波歯で回転が遅いので生肉はどう見てもまともに切れそうにないが―――やはり薄切り肉の需要はないのでもともとハムやチーズ用なのだろう―――、さっそく晩飯の半解凍豚肉を切ってみる。ストロークが短く肉の固定が弱いので大きなスライスはできず、最大 5cm ほどのスライスとサカタ肉店(※)でいう豚コマ(スライサーくず)がどんどんできる。スライスの大きさは足りないが薄さは満足できるものがあり、豚コマはこれはこれでうまいのでよし。ちゃんとおいしい肉炒めができました。
(※)←サカタ実家は肉屋。"ブログ" に店主のマニアックな食通話が書かれ面白い。
こうして自前のスライサーを体験してみると実家にあった日本式業務用スライサーというのは、生肉のブロックを固定してあの薄さにきっちり切るために、あの入り組んだベルトやらギアやらが開発されていたんだなあと合点がいく。こういう西洋式ではある程度の固さのあるベーコンなど以外はまともに切れない。日本のあれは、かつお節の国が生んだ薄切り文化の粋だったのだ。
まあともあれ豚コマと牛コマはこれで作れるので、今後豚汁と牛丼はばっちりだ。どうもありがとうLSのお母さん。
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■08/03/11(火) □「魔法使いサリーちゃん」の歌
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萌は今日一日中「魔法使いサリーちゃん」の歌を歌っていた。TV Japan のヒカワキヨシのショーで誰かが歌っていたのに萌が興味を示したので Youtube で見つけたのだが、なんとも不思議な味のある60年代?日本メロディがひどく気に入ったらしい。その他にもキヨシショーつながりで、「ガッチャマンのテーマ」やどんとが歌う「また逢う日まで」やらを萌は気に入り歌っている。やっぱ流行歌の力というのは時代も国境もないんだなあ。
Youtube でどんとの「また逢う日まで」と「最後にひとつ」を見て、彼の異様な風体と破壊的歌唱法に萌は驚くので、「やっぱさ、歌は下手なほうがかっこいいんだよ。わかる?」と真のロック教育も忘れずに施しておいた。「お父さんも下手だよね」「そうなんだよ」。
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■08/03/12(水) □ スパーリング・アップセット
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カラテ:今日もボーイズは現れず。あの2人は低レベルに飽いてやめた気配が濃厚だ。実際先週から15分にもおよぶ鬼ごっこがレギュラー体力メニューに加わり、もはやこのクラスはカラテというよりもキックパンチを交えた幼児体育クラスのようである。すでに数年の経験を持ち技を磨きたい子供に、これでモーティベーションを保てというほうが無理である。萌とて今はスパーリング以外ひどく退屈している。
そしてお待ちかねのスパーリング。直前に萌の友達が見学に来たのだが、それで張り切りすぎたのか萌とLSが強烈に打ち合い、あ、効いてるなと思う数発がお互いに入り、最後は萌が疲労困憊で涙目になってしまった。親が稽古を止めるのもナンだし先生止めてくれよと思っているうちに時間が終わる。
「いやーお疲れ、すごかったね」と2人に声をかけ、最後に一発痛いのが入ったねと萌にささやくと、「一発じゃないよ! 全部痛かったよ!」と非常にアップセット(動転)している。
その場ではLSも他の子もいたので帰りに話を聞くと、2人とも気合が入りすぎ全然寸止めになっていなかったらしく、蹴りも突きもボディに入りえらい痛くて、俺に目でサインを送っていたのに止めてくれなかったからと怒っていたらしい。
「しかし痛いかどうかはお父さんにはわからんしさ、痛いと思ったら自分で止めるか先生に言わないと。今日はお互い強く当てすぎたんだよ、LSだって萌のキックでウッてなってたし」。ずいぶんヘコんでいたのでその辺説明したうえで、じゃかわいそうだったからと家でアイスクリームを食べつつ「こち亀」を見、ベッドで耕野裕子さんの残りを読むというフルコースでハッピーになっていただいた。「花のお庭」第2話、新人マンガ家が編集者に理不尽に振り回されるが最後は友情と恋のおかげでハッピーエンドというお話は、最高級によかったようです。
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■08/03/14(金) □ 日加ポップ音楽事情
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WC予選メンバーに玉田と稲本が選ばれた。国が持つ才能を生かす普通の代表監督オカーダの目が光る。憲剛稲本&前に行くFWたちとで戦ってくれ。あとは本山にもチャンスを与えてくれないかな。
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今日で終業、明日からは萌の春休み。クラスのJDを招き、前々から萌とJDが盛り上がっていたオニギリパーティをやる。JDは驚いたことに日本食マニアで、きゅうり巻きや味噌汁を注文するので驚きつつ作ってあげた。
音楽が大好きだという彼女が「こないだアヴリル・ラヴィーンのコンサートを見に行った、最高」というので、そういえばその名前は聞いたことがあるなとみなで2曲 Youtube で聞いてみる。モールにいるような女の子が稚拙なポップパンクをやっていて、えーカナダの子供はこんなのを聞いてるのかいと驚く。そういえばこの娘は前に TV Japan の歌番組でも見たことがあるような気もするな(内容はまったく記憶にない)。
実はいまどきの小学生が好きな曲をさっとギターで弾いて喜ばせてやろうという魂胆で俺は尋ねたのだが、つまらぬコードがひらめきなく展開するだけでいいメロディがほとんどないので、フルコーラス聞いて2番になっても曲が覚えられなかった。「英語で喋らないと」に出てくるアメリカ人ギタリストが、メロディが素晴らしいとJポップを絶賛する理由がよくわかった。俺の日本音楽ソースは TV Japan(NHK 国際その他)だけだが、このチャンネルだけでも萌と俺がはっと耳を奪われるメロディが、いつも流れてくる。
Mになんであんなのが子供に人気なのだと聞くと、何を言ってるのだ日本に住んでたら萌はJポップのウフフを好きになってるに決まってるんだぞといわれる。ロック王道教育が行き届いた我が娘に限りそんなことはないと思うが、まあ確かにJポップとアヴリルさんのくだらなさに甲乙をつけるのも無理だな。しかしこんなのに比べたら萌が好きな大塚愛のほうが100倍才能があると思うし、初期 Puffy の方が300倍いいとしか言いようがない。
夕方2人は盛り上がりきって、「今日はJDが泊まっていいでしょ!」と熱烈に願望し、今日は駄目だというとベソをかく。JDは「It's not fair」といい押し入れにこもってシクシクと泣き、萌は「見てよお父さん、JDは泣いてるんだよ!」と、大変なことになったと声を震わせ俺に訴えるのである。いやあのね、まあ落ち着きなさいキミたち ....。
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■08/03/15(土) □ 祝玉田復活
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おひなを片付けて浦和・名古屋戦。新監督ストイコビッチ名古屋のサッカーが驚くほどいい。激しいプレスからバランスの取れたパス回しでポゼッションを高め、早々に先制。玉田が評判通り素晴らしい体の切れで、体をぶつける以外止められない状態。アジアカップのときのようだ。復活してくれて本当に良かった。速い上に瞬間的にブレーキをかけ相手を行かせてから逆に交わすというクレバーな味が、他の代表FWにないと思う。代表への楽しみが素直に増してくる。
浦和のサッカーはもはや論外。やってることは去年と変わりなく個々のトライ頼みなのであって、独力で事態を打開するポンテとワシントンがいなくなったのだけが違いなのだろう。ドイツに行って以降の高原は、失敗を恐れないアナーキーさがなくなってしまった。若い頃は久保みたいにあっと思うタイミングでシュートを打ち決めていたのだが、今はいい位置を取り確率を高めようという動きがまずあるので、DFは能力差がない限り落ち着いてシュートコースを消し対応できてしまう。同じ活躍したアジアカップでも玉田のゴールは際立っていたが、高原のゴールは相手のヘボさのほうが目に付いた。
しかしバランスよく配された労働者たちを玉田とマギヌンが従え(なぜ川崎はこんないい選手を手離したのか、高給が払えなかったのか)、名古屋はほんとに面白いサッカーをやっており、こりゃファンになってしまうな。システム(選手の配置とプレス)を整えただけでこれほどきれいにパスがつながるはずがないので、練習法も浦和より優れているのだろう。選手の角度のあるボールさばきにストイコの香りがあるし。意外やストイコビッチ、ユーゴ協会前会長は単なる名誉職ではなかったのね。
結局後半浦和が猛反撃するも噛み合わずそのまま負けたのだが、一晩経ってオジェック解任だって。遅いっつーの。
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■08/03/16(日) □ カナダの九九
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春休み、萌の宿題の掛け算カードをやってみた。すると 3 x 4 = 12 を「Three TIMES four EQUALS tweleve」とそのまんま文章として覚えねばならんらしく、語呂が悪すぎて音が暗記できない。この九九がない世界は効率が悪いのではないかと疑う。
ネットで軽く調査してもこのカナダ式と日本式のどちらがいいのかはよくわからず、とにかく一応「九九の歌」なるものをダウンロードして萌に聞かせ、日本じゃこういう風にリズムをつけて覚えるんだよと教えてやった。まあラップミュージックみたいなものよね。日本語がわかり九九を暗記可能なのはアドバンテージに違いないと思うが、やりたいかどうかは本人に任せよう。
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最近萌が「こち亀」のお下劣さをヨロコビすぎてまずいので、今日はクリスマスにもらった椋鳩十「マヤの一生」というのを格調高く読んでみた。なぜにこんな地味な戦後児童文学書をイトコKNは送ってきたのだろうかとあまり期待してなかったのだが、動物3匹が兄弟のようにけんかをしまた助け合うという内容で面白い。最初のエピソードをとても楽しめた。
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■08/03/17(月) □ 自前ミートスライサー
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LSのお母さんがフードスライサーをガレージセールで買ってきてくれ、今日もらってきた。これがうまくいけば、薄切り肉が手に入らない問題はカナダ14年にしてついに解消である。波歯で回転が遅いので生肉はどう見てもまともに切れそうにないが―――やはり薄切り肉の需要はないのでもともとハムやチーズ用なのだろう―――、さっそく晩飯の半解凍豚肉を切ってみる。ストロークが短く肉の固定が弱いので大きなスライスはできず、最大 5cm ほどのスライスとサカタ肉店(※)でいう豚コマ(スライサーくず)がどんどんできる。スライスの大きさは足りないが薄さは満足できるものがあり、豚コマはこれはこれでうまいのでよし。ちゃんとおいしい肉炒めができました。
(※)←サカタ実家は肉屋。"ブログ" に店主のマニアックな食通話が書かれ面白い。こうして自前のスライサーを体験してみると実家にあった日本式業務用スライサーというのは、生肉のブロックを固定してあの薄さにきっちり切るために、あの入り組んだベルトやらギアやらが開発されていたんだなあと合点がいく。こういう西洋式ではある程度の固さのあるベーコンなど以外はまともに切れない。日本のあれは、かつお節の国が生んだ薄切り文化の粋だったのだ。
まあともあれ豚コマと牛コマはこれで作れるので、今後豚汁と牛丼はばっちりだ。どうもありがとうLSのお母さん。
2008/03/10
日記「おひな祭り」
「人もボールも動くサッカー」「カラテ指導の説得力とは」「耕野裕子花のお庭」ほか。
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■08/02/29(金) □ Jサッカーの春、久保大混乱ショー
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ネットでJリーグゼロックスカップの後半が見れた。磐石の強さで鹿島が2点リードし、余裕で試合をクローズしようとしていたのだが、久保が入ると彼への期待感と威圧感で様相が一変した。広島は久保にシュートを打たせようと狙いを絞り直球勝負で攻め、鹿島は打たれたらえらいことだと必死に抑える。ソガハタもゴール前の浮き球に久保が飛び込んでくると「うわ久保がきた!」とあせって飛び出し、バウンドが頭上を超えるという凡ミスをおかしてしまう。久保ならもしかするとあのボールに触りゴールに入れてしまうのではないかという、理不尽な予感はたしかにあるのだ。怪物久保をめぐり、静かに終わろうとしていたゲームが息を吹き返してしまった。
そして審判まで久保に影響されたのか、イーブンボールに触ろうとした久保にDFが体を当てブロックしただけでPK。久保自身が初得点。さらにクロスに飛んだ久保をDF2枚がマークしたところを、フリーの寿人が決め同点。久保大混乱ショーの完成である\(^o^)/!
あとは久保のドラゴンシュートが1本でも見たいな、枠に飛ばなくても構わないから打ってくれ―――という期待が見る人すべてに高まるが、久保自身の切れはまだこれからのようで、シュートは打てずタイムアップ、PK戦へ。そして審判が異様に厳しくソガハタのステップを取り(あとで記事を読むとイエロー出しまくりの審判だったらしい)、とうとう広島が逆転で勝ってしまった。
というわけで、Jの春を満喫させてくれる楽しい試合であった。体調はどうあれこんな男がJ2に来るのだから、ライバルチームはみな武藤さんの言うとおり「勘弁してくださいよ」と頭を抱えていることだろう。もしかして、万が一、久保の怪我が完治してしまったらどうしようと思う。代表に呼ぶしかないではないか。楽しい。
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■08/03/04(火) □ 人もボールも動くサッカー
=======================
CLミラン対アーセナル:パクチソンをフィールド中に配置したという感じで、ありとあらゆる場所に圧力をかけられるアーセナルが前半圧倒する。ミランは後ろでボールを回しペースを落とすことすらできない。窒息しそう。うーむなるほど、これがベンゲルが作った世界最先端チームか。このままではミランがやられるのは時間の問題だ。
しかし後半ミランが中盤での戦いを受けて立ち、奪い、つなぎ、相手のファウルを誘いリズムを与えず、ものすごいつば競り合いになった。ミランの世界チャンピオンたちはうまいだけじゃなくて、精神力もとてつもないのだと驚嘆せざるを得ない。この中盤ファイトに打ち勝ち後半は意外にもミランがボールを支配したのだが(ボール保持率は一時 60:40 にまでなっていた)、アーセナルの足が止まったわけではなくシュートには持っていけない。カカーは2トップとの連携がよくないのかアーセナルにパスコースを消されているのか、自分が持っていってミドルシュートを打つことしかできない。そして攻めあぐねているうちにファブレガスのミドルがスコっと入ってしまい、ジ・エンド。
どちらかというと韓国的な走るアーセナルよりも、要所を技術で締める(「日本的な」といったらバチがあたるが)ミランに勝ってほしかった。こうした「人もボールも動くサッカー」を見ても、俺はあまり心が動かないのである。エレガントさがないとまったく駄目らしい。来年は仕方がないとしても今年はまだ、ミランに勝ってほしかったな。
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■08/03/05(水) □ カラテ指導の説得力とは
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カラテ:「萌とLSは、集中さえしていれば3ラインの力があるが、集中してないときはノーラインの力しか出ていない。他のみんなも同じだ。集中することが肝要なのだ」と月曜に講評があった。それを受け帰りのパーキングで親に叱られてる子もいたが、実際あの内容で集中しろといってもレベルが低すぎて、ある程度以上の子には無理だと思う。MK先生のまわりくどい指導法が合うのは入門数ヶ月というレベルの子たちであって、前のGL先生にすでに「型」を教わり試験もパスした子たちは、徒労感を感じているだろう。
萌もすでにレベルが低すぎて集中を欠いているが、年長ボーイズは完全にやる気をなくしており、最近ERなど半ば練習をボイコットしている。態度が悪い子を昇級させるわけにはいかんのでGL先生もあの2人のハンドリングには手を焼いていたが、今は子供らの方に理があると思う。GL先生は威厳のある態度、技の切れ味、細かな指導レベル分けで基本の指導にも説得力があったが、今は全員が入門数ヶ月用のレッスンをやらされ、喉が枯れるほど常時気合を発声させられ、ふらついて転ぶほどの大股を奨励されるのだから、ERが反抗するのは当然だ。萌がもし自発的に指導への不満を見せたなら俺は全面的に萌をバックアップするが、それまでは何もできずジリジリとするのみ。そういえばERの親はレッスンを見に来たことがない。彼がああいう風に精神的にキレやすいのは、親がそういう彼の精神生活に興味を示さない人だからというのもあるんだろうなと想像する。
水曜はスパーリングがあるので、萌には意外にもそれが一番の楽しみになっているようだ。萌はああいう打ち合いはやれんだろうと昔は思っていたのだが、今や萌とLSが打ち合うと道場中が注目するくらい、お互いにビシビシといい蹴りが飛び、受け・打ち・蹴りとコンビネーションよく戦っている。すばらしい。
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■08/03/08(土) □ 耕野裕子「花のお庭」
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明日のひな祭りの支度。壁にオビなどを飾り付ける。うちにはえらい大量の着物その他日本ものがあるのだと驚いた。みんな母さんがくれたものに違いなく、Mと萌はいつもらったかをちゃんと覚えてるのだが、俺はこんなのあったっけと驚くばかりなのです。
萌が今日は「少女マンガ」をバリバリと描いており、イジワル女が登場するそのストーリーがなかなか素晴らしかったので、最近「こち亀」にかかりっきりで全然読んでなかった耕野裕子「花のお庭」を夜読んでやる。優れた少女マンガには強力なカタキ役が必須なわけだが、このマンガに出てくる「大マンガ家」鎧塚女史は強烈で、萌も登場カット1発目から爆笑し、久々にじっとしていられず布団から跳ね起きるほど喜んでいた。
耕野さん(※バンド時代にバンドマンとしての取材を兼ね、アトリエに招待してもらったことがある)は本当にセンスがよいマンガ家である。90 年代以降マンガ家としては寡作であるようだが(育児マンガを出したらしい)、1枚の絵で「こいつはオロカな悪役だよーん」と伝わる情報の質が際立ってよい。楽器の音がいいバンドという感じ。昔買い揃えたコミックスが母さんところのどこかに残っていたら、カナダに運んで萌に読ませてやるのだがなあ。
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■08/03/09(日) □ おひな祭り
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昨夜から楽しみにしてニュースを遮断して見た川崎・ヴェルディの開幕戦が、意外につまらなかった。川崎のJ最強3トップがまるで噛み合ってないので、誰がボールを持っても他のプレイヤーがただ見てるだけという状態が延々と続き、普通の2トップ以下の破壊力になってしまっているのである。憲剛のいいところもまるで出なかった。


ガールズ4名を招き、ついに大着物&ひなパーティを挙行する。みな実に愛らしいが、Mがはやし立て「日本的おしとやかスマイル」なるものをやらせるので、表情がわざとらしくて毎年ちっともいい写真が撮れん(笑)。困ったものである。
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■08/02/29(金) □ Jサッカーの春、久保大混乱ショー
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ネットでJリーグゼロックスカップの後半が見れた。磐石の強さで鹿島が2点リードし、余裕で試合をクローズしようとしていたのだが、久保が入ると彼への期待感と威圧感で様相が一変した。広島は久保にシュートを打たせようと狙いを絞り直球勝負で攻め、鹿島は打たれたらえらいことだと必死に抑える。ソガハタもゴール前の浮き球に久保が飛び込んでくると「うわ久保がきた!」とあせって飛び出し、バウンドが頭上を超えるという凡ミスをおかしてしまう。久保ならもしかするとあのボールに触りゴールに入れてしまうのではないかという、理不尽な予感はたしかにあるのだ。怪物久保をめぐり、静かに終わろうとしていたゲームが息を吹き返してしまった。
そして審判まで久保に影響されたのか、イーブンボールに触ろうとした久保にDFが体を当てブロックしただけでPK。久保自身が初得点。さらにクロスに飛んだ久保をDF2枚がマークしたところを、フリーの寿人が決め同点。久保大混乱ショーの完成である\(^o^)/!
あとは久保のドラゴンシュートが1本でも見たいな、枠に飛ばなくても構わないから打ってくれ―――という期待が見る人すべてに高まるが、久保自身の切れはまだこれからのようで、シュートは打てずタイムアップ、PK戦へ。そして審判が異様に厳しくソガハタのステップを取り(あとで記事を読むとイエロー出しまくりの審判だったらしい)、とうとう広島が逆転で勝ってしまった。
というわけで、Jの春を満喫させてくれる楽しい試合であった。体調はどうあれこんな男がJ2に来るのだから、ライバルチームはみな武藤さんの言うとおり「勘弁してくださいよ」と頭を抱えていることだろう。もしかして、万が一、久保の怪我が完治してしまったらどうしようと思う。代表に呼ぶしかないではないか。楽しい。
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■08/03/04(火) □ 人もボールも動くサッカー
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CLミラン対アーセナル:パクチソンをフィールド中に配置したという感じで、ありとあらゆる場所に圧力をかけられるアーセナルが前半圧倒する。ミランは後ろでボールを回しペースを落とすことすらできない。窒息しそう。うーむなるほど、これがベンゲルが作った世界最先端チームか。このままではミランがやられるのは時間の問題だ。
しかし後半ミランが中盤での戦いを受けて立ち、奪い、つなぎ、相手のファウルを誘いリズムを与えず、ものすごいつば競り合いになった。ミランの世界チャンピオンたちはうまいだけじゃなくて、精神力もとてつもないのだと驚嘆せざるを得ない。この中盤ファイトに打ち勝ち後半は意外にもミランがボールを支配したのだが(ボール保持率は一時 60:40 にまでなっていた)、アーセナルの足が止まったわけではなくシュートには持っていけない。カカーは2トップとの連携がよくないのかアーセナルにパスコースを消されているのか、自分が持っていってミドルシュートを打つことしかできない。そして攻めあぐねているうちにファブレガスのミドルがスコっと入ってしまい、ジ・エンド。
どちらかというと韓国的な走るアーセナルよりも、要所を技術で締める(「日本的な」といったらバチがあたるが)ミランに勝ってほしかった。こうした「人もボールも動くサッカー」を見ても、俺はあまり心が動かないのである。エレガントさがないとまったく駄目らしい。来年は仕方がないとしても今年はまだ、ミランに勝ってほしかったな。
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■08/03/05(水) □ カラテ指導の説得力とは
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カラテ:「萌とLSは、集中さえしていれば3ラインの力があるが、集中してないときはノーラインの力しか出ていない。他のみんなも同じだ。集中することが肝要なのだ」と月曜に講評があった。それを受け帰りのパーキングで親に叱られてる子もいたが、実際あの内容で集中しろといってもレベルが低すぎて、ある程度以上の子には無理だと思う。MK先生のまわりくどい指導法が合うのは入門数ヶ月というレベルの子たちであって、前のGL先生にすでに「型」を教わり試験もパスした子たちは、徒労感を感じているだろう。
萌もすでにレベルが低すぎて集中を欠いているが、年長ボーイズは完全にやる気をなくしており、最近ERなど半ば練習をボイコットしている。態度が悪い子を昇級させるわけにはいかんのでGL先生もあの2人のハンドリングには手を焼いていたが、今は子供らの方に理があると思う。GL先生は威厳のある態度、技の切れ味、細かな指導レベル分けで基本の指導にも説得力があったが、今は全員が入門数ヶ月用のレッスンをやらされ、喉が枯れるほど常時気合を発声させられ、ふらついて転ぶほどの大股を奨励されるのだから、ERが反抗するのは当然だ。萌がもし自発的に指導への不満を見せたなら俺は全面的に萌をバックアップするが、それまでは何もできずジリジリとするのみ。そういえばERの親はレッスンを見に来たことがない。彼がああいう風に精神的にキレやすいのは、親がそういう彼の精神生活に興味を示さない人だからというのもあるんだろうなと想像する。
水曜はスパーリングがあるので、萌には意外にもそれが一番の楽しみになっているようだ。萌はああいう打ち合いはやれんだろうと昔は思っていたのだが、今や萌とLSが打ち合うと道場中が注目するくらい、お互いにビシビシといい蹴りが飛び、受け・打ち・蹴りとコンビネーションよく戦っている。すばらしい。
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■08/03/08(土) □ 耕野裕子「花のお庭」
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明日のひな祭りの支度。壁にオビなどを飾り付ける。うちにはえらい大量の着物その他日本ものがあるのだと驚いた。みんな母さんがくれたものに違いなく、Mと萌はいつもらったかをちゃんと覚えてるのだが、俺はこんなのあったっけと驚くばかりなのです。
萌が今日は「少女マンガ」をバリバリと描いており、イジワル女が登場するそのストーリーがなかなか素晴らしかったので、最近「こち亀」にかかりっきりで全然読んでなかった耕野裕子「花のお庭」を夜読んでやる。優れた少女マンガには強力なカタキ役が必須なわけだが、このマンガに出てくる「大マンガ家」鎧塚女史は強烈で、萌も登場カット1発目から爆笑し、久々にじっとしていられず布団から跳ね起きるほど喜んでいた。
耕野さん(※バンド時代にバンドマンとしての取材を兼ね、アトリエに招待してもらったことがある)は本当にセンスがよいマンガ家である。90 年代以降マンガ家としては寡作であるようだが(育児マンガを出したらしい)、1枚の絵で「こいつはオロカな悪役だよーん」と伝わる情報の質が際立ってよい。楽器の音がいいバンドという感じ。昔買い揃えたコミックスが母さんところのどこかに残っていたら、カナダに運んで萌に読ませてやるのだがなあ。
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■08/03/09(日) □ おひな祭り
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昨夜から楽しみにしてニュースを遮断して見た川崎・ヴェルディの開幕戦が、意外につまらなかった。川崎のJ最強3トップがまるで噛み合ってないので、誰がボールを持っても他のプレイヤーがただ見てるだけという状態が延々と続き、普通の2トップ以下の破壊力になってしまっているのである。憲剛のいいところもまるで出なかった。
ガールズ4名を招き、ついに大着物&ひなパーティを挙行する。みな実に愛らしいが、Mがはやし立て「日本的おしとやかスマイル」なるものをやらせるので、表情がわざとらしくて毎年ちっともいい写真が撮れん(笑)。困ったものである。
2008/02/28
日記「オシム悶々がついに解消」
「春の自転車プレイグラウンド」「猫春らんまん (Youtube)」ほか。
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■08/02/23(土) □ 春の自転車プレイグラウンド
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素晴らしい春の日、今年初めて自転車で萌と出かける。公園に行く前にKT・HN家に寄ると、ちょうど彼らも外に出るところだったので連れ立ってプレイグラウンドへ。俺がオニとなって3人を追いかけまくる。日韓戦で朝まで起きてたし、疲れたなり。
----------------------
1日経ち日韓戦のオンライン評がだいたい出たが、なかなかよかったと評してるのは武藤さん、湯浅さん、後藤さんくらいで、ファンは押しなべてぼろくそに言っている。みなオシムサッカーは消えたと憤っているが、俺が見れなかったオシムの試合は本当にそんなによかったのかな。
エルゲラ氏が比較に挙げているエジプト戦その他のダイジェストを見てみると、まずシーズン中でコンディションのいい大久保がいればそりゃ話は別だわよ。カメルーン戦でも大久保が抜けた後半は退屈だったように、彼はモノが違うのだ。
そして駒野と加地を左右に置けば東アジア杯よりはるかにいいサッカーができるのも当然で、誰が見ても今の内田とは力量が違う(フル代表と U-23 選手のクラスの違いとしか言いようがない)加地をアイデアと技量が発揮できないポジションで使ったことが、勝てなかった大きな要因だろうと思う。内田の攻撃は非凡だが、加地はさらに大きな攻撃ができるわけだし、韓国戦は試合を通して左からはまったく攻めることができなかったのだ。しかし駒野はやはり怪我だったらしいのでこれも仕方がない。次の試合でもまだ右に内田を使うなら、これはもう岡田監督への国民の信頼はガタガタと崩れていくが。10年前にカズよりも城を選んだみたいな決定的なアレを、今回はやらないでよ岡田さんと祈るばかり。
選手のコンディションとコンビネーション練度でエジプト戦の方が当然よかっただろうが、オシム日本だってアジアカップではへろへろサッカーだったわけだし、岡田監督じゃ駄目だと落胆するような戦術的な格差はいくら考えてもあるとは思えない。どちらもアイデアと技術で敵の裏をかきチャンスを作ろうと奮闘する、普通のよいサッカーチームだと思う。
フツーの監督岡田さんはうまい選手を起用し、技術が足りない選手は自然と使われなくなっていく流れがここまでで見える。プレスをかけ2人目3人目で奪い、ドリブルや速い縦のグラウンダーパスにチャレンジし早めに前に運ぼうというという姿勢がよい。俺はうまい選手がハッするプレイをしてかみ合うのを見たいわけで、「オシムサッカー」にも「岡田サッカー」にも本当はことさらの興味はない。たとえば昔縦ポン最悪戦術のペルージャを見ながらも、中田とラパイッチのプレイにとことん興奮できたように、ひいきの日本チームが美しいプレイで持てるものすべてを出し切れるならば満足だ。
ピーク時の中田みたいな真のワールドクラスはおそらくもう、メキシコからアトランタオリンピックまでの年月くらい出てこないだろう。しかし俊輔、大久保、憲剛といった才能はWCイヤーごとに何人かは必ず輩出できるし、それに続く世界と戦う力を持った選手ならばいつだって十分に揃う。WCのベスト3になんてならなくてもいいが、その選手たちのひらめきが解放され、技巧とアイデアを尽くし強い敵と戦うところが楽しめますように。そうでなければ、黄金世代であんなWCをやってしまった俺たち日本サッカーファンは、かわいそうすぎる。
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■08/02/24(日) □ 猫春らんまん
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今日も春爛漫、フロントヤードでティガーと遊ぶ。暖かくなったうえに俺たちに遊んでもらえてティガーがあまりにも幸せなので、俺と萌も幸せな気分になる。ティガーはなぜかハーモニカが大好きなのだと判明した。萌がハーモニカを吹くとえらい興奮し、ついには膝に乗り、さらに萌の吹くハーモニカに顔をこすりつけようとするのであった。かわいー(笑)。
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■08/02/26(火) □ オシム悶々がついに解消
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あまりにもオシムジャパンを惜しむ評ばかりなので、俺が見られなかった試合、見たけど日本のヘボさだけが記憶に残るアジアカップの2試合のダイジェストを探してみた。そんなことをしているうちに昼になってしまい、掃除が終わらん。いかんいかん。
そしてついに俺のサッカーもやもやを解消するどんぴしゃなサッカーサイト、「attacking phase」がサポティスタから見つかった。選手経験と指導者ライセンスを持つ人による非常に長く緻密な論考で、彼はオシムを肯定しつつも『人選の失敗』『「頑張る」とか「走る」ではなく点を取れる選手が必要』『完全固定メンバーによる蓄積疲労』『シュートの消極性(憲剛をオシムが叱責)』『攻撃の組み立てはサイド一辺倒』『フィジカルコーチ不在』(「アジアカップ敗退に関するオシム監督の帰責性は大きい」)と厳しく分析し、東アジア杯についてはこう述べている。
そうなのだよ! 日本に数いる高い技量を持つ選手の力を生かしてくれるから、岡田ジャパンにはより肯定的な気持ちが湧くのだ。下手な選手の頑張りよりうまい選手の頑張りに期待でき、オシムに比べれば頑固さもほどほどであろうし(昔規律違反をしたエメルソンを、勝つために起用した事例もある)、守備組織づくりとコンディショニングは前回実証されている。今回のようなトーナメントで、連れて行った選手にきちんとチャンスを与えるという面も好ましい。八方美人的で飛び抜けたところはないとは言えるが、日本サッカー自体抜けたところはないわけで、高級感はなくとも日本車よろしく高機能高性能なチームを作ればよい。これまで日本は何度もそうして強いチームを作ってきたのだ。
ネットのサッカー世論はいつも「オシム采配にも疑問はある」という程度で、彼のアジアカップ分析ほど徹底した欠陥解析はまったく見たことがなかった。ゆえに「なんで俺には楽しめぬオシムサッカーが熱烈に支持されているのか(愛すべき人なのは疑いないが)」とこの2年間悶々としていたのだが、俺が感じていた不満はすべてここで明晰に文章化されていた。このサイトのおかげでオシム悶々は全終了である。今後も岡田悶々は当然あろうが。ありがとう attacking phase さん。
このサイトがもっと前に見つかっていれば、「おお、あの欠点が解消されたか」と、もっと建設的な気分でオシム代表の進化を楽しんでいられたのだがな。スポーツを考えることは楽しいが、答えはいつも風の中にある。
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■08/02/23(土) □ 春の自転車プレイグラウンド
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素晴らしい春の日、今年初めて自転車で萌と出かける。公園に行く前にKT・HN家に寄ると、ちょうど彼らも外に出るところだったので連れ立ってプレイグラウンドへ。俺がオニとなって3人を追いかけまくる。日韓戦で朝まで起きてたし、疲れたなり。
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1日経ち日韓戦のオンライン評がだいたい出たが、なかなかよかったと評してるのは武藤さん、湯浅さん、後藤さんくらいで、ファンは押しなべてぼろくそに言っている。みなオシムサッカーは消えたと憤っているが、俺が見れなかったオシムの試合は本当にそんなによかったのかな。
エルゲラ氏が比較に挙げているエジプト戦その他のダイジェストを見てみると、まずシーズン中でコンディションのいい大久保がいればそりゃ話は別だわよ。カメルーン戦でも大久保が抜けた後半は退屈だったように、彼はモノが違うのだ。
そして駒野と加地を左右に置けば東アジア杯よりはるかにいいサッカーができるのも当然で、誰が見ても今の内田とは力量が違う(フル代表と U-23 選手のクラスの違いとしか言いようがない)加地をアイデアと技量が発揮できないポジションで使ったことが、勝てなかった大きな要因だろうと思う。内田の攻撃は非凡だが、加地はさらに大きな攻撃ができるわけだし、韓国戦は試合を通して左からはまったく攻めることができなかったのだ。しかし駒野はやはり怪我だったらしいのでこれも仕方がない。次の試合でもまだ右に内田を使うなら、これはもう岡田監督への国民の信頼はガタガタと崩れていくが。10年前にカズよりも城を選んだみたいな決定的なアレを、今回はやらないでよ岡田さんと祈るばかり。
選手のコンディションとコンビネーション練度でエジプト戦の方が当然よかっただろうが、オシム日本だってアジアカップではへろへろサッカーだったわけだし、岡田監督じゃ駄目だと落胆するような戦術的な格差はいくら考えてもあるとは思えない。どちらもアイデアと技術で敵の裏をかきチャンスを作ろうと奮闘する、普通のよいサッカーチームだと思う。
フツーの監督岡田さんはうまい選手を起用し、技術が足りない選手は自然と使われなくなっていく流れがここまでで見える。プレスをかけ2人目3人目で奪い、ドリブルや速い縦のグラウンダーパスにチャレンジし早めに前に運ぼうというという姿勢がよい。俺はうまい選手がハッするプレイをしてかみ合うのを見たいわけで、「オシムサッカー」にも「岡田サッカー」にも本当はことさらの興味はない。たとえば昔縦ポン最悪戦術のペルージャを見ながらも、中田とラパイッチのプレイにとことん興奮できたように、ひいきの日本チームが美しいプレイで持てるものすべてを出し切れるならば満足だ。
ピーク時の中田みたいな真のワールドクラスはおそらくもう、メキシコからアトランタオリンピックまでの年月くらい出てこないだろう。しかし俊輔、大久保、憲剛といった才能はWCイヤーごとに何人かは必ず輩出できるし、それに続く世界と戦う力を持った選手ならばいつだって十分に揃う。WCのベスト3になんてならなくてもいいが、その選手たちのひらめきが解放され、技巧とアイデアを尽くし強い敵と戦うところが楽しめますように。そうでなければ、黄金世代であんなWCをやってしまった俺たち日本サッカーファンは、かわいそうすぎる。
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■08/02/24(日) □ 猫春らんまん
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今日も春爛漫、フロントヤードでティガーと遊ぶ。暖かくなったうえに俺たちに遊んでもらえてティガーがあまりにも幸せなので、俺と萌も幸せな気分になる。ティガーはなぜかハーモニカが大好きなのだと判明した。萌がハーモニカを吹くとえらい興奮し、ついには膝に乗り、さらに萌の吹くハーモニカに顔をこすりつけようとするのであった。かわいー(笑)。
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■08/02/26(火) □ オシム悶々がついに解消
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あまりにもオシムジャパンを惜しむ評ばかりなので、俺が見られなかった試合、見たけど日本のヘボさだけが記憶に残るアジアカップの2試合のダイジェストを探してみた。そんなことをしているうちに昼になってしまい、掃除が終わらん。いかんいかん。
そしてついに俺のサッカーもやもやを解消するどんぴしゃなサッカーサイト、「attacking phase」がサポティスタから見つかった。選手経験と指導者ライセンスを持つ人による非常に長く緻密な論考で、彼はオシムを肯定しつつも『人選の失敗』『「頑張る」とか「走る」ではなく点を取れる選手が必要』『完全固定メンバーによる蓄積疲労』『シュートの消極性(憲剛をオシムが叱責)』『攻撃の組み立てはサイド一辺倒』『フィジカルコーチ不在』(「アジアカップ敗退に関するオシム監督の帰責性は大きい」)と厳しく分析し、東アジア杯についてはこう述べている。
いまにして思えば、オシム氏がやっていたことは「日本サッカーの日本化」という建前の「日本サッカーのオシム化」であったわけだが、昨年アジアカップの時に痛感したように、日本が保有する「人財」とオシム氏が標榜するスタイルが食い違っているという重大な問題を抱えていた。すなわち、「オシム化」というスタイル実現のために、高い技量を持つ選手の代わりに千葉系の選手を多用するなど、チームとしての限界値を自ら下げてしまっていた。それが、アジアカップ4位敗退の決定的素因の1つとなったわけである。一方、岡田氏になってからの試合を見るに、監督が標榜するスタイルと日本の「人財」との相性は相対的に良いように思える。おそらくは岡田氏も、我々が感じているような違和感を覚えていたのではないか。(岡田JAPANを個のディティールから斬ってみよう)
そうなのだよ! 日本に数いる高い技量を持つ選手の力を生かしてくれるから、岡田ジャパンにはより肯定的な気持ちが湧くのだ。下手な選手の頑張りよりうまい選手の頑張りに期待でき、オシムに比べれば頑固さもほどほどであろうし(昔規律違反をしたエメルソンを、勝つために起用した事例もある)、守備組織づくりとコンディショニングは前回実証されている。今回のようなトーナメントで、連れて行った選手にきちんとチャンスを与えるという面も好ましい。八方美人的で飛び抜けたところはないとは言えるが、日本サッカー自体抜けたところはないわけで、高級感はなくとも日本車よろしく高機能高性能なチームを作ればよい。これまで日本は何度もそうして強いチームを作ってきたのだ。
ネットのサッカー世論はいつも「オシム采配にも疑問はある」という程度で、彼のアジアカップ分析ほど徹底した欠陥解析はまったく見たことがなかった。ゆえに「なんで俺には楽しめぬオシムサッカーが熱烈に支持されているのか(愛すべき人なのは疑いないが)」とこの2年間悶々としていたのだが、俺が感じていた不満はすべてここで明晰に文章化されていた。このサイトのおかげでオシム悶々は全終了である。今後も岡田悶々は当然あろうが。ありがとう attacking phase さん。
このサイトがもっと前に見つかっていれば、「おお、あの欠点が解消されたか」と、もっと建設的な気分でオシム代表の進化を楽しんでいられたのだがな。スポーツを考えることは楽しいが、答えはいつも風の中にある。
2008/02/23
日記「東アジア杯日韓戦@P2P」
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■08/02/21(木) □「Youtube ってほんといいよね」
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録画しておいたセルティック・バルサ戦を見る。中村は相変わらずのプレイスタイルで、労働者たちが刈ったボールをもらってからが仕事なのに、あまりにもプレイが遅くてもらうことができない。味方労働者たちがボールを奪いどーっと上がっていっても、1人ゆるーと上がっていくのが目立つ。労働者たちが魂のクロス&ヘッドで2ゴールまで取って見せたのだが、どっちのシーンも王様ナカムラは後方で見てるだけであった。これは怪我の影響だろうか、いくらなんでもあれだけダッシュしないのは。
2―2で攻められっぱなしという状況でエトーがロナウジーニョに替わり入る。バルセロナはすごい面子だなあと改めて思う。ロナウジーニョは今期ずいぶん批判されているが、このゲームではすごく走ってプレイに絡みまくりチャンスを生んでいた。ただキックの精度が昔ほどじゃない気がする。彼はおそらく早熟型で、ピークが過ぎたんだろうな。中田のように。しかしマジックは出なくてもあれだけ走ってゲームを作れば文句はなく、味方選手たちに賞賛のハグを受けていた。中村だって長距離全力疾走は無理でも、味方がボールを奪うのを予測して率先して走れば、もう少しはボールに触れるはずである。彼自身の工夫も足りないと思う。最後に試合を決めたのはメッシであった。
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バルセロナは当然強く、魂のスコッチ労働者たちもすばらしかったが、しかしその後 Youtube で見た日本代表・中国戦ダイジェストのほうが俺には面白かった。蹴られまくって悲惨なのは無論論外だが(これが初めてじゃないのに防止策を講じず、やられてから怒る日本協会が無能だと思う)それは別にして、日本はいい選手が育っていると思う。田代がいればもう巻の不器用さにへこたれないで済むし、大物感は足りないが山瀬のシュートの鋭さはただごとではない(彼がいると私の愛する本山が代表に復帰する目はないかも)。鈴木も当てのないミドルはやめようとミラン戦を経て刺激を受けたのか、最前線まで走りきってボールを受けたりして代表のMFらしくなってきた。そして憲剛のパスを完封できるチームはアジアではないのではないか。俊輔のファンタジーはもう、スコットランドの皆さんに独占していただいてかまわないと思うのである。
日本は、アジアカップ時に勝てなかった韓国に勝つだろうか。実力は拮抗しているわけで勝ち負けは運も絡むが、こうしてJで育ったいい選手が力をしっかり発揮できるチームを岡田監督は連れてきているのだ。きっと中国のサッカー人が悔しがるようないい試合になるだろう。この試合は見たいなあという気持ちが久々に湧きあがる。
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ニコニコ動画というところに「こち亀」アニメが大量にあるのを見つけ、また萌と見る。原作のある種の抑制がなくずいぶん違うなと思うが、やっぱり本田くんの2変化などは音がつくと楽しい。夜歯を磨きながら萌は、「Youtube(コンピュータで絵が出るもの全般)ってほんといいよね」という。まったくだね。俺たちは実にたくさんのものを楽しませてもらっている。ありがたい時代だ。「―――でもどうして絵が出るの?」。もっともな疑問だ。
「えーと、TVとか Youtube というのはつまりだね、あれだよ、シグナルをアンテナやワイヤでゲットするわけ。シグナルってのはひらがなと漢字みたいなものでさ、ひらがなが音で、漢字が絵になるようにTVやコンピュータは作られてるのよ」「ふーん」。これで納得できたのかどうか、科学の心は育っている。
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■08/02/22(金) □ 東アジア杯日韓戦@P2P
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なんと夜中2時から日韓戦が Sopcast というサッカー P2P で見れることが判明。テスト―――見れるー! 中国スポーツチャンネルらしい。どうしよう。見たら明日はグダグダだと思うが。どうしよう。―――げげ、録画もできる! なんつーすばらしいことになってるのだインターネット映像世界。あと1時間、これはとにかく眠さに負けるまで見るべし。
02:15 は、始まった。コーフンする。画質も Youtube と同等以上、しかもまったく途切れない。文句ないではないか。
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初先発の橋本が左前MFで前に走っている。日本は序盤短く強いパスがよくつながっている。韓国はやはり内田のサイドを突いてフィジカルで崩そうという意図が見える。コリア U-23 という感じでさほどの迫力はない。
パスはつながるしプレスは効いてるし、日本はいいデキ。しかし左に入った加地が何度もナイスな駆け上がり見せているが、最後は切り返して中に持ち込むのでフィニッシュにつなげられない。やはり加地を左で使うメリットは何も感じない。攻撃的なポジションに入った橋本はさらに問題で、前で受けてもボールをスクリーンして守りやがて戻すことしかできず、「いかん、せっかく出場機会をもらったのに」という顔で困っている。これは守備の選手を前で使うのが酷なのであって、安田の代わりは他にいないのかな。羽生/山岸か。ここで怪我人が響いてくる。
と思っていると、跳ね返したショットのこぼれ球を簡単に左に通され、クロスを見事な反転キックで叩き込まれる。韓国先制。うーん。あの左ウィングを放してフリーにしたのはやはり内田だろうか(あとでよく見たら橋本のポジショニングが拙かった)。まあ仕方がない。
17 分、田代の突破から守備ブロックを崩し憲剛のミドル! 枠! 惜しい。今のは崩しもフィニッシュも非常によかった。鹿島でいい仕事をしているように、田代は代表でも効いている。強さとひらめきと技術がある。
日本がボールを回して隙を探り、韓国がカウンターを狙う展開が続く。中澤はやっぱりすごいなというタックルでしのぐシーンが多々あり、やわなDFでは浮き球に絡んで仕事をする韓国FWは防ぎきれないだろう。しかし中国TVは選手名をぜんぜん言ってくれないのが困る。遠めのカメラでは山瀬あたりがボールに触っているのかどうかがよくわからない。コリア放送なら選手名を言ってくれるのだが。
30分を回り、韓国がおちついて後ろで回すようになってきてしまった。FKのこぼれ球を憲剛がまたも強シュート、GKが超ファインセーブ。ここらで追いついておきたい。
内田が1・2で突破しシュート、DFにブロックされる。さすがは韓国代表で、あの程度では最後に足が出てくる。しかしあれくらいの攻撃が加地にできないわけがないし、なぜに勝つための試合で内田を引っ張るのかわからないというところで前半は終了。ふー。やはり韓国に勝つのは、いつの時代も容易ではない。(選手名を言ってくれないのでよくわからないのだが)山瀬が攻撃で目立っていないし、橋本は困っているしで、1トップなのだからあの2枚が決定的なことをしてくれないと勝負にならない。左に駒野、右に加地、前に羽生にすればいいではないか。奇をてらわず普通に選手の力を発揮させることこそ日本人岡田監督のよさだと、ここまで Youtube 映像を見て俺は信じたのに。
ハーフタイムはプレミアのニュースをやっている。するとこれは香港放送なのかな。CMもえらい物欲刺激しまくっているし。しかしサッカー放送で一切選手名を言わないというのは変なので―――英語だってナカミューラとか言うし―――、もしかすると日韓選手の名前を漢音読みしてるのかもしれない。
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2nd:あー、加地が左のままだ。橋本は...? あー、替わってない。うーん。ハーフでの修正が岡田監督の強みだと言われているが、後半は浮き球が増え双方ボールがつなげない時間が続く。むしろ韓国のプレス圧力の方が上がっているのだ。つなげなくなってきた。こういう展開だとアクシデントを押し込むのが得意な韓国のほうが有利だ。少しボールを落ち着かせてくれ。
憲剛が飛び出すも内田のロングフィードがつながらず。しかし今のメンバーでは憲剛か山瀬が前に飛び出してくれないと点は取れないのだ。そうやって頑張ってくれ憲剛。―――げげ! 安田が! 退院してたのか。えっ、【替わるのは憲剛!】 絶句。
その安田が右からいきなり突破。これで日本が全体に上がり攻撃が始まる。押し返す韓国もさすがである。そしてショートコーナーからつなぎ山瀬がミドルを決める。ナイス。
安田はロビングで敵を抜くなど大物ぶりを見せている。投入の効果は高い。内田がいいところでFKを得るなど日本の時間が続く。やっぱうまい選手が入ると違うな。チーム全体に行く気が満ちる。上がっていく安田に厳しくマークをつけねばならんので他の選手にスペースができるし。.....しかしそのスペースを使える憲剛がもうピッチにはいない。ショックである。最も替えてほしくない選手なのだ。遠藤は暑くなければよく走り守備も強くいい選手だなと改めて思うが、試合を決めるキラーパスは憲剛から出てくるしかありえないではないか。
橋本が下がって矢野、2トップか。それもよし。田代は相当に疲れているだろうし。残り15分。日本は勝負をかけているし、そうすべきだ。勢いはこちらにある。
あ、播戸。山瀬に替えて? ということは3トップ? しかし憲剛と山瀬が抜けては攻撃が作れるはずがないではないか。延長はあるんだろうか。このままPKではつまらん。もう4時なんですが、延長で決着を見たい。
あー、タイムアップ。あ、引き分けで得失点差で韓国の優勝だ。あー。韓国に2連敗とは(2ドローだが勝ちは韓国)。あてどもなくショートロブを放り込み続けたグダグダのアジアカップ時よりは可能性を感じ、どちらかといえば日本優勢だったと俺は思うが、勝ちきるだけの力は今回もまだなかったという結果であった。
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加地、橋本、憲剛の使われ方には大きな悔しさが残る(後から考えると、駒野に怪我があり左・加地と右・内田しか選択肢がなかったのかもしれない)。しかし今の日本には、フツーの日本人優秀監督岡田さんでよいのだという気持ちに変わりはないな。韓国のボールへの執着と体の強さでいつものように僅差に持ってこられたが、プレスのかけ方や短く強いパスでの組み立て、そして選手個々のクレバーさと技術という日本のより所では、こちらが確実にまさっていることが感じられる。オシム時代よりも個人の力量、ドリブルやミドルでの勝負からチャンスを生もうというチームになっている。強ければ監督のマジックといわれ、弱いと日本はまだまだと言われる馬鹿ばかしさを俺たちは味わってきたのだ。日本にはたくさんのいい選手がおり、彼らがいいサッカーをやれるのだということを、あれから10年を経て岡田監督は証明できると思う。
■08/02/21(木) □「Youtube ってほんといいよね」
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録画しておいたセルティック・バルサ戦を見る。中村は相変わらずのプレイスタイルで、労働者たちが刈ったボールをもらってからが仕事なのに、あまりにもプレイが遅くてもらうことができない。味方労働者たちがボールを奪いどーっと上がっていっても、1人ゆるーと上がっていくのが目立つ。労働者たちが魂のクロス&ヘッドで2ゴールまで取って見せたのだが、どっちのシーンも王様ナカムラは後方で見てるだけであった。これは怪我の影響だろうか、いくらなんでもあれだけダッシュしないのは。
2―2で攻められっぱなしという状況でエトーがロナウジーニョに替わり入る。バルセロナはすごい面子だなあと改めて思う。ロナウジーニョは今期ずいぶん批判されているが、このゲームではすごく走ってプレイに絡みまくりチャンスを生んでいた。ただキックの精度が昔ほどじゃない気がする。彼はおそらく早熟型で、ピークが過ぎたんだろうな。中田のように。しかしマジックは出なくてもあれだけ走ってゲームを作れば文句はなく、味方選手たちに賞賛のハグを受けていた。中村だって長距離全力疾走は無理でも、味方がボールを奪うのを予測して率先して走れば、もう少しはボールに触れるはずである。彼自身の工夫も足りないと思う。最後に試合を決めたのはメッシであった。
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バルセロナは当然強く、魂のスコッチ労働者たちもすばらしかったが、しかしその後 Youtube で見た日本代表・中国戦ダイジェストのほうが俺には面白かった。蹴られまくって悲惨なのは無論論外だが(これが初めてじゃないのに防止策を講じず、やられてから怒る日本協会が無能だと思う)それは別にして、日本はいい選手が育っていると思う。田代がいればもう巻の不器用さにへこたれないで済むし、大物感は足りないが山瀬のシュートの鋭さはただごとではない(彼がいると私の愛する本山が代表に復帰する目はないかも)。鈴木も当てのないミドルはやめようとミラン戦を経て刺激を受けたのか、最前線まで走りきってボールを受けたりして代表のMFらしくなってきた。そして憲剛のパスを完封できるチームはアジアではないのではないか。俊輔のファンタジーはもう、スコットランドの皆さんに独占していただいてかまわないと思うのである。
日本は、アジアカップ時に勝てなかった韓国に勝つだろうか。実力は拮抗しているわけで勝ち負けは運も絡むが、こうしてJで育ったいい選手が力をしっかり発揮できるチームを岡田監督は連れてきているのだ。きっと中国のサッカー人が悔しがるようないい試合になるだろう。この試合は見たいなあという気持ちが久々に湧きあがる。
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ニコニコ動画というところに「こち亀」アニメが大量にあるのを見つけ、また萌と見る。原作のある種の抑制がなくずいぶん違うなと思うが、やっぱり本田くんの2変化などは音がつくと楽しい。夜歯を磨きながら萌は、「Youtube(コンピュータで絵が出るもの全般)ってほんといいよね」という。まったくだね。俺たちは実にたくさんのものを楽しませてもらっている。ありがたい時代だ。「―――でもどうして絵が出るの?」。もっともな疑問だ。
「えーと、TVとか Youtube というのはつまりだね、あれだよ、シグナルをアンテナやワイヤでゲットするわけ。シグナルってのはひらがなと漢字みたいなものでさ、ひらがなが音で、漢字が絵になるようにTVやコンピュータは作られてるのよ」「ふーん」。これで納得できたのかどうか、科学の心は育っている。
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■08/02/22(金) □ 東アジア杯日韓戦@P2P
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なんと夜中2時から日韓戦が Sopcast というサッカー P2P で見れることが判明。テスト―――見れるー! 中国スポーツチャンネルらしい。どうしよう。見たら明日はグダグダだと思うが。どうしよう。―――げげ、録画もできる! なんつーすばらしいことになってるのだインターネット映像世界。あと1時間、これはとにかく眠さに負けるまで見るべし。
02:15 は、始まった。コーフンする。画質も Youtube と同等以上、しかもまったく途切れない。文句ないではないか。
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初先発の橋本が左前MFで前に走っている。日本は序盤短く強いパスがよくつながっている。韓国はやはり内田のサイドを突いてフィジカルで崩そうという意図が見える。コリア U-23 という感じでさほどの迫力はない。
パスはつながるしプレスは効いてるし、日本はいいデキ。しかし左に入った加地が何度もナイスな駆け上がり見せているが、最後は切り返して中に持ち込むのでフィニッシュにつなげられない。やはり加地を左で使うメリットは何も感じない。攻撃的なポジションに入った橋本はさらに問題で、前で受けてもボールをスクリーンして守りやがて戻すことしかできず、「いかん、せっかく出場機会をもらったのに」という顔で困っている。これは守備の選手を前で使うのが酷なのであって、安田の代わりは他にいないのかな。羽生/山岸か。ここで怪我人が響いてくる。
と思っていると、跳ね返したショットのこぼれ球を簡単に左に通され、クロスを見事な反転キックで叩き込まれる。韓国先制。うーん。あの左ウィングを放してフリーにしたのはやはり内田だろうか(あとでよく見たら橋本のポジショニングが拙かった)。まあ仕方がない。
17 分、田代の突破から守備ブロックを崩し憲剛のミドル! 枠! 惜しい。今のは崩しもフィニッシュも非常によかった。鹿島でいい仕事をしているように、田代は代表でも効いている。強さとひらめきと技術がある。
日本がボールを回して隙を探り、韓国がカウンターを狙う展開が続く。中澤はやっぱりすごいなというタックルでしのぐシーンが多々あり、やわなDFでは浮き球に絡んで仕事をする韓国FWは防ぎきれないだろう。しかし中国TVは選手名をぜんぜん言ってくれないのが困る。遠めのカメラでは山瀬あたりがボールに触っているのかどうかがよくわからない。コリア放送なら選手名を言ってくれるのだが。
30分を回り、韓国がおちついて後ろで回すようになってきてしまった。FKのこぼれ球を憲剛がまたも強シュート、GKが超ファインセーブ。ここらで追いついておきたい。
内田が1・2で突破しシュート、DFにブロックされる。さすがは韓国代表で、あの程度では最後に足が出てくる。しかしあれくらいの攻撃が加地にできないわけがないし、なぜに勝つための試合で内田を引っ張るのかわからないというところで前半は終了。ふー。やはり韓国に勝つのは、いつの時代も容易ではない。(選手名を言ってくれないのでよくわからないのだが)山瀬が攻撃で目立っていないし、橋本は困っているしで、1トップなのだからあの2枚が決定的なことをしてくれないと勝負にならない。左に駒野、右に加地、前に羽生にすればいいではないか。奇をてらわず普通に選手の力を発揮させることこそ日本人岡田監督のよさだと、ここまで Youtube 映像を見て俺は信じたのに。
ハーフタイムはプレミアのニュースをやっている。するとこれは香港放送なのかな。CMもえらい物欲刺激しまくっているし。しかしサッカー放送で一切選手名を言わないというのは変なので―――英語だってナカミューラとか言うし―――、もしかすると日韓選手の名前を漢音読みしてるのかもしれない。
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2nd:あー、加地が左のままだ。橋本は...? あー、替わってない。うーん。ハーフでの修正が岡田監督の強みだと言われているが、後半は浮き球が増え双方ボールがつなげない時間が続く。むしろ韓国のプレス圧力の方が上がっているのだ。つなげなくなってきた。こういう展開だとアクシデントを押し込むのが得意な韓国のほうが有利だ。少しボールを落ち着かせてくれ。
憲剛が飛び出すも内田のロングフィードがつながらず。しかし今のメンバーでは憲剛か山瀬が前に飛び出してくれないと点は取れないのだ。そうやって頑張ってくれ憲剛。―――げげ! 安田が! 退院してたのか。えっ、【替わるのは憲剛!】 絶句。
その安田が右からいきなり突破。これで日本が全体に上がり攻撃が始まる。押し返す韓国もさすがである。そしてショートコーナーからつなぎ山瀬がミドルを決める。ナイス。
安田はロビングで敵を抜くなど大物ぶりを見せている。投入の効果は高い。内田がいいところでFKを得るなど日本の時間が続く。やっぱうまい選手が入ると違うな。チーム全体に行く気が満ちる。上がっていく安田に厳しくマークをつけねばならんので他の選手にスペースができるし。.....しかしそのスペースを使える憲剛がもうピッチにはいない。ショックである。最も替えてほしくない選手なのだ。遠藤は暑くなければよく走り守備も強くいい選手だなと改めて思うが、試合を決めるキラーパスは憲剛から出てくるしかありえないではないか。
橋本が下がって矢野、2トップか。それもよし。田代は相当に疲れているだろうし。残り15分。日本は勝負をかけているし、そうすべきだ。勢いはこちらにある。
あ、播戸。山瀬に替えて? ということは3トップ? しかし憲剛と山瀬が抜けては攻撃が作れるはずがないではないか。延長はあるんだろうか。このままPKではつまらん。もう4時なんですが、延長で決着を見たい。
あー、タイムアップ。あ、引き分けで得失点差で韓国の優勝だ。あー。韓国に2連敗とは(2ドローだが勝ちは韓国)。あてどもなくショートロブを放り込み続けたグダグダのアジアカップ時よりは可能性を感じ、どちらかといえば日本優勢だったと俺は思うが、勝ちきるだけの力は今回もまだなかったという結果であった。
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加地、橋本、憲剛の使われ方には大きな悔しさが残る(後から考えると、駒野に怪我があり左・加地と右・内田しか選択肢がなかったのかもしれない)。しかし今の日本には、フツーの日本人優秀監督岡田さんでよいのだという気持ちに変わりはないな。韓国のボールへの執着と体の強さでいつものように僅差に持ってこられたが、プレスのかけ方や短く強いパスでの組み立て、そして選手個々のクレバーさと技術という日本のより所では、こちらが確実にまさっていることが感じられる。オシム時代よりも個人の力量、ドリブルやミドルでの勝負からチャンスを生もうというチームになっている。強ければ監督のマジックといわれ、弱いと日本はまだまだと言われる馬鹿ばかしさを俺たちは味わってきたのだ。日本にはたくさんのいい選手がおり、彼らがいいサッカーをやれるのだということを、あれから10年を経て岡田監督は証明できると思う。
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